あぁやっぱり彼とのお喋りは楽しい
いつもの見回りを終えて休憩時間に入りいつもの公園で彼と会うそれが今の私の日課になっている
「でさ!それでね!」
塾の時に起きた話を笑顔でする小さな小さな私の好きな人
それでもDAの調査報告書を読み司令と話をして彼氏彼女という立場に納めた監視を私はしている
「って事があったんだ!」
にっこにっこと笑う彼は愛らしい
監視だと分かっていてもとっても幸せだ
それでももしも私のしていることを知ってしまったらどうなってしまうんだろうという不安は常にある
離れて行ってしまうかもしれない
敵になってこの手で殺すことになるかもしれない
受け入れてくれる事の方が少ないのはわかっている
それでもその少ない可能性に賭けてしまっている私が存在している
だからなのだろう少し遠くではフキちゃん達がこちらを監視している
もしも何か余計なことを話したら処分するためだ
「それでね!」
そんな私の心配もよそに楽しく話す彼のプロフィールを思い出す
私は関与していなくても私達が理由で一人ぼっちになってしまった彼
私は関与していなくても私達が理由で家族の温かさを得る事ができなくなってしまった彼
私は関与していなくても私達が理由で不幸になってしまった彼
私は関与していなくても・・・
そんなことばかりが頭の中で駆け回る
報告書を読んだ時には出会わなければよかったとも思ってしまったけど今なら出会って良かったと思える
私の大好きな椿楓という13歳の男の子・・・13歳?
先々月に誕生日を迎えた彼の年齢を思い出して引っ掛かりを覚えた
そういえば前見たガンダムのパイロットも10〜13くらいだった
胸とお尻は膨らんでいた事から性別は女と思われているがよくよく考えると胸もお尻も詰め物をすれば男性であっても女性に見える他の部分だってスーツを着ていて見えたわけではない
まぁそれでもラジアータが性別は女性と示している限り女性なのだろう
それでも彼はとても体が細い一人暮らしで苦労をしているんだろう骨が浮き出るほどでは無いが一般的な13歳の男の子比べると体は痩身な方だ
下手すれば同年齢のリコリスにすら抜かれるだろう
そう思ってしまったらもう彼にあのパイロットの姿が被ってしまう
「お姉ちゃん?おーい・・・お姉ちゃん?」
そういえば彼は本当に男なのだろうか・・・
こんな細い体でMサイズの服を着ているのにところどころブカブカで女の子専用のSサイズがあっていそう
痩身ではなく女の子特有の体つきなら?
などと思ってしまったが最後彼の話に耳がついていかなく頭の中にあるのは彼の身体を見たい確かめたいという最悪な欲望だけで埋まっている
「・・・お姉ちゃん?」
だから取り敢えず確かめることにしよう
「楓君って本当に男の子?」
この時の私には後で後悔することになるなんて思えなかった・・・
そして忘れていたこの子の本性はクソガキだってことに・・・
「そうだよどうしたの急に?」
「ううん、ただ女の子って言っても通r」
「それにそんなにジロジロ見て僕の身体に興味があるの?
歳下の身体に興味を持つなんてお姉ちゃんは変態さんなんだね!」
いつかのリコリコでの会話のように言葉を挟む暇がないほど彼は話を続ける
「いやそうじゃ・・・」
「けれどお姉ちゃんなら見せてもいいよ!
それじゃあ何処にする?」
「へ?」
「どっか公衆トイレに入る?
そこら辺の林でもいいよ?
