インフィニティダンガンロンパ6 ようこそぼくらのコロシアイ強化合宿 作:M.T.
コトダマ一覧
東野のコトダマ
【モノクマファイル③】
被害者は【超高校級の司令官】神風大和。
死亡推定時刻は、17時33分頃。
死因はアナフィラキシーショック。
死体発見場所はホテル2Fのパーティー会場。
脚に針で刺された痕がある以外に外傷はない。
【神無月の証言】
停電が起こる前、神風の近くには、梶野、神無月、氷川がいた。
神無月曰く、停電中に誰かが神風に近寄った様子はなかったようだ。
【こぼれたお茶】
神風の席があった場所には、ちょうど倒れたグラスとこぼれたお茶があった。
だが、見るからに神風が飲んでいたお茶の量よりこぼれたお茶の量の方が多い。
ほのかに桃の香りがする。
【塩】
神風がいたテーブルに撒かれていた。
ちょうど神風と神無月の席の間を橋渡しするように撒かれていて、指でなぞったような跡がある。
【薬師寺の検視結果】
神風の死因はおそらく桃アレルギー。
【薬師寺の証言①】
薬師寺は、人命救助の観点から救急セットの所持だけは認められていた。
【血のついた花札】
神風の近くに落ちていた。
鹿の絵が描かれている。
【的凪の証言】
神風が最後に的凪の部屋に来たのは27時間前。
それ以降神風と的凪の接触は一切無い。
【薬師寺の証言②】
ここには、27時間以降に効果が現れる致死性の毒は存在しない。
【ピアノの自動演奏】
舞台裏のピアノの自動演奏機能がオンになっていた。
演奏開始時間は、17時に設定されていた。
【空気清浄機】
いつの間にかタイマー機能がオンになっていた。
タイマーの時刻は、ちょうど停電が起こる時間の直前に設定されていた。
【リーゼの証言】
舞台裏に置いてあった装置の電源が全てオンになっていた。
【暗視スカウター】
パーティー会場内に落ちていた。
赤外線を感知し、暗闇の中でもものを視認できるようになる。
【安室の証言】
停電が終わった後、薬師寺が血相を変えて神風に駆け寄り治療を施そうとした。
それ以外は、皆立ち尽くしていたらしい。
【打田の証言】
開宴時刻の後でパーティー会場の中に入った人間はいないらしい。
強いて言うなら、梶野が見張り役の打田の飲み物を持ってきたのと、停電が起こった後に六道がブレーカーを上げに会場を出て行っただけ。
【ジュラルミンケース】
全員の持ち物は、神風がチェックした後、怪しいと判断されたものはジュラルミンケースにしまわれている。
ジュラルミンケースを開けられるのは神風だけ。
【梶野の証言①】
神風の桃アレルギーの事を確実に知っているのは、俺、梶野、酒蔵、氷川、薬師寺の5人。
もしかしたら樺戸と神無月も知っていたかもしれないとの事。
【準備の役割分担】
俺、薬師寺、梶野、酒蔵、氷川が調理担当。
安室、樺戸、神無月、リーゼ、六道が装飾・余興担当。
神風が企画の監督と会場の見張り。
調理担当は厨房に、余興担当はパーティー会場にいた。
打田と消灯寺が見張り担当で、パーティー中も会場の外で見張りをしていた。
【梶野の証言②】
停電が起こる前、神無月が自分のお茶を神風に押し付けようとしていたらしい。
【樺戸の証言】
パーティーの時の飲み物は、
樺戸とリーゼはオレンジジュース。
安室と酒蔵はブドウジュース。
打田と氷川がリンゴジュース。
六道がモモジュース。
神風、神無月、消灯寺が緑茶。
梶野、俺、薬師寺が烏龍茶。
ただし、神無月は緑茶の前にモモジュースを飲んでいた。
六道のコトダマ
【会場についた血】
