1:とあるリリベル
ただいま〜今研究施設から戻ったよ〜
2:とあるリリベル
おかえり何かわかった?
3:とあるリリベル
それがさっぱり研究者達が目を輝かせて調べていたけど完全に理解不能だって
4:とあるリリベル
折れた刃を急いで回収したみたいだけどやっぱりこうなったか・・・
5:とあるリリベル
予想通りの結果になったな
6:とあるリリベル
確か彼女が言うにはGNコンデンサーと同じ材質って言っていたよね
7:とあるリリベル
粒子熱・・・何とかかんとか・・・
8:とあるリリベル
粒子熱変換伝導素材
9:とあるリリベル
そうそうそれそれ
10:とあるリリベル
解析できればGN粒子に一歩近づけると思ったんだけどな〜
11:とあるリリベル
ただし作れるとは言っていないってか?
12:とあるリリベル
あぁ
13::とあるリリベル
それで彼女が言うには機体がエクシアリペア3
ただ本来ならGNソードⅢを装備しているはずが取り外されて代わりにあのでかい剣が付いていたってしかも彼女ですらあれが何か知らないって
14:とあるリリベル
リペアか優秀な武器や兵器が改良されて世に出回る事はよくある事だからガンダムでもあるんじゃないかとは思っていたからこれに関しては問題ないね
15:とあるリリベル
同感
16:とあるリリベル
となればやっぱり問題はあの剣だね
17:とあるリリベル
アニメ小説漫画全部通して読破した彼女が知らないとなると前に言っていた映画以降の武器って事だよね
18:とあるリリベル
そうなるね
19:とあるリリベル
あれじゃあ厄介だから仮の名称つけたいと思うけどなんて名付ける?
18:とあるリリベル
本当なら彼女も交えて話をしたいけど前の災害で任務可能なリコリスが一気に減って休みも無しに任務に出続けるブラック状態だから混ざることもできないしこっちで決めちゃおうよ
19:とあるリリベル
う〜んそれじゃあGNソード薄緑とか?
20:とあるリリベル
語呂が悪いw
GNソードクリスタルはどうだ?
21:とあるリリベル
対して変わらないってw
GNソードⅢがあるから次のGNソードⅣとかどう?
22:とあるリリベル
本来のGNソードⅣが現れたらどうするのさw
23:とあるリリベル
・・・一生懸命名前を考えているところ悪いが一ついいか?
24:とあるリリベル
何?
25:とあるリリベル
あれはソードつまり剣じゃなくてブレードつまり刀だぞ
26:とあるリリベル
え?どうしてそう思うんだ?
27:とあるリリベル
大きさと斬れ味に目が行くがいろんなニュースのチャンネルを見るとあの武器の背が反っている事がわかるぞ
それに俺の才能特典があれを刀と認識したしな
28:とあるリリベル
あ〜それならあれは刀なんだろうな
それならGN刀と呼べばいいのか?
29:とあるリリベル
どれかといえば刀よりも太刀の大きさだからGN太刀が妥当だろう
30:とあるリリベル
語呂も悪くないしならそれで
それで歴代最強の刀使いから見たあの一閃はどう思う?
31:とあるリリベル
惚れ惚れする完璧な一閃だった・・・
俺でもあぁは簡単に振れないだろう・・・
一体どれだけの練習と研鑽を重ねたのか考える事すらできない・・・
32:とあるリリベル
そこまでか・・・
・・・確か刀と言えばミスター武士道もといグラハム・エーカーがいるが当人が乗っていると思うか?
33:とあるリリベル
本人を知らないからそれはわからないが地球国連軍からソレスタルビーイングに移動するとは思えないからそれは無いんじゃないか?
ただ本人は無くてもその弟子あたりがソレスタルビーイングに入ったとしたらあの一閃も理解できるけど未だガンダムのメンバーを見つけていない以上は確認できないがな
34:とあるリリベル
やっぱしまずはメンバーを見つけないと話にならないか・・・
35:とあるリコリス
ちょっと!話していないでこっち手伝って!