それとも・・・」
ただ単に性別を知りたかったはずだけど内心次の言葉に期待している私がいるのが恥ずかしい・・・
けれどその言葉をわかっているかのように彼は私の右耳に口を近づけると
「ホ・テ・ル?」
そう言われた瞬間に鼓動は早くなる
13歳のくせに一体何処でこんな誘い文句を知ったのかなんて考える事ができなくなるほどに彼と一室に入る妄想をしてしまう
私ってやっぱり変態だったんだ・・・
そんな思いに応えるように彼は私を沼へと誘い込んでいく
「お姉ちゃんに連れてかれて
お姉ちゃんと部屋に入って
お姉ちゃんに剥がされて
お姉ちゃんに脱がすように命令されて
お姉ちゃんに押し倒されて」
「はっ・・・はっ・・・っ・・・」
余分な音が聞こえないように彼の右手が左耳を優しく押さえており意識が余計に集中してしまう
彼の声が耳元で聞こえる度に鼓動は早くなり頭の中で妄想をする
やってはいけない禁忌だとそれ以上は危険だとわかっているそれでも妄想だけならと意識が集中してしまう
公園に居るはずなのに移動していないはずなのにVRゴーグルを付けているかのように景色が流れる
禁忌と知っていても無理矢理手を取りホテルに連れ込む私
ダメだとわかっていても無理矢理服を剥がす私
相手が歳下で弱い存在だと言う事をいいことに脱がせと命令する私
逃げようとする彼を引っ張りリコリスとしての力を使ってでもベットに押し倒してしまう私
「お姉ちゃんにいろんな所を嬲られて
お姉ちゃんに嬲れと言われて
お姉ちゃんに辞めてと言っても押さえつけられて止めてくれなくて
お姉ちゃんも辞めてくれなんでそして・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・っ・・・」
鼓動と彼の声のみが聞こえる
やばいまずいこれ以上は危険そう分かっていても・・・
止まれない止まらない妄想は辞められないやめる事ができない
すっかり私は妄想することを望んでいる
二重の意味で最低だ私・・・
嫌がっている彼を手と舌を使って可愛がっている私
私のいろんな所に無理矢理触らせて嬲させて気持ちよくなる私
力の差をいいことに嫌がる彼をベットに押さえつけて最大の禁忌を犯そうと考えて行動に入ろうとする私
崩れ始めた理性が警告を鳴らすけど妄想は止まらない止められない止まりたくない
「僕は嫌がっているのにお姉ちゃんがのしかかって来て繋がって
お姉ちゃんは跳ねて跳ねて跳ねて気持ちよくなって
お姉ちゃんは満足するまで止まらなくて」
「ふぅ・・・ふぅ・・・っ・・・」
息も鼓動もうるさい
もう理性もリコリスとしての使命も何もかもどうでもよくなってきた
ただ単に・・・
嫌がる彼を無視してのしかかり繋がる私
彼の上でただ単に私が気持ちよくなる事だけを考えて跳ねて跳ねて快楽を貪る私
もう止められずに自身が満足したいがために彼を貪り続ける私
もう理性の警告すら本能に破れ去り監視対象とすら忘れて
ただ単に彼が欲しくなる
「そしてお姉ちゃんは僕を搾り取って
それでもお姉ちゃんは止まらずに
終わった時には僕の全部はお姉ちゃんの物にされて
お姉ちゃんは気絶した僕にまた楽しもうねって言うんだ」
「ふっ・・・ふっ・・・っ・・・」
息が荒い鼓動がうるさい
もうラストスパートに入っている入ってしまっているそれ以上はダメなのに入りたい妄想
限界が来てしまった彼を搾り取ってしまう私
それでもまだまだ欲しくて一身に彼を貪る私
彼の全てを奪い取ってものにする私
快楽に気絶したのか意識がない彼を優しく撫でながら声をかける私
妄想だけじゃ嫌!
現実にしたい!
彼が欲しい!
禁忌なんてどうでもいい!
理性も使命も要らない!
彼が彼だけがあればいい!
「けれどもさ僕の年齢だとホテルには入れないから」
そんなの嫌!
欲しい!
欲しい!
欲しい!
「今度お姉ちゃんの家に遊びに行っていい?」
この時の私は冷静じゃなかったのだろうだから考えもなしに
「うん!いいよ!」
言ってしまった・・・
「やった♪」
彼はそう言うとトンっと左手で突き放した
その行動だけで妄想から現実に引き戻される
「それじゃあそろそろ時間だから僕行くね♪」
「う、うん・・・」
彼は手を振って公園から去って行った
それと同時にフキちゃん達が出てきたのだが皆んな苦笑いをしておりフキちゃんは頭を抱えていた
「この馬鹿・・・
素人のハニートラップに引っかかりやがって・・・
どうするんだおまえ・・・
部屋なんて直ぐには用意できないんだぞ・・・」
「ああああぁぁぁ・・・」
その言葉に戻り切った理性で今の状況を理解して顔が熱くなると同時にやってしまったと分かってしまう
と、とりあえず・・・
「フキちゃん助けて・・・」
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喫茶リコリコ
表は喫茶店をしているが裏ではDAの支部をしている
前回のように運がよくいや店員からしたら運が悪いといえるが店にお客さんはおらずDA関係者しかいない
そのため本来なら閑古鳥がなるほど静かであろう店内には
「はっはっはっひぃひぃひぃ・・・」
赤い色の給仕服を着た少女の爆笑が響いている
つい先ほど蛇ノ目エリカが若干13歳の素人のハニートラップに引っかかりリーダーである春川フキに相談した結果
部屋を直ぐに借りることできないが
1人だけ多く部屋を持っている人をフキは知っておりとっても本当にとっても嫌だがその持ち主の所に頼みに来た所だ
当然その持ち主は訳を話せと言い話した結果がこの爆笑である
「エリカ・・・」
紺色の給仕服を来た少女は呆れながらエリカを心配しており
原因である少女は
「たきなちゃんお願い何も言わないで・・・」
カウンターに座ったまま真っ赤にした顔を見せないように顔を隠して下を向いている
「それで1日もしかしたら泊まりもありえるだろうから可能なら2日どっか貸してくれないか?」
フキがそう言うとひとしきり笑い終わった少女千束は言う
「そう言われてもな〜フキならセーフハウスがバレるヤバさはわかるでしょ?
