感想で返した返事とは大分違う感じになってしまいました。その辺りの事を申し訳なく思います・・・
まず先に攻撃を仕掛けてきたのはPoHだ。PoHが俺に向かって短剣で斬り掛かったが、俺は素早く後退して回避した。
「Wow!さすがはガキと言えど、ボンゴレのリーダーをやるだけあって良い身のこなししてるじゃねえか!」
「今のはウォーミングアップか?」
「Han!当たり前だ。お前のスピードを確かめたさ。このスピード、俺よりは上だろうな。
だがな、いつまでも避けられる訳じゃねえだろ。まさかと思うがお前は俺のスタミナが切れるまで避け続ける気か?」
「確かにお前のスタミナが切れたなら捕縛するのも簡単だが、お前を相手にそんな回りくどい戦術はしないさ。
お前のスタミナ自体が俺より上なのは確かだからな。」
俺は超死ぬ気モードでいる限りは超死ぬ気モードの状態を温存する為に死ぬ気の炎を出し続けていなければならない。死ぬ気の炎は生命エネルギーの様なモノだ。それを出し続けて戦い続けていれば最終的にスタミナが先に切れるのは俺の方だ。
仮に超死ぬ気モードになっていなくても、俺とPoHの体格に差が有る。体格が大きいという事はそれだけスタミナが多く有るという訳だ。
その為、PoHのスタミナが切れるまで攻撃を避け続ける戦術は取れない。
「だから、俺はお前を倒して無力化させた後に牢獄に行ってもらう!」
俺は背中に掛けてあるブロードソードを引き抜き右手に取り炎を剣に付与させた後に片手剣のソードスキル[バーチカル]を放った。
PoHが俺と同じように後退して回避しようとしたが、[バーチカル]の攻撃スピードがPoHが後退するよりも先に命中し、PoHを弾き飛ばした。
PoHのHPはスワロフスキーとの戦いで受けたダメージが残っていた事も有り、イエローゾーンに突入した。
「どうしたPoH?この程度か?それともまだウォーミングアップが終わってなかったのか?」
PoHは[バーチカル]が直撃したダメージで自分が追い詰められている事に苛立ちを隠しきれない様子だった。
「ふざけんじゃねえ!この俺をここまで怒らせたのはお前が初めてだぜ!だけどよぉ、今俺はここまで殺しがいが有る相手に会ったのも初めてだ。
お前を相手にする以上は俺も手を抜けないな!」
PoHがリングから俺と同じ大空属性の炎を灯した。この炎は俺よりも上に感じる。どうやら、俺が持つDランクのリングより上のランクであるリングなんだろう。PoHがリングの炎を匣に注入する。この様子を見たスワロフスキーは、
「ツナ!気を付けろ!ヤツの匣は危険だ!」
スワロフスキーのこの慌てようを見ると、PoHの匣はそれほど強力な匣だというのか・・・
「What?スワロフスキー、この匣はお前に見せた匣とは違う匣よ。まあ、お前ら二人はしばらくは大人しくしろよ!Frash!」
PoHの匣から出たのは強力な目潰し目的で使うと思われる眩しい光だった。俺とスワロフスキーは眩しい光を受けた事で目が正常に機能しなくなる。
「クッ!目潰しか・・・」
「言ったろ?大人しくしろってな!この間にお前を殺してもいいけどよ、その前に俺のHPを回復させてもらうと同時にドーピング系のアイテムでステータスを強化させてもらうぜ!」
PoHがそう言った後に、ストレージを操作する音が響く。俺の目が少しずつ回復してくるが、その間にPoHはHPを全快させた上にステータスも強化し終えた様だ。俺の目はまだ完全に回復しておらず、PoHが霞んで複数に見える為、正確なPoHの位置を判別出来ない。
それをいいことにPoHは短剣のソードスキル[インフィニット]を繰り出して来た。
俺はそれをかろうじて、先ほどと同じく後退して回避するが、
「おいおい、避けてばかりいるんじゃねえよ!」
「ガッ!?」
PoHがソードスキル発動後に起きる硬直状態が解けたと同時に俺の腹部に蹴りを入れた。俺は蹴りを受けた事で後ろに仰け反る。
このPoHからの蹴りで俺のHPを1割減ってしまったが、俺の目はまだ完全では無いが、PoHの位置と姿を目視できるまでは回復できたので、ここから反撃を開始する。
「いくぞ、PoH!」
俺は片手剣のソードスキル[スラント]を繰り出そうとしたが、
「Bad!そんな見え見えのソードスキルが発動できる訳ねえだろうが!」
俺がソードスキルを発動させるよりも早くPoHが俺の顔面を手で掴み掛かると、そのまま俺の後頭部を地面に叩きつけた。
俺のHPが今の一撃でグリーンゾーンギリギリのところまで減ってしまった。
「残念だけどよ、この俺が今までどれだけのプレイヤーを相手にしてきたと思うんだ?
