仮面ライダーナスカ I come to米花町   作:ボルメテウスさん

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黒の組織との初開拓

怪盗キッドとインペリアル・イースターエッグを巡った事件が終わって、少し経った時だった。

 

「はぁ、まったく、ヒサメの奴、何か面倒な事を頼んだか」

 

そう言いながら、俺はため息を吐きながら、晩飯の買い出しを行っていた。

 

買い出し係は俺を担当している為、食事を作ってくれる灰原には逆らえない状態だった。

 

その時だった。

 

懐にあるバディフォンから聞こえた。

 

「これは、灰原から?」

 

それは、買い物を頼んだ人物だと言う事に気づき、そのまま電話を取る。

 

「もしもし、灰原、どうしたんだ?」

「弾空寺、すぐに来て頂戴」

「いきなり、どうしたんだ?」

「工藤君が、ジンの車を見つけて」

「ジン?」

 

これまで聞いた事のない単語に対して、俺は思わず首を傾げる。

 

「黒の組織の1人よ」

「場所は」

「杯戸シティホテル」

 

それを聞くと共に、俺はすぐさま、バイクに乗り、走らせる。

 

真っ直ぐと目的地である杯戸シティホテルに辿り着くと共に、バイクに仕舞われていた変装衣装に着替えると同時にスネークウォッチを経由し、レディバグフォンでハッキングし、そのまま侵入できるようにした。

 

「さてっと」

「弾空寺か」

「スーツ」

「探偵ならば必須科目だぞ、ほら」

 

その言葉と共に、そのままバイクの中に仕舞っていた子供用のスーツを灰原に渡す。

 

「お前、何時の間に」

「これでも、色々と修羅場を切り抜けたからな。

まぁ、さすがに敵がいるかもしれない場所で、そのままは危険だからね」

「ありがとう。

とりあえず、着替えてくるわ」

 

その言葉のまま、灰原は近くの化粧室へと入る。

 

「さて、悪いけど、今回は俺は黒の組織の正体を探るのは俺にとっては第2目的にするから」

「一番の目的は」

「お前らの無事に帰らせる事。

探偵は依頼人を守る事が第一だからな」

 

そうコナンと共に灰原が着替えるまで待つ事にした。

 

「守る事か、おっちゃんの所にはそういう依頼はほとんど来ないからな」

「まぁ俺の探偵事務所には変わった依頼が多いからな。ほとんどが猫探しばっかりだけど、時々、ドーパント絡みの依頼があるからな」

「ドーパントねぇ、未だに信じられないけどなぁ」

「まぁ、普通はそうだからな」

 

コナンの言葉にも納得しながら、俺はそのまま向かって行く。

 

「待たせたわね」

「おぅ、それじゃ行くとするか」

 

それと共に俺達は、堂々とシティホテルへと入っていく。

 

ある程度、調べていたが、酒巻監督という人物を偲ぶ会らしく、そのまま入る。

 

「えっと、あなたは」

「すいません、生前、祖父と大きく関わりのあった弾空寺の者です」

「弾空寺様、あぁ、禅空寺義蔵様ですね、この度は」

「いえいえ、それでは」

 

その言葉のまま、俺達はそのまま特に違和感もなく、入っていく。

 

「弾空寺って、確か風都でも有名な家系だよな、確か」

「没落したけどな。

まぁ、その原因は俺だけどな」

 

今となっては、どうでも良い話だけどな。

 

「なんだか、お前って、知らないだけで、とんでもない奴なんだな」

「まぁ、色々とやっていたからな。

まぁ、とりあえずは、離れるなよ」

 

その言葉と共に、俺は事前に放っておいたオウルショットで、周りを警戒していく。

 

それと同時に、俺達が死角となる場所には、霧彦もいる。

 

一流は一流を知るように、霧彦はこれまでメモリを多くの人間に販売していた事により、悪人に対する目がある。

 

俺は灰原を。コナンには霧彦を。

 

各々で護衛をしていた時だった。

 

「では、皆さん!酒巻監督が以前、ひた隠しにしていおれられた秘蔵フィルムをスライドでご覧にいれましょう」

 

それと共に、さらに警戒を強くする。

 

周りが暗くなり、さらに強くする。

 

「灰原、離れるなよ」

 

そのまま俺は灰原の手を握ると同時だった。

 

フラッシュだと思われる音が二回。

 

そして、それと同時に瞬く間に何かが落ちる音が聞こえる。

 

「まさか」

 

それと共に、俺は足下に落ちた物を見る。

 

それは天井に隠れていたオウルショットであり、翼部分が銃弾で貫かれている。

 

地面に落ちても、多少壊れている程度だったが、これでは、この場で何が起きたのかすぐに確認する事はできない。

 

「これって」

「あぁ、どうやら、ヤバいな」

 

同時に明かりによって照らしたのは、政治家がシャンデリアで潰されている光景だった。

 

この、誰もがいる中で、事故に見せかけた暗殺。

 

それができるのは、おそらくは組織の1人だと分かる。

 

そして、それは同時に、俺達の正体も多少は知っている人物だ。

 

「っ」

 

それと共に、彼女が震えているのが、確かに分かる。

 

まったく、こういうのは慣れていないのにな。

 

「安心しな、お前は絶対に守ってみせるからよ」

「影」

 

そう言いながら、俺は、これから来るだろう組織の奴から守るように、周りを見つめる。

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