吐血にしては血の色が鮮やかで、胃の内容物も混ざっていない。
喀血にしては血の飛び散り方が不自然。
【プラスチックのフレーム】
耳みたいな形をしたフレーム。
神風の髪の毛が絡まってる。
神風の身体を調べた時に的凪が見つけたものらしい。
【ブレーカー】
ちはるがゲームの明かりを頼りにブレーカーを上げに行った。
薬師寺が切羽詰まった様子でちはるをパシッてきた。
【停電中のリーゼの行動】
リーゼも薬師寺にパシられてピアノの演奏を止めに行った。
演奏が止まったのは、ちはるがブレーカーを上げた後だったらしい。
【何かが落ちたような音】
薬師寺にパシられてブレーカーを上げに行った時、神風の席のあたりから『ガシャン!』って何かが落ちる音が聴こえたような気がした。
【氷川の証言①】
ちはるがブレーカーを上げに行った直後、神風が突然苦しみ出した。
【氷川の証言②】
パーティーの準備の前、神風がパーティー会場の舞台裏で機材の確認をしていた。
【氷川の証言③】
氷川曰く、パーティーの役割や企画を考えたのは神風らしい。
【ジャバウォックピーチ】
普通の桃の10倍の成分が含まれた桃。
何故かジュース瓶の蓋が開いていて、一本だけ中身が少し減っていた。
ちなみにジュースは鍵付きの冷蔵庫の中に入っていた。
【輸血パック】
神風の血液型に対応した輸血パックの血が半分減ってた。
エレベーターが止まると、扉が開いた。
目の前には、前回とは若干デザインの違う、黄金に輝く遺跡のようなデザインの裁判場になっていた。
山脇と殉前の席の間には大きくバツ印を描かれた暗野の遺影が、殉前と薬師寺の席の間には目の部分を塗り潰された神風の遺影が新たに置かれていた。
俺達は、それぞれ自分の席につく。
薬師寺は、生気を失ったような表情でぼんやりと一点を見つめている。
梶野は、いつものポーカーフェイスで顎に手を当てている。
リーゼは、悲しみと不安が入り混じったような表情を浮かべながら胸元で軽く拳を握っている。
消灯寺は、どんな表情をしているのかはわからないが数珠を握りしめている。
安室は、悔しそうな表情を浮かべながらモノクマとモノルナを睨んでいる。
酒蔵は、悔しそうに歯を食いしばりながら俺達全員を睨んでいる。
神無月は、涙目で敵意を剥き出しにしながら俺達全員を睨んでいる。
樺戸は、泣きじゃくりながらモノクマとモノルナを睨んでいる。
氷川は、涙を流しながら俯いている。
打田は、苛立ったような表情を浮かべながらモノクマとモノルナを睨んでいる。
的凪は、余裕綽々とでも言いたげに貼り付けたような笑みを浮かべている。
六道は、起きているのか寝ているのかはわからないがまっすぐ正面を見据えている。
……絶対に、真相を暴くんだ。
『キャハハハ!全員席につきましたね!?』
『それでは、始めましょうか!お待ちかねの学級裁判を!』
《学級裁判 開廷!》
モノクマ『ではまず裁判の簡単な説明をしておきましょう。学級裁判では『仲間を殺した犯人は誰か』について議論をし、その結果はオマエラの投票によって決まります!』
モノルナ『もし正解ならクロのみがおしおき!不正解ならクロのみが『卒業』、それ以外の全員がおしおきよん☆最初の事件の犯人が既に死んでいる場合を除いて、裁判でクロとなるのは最初の事件の犯人なので、そこら辺気をつけてね!』
打田「それ、前も聞いたんだけど」
モノルナ『キャハハ、もしかしたら友達から借りて途中からプレイする人がいるかもしれないでしょ?だからこのくだりは毎回必要なのよん?』
六道「メタ発言やめろ」
モノルナと六道は何を言っているんだ…?
