それに尽き申す。
あ~~~~~~~………もう…………。
「どーでもいぃぃ……マジダルいぃぃ……」
学校……行きたくない。
外……遊びたくない。
彼ぴっぴ……ベタつかなくてもいい。
何かもう全てに興味が持てない。
執着心ってゆー奴が抜けてるっつーか。
「コレ別にやる必要なくね?」って思っちゃう。
何でもチーズ蒸しパンに見えるくらいにはダルい。
んでそのヤバイだる味のせいで、学校もブッちしちゃってんのがマジウケる。
「ウケね~……でも行きたくねーんだよなー」
これで一週間だっけ……? ひと月だっけ……?
家にいると怒られるから昼間っからぶーらぶら。
だけど鞄は持ってきてないし。
なんならスマホも家におきっぱ。
「はぁ……何にもしてないのにだるいってシャバくね?」
ガスを巻き散らかす車を眺めて愚痴る。
ここは駅近アーケード街。
電気屋すぐ近くのガードレールは最近のあたしの定位置。
静かすぎず騒がしすぎないこの場所が、自分でも分からないけど気に入っているんだよね。
……ま、やることも特にないんだけどね。
唯一してると言えば、忙しそうに行き来してる
「いや……コレ鬱っしょ。マジもんの」
万念ギックリのうちのジジイだってもうちょっと動くぞ。
コレじゃいけないと頬を叩く。
折角学校サボってんなら何かしないと!
「つってもお金あんまないし、スマホ置いてきちゃったしなぁ……」
本屋で立ち読み? 別にいいかな。
ゲーセン? 100円無駄にするだけだしパス。
ってかあんま目立つとこいると補導されそうだし、そんな場所行けねー……ん?
「何あれ、ウケる」
死んだ魚の目をして歩いていると、見つけてしまう。
サムライコスの痛い奴。しかも落ち武者。
顔にめっさ血糊つけてる
律儀に背中とか頭に矢がぶっ刺さってる。
そんなコスプレおっさんが通りに突っ立ってんだよ。
しかも誰も見向きもしないのマジシュール過ぎない?
折角気合入れてんのに可哀想すぎるでしょ……。
誰かインスタとかで呟いてバズらせてあげたら?
あたしだけそのサムライ野郎に注目してたらさ。
辺りを見回した後、路地裏に入っていったんだよ。
んで何気なく追ってったらさ……似たようなコスプレ集団がそこに居るわけ。
戦時中の兵隊さんっぽい奴とか。
見るからに顔色悪い着物の女性やら。
顔を真っ青にした不気味な子供とか。
仕事に疲れきったサラリーマンとか。
もう全員が幽霊っぽいコスなのよ。
しかも遠目で見ても結構気合入ってるのが分かる。
っつか若干グロい。
「……レイヤーの集いか何かかな?」
枯れたあたしの心に、久しくワクワクが生まれる。
ホラー映画とか怖いの大好きだし。
こんなリアルなコスプレ集会、見なきゃ損でしょ。
光に集まる虫の如く集団に近づく。
どうやらその人達の目的はあるビルみたい。
コンクリート作りの3階建てビル。見た目はボロイ。
そんな古いビルに吸い込まれるように入って行く。
行列が途切れたタイミングであたしも恐る恐る近づく。
そしたらさ、なんのビルだったと思う?
「『ヘルイエア★タタリスクール!』……?」
扉や壁に所狭しと貼られたポスター。
そこに色々な謳い文句がぶちまけられている。
『祟り完遂まで完全サポート!』
『生徒大々々々募集!!!!!』『長期レッスンも可能!』
『わずか2週間の講習でメキメキ念力上昇!』
『お代は全くいりません! 完!全!無料!』
『恨み歴200年の講師がみっちり教えます!』
……これ、ひょっとして大真面目にやってんの?
