世話やき天使の真昼さん   作:古明地こいしさん

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今日はこの変にしとこうかな。軽い感想来ないか期待。まぁ調べたりしない限りはこの作品は出ないし感想は難しいか


4話

「買い物?また食材でも買いに行くの?」

 

朝、共に起きた隣人である椎名真昼さんが提案した。

しかし彼女は違うと、本物の買い物で気を休めようと提案したのだった

 

「でも学校の人達に見つかったら面倒事になるよ?」

 

「確か眼鏡ありましたよね?」

 

「うん。本読む時に掛けてるね...もしかして」

 

そんな古典的な変装をさせようと言うのか。どっと背中に押し寄せられる重圧、これは辛い

 

「どうでしょうか?」

 

これまで甘やかさせてもらった。そのお礼としては悪くない...のか?

でも神経使って疲れるんだろうなぁ

 

「もちろん帰ったら膝枕つきですよ」

 

「人を膝枕で釣れる人間と思ってないか?」

 

俺はそんな単純ではない、そもそもここまで構ってたのが珍しいのだ

自己満足としてもきっと違うだろう

真昼は何かもっと理由があってしているに違いない

けどそれを聞くに俺は値しない、何故なら甘やかされてる事がいい証拠だ

 

切っ掛けは折りたたみ傘、雨の日、自分の好きな天気で彼女は悲しい顔をして雨の中、濡れきった猫のようにブランコに座っていた。声をかけなければこんな状態にはならなかった

今の真昼は朝ごはんの準備をしている

もう半同棲だ

でも俺も真昼も声を揃えて違うと答えるだろう

何故なら俺の家にいるだけで、彼女は俺を甘やかしに来てるだけなのだから

 

「そろそろご飯できますね」

 

その声にうんと答えるとそのまま椅子に座り朝ごはんを待つ

こんな生活、実家以来か

真昼は色んなことをしてくれる

掃除をしようとしたら止められ休めと言われ、洗濯までもさせてくれという始末、そこは男として譲れなかった。付き合ってもない、結婚もしてないのに下着見られるとか恥ずかしい

 

食べ終え、出かける話、受けることにして外に出ても恥ずかしくない格好を選び、眼鏡を掛けて、長い髪は後ろで三つ編みに纏め、甲斐憂来という存在とバレないようにした

コートは黒を選び、外で待ってると

 

「...」

 

「何か言いたいことがあるなら言えよ...」

 

「いえ、見違えたなと。いつもは髪の手入れしてないのか長い髪が後ろに靡いているだけでしたので。そちらの方が素敵ですよ?」

 

「手入れが大変、それにこれを毎日してたら疲れが溜まりすぎて押し潰される」

 

でしょうねと言われ、真昼は黒タイツに秋に差しかかるとはいえまだ暑い、そのため薄めの格好である

俺だけが変装か

心苦しいな

 

「それで...どこに行くの?」

 

「そうですね...お互いの服を見ていきましょうか」

 

ん、と答えると店に向かう。道中、やはり学校の人達に出会ったというか出会いかけたが、真昼が失礼しますと小声で声をかけてくると腕に抱きついてくる

それを見たクラスメイトだな、アレは。ショックを受けて離れていった

 

「すみません。強行手段を取ってしまって」

 

「別にいいよ...いつも大変でしょ?手伝えるなら手伝う」

 

「やはり貴方は根は優しいんですね」

 

どこがだろうか、みんなそうすると思うが

お互い服を見ていって、買うものは買ったので喫茶店で軽く昼食を済ませる事にした

 

「たまにはパンもいいかな」

 

「確かに今までお米ばかりでしたからね。バリエーションを増やしましょう」

 

「...いつまでこの生活続けるつもり?少なくともこれ以上迷惑かけるつもりはないんだけど」

 

そう、迷惑を掛けている。時間を取ってしまい、更には好きでもない男に色んなことをしてる。そろそろ止めさせないと

 

「私が嫌がりましたか?」

 

そんな素振りは見せてない。むしろ楽しそうにしていた

 

「私が好きでしている事ですし、それに...貴方を甘やかす事が私にとっての幸せのひとつにもなってるんですよ?」

 

「...そうか。じゃあ、また膝枕...お願いしていい?」

 

「はい。今日は頭を撫でてあげますね」

 

彼女は誰かを求めてる。俺が誰かいないと押し潰されるように、だから(憂来)彼女(真昼)は惹かれ合う...




頭なでなでオプションつきだと!?

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