東方黒雲録〜Traveling Black Monster〜 作:文才の無い本の虫
トウマ「・・・・・雑だな」
作者「序に『梅』をぱわーあっぷ!」
エディ「ねぇ、何私の恋敵を増やしてるの?処すよ?」
作者「・・・・・『梅』ってエディと黒の子供とも考えられると思うんだ」
エディ「・・・・・はっ!今すぐ結婚式の準備しなきゃ!うーん、私の子供ならぎりぎりセーフかな?」
作者「(黒、『梅』強く生きろ・・・・・)」(元凶)
荒野を抜け、森を抜け、草原を歩く。
諏訪子と別れてから数年が経った。
最近は妖怪や人間を見かけない。
探知魔法で探したところ、遠くの方に大きな国みたいなのがあるのがわかった。
多分この国に人が集中しているから人に会わないのだろう。
妖怪が居ない理由はわからないが。
そうして今僕と『梅』は冷たい風が吹く草原を歩いていた。
「ねぇ、『梅』」
「主様、お呼びですか?」
「・・・・・何で服装が変わってるの?」
今、『梅』は僕の道士服と形が似た梅を基調とした道士服を着ている。
エディに頼んだときは『梅』に着物を着せた筈なんだが。
「エディ様が言っていた『いめちぇん』と言うやつです。・・・・・お気に召さなかったですか?」
彼女は無表情でこてんと首を傾げて僕を見る。
何処で上目遣いなんて覚えたんだろう?
っていうかエディ、君が原因か・・・・・。
まぁ、道士服は似合ってるし可愛いからいいんだけどさ。
「いや、似合ってるよ」
「恐悦至極です」
ほぼ無表情で彼女はそう言う。
ここ数年で『梅』は機械的では無くなった。
諏訪子との関わりや時間によるものだと思う。
今もよく見れば口角がほんの少しだけ上がってるし、褒められて嬉しそうな雰囲気を出している。
・・・・・撫でて上げよう。
少し『梅』のサラサラとした頭を撫でて、手を離す。
すると服の袖を引っ張られた。
「主様・・・・・」
「どうした?」
「・・・・・もっと撫でて欲しい、です」
・・・・・天使ですか?
僕は近くに椅子を作って座り、『梅』を膝の上に載せた。
「よし、少し休憩にしようか」
僕は膝の上に載せた『梅』の頭を優しく撫でる。
彼女は偶にこうやって自身の要望を言うようになった。
・・・・・専ら「もっと撫でて欲しい、です」っていう天使みたいなことしか言わないが。
もっと撫でて上げるとも。
そうして『梅』を撫でること数十分、そろそろ歩こうかと椅子を消し、『梅』を膝の上から降ろして立ち上がる。
「さて、行こうか『梅』」
「はい、主様」
『梅』は僕の斜め後ろに立つ。
・・・・・別に後ろに立たなくていいのに。
因みにこのことに関して『梅』に言ったところ「此処は
そんなに其処が気に入っているのだろうか?
まぁ『梅』の好きにするといいさ。
僕は探知魔法で大雑把な国の方向を把握し、僕と『梅』は人の国に向けて歩き出した。
◇◇◇◇
そうして歩くこと数日。
あと数時間程でこの森を抜け、国が見えてくるといったところだ。
何となくこの森に懐かしさを感じる。
・・・・・気になるから能力を使うか。
僕は【識っている程度の能力】で自身の記録を引っ張り出す。
出て来たのは僕がエディと会う前に出会った白っぽい銀色の髪の少女との記憶。
―――『それだったら今度会ったら貴方の話を聞いてみたいわ』
―――『いいとも。その時は君の研究とかを見せてもらいたいな』
―――『そうね、愚痴を聞いてくれたお礼に不老不死の薬ができたら貴方にあげるわ』
懐かしいな。
あれからどれぐらいが経ったのだろう?
・・・・・約束、果たせそうに無いなぁ。
あの少女は幸せに生きれたのかな?
僕のあげた短刀が役に立ってたらいいな。
「そうだ!」
「主様、どうしたのですか?」
「いや、少し思いついたことがあってね」
「思いついたこと?」
「うん。昔に僕が作った物の気配を辿れば古い知り合いの子孫に会えるかなって」
僕は昔に少女に護身用と言ってあげた短刀の気配を探す。
記録によるとあの短刀は僕の【虚と実を操る程度の能力】で「この娘を守ってくれるように」っていう『
要するに凄く強い短刀が「守る」っていう概念を内包した『概念武装』ってことだ。
何かを守るという発動条件を満たせば僕の本気の拳も防ぎ切れると思う。
・・・・・記録が正しいならヤバイもんあげちゃったなあ。
それが原因で何かに巻き込まれてないといいけど。
そんなことを考えながら魔法等も使い、短刀を探す。
ふむ、森の中のここと国の中間地点に有るみたい。
・・・・・ん?
これ起動してないか?