やってんなら相当キめてる奴だね。
「『この教室のお陰で憎き彼に地獄の目を見せる事ができました! 2017年8月に飛び降り自殺したA子さん』……すっげー、マジでヤバない?」
一体全体どういうセンスしてんだ。
お笑いコスプレ大会でもしてんのかよ。凝りすぎ!
コスプレも舞台もこんだけクオリティ半端ないなら、実はあたしが知らない結構大きなコスプレイベなのかも。
これならスマホとか持ってくればよかった~。
……なーんて軽い気持ちを抱いていたんだ、けど。
『小娘』
「へ?」
あたしの背後。そこにさっきの落ち武者がいた。
……って、ちょっと待ておかしいぞ?
おっちゃん確かさっきビルに入っていったよね?
ならなんであたしの後ろに居る訳――……ッ!?
「ヒッ!?」
ぞわり。
目が合った途端、尋常じゃない寒気があたしを襲った。
こいつ、ただのコスプレ野郎じゃない……!
頭部を貫いた矢。その矢尻が目玉を飛び出させ、千切れかけた神経にぶら下がっている。
首元にはぱっくりと切り裂かれた大きな傷口。断面から見える白い肉からは、今も止めどなく血が溢れている。
その薄汚れた侍鎧にべとりと付着した黒い血も併せて、嫌悪感しか催さなかった。
「リアル」という表現では全く足りない。
全身を突き刺すような怖気に当てられて訳も分からずへたりこんでしまう。
心が、目の前のソイツが本物だと叫び続けていた。
『死霊《しりゃう》が
「ひ、いや、や……やぁ……っ」
本能があたしに畳み掛けてくる。
コイツを見てはいけない。
コイツと相手をしてはいけない。
このままだと間違いなく酷い目にあう。
だから逃げないといけないのに──あたしの体は指一本すら動かせられない!
『
暗がりの路地裏に鈍く輝く刀。
抵抗できないあたしの前で、侍は既に構えていた。
令和の世に場違いが過ぎる武器。
そしてその切っ先にはあたし。
ヤバイ、このままはマジでヤバイ。マジで洒落にならない! 逃げろ、逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろってんだよぉ! やべえんだからさあたしぃ!!!!!
『南無阿弥陀仏。貴様の
「っ、うわああぁああああぁああああぁぁ――っ!!」
浅く強く息を吸い続け、全身に力を込めた瞬間。ぱっと体の自由が戻る。そしてその瞬間、あたしは我慢してたのを吐き出すように叫びに叫んで路地裏から飛び出していた!
進路を塞ぐゴミ箱を大通りにぶちまけ。
周りの注目を無視して必死に逃げた。逃げまくった!
大通りを抜け。公園を通り過ぎ。学校すらも通り過ぎてバス停、そして住宅街へ!
後から思えばJKが大絶叫しながらこんな時間に大疾走って一体なにしてんだって感じだろうけど、本当に考える余裕もなくて。
気付けば、閉めきった玄関に体をもたれていた。
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
アイツ……マジモンの幽霊だった……!
今思い出すだけでも体が身震いする。
殺気……なのかな。息苦しくなって。
体が金縛りみたいになって動けなくて。
街中なのに、まるで墓地にいるような感覚だった。
お化け屋敷やホラー映画とは訳が違う、絶対的な恐怖。
てっきりコスプレイベと思っていたんだけど、きっと他の奴らも全員本物の幽霊なのだろう。
「……本物の幽霊も教室通う時代なのかよ、はは、本気でウケルんですけど……」
涙声で思わず愚痴ってしまう。
リアル幽霊達が恨みを晴らすためにせっせと教室を通う光景は笑えて仕方ない筈なのに……震えが全然止まらない。
腰が抜けてへたりこんだあたしは、しばし言うことを聞かない自分の体を落ち着かせていく。
うちのババアは昼間だから多分お仕事中だろう。
最近はいがみ合ってばっかて会話なんて全然ない。
けれど……今日だけは居て欲しかった。
無性に話したかった。
なのにこの暗い、酒瓶の散らかった一室はやっぱり沈黙しか返してくれなくて。
「なんで居ないんだよババァ……」
寂れた空間に、憎まれ口は薄く広がるだけった。
§ § §
「……ん~……」
そんな事があって数日が経った。
いや、数週間か。それとも一月かな?
