30の彼岸花君影草 1の外の秋桜   作:テネブラエ

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転生者の脳内掲示板は雑談に使われることもあるが基本は情報交換と情報整理に使われる

そのためいつもはDAのエージェントとして解決した問題の報告でほとんど埋まる掲示板だが

今日の内容は一風変わっているようで・・・

 

1:とあるリコリス

つまり西暦2100年頃にイオリアという人に結成されて

約200年後の2300年頃に活動を開始した組織で武力によって戦争を根絶して回ったってこと?

 

2:とあるリコリス

うん

 

3:とあるリリベル

なんだそりゃ要するに圧倒的な武力を持ったテロ組織じゃねーか

 

4:とあるリコリス

まぁガンダムマイスターの一人は世界に喧嘩を売ったって言ってたし

別のガンダムマイスターはきだいのテロリストになったと言っているからたしかにテロ組織だね

 

5:とあるリリベル

それで一期では主人公達とは別のマイスター達が使っていた擬似型GNドライブだっけかそれが戦争屋をとうして軍に渡って量産されてボロ負けしたと・・・自業自得だな

 

6:とあるリコリス

トリニティーズが原因でね一期では壊滅したんだ

 

7:とあるリコリス

しかし半永久機関ねぇ・・・手に入れば地球上のエネルギー問題全部解決できるしろものね

 

8:とあるリリベル

確かにそうだけど擬似は勿論オリジナルでさえ毒性がある代物だぞ

それに木星の高磁場環境で100年かけて作れてたったの5機だぜ労力考えれば釣り合わないってw

 

9:とあるリコリス

核エネルギーだって放射線っていう毒性があるじゃない

まぁそれを踏まえても確かに5機はないわね

 

10:とあるリリベル

確かに・・・結局は便利なものには何か碌でもない副作用やとてつもない製作時間がかかるってことか

 

11:とあるリコリス

で、そのGNドライブをエネルギーとして戦艦プトレマイオスと4機のガンダムを動かしているってことね

 

12:とあるリコリス

一期ではエクシア、デュナメス、ヴァーテェ、キュリオス

他にも漫画や小説本で出てるけどアニメに1期に出ていた主人公達が使っていたのはここらへんだよ

 

13:とあるリコリス

接近戦専用、大火力戦専用、遠距離狙撃戦専用、一撃離脱戦専用

何気にしっかり戦術に噛み合っているわね

 

14:とあるリリベル

しかし人殺し用の兵器になんで神の名をつけたんだか

 

15:とあるリコリス

さぁそれは制作者達に聞いてみないと・・・

 

16:とあるリコリス

あと量子計算システムヴェーダは欲しいわね・・・

しかし本当にぽっとででラジアータを超える物がでてくるとは

 

17:とあるリリベル

まぁ手に入ればDAは全ての問題が片付くうえに少なくとも数100年は安泰になるな

 

18とあるリリベル

それで2期では再び行動を開始して最終的にハッピーエンドっとよくある王道パターンだな

 

19:とあるリコリス

かなり覚えてなくて端折っちゃたけど大体こんな物語だよ

それでダブルオー、ケルディム、セラヴィー、アリオス、この4機が主人公達が乗ってた機体だね

 

20:とあるリコリス

ありがとう・・・しかしまずいわね

 

21:とあるリリベル

何がだ

 

22:とあるリコリス

メメントモリとかソレスタルビーイング号とかイノベイターとかいろんなことが出てきたけど

アロウズこの存在いや行動理念はかなり問題ね

 

23:とあるリコリス

なんで?アニメでの架空の組織だよ

 

24:とあるリコリス

武器、仕えていた相手、年齢、軍かエージェントかの違いはあるけどアロウズはこっちの世界でのDAよ

 

25:とあるリリベル

・・・確かにそうだな

テロ組織ごと知ってしまった一般人を殺戮しておいて自分達に都合がいいように情報を操作する

俺達は事件を事故に悲劇を美談に民主のために操作して

アロウズは自分達のために操作する

最終的な到着点は違うけどやっていることは同じってことか

 

26:とあるリコリス

えぇもしもあのガンダムのパイロットが私達をアロウズと同じだと判断したら最悪皆殺しもありえるわよ

 

27:とあるリリベル

それじゃあどうする?

 

28:とあるリコリス

・・・DAは大きな組織だから厳しい話になるけど意識改革が必要ね

 

29:とあるリリベル

けれど長い歴史の組織だぞ

 

30:とあるリコリス

もしくはパイロットと持ち手を探し出して交渉するか・・・

 

31:とあるリリベル

だが完全に不明な存在だからどちらにしてもできるかわかんねー

 

32:とあるリコリス

できるかわからないじゃなくやるしかないのよ

そうじゃないと待っているのは滅びよ

 

3とあるリリベル

それじゃあ取り敢えず方針としてはDAの上層部にバレないように意識改革をしつつガンダムの持ち手を探す方針でいいのかな?

 

32:とあるリコリス

それしかないわね・・・

それと探し出せてもDAには伝えずに交渉することも忘れないように

もしも捕まって拷問されたり殺害されたりしたら最悪敵対と判断されて皆殺しよ皆殺し

捕まえれたとしても殺したとしてもリボンズのように意識をヴェーダにリンクしていて別の体に移ったらその時点で敵対したと判断するでしょうしね

 

33:とあるリコリス

うんわかった

 

34:とあるリリベル

話してくれてありがとうね

 

35:とあるリコリス

どういたしまして

ただ・・・

 

36:とあるリコリス

ただ?