今からでも断れないの?」
「それが電話番号知らないんです・・・
だから連絡つかなくて・・・」
「おぅ・・・」
セーフハウスとは裏の仕事をする人達からしたら唯一体と精神を休ませれる場所であるため一般人であっても教えたくないのは当然だ
その拠点が減ると言うのは仕事でのパフォーマンスに影響が出るからだそれに一般人に下手に知られれば
「最悪被害が及ぶ可能性もあるよ」
「それは・・・」
どんな結果になるかなど考える必要性すらないだろう
誰もがその最悪な結果を予想している
その為流石に無理かとフキは思っていたが
「別に貸してもいいんじゃない?」
後ろにあるテーブル席でお酒を飲んでいる女性から助け舟が出た
そしてそこから流れが変わる
「いいんじゃないか?」
「先生・・・」
カウンターの向こうで杖をついている男性
「別にいいだろ」
テーブル席でパソコンをいじっている少女
「お願いするッス」
「お願いします」
エリカとなじチームのセカンドリコリス2人
そして
「千束お願いします」
千束の相棒までがエリカを救う為に頼んだのである
「・・・あーもうこれじゃあ私が悪いみたいじゃん」
周り全員に頼まれた千束は流石に居た堪れないのか許可をだす
けれど
「けれども本当にそういう行為をされたらたまったもんじゃない
だから・・・
シェアハウスということにしよ!
あ、たきなにも付き合ってもらうからそのつもりでね!」
「はい!?」
確かにそういう行為をして汚されたらたまったものではないため相棒を巻き込みつつこのアイデアを出したのであった
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1:とあるリコリス
ねぇ聞いた?
2:とあるリコリス
聞いた聞いた
3:とあるリリベル
どうしたそんな近所のおばさんのような会話して
4:とあるリコリス
誰が近所のおばさんだ?!
5:とあるリコリス
まぁまぁ実際そう思われても仕方ない事書いてるし・・・ね?
6:とあるリリベル
あ〜ごめん
それでどうしたんだ?
7:とあるリコリス
ほらエリカって今付き合っているじゃん
8:とあるリコリス
正確には付き合っているふりをした監視よ
本人は付き合っているつもりなのは見てわかるけど
9:とあるリリベル
それは知っているそれで?
10:とあるリコリス
その彼氏がエリカを罠に掛けて家に遊びに行く約束を取り付けたんだって
11:とあるリリベル
はぁ?
特別な状態じゃなきゃ俺たちの家はそれぞれの支部が家だろ?
12:とあるリコリス
そ、だから家なんて物はないし戸籍がないから借りることも基本できない
けれどももう断れない状況になっていたらしく仕方ないから借りる事にしたんだって
13:とあるリリベル
借りるって戸籍がない・・・から・・・
おいまさか・・・
14:とあるリコリス
そぅそのまさか千束が持っているセーフハウスの一つを2日ほど借りるみたいだよ
しかも余計な行動を取らないように監視しやすいようにシェアハウスとして千束もその2日間同じ部屋で過ごすみたいたきなも巻き込んで
15:とあるリリベル
つまりはあれか転生者全員が求めても手に入れることは決してできない主人公の部屋に入りつつ
その相方とエリカを含めた4人で一つ屋根の下お泊まりするって事か?!
16:とあるリコリス
そうなるね
17:とあるリリベル
ふっざけるな!
こっちだって欲しい権利なんだぞ!
18:とあるリコリス
その気持ちはわかるけど
まぁ仕方ないんじゃないかしらね
19:とあるリリベル
仕方がないで済むかー!
こうして今日の転生者掲示板はだんだんと荒れていくのだった
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