…いや、今はそんな事を気にしてる場合じゃない。
議論に集中しないと。
梶野「皆さん、まずは神風様の死の状況について整理をしませんか?そうすれば、自ずと犯人に繋がる手がかりが見えてくると思いますよ」
酒蔵「そんなの、決まってんだろ!!犯人はこいつで決まりだ!!」
的凪「は?」
酒蔵「俺達を引っ張ってくれた神風クンを平気で殺せるような奴、こいつ以外にいねえだろうが!!」
的凪「あはは、思考停止だねぇ。状況からしてボクが実行犯じゃないのは分かりきった事なのにさぁ。こういうのどう思う?千春ちゃん」
六道「…………」
リーゼ「ええと、これはどうなるのでしょう?まずは的凪さんが犯人かどうかを議論すればよろしいんですの?」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
酒蔵「犯人は《的凪に決まってんだろ》!!それ以外誰もいねえじゃねえか!!」
的凪「あはは、冗談やめてほしいよね。《ボクは犯人じゃないんだよ》。皆はどう思う?」
氷川「どう、と言われましても…」
樺戸「アレか、コズエが《パーティー会場に忍び込んで》、ヤマトを殺したって事か!?」
安室「的凪の味方をするわけではないが、流石にそれは無理があるのではないか…?」
消灯寺「《幽体離脱》……って可能性はないかな?」
神無月「あるわけねーだろ!!真面目に考えてよ!!」
《パーティー会場に忍び込んで》⬅︎【打田の証言】
論
「それは違うぞ!」
破
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「酒蔵、樺戸。的凪が犯人の可能性は限りなく低いと思うぞ」
酒蔵「はぁ!?何でだよ!?」
東野「あいつはずっとペンションに拘束されていたんだ。それに、あいつがパーティー会場に侵入するところは見なかったと打田が証言してる」
的凪「くくく、まあバカでもわかる事だよね」
梶野「では、的凪様は犯人ではないという方向で……」
反
酒蔵「テイスティングし直しだねぇ」
論
酒蔵「ちょっと待て、まだこいつが犯人って可能性は捨てきれねえぞ!!」
東野「……え?」
酒蔵「いいぜ、的凪にも犯行が可能だって事を俺が証明してやるよ!!」
ーーー 反論ショーダウン 開始 ーーー
酒蔵「的凪が神風クンを殺したに決まってんだろ!!昨日今日の関係の俺達にあんなに親身に接してくれた神風クンを殺せる奴なんて、こいつ以外あり得ねえんだよ!!」
東野「でも的凪は、一度もパーティー会場に入った事がなかったんだぞ?」
酒蔵「いや、何もパーティー会場に入る必要はねえんだ。だってあいつには、パーティー会場に入らずに神風クンを殺せるんだからな!」
東野「パーティー会場に入らずに殺すって…じゃあいつどんな方法を使ったんだ?」
酒蔵「パーティーが始まる前だよ!!あいつが実は《パーティーが始まる前に神風クンを呼び出して》、遅効性の毒を盛ったって可能性があんだろうが!!」
《パーティーが始まる前に神風クンを呼び出して》⬅︎【的凪の証言】
論
「その言葉、ぶった斬る!」
破
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「いや、その可能性は無い。だって、的凪が神風と最後に接触したのは、神風の死亡時刻の27時間以上前だからな」
酒蔵「そ、そんなの、あいつの証言だろ?そんなの、いくらでも嘘つけんだろ…!」
六道「いや、流石にそれはない。神風はさ、基本的に他のメンバーと一緒に行動してたわけじゃん?いくらクソ凪といえど、そんなすぐバレるような嘘つかないよ。そうでしょ、薬師寺…」
薬師寺「…ええ。パーティーの準備中は、流石に一緒にいる事はできなかったけど」
梶野「大体、警戒心の強い神風様がそう簡単に的凪様に毒を盛られるか、そもそも的凪様の呼び出しに素直に応じるかどうかも疑問が残りますしね」
酒蔵「で、でも…!27時間以降に効果が出る毒を盛ったって可能性も…」
東野「無いな。それはあいつが証言してくれてる」
コトダマ提出
【薬師寺の証言②】
「これで証明できる…!」
東野「薬師寺の証言によると、27時間以降に効果が出る毒はここに存在しないらしい。的凪には犯行は不可能とみていいだろう」
酒蔵「うぐ……!!」
的凪「だから言ったじゃん。ボクは犯人じゃないんだよ。深く考えなくてもわかる事でしょ」
酒蔵「う、うるせえ!!」