あたしは懲りずにいつもの場所にたむろっていた。
あん時のヤバイ恐怖体験も
ぽろりと剥がれたらハイ、それまで。
むしろ剥がれて残ったのは好奇心だけだった。
……つか前クソ程びびらされたからさ。
逆に仕返してやりてーって言う気分?
「ワンチャンあれだって夢かもしんないし……」
勿論夜行くなんて勇気はさらっさらない。
ので、人通りが多い時間帯に裏路地へ突貫する事に。
……また幽霊いたらヤバたんだから誰も居ないこと確認してからだけどね~。
右よーし。
左よーし。
「おっしゃ、潜入じゃぁ……!」
抜き足差し足忍び足。
物陰から物陰を伝って目的地へとするする進む。
今のあたしはさながら伝説の蛇傭兵だ。
……我ながら結構上手じゃね?
道行く人にも怪しまれれいないしあたしストーキングの才能あっかも。将来探偵とかいけそう?
ただ覚悟と裏腹に肝心の幽霊の姿は影も形もなかった。
ちょっと肩透かし喰らいながら難なく例のビルに辿りつけたんだけど――。
「……アレ? あの張り紙ないんだけど」
思わずビルを二度見してしまう。
場所は……間違えてない筈なんだけどなぁ?
ってかこんなボロだったっけ……?
記憶が正しかったらもーちょい人が住めるような外見だった気がしたんだけど、今は何か廃墟感が強いっていうか……。
微かな違和感を胸に、恐る恐るビルの入口を覗き込む。
「……クソボロじゃん」
外がそうなら、中も酷いもんだった。
壁紙はボロッボロ。床のタイルはバリバリ。
蛍光灯は壊れて配線垂れ下がってるわ。
ゴミは散乱してるわ。不良の落書きだらけだわ。
まー総じてクッッッソ廃墟感を醸し出してる。
やーっぱり……あれって夢だったって事かな。
いや、だとは思ったよ?
たーだ拍子抜けっつーか残念っつーか……。
あんだけ取り乱して、叫びまくって逃げた記憶はしっかり残ってんのに、それが夢だってのは全然信じられない。
「やっぱマジで病気なんかね……頭イッてる系の」
全身を包む脱力感が鬱陶しい。
そんなダルみに丁度いいソファを発見したので拝借。
放置されてご機嫌ななめだったのか。
錆び腐った音を出してソファが威嚇してくる。
うるせえなー。汚ならしいお前にJKが座るんだぞ。
ご褒美だって喜べよ畜生ー。
「…………」
何かが蒸気みたいに抜けていく感覚。
今抜けてるこれがやる気なんだろなーって漠然と思う。
ありとあらゆる欲望が消えてく感じ。
虚脱感? 絶望感? 生に対する執着じゃあないけど、物事に対する何かが薄まっていくような気がしてならない。つまるところ、
「どーでもいい……」
マジでどうでもいい。
どうなったっていい。
ゲームも。服も。体重も。学校も。
友人も両親も彼ぴっぴも将来もなんだっていい。
いっその事このまま消えてなくなりたいくらいだ。
……そもそも何であの場所でたむろってんだっけ。
ただの道路で別に見るもの無い筈なのにさ。
何かやんなきゃいけない気がしてんだけどなー……。
あぁもうそんな事もどうだっていいや。めんど。
ただぼーっとソファに体を預けて、日差ししか入ってこないボロ部屋を眺める。眺める。眺め続ける。
このまま溶けてしまおうかな~。
なんて漠然と考えていたら、視界が急に真っ暗になった。
……ん? 停電? 今昼だけど?