 

37:とあるリコリス

前世の時にガンダムOOは映画になるって話があったんだ

まぁ上映前に転生しちゃったから見れなかったけど

 

38:とあるリリベル

まじか〜物語が完結しきるまえに転生しちゃったのか〜

それじゃあもしかしたら予想外があるかもってことか〜

 

39:とあるリコリス

うん

 

40:とあるリリベル

それは仕方ないさその時になったら指示を仰いで動くしかない

 

41:とあるリリベル

まぁそれが俺達だし

 

42:とあるリリベル

それじゃあ次に革命組織パンドラの鍵についてだけど・・・

 

こうして転生者達はDAに絶対バレないところでリコリスとリリベル本来なら共有されないそれぞれの組織の情報を得ていくのである

 

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この国は安全だ・・・いや私達が安全にしているっと言った方が正しいだろう

 

今日も私達はファーストリコリスであるフキをリーダーとして犯罪を犯そうとした人外を殺し終えて街をパトロールしているところだ

 

本来ならリーダーのフキ、セカンドのサクラ、ヒバナそして私の4人で行うはずだった・・・けど・・・

 

「おまえいい加減リコリコに帰れよ」

 

「そうっスよ」

 

「え〜いいじゃんか今日はもう暇なんだって〜」

 

今日はさっきそこで出会ったリコリコの依頼を終えた千束とたきなも合わせて6人でパトロールしている・・・

 

赤2人紺4人・・・いや過剰戦力すぎるでしょ

 

それぞれがたわいない話をする中でビルに設置された大型のディスプレイでは最近話題であり問題となっているニュース番組が始まる

 

耳にタコが出来そうなほどリコリス支部でも何度もそのニュースを番組ごとに若干形状を変えながらも聞いた

 

「あ〜またやってるな〜いい加減聞き飽きたんだけどな〜」

 

「仕方ないですよ千束、それだけあの事件は衝撃的だったてことです」

 

アナウンサーが黙り

世間一般では正式にガンダムと呼ばれているそれが自衛隊の機体をボロボロにしている動画がニュース内で流れている

 

「そういえばフキってその場にいたんでしょ?」

 

「あぁ」

 

「どうだった?」

 

「どうとは?」

 

「いやかっこよかったとかそんな感想?」

 

「なんで疑問形なんだよ・・・かっこいいとかはわからんな、ただ」

 

「ただ?」

 

「あれのパイロットがしたことは私達と違って許可がない殺人だ」

 

「まぁそうだよね、相手が革命組織で犯罪者でも殺したしね」

 

「犯罪者であるならば相手が何者でも対処するのが私達だ

それにDAの上層部からも対処の指示がでているようだしな」

 

「それって楠木司令の命令?」

 

「あぁ」

 

「まじか〜あんな物をいずれ相手にするのか〜

はぁ〜落ち着くまでまた海外にいっちゃダメかな〜」

 

「ダメだ」「ダメっス」「ダメです」「ダメだね」「ダメ」

 

「おまえそれ一時期問題になったのもう忘れたのか?」

 

「もうわかってますよ〜だ」

 

そんな些細な話をしていると最後に見回る予定の公園入り口に近づいた

 

「ここ見たら終わりだから帰れ」

 

「ぶーぶーいいじゃんかもうちょっとくらい」

 

伝説のファーストとは思えない我儘っぷりに内心呆れながら角を曲がり公園に入ろうとした時

 

「うわっ!」

 

ドンっと何かがぶつかり私の紺色の服の一部が黒色に変わった

 

ドサっと尻餅をついた黒色の髪に黒色に目をしリュックを背負っており私服を着た私より数歳若いであろう少年は

左手にコーヒーであろう黒く中身が減り形が変わった紙コップ

右手にネット画面が写っているスマホを持っていた

 

まぁようはながらスマホである

 

「ご、ごめんなさい」

 

少年は立ち上がると頭を下げ謝る

 

「ふぅ・・・別に大丈夫ですよ・・・」

 

常識を知らないのかこの子はと思いつつもリコリスであるためなるべく事を大きくしないように服を脱ぎ腕で持つ

本来ならしっかりと怒りたいが騒ぎを大きくすることは避けなければいけないのだ

 

「ながらスマホは危ないよ〜相手が優しいおねいちゃんでよかったね〜」

 

「は、はい本当にごめんなさい!」

 

少年はそう言いもう一回頭を下げると私達が来た方向に走り去って行っく

 

「私達が言えたことではないけどあの子学校に行ってないのか?」

 

確かにまだ11時お昼休みには少し早い

けれど・・・

 

「あの子にはあの子の事情があるのでしょう」

 

少年を目で見送った私達は公園に入り見回りを終えリコリコ所属の二人と別れた

そしてゆっくり帰りましょうか、そう思った時

ピピピ、ピピピ

フキの携帯が鳴った

 

「はい・・・っ!了解しましたすぐに戻ります」

 

「どうしたのですか?」

 

「ラジアータがパンドラの鍵のテロ情報を掴んだ!」

 

「「「!!!」」」

 

「詳しくは戻ってからだが、どうやら延空木が大きく関わるテロらしい」

 

かなり大きな任務になりそうだ・・・

 

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「・・・なるほど・・・いや待て・・・ラジアータを一回掻い潜った存在がこんなに簡単に情報を渡すか?音量を上げてもう一回再生・・・?・・・人の声と判断される物を全て消して再生・・・今のは?同条件で音量を上げて再生・・・なるほどな・・・そういうことか・・・うまくやるものだ・・・これは確実に失敗するな・・・相手は大型機・・・なら出撃機体は・・・」

 

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