東野「酒蔵。的凪が犯人であってほしいと思う気持ちはわからなくもないけど、ちゃんと考えよう。犯人を外したら俺達が死ぬんだぞ」
酒蔵「………わかったよ。で、次は何を考えたらいい?」
東野「えっと…まずは死因から明らかにする必要があるよな」
薬師寺「そうね…」
安室「フッ…いいだろう、俺様が解き明かしてみせよう!」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
リーゼ「ええと…状況から推測するに、《毒殺》…でしょうか?」
氷川「ひっ、ひい!?毒殺!?」
梶野「正確には《アレルギー》ですよね」
樺戸「すげえ小さい《爆弾》でも飲み込んだのか?」
打田「そうだとしたら身体が内側から破裂するでしょ。馬鹿なの?」
消灯寺「《呪い》…ではないか」
安室「貴様、真面目に考えろ!!」
あいつの意見に賛成したい。
《アレルギー》⬅︎【薬師寺の検視結果】
同
「それに賛成だ!」
意
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「神風の死因はアレルギーだ。薬師寺が検視で死因を突き止めてくれたし、モノクマファイルに書かれてたから間違い無いだろう」
打田「え、待って。あいつアレルギー持ちだったの?初耳なんだけど」
薬師寺「ええ…知らなくても無理はないわ。食事係の皆以外には話していなかったから」
消灯寺「で、何のアレルギーなの?」
それは…
A.桃
B.リンゴ
C.ブドウ
D.ミカン
➡︎A.桃
「そうか…!」
東野「神風は桃アレルギーだ」
打田「へえ」
安室「では、桃が含まれている供物が怪しいという事か」
樺戸「でもよ、普通アレルギーってわかってるもの食べなくないか?」
薬師寺「そうね。そもそも大和は甘いものをそんなに食べないから、デザートも取ってなかったし」
六道「…いや、あの状況だったら…あり得ると思う」
酒蔵「え?」
六道「東野、あの時の状況をよく思い出してみろ。そしたら何かわかると思うよ」
東野「ああ…そうだな」
…よし、考えてみるか。
ーーー シンキングライド 開始 ーーー
3
2
1
ーーー RIDE START!! ーーー
QUESTION.1 神風が口にした可能性が高いのは?
1.デザート
2.飲み物
➡︎2.飲み物
QUESTION.2 神風が苦しみ出したのはいつ?
1.停電前
2.停電中
➡︎2.停電中
QUESTION.3 神風が桃アレルギーになった原因は?
1.誤飲
2.無理矢理飲まされた
➡︎1.誤飲
東野「謎は全部解けた…!」
ーーー COMPLETE! ーーー
東野「そうか…!神風は多分、桃ジュースを間違えて飲んだんじゃないか?」
打田「どういう事?」
東野「パーティー中に停電が起こっただろ?停電の最中に飲み物に何か細工されてたとしたら、間違えて飲んじまってもおかしくねえんじゃねえか?」
酒蔵「えっ、じゃあたまたま停電が起こったのをいい事に、神風クンの飲み物に細工をしたって事か!?都合良すぎじゃね!?」
六道「…あの停電さ、本当に偶然だったのかな?」
安室「何だと?」
的凪「つまり千春ちゃんはこう言いたいんだよね?誰かが意図的に停電を起こして、その混乱に乗じて神風くんに桃のジュースを飲ませた、と」
六道「言ってないしおまえ10分間くらい息止めてろ」
的凪「………………」
樺戸「うわ、こいつマジで息止めやがった」
六道「もういいよ、こいつの事は無視で」
消灯寺「でもさ…パーティー中は皆パーティー会場にいたんだよね?どうやって狙ったタイミングで停電を起こすの?」
東野「方法はある。それに関する証拠も既に出揃ってるしな」
打田「じゃあ次は、停電を起こした方法を議論する…って事でいいわけ?」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
樺戸「えっ、誰かがこっそり《電気を切った》んじゃねえのか?」
打田「そんな奴がいたらあたしが見過ごすはずがない」
氷川「誰かが《ブレーカーを落としに行った》とか…」
六道「…おまえ、さっきの話聞いてた?ばかなのしぬの?」
神無月「わかった!《配線を切った》んだよ!」
薬師寺「そんな怪しい動きしてたら普通誰かが気付くわよ」
リーゼ「あの、もしかして《電気の使い過ぎ》…とかでしょうか?」
あいつの意見に賛成したい。
《電気の使い過ぎ》⬅︎【リーゼの証言】
同
「それに賛成だ!」
意