っつか寒気するんだけどいきなり冷房も入った?
いや……いやいや待て待て待て待って体動かせないんだけど? 金縛り再来とかどうなってる訳あぁぁぁあぁ幽霊また出たんヤバない!? 落ちつけアタシ、思いっきり息を吸ってー、吐いてー、吸ってー……今っ!
「──ふんっ!?」
『うわっと――――!?』
飛び跳ねるように起きた途端。
あたしとは別の声がまろび出た。
そして急に視界が開けたと思えば――見知らぬ女の人があたしの前に居るではないか。
『あっ、えーっと~お休みの所すみません~、あの~、その~非常に申し訳ありませんが~本日は特別休講でして~』
「え……ぁ、えぇ……?」
『あっ……あ~、あ~……つい最近
スーツをぴっちり決めたのに、どこか頼りない印象を受ける見知らぬOL。
何かを捲し立てているんだけど、あたしには別の言語のようにしか聞こえなかった。
多分あたしを見て……話しかけてるんだよね?
ハッキリと言えない事には理由があった。
その人の顔は、真っ黒に塗りつぶされていた。
日焼けしているとか、そういう訳じゃない。
黒だ。比喩でも例えでもなく。黒。
顔だけが黒いモヤで塗りつぶされていたんだ。
『もしもし、もしもし~?』
「……」
『う、う~ん。だんまりさんですか。困りましたねぇ……まさかこんな時間にお客さんが来るなんて……明日までにどいて頂けないと色々と困った事に~】
「……あ、すみません。ちょっとびっくりしてました」
『うわぁぁっ!? なななな、なんだ~喋れるじゃないですか~~~! びっくりしたなぁもぉ~……! え、えーっと、ところで入会希望でしょうか~? 誠に申し訳ないですが本日は休講でして~……』
「休講って……何? え、ここって廃ビルだよね? 何かやってんのここ?」
『え?』
「んん?」
黒モザお姉さんとアタシはお互いに首を傾げあう。
互いに互いの発言の意味が取れてない状態。
首を傾げあったまま十秒くらい経ち。
『あの……もしかして~……。生きてらっしゃいます? 誘われてしまいました?』
「はぁ? 生きてる、って……そんなの当たり前じゃん。いや、まあ何があるのかなって興味半分で首突っ込んだけどさ」
『……ふえぇぇぇ~~~……!』
いや、やっちまったぁ、みたいな声出されても。
「っつか今休講って事は、ここって。やっぱり……」
『いっいっいえいえっいいえー! なんにも言ってないです~。ここはただの廃ビルです~。不法侵入ですよお嬢さん~~……!』
「さっき休講つったじゃん。入会とか言ってたじゃん」
『気の所為です~。幻聴です~。こんな廃ビルで教室なんてやる訳ないじゃないですか。ほ、ほらさっさと出ていかないと警察突き出しますよ~~……!』
「大体お姉さん何で顔が黒くて見えない訳? モザかかってんじゃんモザ。セルフモザ。モザ姉さんじゃん」
『も、モザっ!? ……こ、このぉぉぉぉ~~……っ!』
何故か動揺を隠さないお姉さん、もといモザ姉はしばらく顔を俯かせぷるぷると体を震わせると、つかつかとこっちに近づいて、顔同士ぶつかるぐらい寄せ――
『うう、う~ら~め~し~や~~……っ!』
「!? うわグロッ!?」
その黒いモヤの奥にある、中身を思い切り見せてきた。
あんまり口に出したくないけど……例えるなら、腐ったトマトに虫がたかってたような感じ。
鳥肌立ったし、怖いといえば怖いのは違いない。
でもあのサムライに比べたらそうでもないかな。
迫力も寒けも恐怖も段違い。
一瞬鳥肌が立ったけど、すぐに平気になった。
『……』
「……」
『……』
「……」
モザ姉に負けじと睨めっこ返し。
すると向こうも効いてない事が分かってきたのかな。
顔だけは寄せたまま首を振ったりいろんな角度から見せつけ――しばらくしてそっぽを向いて泣き始めた。
『ぐすんぐすん、どうせ私は役立たずですよぅ~~……』
「……あ、あーで、でもさ。ちょっとは怖かったよ? 浅草のおばけ屋敷レベル」
『え? 結構高評価貰ってます?』
適当に慰めたけど予想外に喜んでるみたいだった。
このモザ姉幽霊なのに可愛いな?
