C「さーて、第3戦目だ!まずは悩みが何一つなさそうな龍族、シェロカルテ・ファレル!」
シェロカルテ(以降シ)〈よろしくお願いしまーす。でも私は戦うより仲良くお話でもしたいんですけど・・・〉
ル【そして相手は194番担当、マチュレ・グライザー!】
マチュレ(以降マ)〔・・・余裕。〕
リ『えーと・・・試合始め。(さっさと帰りてぇ・・・)』
シェロカルテ・ファレル VS マチュレ・グライザー
不勝不敗 不勝不敗
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シ〈じゃ、こっちから行きますねー。〉
そう言い切る前に人の姿だったファレルが大きな龍へと変化し、口から緑色の竜巻を吐き出す。
マ〔へぇ・・・〕
避けようとせずにそれを待つかのように見ているマチュレ。当たろうとしたその前に、彼女の赤い左目が一瞬光った。次の瞬間、その竜巻の向きが逆に変わってファレルの方に向かう。
シ〈・・・あれれ?何かこっちに来ちゃいましたね・・・〉
龍の姿故の巨体に吐き続けていたのも重なって避けられずに直撃する。決して軽視出来ない威力だが、鱗がある分はマシだろう。
ル【今のは恐らく弾き返したんじゃろうな、どうやらあの者の片目、魔力を帯びておるようじゃ。】
シ〈これじゃ当てられないですねー・・・なら・・・〉
竜巻を当てるのは厳しいと判断し、今度は巨体をもって体当たりを仕掛けにいく。なかなかの速度だが頭から突っ込んでいるため細い一直線の攻撃はあまり対応が遅れなければ避けられるだろうが・・・マチュレはこれも待ち構える。当たろうとした時、ファレルの視界に彼女が消える。
シ〈・・・あら?〉
マ〔・・・対応出来るのは遠距離攻撃だけじゃないから。〕
マチュレはファレルの身体の上・・・もとい、背中の上にいた。彼女の能力、反射は攻撃を返すだけでなく、敵の背後に一瞬にして回り込むのことも可能なのだ。
シ〈へー、凄いですね。そんな簡単に私の上を取れるとは・・・〉
本気で感心しつつ、攻撃される前に人の姿へと戻る。刃物も武器になるような物も何一つ持っていないマチュレは素手で攻撃する気になれなかったので背後をとってもどうしようと考える状態だったが、相手が人の姿になったのなら好都合。身体は落下するが地にいた自分に体当たりを仕掛けようとしていた分そこまで高さはなく、着地する。
マ〔・・・今の所あなたが私に勝てる勝算があるとは思えない。無駄に抵抗するなら降参してほしいけど。〕
シ〈うーん・・・まだ出来る事はあるんですけど、あまり乗り気じゃないですしまぁあなたが勝ち上がりたいと思っているならここはギブアップしておきます♪〉
対峙したまま傲慢気味に放たれた言葉にやや考えた後にあっさりと降参の意を示すファレル。
リ『・・・ずいぶん軽く言いやがったなあいつ。』
ル【まぁこの大会は降参することが禁止ではないのでな。まだ試合も多く控えておるからよしとしよう。】
リ『(・・・あたしも適当にやり合ったら降参しとくか。相手次第になるだろうが・・・)』
何で私はこうして小説を書こうとしだしたのか分からない今日この頃。そしてやる気の出し方も分からない・・・