三人目の子供 作:誰だっけ
髪はアクアやルビーと同じ金髪です。顔はアクアよりの顔をしています。だけど、他の二人と違う事はその目に星が無いことです。感情が昂った時に右目か左目のどちらかに星が出ます。
あれから1年が経った。
俺達三つ子は立ったり喋ったりしても怪しまれない程に大きくなった。
この1年いろんなことがあった。
斉藤壱護さんの夫人の斉藤ミヤコさんがベビーシッターを押し付けられたストレスにより、文●とかに
母さんのライブで、姉と兄が寝ている俺を挟んでヲタ芸をしてネットでバズったりと本当にいろいろなことがあった。
いや、マジでいろいろありすぎじゃね?
そして母さんはモデルにラジオにアシスタントと着実に仕事を増やしていっていた。そして今日はそんな母さんの初ドラマの仕事である。
「いいですか、三人とも?どーしてもと言うから連れて行きますけど……現場でアイさんの事、ママなんて絶対に呼ばないでくださいよ。」
「現場では私の子供という設定を忘れないでください。」
ミヤコさんが車を運転しながら言う。
「はいはい、ママ、ママなでなでしてー」
すごい棒読みだな。
「私もしてママー」
母さんも何言ってんだか。
「ママ、お小遣いちょうだい。」
こいつに関しては論外だな。
▼▼
「苺プロのアイです。本日はよろしくお願いします。」
母さんが丁寧にお辞儀をする。
「どうかしました監督?」
監督の人が母さんをジッと見つめる。
「いや別に。」
何か気づかれたのか?
「この子供は?」
「あっ、この子達は私の子で……」
「マネージャーが子連れで現場にねぇ……」
やっぱり、何か気づかれたのか?
「働き方改革ってやつか?時代だなぁ、まぁ現場に犬連れてくる人も居るしなぁ。」
なんだ、ただの馬鹿か。
▼▼
ドラマ撮影から1か月経った。母さんの撮影なども無事に終わって、今日はそのドラマが公開される日だ。
俺達家族はそれをテレビの前で見ていた。
「ママの演技楽しみ!」
姉が楽しそうに言う。
「結構撮ったからね。」
「さ!オンエアーだよ!」
ドラマが始まる。
「あっこのシーンだ!」
「「「……」」」
「「「……」」」
短か!!
「えっ、これだけ?!」
「ワンシーンちょびっとじゃん!!」
どうやら兄と姉もそう思ったようで文句を言っている。兄に至ってはどこかに電話もかけ始めていた。
なんか一気に暇になったな。寝るか。
▼▼
今日は兄の映画撮影の日だ。なんでか知らないけど母さんが映画の仕事を貰うのに兄が出るのが条件だそうだ。
そして現在俺達三人は控え室みたいな所にいる。
「ママぁああーー!ママぁあああ!!ママのどごがえりたい!なんでママ居ないの?!」
姉が泣き叫んでいる。自分の姉ながら恥ずかしい。てかこいつ俺と同じ転生者だよな?
「アイとは撮影日が違うんだよ。」
兄が姉に冷静に教える。
「早く帰ってバブりたい!ママの胸でオギャりたいよぉーー!!」
「私をオギャバブランドに返してーー!!」
よし決めた!俺こいつの事は姉じゃなくてルビーって呼ぶことにしよう!こいつが姉とか恥ずかしいわ!
そんなことを俺が考えていると何かを叩きつける音がなった。
「ここはプロの現場なんだけど!遊びに来てるんなら帰りなさい!」
こいつは!あのよくユーチューブのshortに出てきた奴だ!
「私は有馬「重曹ペロペロ女!」違うわよ!はぁ、私の名前は有馬かな。」
「……あ、この子あれじゃない?えっとなんだっけ……?」
ルビーが何か思い当たることがあるのか考える。
「重曹を舐める天才子役……?」
「10秒で泣ける天才子役!!」
「やっぱり、重曹ペロペロ女じゃねーかよ!」
「だから違うって言ってるでしょ!!」
「はぁはぁ、ともかくドラマで泣きっぷりが凄いってみんな言ってるの!凄いんだから!」
「なんだこのガキンチョ。」
「私、この子あんまり好きじゃないのよねー……なんか作り物ぽくって生理的に無理。」
「たまに子役に対して異様にキビシーと奴っているよな。」
「知ってるわよ、あなたコネの子でしょ!」
「本読みの段階じゃ、貴方もアイドルの子も出番が無かったのに……監督のゴリ押しってママも言ってた!そういうのいけない事んだから!」
「いや、そういうわけじゃ……」
「こないだ監督の撮ったドラマ見たけど、全然出番無かったじゃん。」
「どうせ、カットしなくちゃいけないほどへったくそな演技してたんでしょ。媚びるのだけは上手みたいだけど。」
有馬かなが扉を開けて出ていく。
「お兄ちゃん、アース。」
「分かっている、相手はガキだ……殺しはしない。」
「ヘルライジング使ってプトティラ&ファング使ってハザードトリガーを使った状態で襲ってやろうか……?」
その後、兄が気味の悪い子供役をして有馬かなを見返していた。
俺,今度から兄のこと兄さんって呼ぶわ。
もう、どんどん駄目な所や誤字報告をしちゃってください。