三人目の子供   作:誰だっけ

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第二章
入学式


 

あの日から時が少し経ち、俺とアクアとルビーは高校生になった。

 

アイドルになりたいルビーを、アクアが裏でアイドルにさせない為に色々やっていたり、母さんが卒業してそれ以来やっていなかった、アイドルグループを壱護社長が立ち上げたり、アクアがドラマに出演したりと、まあ色々あった。

 

そして今日はそんな俺達の高校の入学式だ。

俺達が今後通うこの陽東高校は中高一環で、日本でも数少ない『芸能科』がある学校らしい。因みに俺とアクアは普通科、ルビーは芸能科だ。

 

この高校の入学式は先生の長ったらしい話を聞いで終わり、各自の教室に向かう事になった。

 

「……入学おめでとうアクア、あとルビー。ついでにアース。」

 

俺とアクアとルビーで各自の教室に向かっていると、後ろから声をかけられる。

 

あ、こいつ重曹ペロペロ女じゃん。確か名前は有馬かなだった筈………?

 

「おい、ついでってどういう事だよ?」

 

「ここ陽東高校は、授業日程の融通が利く位のもので、普通の高校と大した違いはない。ふつーに赤点取ったり、出席日数足りなかったら留年するし、カリキュラムもそんな違いはない。」

 

有馬かながいきなり学校の説明をし出す。

ていうか普通にコイツ俺の事、無視しやがったぞ。

 

「でも、もちろん1つ大きな違いがあるわね。」

 

そうして有馬かな?が周りを、歩いている人を指で指していく。

 

「あそこ歩いてるのは俳優。そこに居る2人は最大手アイドルグループの子。あそこの胸のでかい子はグラビアモデル。あれは声優と配信者、ファッションモデルに歌手。ベンチに座っているのは歌舞伎役者と女優。……皆、芸能人。ここは日本で1番見られる側の人間が多い高校。歓迎するわよ後輩。芸能界にようこそ。」

 

 

 

 

 

 

▼▼

 

 

 

 

 

俺達は各自に別れて教室に向かった。教室には知っている奴は誰も居ないだろうと思ったが……

 

「よお?アース。」

 

「なんでお前もここに居るんだ?……翔太郎。」

 

そう何故か翔太郎が居た。

 

「いや俺もどこの高校受けるか迷ってたんだけどよお、お前がここを受けるっていうの聞いて俺もここにしようと思ったんだ。」

 

「適当かよ……」

 

 

 

 

 

 

▼▼

 

 

 

 

 

「───って言う感じで友達になったみなみちゃん。」

 

そう言って隣にいる女性を紹介するルビー。

 

「どういう感じだよ?」

 

まったくの同感である。

 

「お兄ちゃんとアースは友達出来た?」

 

ルビーが俺とアクアを見つめる。

 

「まあ、俺は知り合いが居たけど……」

 

そう言って俺はアクアのことをチラッと見る。

 

「………いや別に友達作りにこの学校に入ったわけじゃないし……」

 

「あっこれ出来なかったやつだ……」

 

アクア……きっといつかは友達が出来るよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はめちゃ短めです。
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