30の彼岸花君影草 1の外の秋桜   作:テネブラエ

39 / 40
39

 

私は転生者

自らの望みを伝え神様から能力を貰った30人のうちの1人です

私が貰ったのは絶対的な記憶能力いや記憶容量の無限化と言った方が正しいです

リコリスとして力が必要な世界で何故こんな大して役に立たない物を欲しがったのかは簡単です・・・

 

前世の思い出趣味であったガンダムシリーズを忘れたくなかったからただこれだけだったの

 

宇宙世紀から鉄血まで多くのMSとMAそして戦艦すら愛し多くのプラモデルを買って作っていました

まぁその行動で前世ではインキャのオタクなんて思われていた事だって知っているけどね

 

まぁともかくその能力を手にした私は必死になって前世を思い出そうとするも今世と前世はやっぱり違うもの扱いなようで各機体とある程度の戦艦は思い出しはしたけども

話の内容いくらかと各キャラの名は思い出しても顔がわからないものが多くあります

 

それでも何の因果かガンダムがこの世界に来た事で転生者達の中ではあるが役には立っていると思いたい

私の記憶はこんなもんでいいですよね・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今覚えるべきはこの5つのテレビで行われている近未来的とは言い切れなくなるかもしれない戦争だけです

 

常にこの場にいる転生者リコリス達は転生者掲示板でLive配信をしており転生者リリベルも見ていると思います

 

ソレスタルビーイングは警告を出しはしたけど従うわけありませんでした

当然だどの国だって日本はついでで本命がガンダムなんてことはあの巨大兵器の数が証明しているから

 

警告の結果1秒後返ってきた返答は巨大兵器からの弾でした

 

そうして始まった戦争のうちの一つに目を向けます

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

映っているガンダムは緑色の機体

 

GNー006

ケルディムガンダム

 

その戦いは安定していると言っていいですが

悪言い方をすればつまらなかったです

 

敵機の攻撃と敵艦の砲撃をGNシールドビットで守り

GNシールドで守りきれないミサイルなどの攻撃はGNライフルビットが打ち落とし

そしてケルディム自体はGNピストルⅡで牽制しつつたまにGNライフルⅡで撃ち落とす

あっという間に30はあった敵機は20を下回りました

そして決着をつけにかかったのであろうトランザムを発動し赤く染まったケルディムガンダムはGNライフルⅡを敵機がいない明後日に向かって構えると超精密射撃のフォトスクリーンが現れ

 

「どこを狙っているの!?」

 

わけがわからない子もいるが何を狙っているかなど銃口の方向で予想がつきました

そして撃たれたビームは見える水平線を越えて行き

その先で何が起きたのかは知らないが敵機の動きが止まった事で誰もが予想できます

 

「動きが止まった?」

 

「戦争の戦う必要がない?」

 

「既に勝負がついた?」

 

「「「「「・・・まかさ本丸を撃ち抜いた?!」」」」」

 

既に戦いの決着はついた戦闘時間いや戦争時間は僅か15分

けど・・・

 

「もう決着はついたのに!」

 

見える範囲の敵艦が撤退を開始するなか何故か動かない敵機をケルディムガンダムはGNライフルⅡで撃ち抜いていき

そして数分後空を飛んでいるのはケルディムガンダムだけでした

 

GNピストルもGNライフルも凄腕で

GNライフルにいたっては二代目ロックオンよりも上かもしれません

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次に見たのはオレンジと赤が繋がった機体

 

GNー007

アリオスガンダム

 

GNRー101A

ガンアーチャー

 

デュナメスガンダムが防御で防ぐなら

アーチャーアリオスは速さで避ける

 

MSになることはなくMA状態だがその圧倒的な速さにはどの攻撃も追いつきません

先読みして攻撃を置いておくことができないのだろう自由気ままに飛び回るアーチャーアリオスに当たることなく弧を描き戻ってきたアーチャーアリオスの反撃で敵機は落ちます

 

だがついに痺れを切らしたのだあろう敵艦らからミサイルが大量に発射されました

どんどんとテレビの大半がミサイルで埋め尽くされるがアーチャーアリオスは即座にドッキンングを解除しMS形態に

トランザムを使用すると両腕に装備されたGNバルカンが大量のビームを撃ち

見えていたミサイルはどんどん爆発に変わり残ったのは爆炎のみでした

そしてトランザムしたままアリオスガンダムはMAに変形すると海に飛び込みます

 

「何を!?」

 

それから2分間MS形態に変形したガンアーチャーは一機で敵機を相手取るがやはり数での差があり守り避けるので精一杯みたいです

 

そんな時敵艦隊後方の海で影ができ始め少しずつ大きくなる影の正体が見えてきます

水を海に落としながら出てきた潜水艦はトランザムしたアリオスガンダムのGNビームシールドに挟まれそのまま海上へ連れていかれます

既に潜水艦のスクリューですら海に浸かっておらず逃げることができないみたい

 

「「「凄い力!」」」

 

若いリコリス達が目を輝かせながら見ていますが

見ていたリコリスとくに実験場探査をしたリコリス達からすれば潜水艦を持てるパワーといつ開いたなどどうでもいい

私も含め彼女達はしっているガンダムが持つクロー武器はろくでもないことくらい

そして当然ながら開くということは閉じるということで・・・

 

「「「「「っ!」」」」」

 

これから何がおきるか予想できたリコリス達が近くにいた若いリコリスの両目を塞ぐと

 

「「「見えないんだけど!」」」

 

苦情がいくつか出てているが正しい判断です

そして予想通りGNビームシールドは火花をあげながら閉じていき閉じ切った時には潜水艦は真っ二つにされ爆炎をあげながら海の底に沈んでいったのです

 

