三人目の子供 作:誰だっけ
「スカル……だと??」
聞いたことないのないメモリの名前を聞いて蟻地獄のドーパントは戸惑う。
「……下品な食事をしようとする奴には消えてもらう。他人の迷惑だ……」
その隙にスカルは蟻地獄のドーパントの目の前に移動し、右フックを叩き込む。
「ぐばあっ!」
蟻地獄のドーパントはその勢いで吹き飛んだ。そしてスカルはゆっくりと歩いてドーパントに近づく。
「………トォっ!」
スカルはフラフラと立ち上がるドーパントに回し蹴りをする。
「ぐおおおっ!」
ドーパントが怯んだ隙にスカルは次々に右フック、アッパーを叩き込む。
「て、てめえっ!」
ドーパントは反撃の為に肩から無数の針のような物を飛ばした。……スカルは後ろの腰の方に手を回し、右手にスカルマグナムを出現させる。
そして狙いを瞬時に定め無数の弾丸を放つ。何発かドーパントに当たり、またドーパントは吹き飛ぶ。
スカルは更に追撃をしようと近づくが、ドーパントを砂の中に潜り込んでしまった。
そして次の瞬間、スカル後ろから勢いよく攻撃をされる。
「どうだ!少々、強いメモリを手に入れたからって油断したようだなぁッ!」
ドーパントが砂の中を素早い動きで移動し、次々にスカルに攻撃をしていく。
「この蟻地獄の中は俺のフィールド!どんな奴でもここに落ちたら俺の食いモンになるんだ!」
ドーパントの攻撃は激しく、攻撃が当たる度にガキン、バギ、ドガ、不可解な音を立てる。
スカルはスカルマグナムで反撃をするが砂の中に潜ってしまい、躱される。そしてその隙を狙われてスカルは手首を攻撃されてしまいスカルマグナムを手放ししまう。
「もらったあ!」
スカルは砂の中に潜っていたドーパントに後ろを取られてしまい、大顎で挟まれてしまう。
「俺の餌になれよ、アリンコぉ!」
ドーパントは力強く大顎でスカルを挟み、そして身体の中にある血液などの水分を全て吸い取ろうとする。その際にスカルの帽子も落ちてしまう。
(……アリっ?なんだこいつ……血も体……体液も……全然吸えなねぇ……?っていうか、なんなんだよ、この…冷てぇ身体は!)
そうしている間にも、スカルは動かせる左腕を動かしてドーパントの腹に打撃を叩き込み大顎から逃れる。
スカルは落ちた帽子を拾ってドーパントに向き直る。
「変身するのは……少しの間、死ぬ事だ。」
「………えっ?」
「あくまで、俺の場合、だかな……」
(ま、まさか……こいつ…ふ、不死身っ……なのか?)
「……お前の死は……俺よりずっと長くなる……」
スカルはロストドライバーからメモリを抜き、マキシマムスロットに差し込む。
スカルマキシマムドライブ
スカルの胸の骨のような物が剥けて紫色に輝く髑髏が飛び出す。そしてその髑髏は空中に上がり、それと同時にスカルも飛び上がる。そしてスカルは髑髏をドーパント目掛けて勢いよく蹴り飛ばし、その際に髑髏は大きく口を開き、ドーパントを丸呑みにし爆発を起こた。
メモリは爆発により空中に飛び出してパァン!!と音を出して壊れた。
▼▼
「ーーおやっさん?」
「目が覚めたか、アース。」
俺はどうやら公園のベンチで寝かされていたようだ。翔太郎はまだ気絶している。
「ねぇ、おやっさん。」
「なんだ?」
翔太郎が気絶してるし、今聴くのがベストだよな……
「おやっさんが仮面ライダースカルなんでしょ?」
「……なんでそう思った?」
「昔、俺はおやっさんに助けてもらった事があるんだ。」
「それはいつの頃だ?」
「え、……確か数年前だった筈だけど……?」
おやっさんは何か考えた後、俺に真っ直ぐ向き合う。
「アース、それは………いやなんでもない。……確かに数年前にお前のことを助けた事があったなアース。」
さっきの間、なんだったんだ?
「だが、その話はまた今度だ。そろそろ翔太郎の目が覚める。」
その後は翔太郎の目が覚め、おやっさんにお礼を言い助手してくれと頼んだがそれを断られた。(もちろん俺も。)
▼▼
鳴海荘吉はアースと翔太郎を家に帰した後、自分の探偵事務所でため息を吐いていた。
「数年前に俺が助けたか……」
理由はアースの発言である。
『昔、俺はおやっさんに助けてもらった事があるんだ。』
『それはいつの頃だ?』
『え、……確か数年前だった筈だけど……?』
鳴海荘吉がため息を吐いている理由………それは数年前、まだ彼は仮面ライダーではなかったからである。
「そいつは本当に俺……なのか?」
第一章が後、3〜4話で終わりそうです。
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あかねがヒロイン、ルビーがブラコン、許してくれる?
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いっそダブル?