・・・・・呼ばれている気がする。
魔法によれば持ち主は人間で相手は妖怪か。
死なれたら困る。
急ごう。
「『梅』!この先で僕の短刀を持った誰かが襲われてる!助けに行こう!」
「はい!」
僕と『梅』は木々の間を縫って森の中を駆ける。
魔法や霊術なしでも知覚できる範囲に妖怪と人間が入る。
どうやら僕の短刀は人間をちゃんと守っている様だ。
「『梅』、周囲の警戒とフォロー頼んだ!」
「御意!」
「――
僕は『梅』に指示を出し、見えてきた
妖怪に襲われてる彼女はすぐに見えてきた。
あの少女と同じ白っぽい銀色の髪に黒い瞳。
きっと彼女は少女の血縁か何かなのだろう。
手には僕の短刀を持っており、その短刀が青白い球体状の結界の様なもので彼女を守っている。
その結界に攻撃している鬼?の妖怪の方は知性こそ無さそうなものの結構な力を持っている様だ。
僕はその妖怪目掛けて加速した勢いを乗せた飛び蹴りをかます。
「主様?!」
何か『梅』の心配そうな声が聞こえたが済まんが僕は
魔法や霊術よりコレのほうが性に合ってるし早い。
蹴りを腹に食らった鬼の妖怪は衝撃で横に吹っ飛んで行く。
「Ga?!」
「追加でかっ飛べ」
僕は横に吹っ飛んでいる鬼の妖怪に追い付き、相手
すると衝撃と霊力に耐えかねたのか鬼の妖怪は爆散し、穢れになって消えて行った。
・・・・・霊力を纏わせて蹴ると妖怪って爆散するんだ。
まぁ、少しオーバーキルな気がするけど倒せたからいいか。
魔法で鬼の妖怪の死を確認した僕は襲われていた銀髪の女性に近づいて言う。
「大丈夫?」
すると銀髪の女性はこちらを向く。
その顔はあの少女が成長した様な顔だった。
そして彼女は戸惑う様に言った。
「・・・・・貴方、あの時の旅人?」
「え?・・・・・もしかしてあの時の少女?!」
「ええ、そうよ。久し振り、と言ったらいいのかしらね。・・・・・見た目が変わっていない貴方は一体何者?」
「そういえば自己紹介はまだだったね。僕の名前は八雲 黒。しがない旅の道士だよ。君の名前は?」
「私は八意 ××。発音出来ないと思うから永琳で良いわ。・・・・・まさか貴方が道士だったとはね。それなら納得だわ」
そうして僕は思わぬ再会を果たした。
話を聞くとここら一帯は大きな国、永琳曰く『都』が掃除した結果妖怪が居ないし近寄らないらしい。
先程の鬼の妖怪はハグレだったらしい。
「そういえばお礼を言ってなかったわね。黒、助けてくれてありがとう」
「どういたしまして」
「お礼をしたいから『都』に来ないかしら?約束通り貴方の話を聞いてみたいわ」
約束、覚えてくれたんだ。
じゃあ、僕も言わなきゃね?
僕はあの時を思い出しながら言う。
「うん。お邪魔するよ。研究、見せてくれるんでしょ?」
「ええ、もちろんよ」
「ここらへんは妖怪が出ないらしいけど、『都』まで案内してもらっても?」
「「・・・・・ふふっ」」
僕と永琳は何となく笑い合った。
そうして僕は永琳の案内で『都』に招かれることになった。
・・・・・因みに置いて行かれたことが原因で少し不機嫌だった『梅』の機嫌を直すのに十分ほど頭を撫でることになった。
永琳に式神だと紹介したら「自我を持つ式神とか・・・・・貴方、なんてもの創ったのよ・・・・・」と呆れられた。
解せぬ。
◇◇◇◇
「くふっ・・・・・黒、格好良いなあ。ゾクゾクしちゃう♡・・・・・黒、そろそろ会いに行くから待っててね?」
『八雲 黒』
:黒髪、水色の瞳をした道士服の青年。旅の化物。外では旅の道士として振る舞う。思わぬ再会にとても吃驚した。背筋に悪寒が迸るッ!実は『梅』の前で喧嘩殺法使うのはこれが初めて。(エディは魔法、霊術等が中心の修行だったため)
『梅』
:白髪、赤色の瞳をした道士服の少女。黒の式神。外では黒の従者として振る舞う。黒のナデナデがお気に入り。黒がいきなり飛び蹴りをしてとて心配した。黒に撫でられて機嫌を直した。
『八意 永琳』
:白っぽい銀髪、黒色の瞳をした赤青の服の女性。黒が生きていたことと、衝撃的(物理)な登場姿(ライダーキック)に吃驚。天才故に『梅』のヤバさに気付いた。
『エディ・オスマンサス』
:黒が一段落ついたら会いに(襲いに)行く予定。永琳が恋敵にならないことを識っているため永琳に会っても友好的。でも会ったら永琳の胃は死ぬ。
バッドエンド見たいですか?
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見たい!!(旧作の様にEX√として書く)
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見たくない!!(旧作に載せるかも?)
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メリーバッドエンド!!(諏訪子ルート)
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ラブラブ天驚拳!!(超ハッピーエンド)
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個別!!(コメント下さい。書きます)