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「犯人は多分、電力を大量消費してブレーカーが落ちるのを狙ったんだ」
樺戸「はぁ!?」
東野「電力消費がギリギリになるように機材に電源を繋いで電気を使いまくれば、狙ったタイミングで何かしらの機材を使えば停電を起こす事もできるだろ?」
安室「だが、誰かが何かしらの機材を使っている様子は無かったぞ。だとすればどうやって停電を起こしたというのだ?」
東野「それに関しては、方法がある」
コトダマ提出
【空気清浄機】
「これで証明できる…!」
東野「犯人は多分、空気清浄機のタイマー機能を使ったんだと思う」
消灯寺「空気清浄機…?」
東野「ああ。停電を起こしたトリックはさっき言った通りで、空気清浄機のタイマーを犯行時刻の数分前にセットしておくんだ。そしたら狙った時間に空気清浄機が作動して、停電が起こる…って事だと思う」
梶野「それなら誰にでも犯行が可能ですね」
氷川「では、停電の最中に鳴ったピアノは…?あれはどうやったんですか?」
東野「それもちゃんと原因があったんだ」
コトダマ提出
【ピアノの自動演奏】
「これで証明できる…!」
東野「あの時のピアノは、自動演奏だったんだ」
氷川「じ、自動演奏…!?」
東野「これについては、リーゼの方が詳しいと思う」
リーゼ「実はですね…舞台裏のピアノの自動演奏機能がいつのまにかオンになっていたんですの。設定時刻はちょうど停電の直後でしたわね」
安室「なるほど、それで急にピアノの音が聴こえてきたのか…」
氷川「ええと、でもどうして自動演奏機能をオンにする必要があったんですか…?」
六道「多分正常な判断を鈍らせる為だと思う。あと、あの場にはリーゼもいたから、音で特定されるのを嫌がったのかも………」
そこまで言うと、六道は急に黙り込んだ。
…?
どうしたんだ?あいつ。
樺戸「でもよ、真っ暗になっちまったんじゃ、犯人も何も見えねえじゃねえか。どうやってヤマトの飲み物に細工したんだよ?」
消灯寺「じゃあ…次はどうやって犯人が暗闇の中で神風くんの飲み物に細工したのか…を議論する感じでいいのかな」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
リーゼ「普通に考えて《暗視スカウター》でしょうか?」
薬師寺「皆ボディーチェックをしてるわけだから、それはないでしょうね」
酒蔵「じゃああれか?《蓄光塗料》でも使ったのか?」
打田「普通にバレるでしょ。バッカじゃないの?」
樺戸「わかったぞ、《匂いをたどった》んだ!」
梶野「犬じゃないんですから…」
安室「《触れてわかるものを目印にした》…という可能性もあるぞ」
あいつの意見に賛成したい。
《触れてわかるものを目印にした》⬅︎【塩】
同
「それに賛成だ!」
意
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「犯人は多分、触れてわかるものを目印にしたんだ」
リーゼ「触れてわかるもの…?何ですの、それは」
東野「塩だ」
酒蔵「塩!?塩をどうやって目印にすんだよ!?」
消灯寺「……あ、わかったかも」
樺戸「え?」
消灯寺「多分、テーブルに塩を撒いて、それを指でなぞって神風くんのグラスを特定したんだよ。そうすれば暗闇の中でも神風くんのグラスにたどり着けるし、テーブルに置いてあった塩なら『こぼしちゃった』なんて言い訳が通用するしね」
打田「……で?」
東野「え?」
打田「犯人のクソはどうやって神風の飲み物に桃ジュースをぶち込んだのかって聞いてんの。ボディーチェックしたけど、スポイト的なもの持ってる奴いなかったんだけど」
樺戸「あっ、じゃあヤマトの飲み物に細工するなんて無理じゃねえか!!」
東野「いや。それについては、心当たりがある」
コトダマ提出
【こぼれたお茶】
「これで証明できる…!」
東野「神風の席の近くに広がっていたお茶の染み…それが真相を解き明かすヒントになると思う」
打田「何、その染みが神風が飲んでたお茶って事?それと犯人の使った手口とどう関係あるんだよ」
東野「重要なのは、お茶の量だ。あいつがこぼしたお茶は、明らかに停電が起こる前より量が増えてたんだ。これっておかしくないか?」
梶野「確かに変ですね。飲んで減る事があり得たとしても、増えるなんて事はあり得ません」
東野「停電後にお茶の量が増えた理由は、一つしか思い浮かばないだろ?」
考えろ…
考えればわかるはずだ。
お茶の量が増えた理由が…!
