仮面ライダーナスカ I come to米花町 作:ボルメテウスさん
「ナスカズー。まさか、あの姿を直接見れるとはね」
その言葉と共に、オーロラ・ドーパントが、その光景を見ながら言う。
それは、ブラキオ・ドーパントとナスカの戦いだった。
「Wは知能。アクセルが身体能力。その各々が極まっているとすれば、ナスカの最強の姿はどれも劣っている。だが」
ブラキオ・ドーパントに向かって、ナスカはその拳を思いっきり振るう。
その腕に装着されているのは、まるでゴリラを思わせる籠手だった。
それがブラキオ・ドーパントに当たる事で、僅かによろける。
「その万能性は、2人のライダーと比べても、高い」
それと共にブラキオ・ドーパントは、そのままナスカへと攻撃を仕掛けていく。
その背中には翼を生やして、攪乱する。地上に降りれば、目にも止まらない速さで走る。
「ズーメモリ。数多くのメモリの中でも、現在判明している中でもウェザーと同じ強力なメモリ。動物園という事で、現存するほとんどの動物の力をアーマーとして身に纏う事で能力を発揮する。それ故に、どのような敵でも対応ができる。そういう意味では、ブラキオ・ドーパントでは、手強いな」
そうしながら、雪の中で隠れている。
「さて、もうそろそろ時間が来たようだ。迎えに行こうか」
その言葉と共にオーロラ・ドーパントは、真っ直ぐとブラキオ・ドーパントに向かって行く。
その時には、既に雪豹のアーマーを身に纏う事によって、雪景色の中で溶け込んで、そのまま攻めようとした時だった。
「「っ!!!」」
同時に、飛び退く。
それは、動物に備わっている本能なのか。
危険だと判断し、後ろへと跳ぶ。
「ほぅ、動物の本能も備わっている。危機察知能力という訳か」
「腰に巻かれているあれは、ドライバー」
「あれは、園崎冴子が使っていたドライバーなのか、という事は、幹部」
「それが、3人」
それと共にナスカは構える。
「そう、警戒しなくても。今回は退かせて貰うよ。それにしても今回は良い物を見れた。エクストリームにトライアルにズー。いよいよ、本気の君達が見れたよ」
「てめぇら、何者だ」
「余所の街の住人の。君達に関わらずに済むなら、むしろその方がいいんだが、運命がそれを許すまい。また機会があれば、また会おう」
それと共に、ブラキオ・ドーパントから無数の分身が現れる。
「ぐっこいつが生み出したのか!」
「皆さん、後ろに下がって下さい!一気に片付けます!」『polar bear!MAXIMUMDRIVE!』
同時に、シロクマのアーマーを身に纏うと同時に地面に手を当てる。
それと共に手を大きく振り上げる。
すると、そこから先が、雪崩が起き、ブラキオ・ドーパントの兵士を巻き込む。
それによって、瞬く間に雪の中に消えていく。
だが、既にそこには、いなくなった。
「今回の事件、本当に厄介な事ばかりだったな」
そう、事件は終わりは、瞬く間に終わった。
まさしく、雪崩のように。