目隠しを外された年若いリコリス達が不満そうにしていたが仕方ないと思う・・・

だってこんなの見て性格が捻じ曲がったりしたら困るし・・・

 

その後は単純だった

未だに撤退しない敵機と敵船をアリオスガンダムとガンアーチャーは神がかったコンビネーションで沈めて行く

攻撃もフォローも互いに務める

最終的に残ったのは敵艦が片手くらいと並んだアリオスガンダムとガンアーチャーだけでした

 

戦争時間は30分くらいだろうか

 

それじゃあ次を見ようとした時

 

「あっ!捕まった!」

 

そんな声を聞きテグのテレビに目を移す

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

GNー008

セラヴィーガンダム

 

大型砲塔を携えたヴァーチェガンダムの後継機

 

確かにその攻撃力とGNシールドの防御力は凄いけど今回の戦争を考えるとあんまりおすすめできる機体でがないと思う

だってこの機体巨大な相手や遅く群れた相手には無類の強さを誇るけど速い相手は得意としないから

そして攻撃の都合上止まることが多いから

 

テレビを見ると両腕両足に2本ずつ捕獲用であろうワイヤーが絡まっておりその先では必死に敵機が引っ張っていてセラヴィーガンダムは動けないでいる

 

「「「頑張れ!」」」

 

「「「捕まっちゃう!」」」

 

引っ張っていない敵機が接近戦であろう武器を抜くとゆっくりと近づき機体を押さえつけながらコックピットに向けて近づけて行く

おそらくパイロットだけを殺すつもりなんだろうけど・・・それは悪手なんだよな〜

 

両膝から現れた隠し腕がビームサーベルを抜くと敵機の両足をおとす

それに驚いたのか接近武器の動きが止まるとビームサーベルをしまった隠し腕が敵機の胴体を掴み赤く機体が染まるトランザムの発動です

 

そしてセラヴィーガンダムの背部のバックパックが外れる

 

「「「え?」」」

 

折り畳まれた部位が伸ばされ両腕両足に

 

「「「はい?」」」

 

そして胴体部分にあたるフェイスが露出しフェイスバーストモードになるとその上に頭が現れたのである

 

「「「えぇぇぇ!?」」」

 

「「「をんなのってありぃぃ!?」」」

 

GNー009

セラフィムガンダム

 

セラフィムガンダムは接近していた敵に向くと手が隠れ再び砲塔となりビームを撃ち出し破壊します

そして足も隠すと四肢にあたる合計4門からのビームでセラヴィーガンダムを抑えていた敵機計8機を撃ち落としました

 

その後は時間がかかっていたが勝敗は見えていて

そもそもからいって敵機の数が足りなかった何せ数えてみたら10機しか残っていません

 

全滅まで見るまでもないですね

 

後で知った戦争時間は40分です

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして4つ目のテレビを見る

 

GNドライブが二つ両肩についた機体

 

GNー0000

ダブルオーガンダム

 

後ろにオーライザーはないからまだガンダム扱い

 

接近戦が基本な機体

そしてオリジナルGNドライブが2つついている機体

そんな機体だから戦いの内容は大体予想できていました

 

引き撃ちしながら接近され味方を失いながらも捕獲用ワイヤーを絡めたのだろう既に両腕両足にそれぞれ2本ずつワイヤーが絡んでいるがそれじゃダブルオーガンダムは止まりません

まるで野を行くが如く繋がっている敵機を振り回しながら戦闘を続けます

 

それでも敵機達は必死に避け場合によっては犠牲にしてでも絡めるワイヤーと引っ張る機体を増やして行く

だが敵機達は知らないだろうダブルオーガンダムを相手にした時点でセラヴィーガンダムとの戦闘から予想できた作戦は破綻している事に・・・

 

「2個付けているから馬力は2倍のはず!」

 

確かに2個付けている

 

「それじゃあ16機までは大丈夫って事?」

 

単純計算ならそうだろうね

 

「だと思う!」

 

だけど違うんだよな〜

 

そして14機を犠牲にして

 

「「「あっ!」」」

 

16機の敵機がダブルオーガンダムを捕まえる

しかし

 

「簡単に引き摺り回している!?」

 

「なんで!?」

 

しかしダブルオーガンダムは最も簡単に引き摺り回し時には海に叩きつけ動き回る

GNドライブを2個積んだから

セラヴィーガンダムから計算して8×2=16ではない

オリジナルGNドライブを2個付けるつまりツインドライブシステムによって生み出される計算式は

 

「・・・ねぇ」

 

「今理由を考えているのに何よ」

 

「・・・もしかして2倍じゃなくて2乗とか?」

 

「・・・いや・・・まさか・・・ぶ・・・物理法則を無視してる・・・」

 

賢いリコリスは気づきました

ツインドライブシステムでの計算式は二乗計算だということが

つまり

 

「少なくとも8×8の64機必要・・・」

 

正解です

 

その後は案外直ぐに終わりを迎えます

いくら16機で必死に引っ張っても止まらないダブルオーガンダムに引きずられる機体達のパイロットにかかるGは恐ろしいものだったのでしょう

ましてやGN粒子によるGの軽減すらない

ワイヤーを外せばいいと思うのだが何故かしない16機達は互いの機体が接触したりして小さくなり

最終的にはビームライフルでコックピットであろう部位を撃たれて海底へと消えていきました

 

最終的な戦争時間は30分です

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

結局ガンダムが掛かった時間は警告も合わせれば50分すら掛かっていません

 

まさしく圧倒的な戦争だったのです

 

しかし敵国達も一筋縄ではいかず

 

「あ!戦闘機が見えた!」

 

誰かの声で殆どのリコリスが最後のテレビへと目を向けたのでした

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。