ーーー 閃きアナグラム開始! ーーー
グ ラ ス が い れ か わ っ た
【グラスが入れ替わった】
「わかったぞ…!」
東野「犯人は、お茶そのものじゃなくて、グラスごと細工をしてたんだよ。つまりさ、停電前と停電後で、グラスの位置が入れ替わってたって事だよ!」
安室「なっ、何だと!?」
東野「犯人は、自分のグラスで桃ジュースとお茶を混ぜたドリンクを作って、停電中に神風のお茶と入れ替えたんだ!それなら辻褄が合うんじゃないか!?」
氷川「た、確かに…」
酒蔵「それで、結局犯人は誰なんだよ!?」
東野「……それについては、心当たりがある」
樺戸「え!?」
東野「神風が、死に際にメッセージを残してくれていたんだ。そのメッセージは、多分犯人を意味しているんだと思う」
犯人を示すメッセージ…
それは……
コトダマ提出
【血のついた花札】
「これで証明できる…!」
東野「これだ」
薬師寺「それは…花札よね。それがどうかしたの?」
東野「この花札の絵を見てほしい。この花札には、鹿の絵が描かれてる。つまり、どういう事かわかるだろ?」
梶野「鹿の絵が描かれている札は、花札では10月を意味しますが……あ、そういう事ですね」
この札が意味する犯人…
あいつしかいない…!
ーーー 怪しい人物を指名しろ ーーー
ヒガシノ ジュン
ヤマワキ ユカ
アンノ キラ
ジュンマエ シノコ
カミカゼ ヤマト
ヤクシジ リョウカ
カジノ サダメ
リーゼロッテ
ショウトウジ レイアン
アムロ アスナ
サカグラ ヒロキ
カンナヅキ モミジ
カバド ラムジ
ヒカワ ミルク
ナイトウ リキヤ
ウチダ キヨミ
マトナギ コズエ
ロクドウ チハル
➡︎カンナヅキ モミジ
東野「お前しかいない…!」
東野「神無月、お前が犯人だったのか…!?」
神無月「………は?」
東野「神無月は10月の和名だ。ダイイングメッセージが示しているのは、お前の名前なんだよ」
神無月「はあ!?」
東野「もちろん、根拠はそれだけじゃない。お前の位置なら、神風を殺せたはずなんだ」
コトダマ提出
【神無月の証言】
「これで証明できる…!」
東野「神無月、お前は神風の席の近くにいた事を自分で認めてたよな?」
神無月「う、そ、そうだけど…!でも、正直に言ったんだから犯人じゃないでしょ!?犯人なら、自分が不利になるような事言わないじゃん!!」
安室「だがこのケースで下手に嘘をつけば余計に疑われるのは明白だからな。俺様が犯人なら、自分の席の位置くらいは正直に言うぞ」
神無月「くっ……!」
氷川「えっ、ええっ!?か、神無月さんが犯人!?」
神無月「うっせえ!!そんなわけねーだろ!!ちょっと待って、違う!!あたい犯人じゃないもん!!」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
神無月「あたい犯人じゃないよ!!そもそもあたいに《大和ちゃんを殺す理由がない》じゃん!!」
リーゼ「そ、そう仰いましても…」
神無月「停電のトリックだって、《あたいにできるわけがない》じゃん!!あたいが機械オンチなの、皆知ってるでしょ!?」
梶野「確かに、私の知る神無月様は機械に強い方ではありませんが…」
安室「まあ、以前からわざと機械に弱いフリをしていたという可能性が捨てきれない以上は何とも…」
神無月「あるわけないじゃん!!大体あたい、大和ちゃんが桃アレルギーだって事もさっき知ったばっかりなんだけど!?あたいが《大和ちゃんのアレルギーを知る機会なんか無かった》んだっつーの!!」
ちょっと待て、本当にそうなのか…?
《大和ちゃんのアレルギーを知る機会なんか無かった》⬅︎【梶野の証言①】
論
「それは違うぞ!」
破
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「神無月。お前、パーティーの料理の準備中につまみ食いしに来てただろ?あのタイミングなら、神風のアレルギーの事を知る事はできたんじゃないのか?」
神無月「はぁ!?知らないもん!!そんなの、あたい聞いてないもん!!」
酒蔵「うーん…どう思う?」
氷川「ど、どう…と言われましても…」
神無月「うるさいんだよ黙れビチグソスカタン共!!あたいは犯人じゃないって言ってるでしょ!?」
ーーー ノンストップ議論開始! ーーー
神無月「あたい、本当に《大和ちゃんのアレルギーの事なんか知らなかった》んだもん!!どうして誰も信じてくれないの!?」
氷川「お、落ち着いて下さい神無月さん…!」
樺戸「えっ、何だ何だ!?これ今どういう状況なんだ!?」
神無月「うるせえ!!議論について来れねーなら黙ってろ!!」
薬師寺「ねえ神無月さん、一応確認だけど、あなたは《桃のジュースを飲んでいた》のかしら?」
神無月「違うもん!!あたいが飲んでたの、お茶だよ!!桃ジュースなら、《あたいのと違う》じゃん!!そんなん言ったら桃ジュース飲んでた千春ちゃんの方が怪しいじゃん!!」
六道「はへ…?」
ちょっと待て、本当にそうなのか…?
