昨日の敵は今日の友などという言葉がある
昨日戦ったもしくは殺しあった相手が次の戦いでは戦友として戦いに赴いてきてくれるといった言葉だ
アニメやゲームでは燃え上がるワンシーンとして有名であり
よくある話まぁ俗に言うテンプレと言えるシーンだろう
その状況になるには幾つか条件があって
一つ敵であった時には一瞬で終わらないような長い戦いをしていること
一つ敵であった時にその時に使える全力をお互いが出していること
一つこの次の戦いでの相手が遥かに強大であること
細かい条件は色々あるが大抵この3つさえクリアすれば戦友として来てくれるなどといった結果に繋がる
ではそんな状況が二次元ではなく三次元でも起きるかというと・・・
まぁできないことはないだろう・・・
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下へ下へと下がっていく超がつくほどの大型エレベーターには大勢の人が乗っている
ざっとその人数40人
そこに居るうちの38人はそれなりに歳をとっていたりはするが身なりがしっかりと整っておりやんごとなき立場の人だとどんな人でも見れば一瞬でわかるだろう
あとの2人はメイド服の瞳に光がない少女たちだが
当然である
何せここにいるのは各国の首脳人とその護衛の人達でもしもここにジャーナリストでも居たら世界一のビックニュースになっているだろう
男女様々だが当然のように2人1組となってそれぞれが若干距離をおいており互いに話すこともない
できれば今すぐにでも殺したい相手が目の前にいるのに手を出せないなど歯痒いこと歯痒いことなどとはここに居る人たちは思っていない
では何を思っているかとなると
(((((アレは本当にあるんだろうか・・・)))))
とまぁ全員興味しか頭にはなかった
ではなぜこのような異常空間ができているのかとなると
数日前まで遡る
太陽が出ていようが月が出ていようが関係なくどの国でも同じような会議を行なっていた
内容は皆一緒でガンダムに対する被害と対抗策を話し合う場だったのだが・・・
当たり前のように先の進まない対抗策を考えその際に起きるであろう被害の押し付け合いをしていた
誰も彼も狐狸で本音で話している人など全くと言っていいほど居なく生配信でもしていたらきっと国民からの指示など失うほど醜かったことだろう
そんな会議をしていたとき急に使っていたパソコンがハッキングを受けたのである
当然ながら慌てる慌てる
しかし次に映った画像と映像に誰もが息を呑む
それはアニメのようなCGのような巨大人型兵器がペイントを使った模擬戦の様子で僅か10分にも見たない映像誰が見ても詐欺にしか見えないはずの映像
だが全ての映像が終わると黒い画面に
《ガンダムに世界に勝つ力欲しくないか?》
などと詐欺師でもしないようなアニメ世界で悪役が使うような出来の悪すぎる文字とその下に各国でハイとイイエを示す文字が出ており
さらにその下には10分からどんどん減っていくタイマーが制限時間として映っていたのだ
実につまらない
実にくだらない
実にわかりやすい
詐欺一直線の内容
それこそ普通なら誰でも
「何をくだらないことを」
この一言でイイエを押しているだろう
だがこの場にいる19組いや19国の首脳陣はハイを押した人達どこもが大国であり戦争と争いに勝ち続けた勝者ばかりだ
そして次に映ったその場への道標に従って集まった者達である
ガコンと音が鳴りついでエレベーターの扉が開くがその先は真っ暗で
「「皆様方どうぞ」」
2人の少女に促されるまま降りるが何も見えないことに誰もが自らの賭けが外れたと思っていたのだが
「よくぞおいでくださいました」
そこにいる誰でもない声が響きパチンと音が鳴る
そして目が眩むほどの明かりが灯
目を開けると1人の男性と多くの子供達が整列しておりその後ろには十数mはあろうかというほどの大きな人形物体が所狭しと並んでいる
その数ざっと120
38人誰もがその光景に驚きの声があがる
「パンフレットを」
「「かしこまりました」」
男性がそう言うと少女達は38人一人一人に紙の束を渡す
全員に配ったのを確認し終わるなり
「それでは説明をします」
そう言って男性は話し始める
「今回皆様方に売りたい商品は人形兵器4種計120機となっています」
38人全員が黙る
「一つ目
全長17、7m
重量60t
リニアライフル
ディフェンスロッド
ソニックブレイド
捕獲用ワイヤーアンカー
以上の4つを装備しております
変形機構がありますが換装の作業が必要です
お値段としましては〇〇ドルとなります」
38人全員が思う
「2つ目
全長17、9m
重量67、1t
リニアライフル
ディフェンスロッド
プラズマソード
20mm機銃
ミサイル
捕獲用ワイヤーアンカー
以上の6つを装備しております
先ほどと同じく変形機構がありますこちらは換装が必要ありませんですが空中での変形はお勧め致しません
お値段としましては〇〇ドルとなります」
我が国では一体どれだけの年数をかければ到達しうる技術なのだろうか・・・
100年?
