世話やき天使の真昼さん   作:古明地こいしさん

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いつも真昼の歌う小さな恋のうたをループして聞き続けて書いております


7話

朝早くに目が覚めてしまった。まだ6時半、二度寝するにはビミョーな時間である

寝れば遅刻する、かと言って起きてもすることは歯磨き程度

そう言えば俺って真昼とお付き合いしてるんだよな。学校などや外でだけでもシャンとする必要があるだろうか

そう考えてると目の前が急に暗くなった

 

「起きてたんですね。おはようございます」

 

「...おはよう、どうしたの?」

 

ボーッとしながら挨拶をし返す。しかし挨拶をするにしては早すぎる、眠い状況でボーッと考えてると真昼から何か言われた気がするが頭に入ってこない

やがて意識がハッキリしてきて起き上がり着替えようと思い制服など取り出して着替える

いい匂いがすると思ったがこれは恐らく真昼が朝ごはんでも作ってるのだろうと予想がついた

自室を出ると予想通り朝ごはんを作っていた

 

「お願いは聞いてもらえますか?」

 

「お願い?」

 

そう言えばさっき何か言ってた気がするけどその内容が頭の中にない、どうしよう

約束を忘れてしまったなんて言えない。いや、忘れたというか聞いてなかったが正しいか

でも曖昧にするよりハッキリ言った方が真昼も気分はよくないだろうけどマシな方かな

 

「その...寝惚けてて内容聞いてなかった。もう一度言ってくれる?無理な話じゃなければ聞くからさ」

 

「では...この間出かけたように三つ編みにして一緒に登校しませんか」

 

正直嫌だと言いたい。そんなことすれば学校で色々と追求されるに決まってる

でも、それが恋人である真昼のお願いなら聞いてあげるべきなんだろう

黙って洗面所に向かった。ブラシで髪を整えて髪を編んでく、そしてゴムでくくって三つ編みを作った

ついでに歯磨きもしとく、まぁこのあと朝ごはんだけど

 

「これでいいかな」

 

「ありがとうございます。憂来君は男の子なのに女の子みたいで可愛いですね」

 

「それ褒めてない」

 

「いえ褒めてますよ?そんな所も好きなんですから」

 

椅子に座って用意された朝食を食べることに。いただきますと

美味しい、朝から食べるのは初めてだから活力になる

視線に気づき真昼を見つめ返す

 

「どしたの」

 

「微笑ましいなぁと」

 

「そう?というか真昼もこっちで食事摂るんだ」

 

「はい、せっかくですので」

 

やっぱりこれは半同棲では?と思ってしまう

大学行く時はそうなるのかな

遥か先の未来の事を考えても仕方ないかと頭の中から追いやる

ご飯が食べ終わった時に時計を見ると7時半過ぎたところだ。ここから学校はそう遠くない。今出ると登校している学生達と出くわすし見られるだろう

でもそんなことを一々気にしてたら真昼と恋愛なんてできないのではと思った。だったら堂々とするべきだ

 

「行こっか」

 

真昼と手を繋いで登校する。見られている...物珍しいどころではなく、あの天使様が男と一緒に、しかも手を繋いで登校していると。そう言うの聞くと少しムカムカしてしまう...けど隣りに真昼がいるとなるとそんなのどうでもよくなってきた

握りしめていた手を痛くしない程度に強く握る。すると握り返された

 

「お前...甲斐か?」

 

「じゃなかったらここに座らないだろ」

 

この学校は普通に座る席に誰がというのは指定がある。自由席ではない

そういう学校があるにはあるがここは違う

そこからは質問攻めだった

なぜ天使様と〜って。天使様天使様って聞く度に呆れと疲れが回ってくる

でもそれを顔に出したり態度で示すとダメだと思い猫被りをする

髪のことも聞かれたが逆に似合ってるのが怖いぐらいと言われたのは流石にショックだった。逆にってなんだよ逆にって。普通に似合ってるでいいのに...

男共が去ったあとは女子生徒が集まってきた

見た目とか今までしてこなかった会話の量で物珍しく寄ってきたのだろう

真昼が心配そうに見ていた時、二つの意味だと理解できた

一つ目は疲れてないか、答えると疲れてる

二つ目は盗られないか。要は嫉妬である

女子生徒が去ったのを見計らって俺は真っ先に真昼の所に行った

 

「大丈夫、俺は真昼以外の物になるつもりはないし真昼以外に興味ないから」

 

「私も同じくです。だからお互い学校では不安の気持ち、なくしましょう」

 

帰りも一緒に手を繋いで帰った。つけられてるのがわかったので一旦二手に分かれて長く歩いて帰った。無駄に歩いたし、今日一日質問攻めだったり内容で気苦労が絶えなかった。自宅に帰り、「ただいま」と言うと「おかえりなさい」と返事が返ってくる幸せの時間、そのまま作り笑顔とはいえニッコリ笑って自室に入って着替えてリビングに行きソファーに座ってため息を吐く

 

「今日一日お疲れ様です。お互い質問攻めで大変でしたね」

 

「そうだね、でもなんだか学校でも真昼が近くにいるって気持ち的な問題で思えて嬉しさもあったからあれはアレで良かったよ」

 

「先に見た目をよくしておいたおかげで皆さん話しかけやすくて悪い言い方はしなかったようですし、安心しました」

 

聞き耳立ててたのか、でもそれだけ心配してたって事なんだよな

心配...か、それを思うとたまらなく嬉しくなってついつい聞いてしまった

 

「真昼」

 

「はい」

 

「好きって気持ちは俺だけじゃないんだよな?」

 

「私も憂来君が大好きです。昨日は私が飛び込んでしまいましたので今日は私の胸に憂来君が飛び込んでいいですよ?」

 

「それは流石に恥ずかしいです...」

 

それを聞いて真昼は笑顔でいつかはお願いしますねと言ってきた。そうだよな、付き合ってるのにそういうのをしないのは...あれ、でも不健全では?いやいや真昼がいいって言ってるんだし...結局晩御飯ができるまでその事で頭がパンクしそうになっていた

 

ちなみに今日も髪をめちゃくちゃ弄り倒された




学校は怖いところだぁ
もうおまえら家でイチャイチャしてろ。外でイチャイチャしてたら練乳ミルクに角砂糖入れてるの見せられてる気持ちになる
流石にコーヒーだけじゃ足りなさそう

ネタ質問

  • 砂糖まみれにしろ
  • 微糖で勘弁
  • 練乳だらけでも構わんのだろう?
  • 無糖で
  • 辛口で頼む
  • 塩で
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