36:とあるリリベル
手伝うもなにも動けなくても意識がある彼女の話相手になるだけだからそっちで何とかなるだろ?
37:とあるリコリス
そんなレベルの事態じゃなくなったのよ!
38:とあるリリベル
なにがあった?
39:とあるリコリス
クソ上層部ども被害にあったリコリス達を見捨てやがった!
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あと店を開けるまで10分も無い開店準備をしていたリコリコ店内でお盆が地面に落ちた音が響き渡る
「冗談ですよね先生・・・」
少し前に店に設置された少しレトロな電話がなり店のマスターが電話で話をした
そして終えると近寄って来た赤い給仕服を着た少女に非常すぎる電話の内容を伝えのである
「事実だ千束、さっき上層部から被害のあったうちのファーストリコリス春川フキを除いた全リコリスの殺処分が決まった・・・」
数日前に起きた災害によって出た被害は40人全員が意識不明もしくは死亡判定されておりそれはリコリス達も一緒で目を覚ましているのは最後まで気絶せずにいられた彼女だけだった
「たきなも?・・・」
「あぁ・・・」
意識不明の植物状態の人間を置いておくのにはとてつもない金銭がかかってしまう
その為DAの上層部は意識がいつ戻るかわからない彼女達を置いておくのは金銭の無駄遣いとして殺処分を決めたのだった
「そんな・・・たきなぁ・・・」
その事を聞いた少女は瞳を潤ませ始める
それでも諦めるのが嫌な少女は
「・・・何とかならないの?何とかできないの?」
救いを求めるように絞り出された少女の答えは
「・・・」
マスターの無言によって返された
「っ!・・・」
少女はそんなマスターの返答に涙が頬をつたい背を向けると給仕服のまま店を飛び出して行ってしまう
再び静かになってしまった店内に時計の音が鳴り開店の時間となるが誰も動くことはできない
そんな時チリンチリンとベルを鳴らしながら少年が入って来た
「今千束お姉ちゃんとすれ違ったけど店って空いてますか?」
なにも知らないであろう少年は重い空気を無視してマスターに声をかける
「すまないが今日はまだ開ける事ができないもしかしたら臨時休業になるかもしれん」
「そうですか・・・」
少年は目に見えて落ち込んでおりマスターは申し訳ない気持ちになるがファーストのいない支部は行動ができないのである
そんな時マスターは不思議に思った
「今日は塾無いのか?」
すでに開店の時間を超えている時間であると同時に本来なら塾で少年は来店しないいやできない時間のはずだ
「それが前の災害の際に塾の先生達が旅行に行っていた時に巻き込まれて塾が閉校しちゃたんです、それで今新しい塾を探しているけどなかなか見つからなくて近くに来たから寄らせてもらいました」
「そうか」
理由を聞き納得したマスターはふと思い至る
「すまないが千束をお願いできないか?」
本来なら自分で行うべき事だが少女の性格上心配を掛けまいと自身と深い関わりを持った人には絶対相談せずに抱え込むだろう
赤の他人など言うまでも無い
中途半端に知り合いそれくらいなら彼女が一番相談しやすいと判断したのだ
何よりもかつてエリカの心を救った少年にかけることにした
「・・・わかりましたお姉ちゃんが行きそうな場所を教えてください」
少年はそう言うと従業員から少女が行きそうな場所を聞き店を出て行く
息良いよく扉が閉められるとまた店内に沈静がはしる
そうしてどれぐらいが経ったかわからなくなって来た時
「しかし千束があぁなるとはな殺し殺されのリコリスなら別に珍しくも無いと思うが」
黄色の給仕服を着た少女は恐らくその空気を消そうとしたのだろうそう言うとマスターから返答が帰る
「確かに昨日仲良く話していた相手が今日死体となったなどよくある事だ、千束だって経験はあるそう言う時は仇を打つ事で切り替えをするのだが今回は訳が違う当たる相手も怨みを晴らす相手もいない完全な災害による事故だだから精神の切り替えができない」