《あたいのと違う》⬅︎【樺戸の証言】
論
「それは違うぞ!」
破
ーーー BREAK!!! ーーー
東野「神無月。お前、お茶の前に桃のジュース飲んでただろ?」
神無月「うっ…!そ、それは…!!」
東野「それにもう一つ、気になる事があるんだが聞いていいか?」
神無月「な、何よ!?」
コトダマ提出
【梶野の証言②】
「これで証明できる…!」
東野「お前、神風に自分のお茶を押し付けようとしたって本当か?」
氷川「ええっ!?そ、そうなんですか!?」
神無月「そっ…それは…!ジュースの次はお茶飲もうと思ったけど、コップを変えるのを思いつかなかったから、そのままお茶を入れちゃって…それで、変な味になっちゃったから誰かにあげようと思っただけで…大和ちゃんにあげようとしたのはわざとじゃないもん!!大体、あたいが犯人なら、あえて皆の前で大和ちゃんにお茶をあげたりしないでしょ!?馬鹿なの!?」
東野「それはそうかもしれないけど、でも状況証拠的にはお前が怪しいって事になっちまうんだよ」
薬師寺「神無月さん、お願い。本当の事を話して?」
神無月「なっ…何よぉ…!さっきから本当の事言ってるのに…何で誰も信じてくれないの!?」
神無月「うわあああああああん!!!皆のばかばかばかぁあああ!!!」
消灯寺「あ…泣いちゃった」
リーゼ「か、神無月さん、一旦落ち着きましょ?ねっ?」
樺戸「ええっと、これってどうなるんだ!?結局、モミジが犯人って事か!?」
正直、神無月が一番怪しい。
でも、何だこの違和感は…?
まだ何か見落としてる事があるのか……?
六道「ボクは違うと思う」
東野「六道…?」
打田「何、あんた起きてたの?」
六道「ふっ…ちはる様を舐めるなよ、人間風情が……」
薬師寺「六道さん、今起きても、もう裁判はほとんど終わっちゃったわよ?」
六道「いいや、まだこれからだね。実はまだ、引っかかってる事があるんだ。それを一個一個紐解いていきたい。今度はボクのターンだ」
《学級裁判 中断!》
ーーー 生存メンバー ーーー
【超高校級の小説家】
【超高校級の軍医】
【超高校級のオルガニスト】リーゼロッテ・ベルゲングリューン
【超高校級の原型師】
【超高校級の心霊学者】
【超高校級のディーラー】
【超高校級のカルタ師】
【超高校級のグラシエール】
【超高校級のソムリエ】
【超高校級のカバディ選手】
【超高校級の狙撃手】
【超高校級の幸運】
【超高校級のゲームプログラマー】
ノコリ13人
ーーー 死亡メンバー ーーー
【超高校級のギャル】
【超高校級のプロレスラー】
【超高校級の絵本作家】
【超高校級のヒットマン】
【超高校級の司令官】
以上5人
推しがいたら教えてくんなまし
-
東野潤_小説家
-
暗野斬良_???
-
殉前詩乃子_ギャル
-
神風大和_司令官
-
薬師寺療香_軍医
-
リーゼロッテ_オルガニスト
-
安室明日奈_原型師
-
消灯寺霊庵_心霊学者
-
山脇ゆか_絵本作家
-
梶野運命_ディーラー
-
神無月椛_カルタ師
-
氷川みるく_グラシエール
-
酒蔵飛露喜_ソムリエ
-
樺戸ラムジ_カバディ選手
-
内闘力也_プロレスラー
-
打田清美_狙撃手
-
的凪梢_幸運
-
六道千春_ゲームプログラマー
-
モノルナ_引率教師