常にニコニコ感情欠落、瀬田宗次郎です♩
皆さん、どこかで聞いた名前だなぁ、とお思いでしょう?
そうです。僕は今、るろうに剣心に登場する敵役の一人、天剣の宗次郎になってしまったのです。
いわゆる転生というやつですね。
因みに『縮地』も使えますよ〜。
『縮地』とは驚異的な脚力で初速から一気に最高速に達し、一瞬で相手の間合いを侵略することができる幻の移動術のことで、そのスピードたるや凄まじく『目にも写らない』程だと言います(参考文献:Wikipedia)。
まだ実際に使ったことないからよくわからないけどね。
まぁ、普通ならこの特典があれば、チートオリ主として十分やっていけるわけです。そう普通なら…
どういうわけか、とりあえず見ていただいた方がわかりやすいかな?
「ガァァァァア!」
……どう思います? ドラゴンですよ、 ドラゴン! どないせーちゅうんですか!
と、そんな弱音を吐く間もなく繰り出されるドラゴンによる噛み付き攻撃が宗次郎を襲う!
「くっ」
慌てて飛び退く宗次郎。回避はなんとか成功した。
(あ、あれ? 意外といける…?)
なんて考えていたら今度は、前脚の鋭い爪による引っ掻き攻撃が次々と繰り出される。
必死に地面を転がるようにしてギリギリのところで避けていく宗次郎。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
(このままじゃ埒が明かないぞ…!)
ちょこまかと動き回る宗次郎に苛立ったのか、ドラゴンは再び大きく吠えると翼を激しくはためかせ、今度はその巨体ごと突進させてきた。
「ッ! くそったれ! やってやる‼︎」
宗次郎は、一か八かで唯一のチート特典『縮地』を使用した捨て身のタックルを敢行した。
宗次郎とドラゴンが一瞬交差する。
宗次郎が恐る恐る目を開けて後ろを振り返るとそこには、胴体を貫かれたドラゴンの姿があった。
ドシンッと横合いに倒れるドラゴン。
するとその口からコロコロとなにやら丸い石らしきものが転がり出てきたのが見えた。
彼はそっと近づきその石を手に取った。
「なんかこれ…どっかで見たことあるようなーーー」
『あら? どこかで会ったかしら?』
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
「……いえ、こうして直接お会いするのは初めてですよ。玉みえさん」
『堅苦しいわね〜。曲がりなりにも命の恩人なんだからもっと気軽に玉ちゃんでいいわよ。それで? 貴方のお名前は?』
「あぁ、失礼しました。僕の名前は、瀬田宗次郎。宗次郎とお呼び下さい」
『宗次郎ね。よろしく』
「あの…ところで玉ちゃん。つかぬ事をお聞きしますが、タルるート君って知ってますか?」
『タルるート? 聞いたことないわね。洋菓子か何かかしら?』
それはタルト。
「そうですか。知らないならいいんです。気にしないで下さい。
それにしてもここはいったいどこなんでしょうか?
ごく自然にドラゴンとエンカウントしてしまうあたりをかんま見るに古代ヨーロッパあたりかと予想しているんですが…」
『う〜ん。詳しいことはわからないけどたぶんそんな感じじゃないかしら?
唯一私がわかるのは、ここが〝魔法先生ネギま!″に出てくる魔法世界だということくらいよ』
「…今なんて言いました?」
『ここが〝魔法先生ネギま!″の魔法世界だって「ありがとうございます。もうオッケーです」…あら、そう?』
(マズイ…! マズイ…! マズイ…!
これはかなりシャレにならないぞ。 ネギまの魔法世界ってあれだろ? 大戦とかで人がバンバン死ぬ時代のあれだろ? 冗談じゃない! あんな平和の〝へ″の字もないような戦時中真っ只中にいられるか! 僕は現代日本に帰らせてもらう! な〜んてできたらとっくにやってるんだけどなぁ〜、どっ畜生〜‼︎)
『だいぶ思い悩んでるみたいだけどどうかした? 』
「え、あ、いや…なんでもないよ。あはははは……
さてさて、いつまでもこんなところにいてもきりがないからとりあえず移動してみようか。
ここがあの魔法世界ならもしかしたらまだ大戦の影響を被る以前の平和な街が存在する可能性があるしね」
『そうね。じゃあさっそく出発しましょう』
こうして僕、瀬田宗次郎と玉みえこと玉ちゃんによる潜伏先探しの旅が始まった。
またまた新作に手を出してしまったあずき@です。
元々、宗次郎は好きなんですが、私がなにより好きなのはズバリ! 『糸目キャラ』なんです!o(≧▽≦)o
ゼロス然り、セルピコ然り、リン、相沢千鶴、青ピ、赤座あかね、ワルギリア、ルーク、ラーメンマンetc…
そんな中、ふと瀬田宗次郎の初登場時の糸目が思い浮かんできて…気が付いたらご覧の有様でした(笑)
一応、今作は(当たり前のことではありますが)軽くとは言えプロットを立ててから書き出したので割りかしスムーズに話が展開すると思います。
それでも話に齟齬が出た場合、ご報告頂けたらありがたいです。
それではまだまだ拙い文章力で申し訳ありませんが、これからも一つよろしくお願い致します。