「ふ〜ん」
マスターの言葉に呆気なく返事をするとそろそろ出会っているころだと思い少女が行きそうな場所に設置されている防犯カメラにハッキングをしたのだが
「!!!はぁ!?」
普段冷静な彼女らしからぬ大きな声が店内に響く
「どうした?」
普段の彼女らしからぬ大声に対してマスターの言葉に返って来たのは
「千束と彼が殴りあってる?!」
そんな返答に別の意味で店の中に緊張がはしった
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ボロボロと涙が止まらない
店を飛び出して向かった所は昔たきなにリコリコの仕事内容を教えた公園であのベンチに座っている
頭に浮かぶのはたきなの様々な表情と今まで暮らしていた記憶だけが頭に浮かぶ
「たきなぁ・・・たきなぁ・・・」
そう名前を呼ぶたびに涙は勢いを強くする
心はガタガタでいっそ死んでしまいたいそう思っていると
楓君が許可も得なずに隣に座った
そういえばさっき店の前ですれ違ったような気がする
「・・・何があったの?」
そう聞かれると何故か口が開き自身に起きた事を話してしまう
DAとリコリスの事をそして人工心肺の事をうまく誤魔化しながら話していく
私は孤児専用の学校に通っている事
あの制服を着た少女達は皆孤児である事
あの日に同じクラスの子達と県外に旅行に行き結果巻き込まれてしまったこと
そして
「私が死んで他の子が助かればよかったのに・・・」
その言葉を最後に言う
これは本音だいつ死ぬかわからない人工心肺を持った私よりも他の子達が助かった方がリコリスのためになる
なによりもたきなに生きていてもらいたかった
それを聞いた楓君はベンチから立つと目の前に来て
「お姉ちゃんこっち見て」
そう言われ顔を向けると
パチン
そんな甲高い音と共に頬に鋭い痛みが走る
「お姉ちゃんの弱虫」
その返答に思ったのは強い怒りだ
何も知らないくせに!
何も知らないくせに!
何も知らないくせに!
「何も知らないくせに!」
その感情のまま彼の頬を叩く
長い時間をかけて互いに言いたい事をぶつけあう
そのうちビンタは拳での一撃に変わり彼だけが一方的にボロボロになっていく
リコリス対一般人を考えれば当然だろう
そうして彼はボロボロになっていくのだが
「何で立っていられるの!?」
絶対に膝をつくことはない
もういいのを何発も当てているそれでも彼は倒れない
「何で!?どうして!?」
「千束お姉ちゃんが助けてって叫んでいるからだよ!」
その言葉と共に私の拳を掻い潜って来た右手が首元を掴む
「っ!」
「そんなんじゃ皆んなが浮かばれないよ!」
そして打ち出されたのは左手でのアッパーカットだ
利腕では無い反利腕その事からガードしなくてもたいして痛くないそう思っていた時がありました
だけど実際には
「がはっ!?」
まるで鉄にでも殴られた顎は身体ごと跳ね上がりちゅうを舞って地面に背から叩きつけられた
痛いなんてもんじゃ無い!
殴られた痛みと言葉で身体の芯まで響き心も身体も満身創痍だ
たった一撃なのに・・・
立てない私を見ると楓君は
「お姉ちゃんのバカァァ!」
そう言い足音から離れていくのがわかった
立てないでいると数人の足音が聞こえるこれは先生達だ
「千束立てそうか?」
いつものように優しい声で声をかけてくれるけれども今回は
「自分で立たせて」
「わかった」
自分の力で立たなければ先に進めない気がした
ついででありながら事務的に結果報告をする
「先生ごめん負けちゃった・・・」
「何故負けたかわかるか?」
「心の弱さですよね」
「そうだ」
「・・・店今からでも開けられますか?」
「あぁ大分遅くなったオープンになるがな」
「あ〜うんごめんなさい」
顎の痛みに耐えながら立った私は先生と帰路についたのだった