200年?
「3つ目
全長15、4m
重量58、2t
リニアライフル
ディフェンスロッド
ソニックブレイド
捕獲用ワイヤーアンカー
以上の4つを装備しております
他にも105mmリニアキャノンとロケットランチャーと捕獲用電磁シールドの3つを好きなように選び装備することが可能です
お値段としましては〇〇ドルとなります」
少なくとも自身が生きている間に完成することはないだろう
だが今はそんなことどうでもいい
これなら!
この力なら!
「4つ目
全長17、6m
重量66、8t
リニアライフル
ディフェンスロッド
プラズマソード
脚部ミサイル
捕獲用ワイヤーアンカー
以上の5つを装備しております
太陽光発電を可能としております
お値段としましては〇〇ドルとなります」
「4品ともOSにおきましては良いものを付けておりますそちらは買い取りいただいた際説明書をお渡しさせていただきます
また4品全て電気バッテーリー式で稼働しており今回は12時間ぶんの充電と
こちらで育てたパイロットをおつけいたします」
そう言うと機体らのパイロットであろう目に光がない少年少女達が男性の前に移動する
その見た目はアジア人が多いが西洋人も若干混じっているだろうか・・・
だが38人にとってはそんな事どうでもいいらしくただ思うことは
「「「「「ガンダムにだって勝てる!」」」」」
世界は今まで同じ土俵に上がることすらできていなかった
だがこれを手にすれば同じ土俵に立てるそれどころか数で勝り勝つことさえできる
だがそれでもまだ問題があり誰もが思っていたことだが値段が・・・けど・・・
「お値段についてもこちらの希望に答えてもらえるなら割引等々をさせていただきます
1つ目としましてはガンダム及び永久機関を手に入れた際の研究において私達に一切任せてもらえるなら4分の一にいたします
2つ目としましては我々としても争い及び犯罪がない故に儲けがない国の排除つまり今皆様が考えているとおり日本を消してくれればいいですそれでさらに半額にいたしましょう
これでもまだ厳しいでしょうから兵器の買取を行いますこれらがあれば戦闘機も戦車も必要ないでしょう?」
その言葉にパンフレットの最後についていた契約書に記入されるペンの音が19個所で聞こえた
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「どうしたヴェーダ急に呼び出して・・・
19の国で兵器の数が減っている?・・・
いやそれはないだろう・・・
人類は諦めが悪い生き物だ・・・
確かにそれならどこに消えた?・・・
処分はない・・・
落としたなどと馬鹿なことはない・・,
・・・だとしたら・・・売った?・・・どこに?・・・
金銭がなくなるような国々ではないだろう・・・
いやそれもない敵になるであろう他国に売り払う必要もない・・・
だとしたら何処に?・・・
しかし銃一丁なんて少ない数ではないぞ・・・
何か大きな物を買うために売った?・・・
何処で?・・・いや何を買った?・・・
・・・何か嫌な予感がする・・・
あぁ証拠もないイノベイターとしtrの直感としか言えないが・・・
・・・ヴェーダどんな些細な事でもいい情報を集めて欲しい・・・
すまない頼んだ・・・」
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