「そんな事よりモザ姉。モザ姉のそれってコスプレじゃないよね? ……ガチ幽霊なんだよね?」
『……ただのコスプレです~』
「そのモザ部分とかコスプレじゃ出来ないでしょ。そんで、ここって幽霊のための教室なんだよね? ヘル……なんだっけ?」
『……ただの廃ビルです~』
「この場所バズらせて坊さん呼びまくんぞ」
『あーあーやめてください~~~! 私が怒られちゃいますからぁ~~~~!』
両手で頭らしき部分を抱えてもがき苦しむモザ姉。
ジワる。
なんつーか本当いじり甲斐のある幽霊だと思う。
ここ最近にないワクワク感を抱いたあたしは、もっとモザ姉を困らせたくなって……いやホント自分でもどうかしてるけどある提案をしてしまった。
「ねえモザ姉。あーしも入れてよ」
『へ?』
「入会だよ入会。ここの教室に通わせてって言ってんの。会費無料、生徒大募集なんでしょ?」
『え、えぇぇぇ~~……っ』
うは。マジでいい反応する。楽し。
あたしって実はSの才能あったりするんかな。
「は? 何? 表の広告は嘘だったの? 詐欺? 出るとこ出よっか?」
『ちょっま、待ってくださいよ! この場所は表の方が通うような場所じゃ……っ!』
「いいじゃん表だか裏だかしらないけど、別に表の人が入会しちゃ駄目って訳じゃないんでしょ?」
『う、いや……その規則には確かに書いて……ないですけどぉ~……』
手に持つ手帳をめくって確認するモザ姉。
付箋まみれのソレはかなり使い込まれてボロボロだ。
いるよね、几帳面なのに要領悪い人~。
生前からきっとドジっ子だったんだろな~。
そんな起来の煮え切らない態度にムラっと来たあたしは、ずいずい、ずずい! 逆に顔がくっつく程近寄って凄んでみた。
「ねぇねぇいいじゃん、ここってタタリを成功させる教室なんでしょ? アタシも、あ~……どうしても達成したい恨みがあるからさぁ。お願い。入れてよ。ねぇ?」
『あ~う~……』
「ね~~~え~~~!」
『……わ、わかりましたっ、わかりましたよう~~……っ! どうなってもしらないですからね~~~~っ!?』
やたっ、言質取った!
あたしは思わずうっしとガッツポーズを取っていた。
恨みとかは正直口から出まかせだったけどさ。
久々に楽しいと思えた瞬間だった。
『うぅぅ……また無駄に仕事増えたぁ……! 私っていつもこうやって押し切られて~~……もう~馬鹿馬鹿馬鹿ぁぁ……! はぁぁ……じゃ、じゃあ入会手続きしておきます……それで、お名前は……?』
背中を丸めてしょげるモザ姉さん。
それでも仕事はしっかりこなす態度は好きだよ。
あ、それであたしの名前ね? うん、いいよ。
「あーしは
【楽しい!幽霊名鑑①】
天空飛込(あまから とびこ) 享年:26
スーツ姿で顔に黒モザイクがかかっている女性。この事務所の事務員。
スタイルはいいが、モザの下の顔はぐちゃぐちゃ。
かなりおっちょこちょいで失言が多く、祟りも全然出来ない。
生前は不動産営業職に勤めていたが月残業時間250hを超える激務で心を病み飛び降り。見事地縛霊に。
血がついた付箋だらけのメモ帖を片時も離さず持っている。