今まで俺が殺してきたプレイヤーのほとんどが片手剣を扱うからよぉ、片手剣のソードスキルのほとんどがどのような構えで発動するのかは知りつくしているんだよ!俺を相手に片手剣のソードスキルを発動したいなら、工夫を入れるか俺が知らないソードスキルでも扱うんだな!」
「た、確かにお前には片手剣のソードスキルは発動すら出来ないだろう。だが、ここからは俺の取って置きを見せてやるぜ!」
「取って置きだぁ?じゃあ、見せてみろよ!その取って置きってヤツをな!」
PoHが俺に向かって突っ込んできた。俺は取って置きの技を放つ為に後ろに炎の逆噴射を始める。
「Great!それが噂に聞くX BURNERか?そんな大技の発動をこの俺が許すとでも思っていやがるのか?」
PoHは俺の取って置きであるX BURNERの存在を知っていたのは予想できていた。確かにPoHがまともにX BURNERを放つ隙を与える訳が無い。だが、PoHは忘れている事が有る。それは、
「いけ!マリン!」
「ピュー!!」
「何!?このクソラッコがぁ!?」
スワロフスキーの匣であるラッコの存在だ。あのラッコはおそらくだが、PoHが持つ目潰しの光を出す匣の他に持っている匣で大空の特性である調和によって石化してしまったのだろう。だが、その石化は時間が経てば自然に回復して石化する前の状態に戻る。スワロフスキーの匣であるラッコは雷属性の炎を纏った突進でPoHを突き飛ばした。これで十分に時間が稼げる。
「時間は稼いだぜ、ツナ!今こそPoHに終止符を与えろ!」
「ありがとうスワロフスキー。これでこの戦いも終わる。いくぞ、PoH!」
「ふざけるな!発動させてたまるかぁーー!」
「ピャッ!?」
PoHはラッコを蹴り飛ばし、俺に向かって突っ込んできて短剣のソードスキルを放とうとするが、
「もう遅い。これで終わりだPoh!X BURNER!」
俺が先にX BURNERを放ち、PoHが発動させようとしたソードスキルは発動せず、そのままX BURNERをまともに喰らった。
「グガッァァァ!?」」
そして、PoHはX BURNERの威力と反動で後ろに吹き飛ばされた。
「安心しろ。威力は抑えておいた。死にはしない。だが、これでお前は終わりだ。さすがにX BURNERを受けた以上は立ち上がる気力さえ無い筈だ。観念しろPoH!お前の狂った暴走はここまでだ!」
「本当にPoHを無力化させたのか。ツナ、お前は凄いヤツだな。さすがにPoHでもここまでの威力が有る技を喰らったなら、立ち上がる気力は本当に無い筈だ。これで本当に終わったのか・・・」
スワロフスキーがラッコを匣の中に戻し、俺とスワロフスキーはPoHとの戦いが本当に終わったと思い、後はPoHを捕縛して終わる筈だった。
「Haーhahaha!これは流石に噂以上の威力だったぜ!さすがにこの俺も今のX BURNERの一撃を本当にまともに喰らっていたら戦う気力を失うところだったぜ。」
「「何!?」」
なんとPoHが平然とした様子で立ち上がった上にHPが3割位しか減っておらず、グリーンゾーンを維持していた。
「ば、バカな・・・X BURNERを受けてまともに立っている上にHPもグリーンゾーンを維持しているだと・・・」
「ふざけるな!ツナのX BURNERは確かにPoH、てめえに命中してお前はまともに喰らった筈だ。なのに何故、平然と立ち上がれるんだ!」
あまりの出来事に俺とスワロフスキーは動揺する。確かにX BURNERは威力を下げたとはいえ、まともに喰らえばレッドゾーンにいく筈だ。なのに何故、ダメージが半分以下にまで下がっているんだ・・・
「Han!そんなに俺がボンゴレの自慢である取って置きであるX BURNERを喰らったのにダメージが半分以下にまで減った理由を知りたいか?
知りたいよな!理由は簡単よ。このレアアイテムに当たるこのベルトを装備していたからさ!」
PoHが自分の腰に付けている翡翠色に輝くベルトを見せつける。
「このベルトはコーカサスベルトって言ってな。あのレアモンスターであるコカサスから0.01%の確率で手に入るレア装備よ!
このコーカサスベルトにはコカサスの能力を完全では無いが装備したプレイヤーは得る事ができるのよ。」
「コカサスの能力といえば、リングの炎と匣が効かない・・・そういう事か!?」
スワロフスキーがコカサスの能力を口に出す。まさか、そんな装備が有るとは思いもしなかった・・・
「つまり、俺はこのコーカサスベルトを付けている限りリングの炎と匣で受けるダメージは通常の3割ぐらいで済むのさ!
どうやら、噂に聞くX BURNERもコーカサスベルトでダメージが減る事になるとは思いもしなかっただろ?お前のX BURNERは俺に与えるダメージが7割減った威力となる訳さ!残念だったな。ご自慢である取って置きで俺を倒せなくてな!」
まずい。X BURNERを放った今、これ以上の戦闘は難しい。俺のスタミナは急いでスワロフスキーを助けに向かった事も含めて限界に達している。これ以上戦闘を行うとなると、PoHが隙を見せた瞬間にソードスキルを放つしか勝つ手段が無い。死ぬ気の炎がPoHに効きにくい以上はX BURNERを放っても勝てる見込みはほとんど無い。ナッツを出しても、PoHとまともに戦うにはせめて形態変化(カンビオ・フォルマ)が使える様にならなければならない。未だに形態変化できる熟練度には行ってない為、形態変化は使えない。
つまり、俺は確実にPoHが隙を見せた瞬間にソードスキルを放って徐々に弱らせる戦いだけで戦わねばならなくなってしまった。俺はPoHの実力を少し侮っていたのかもしれない。それでも俺は、
「例え、リングと匣にX BURNERがお前に通用しなくても俺はお前を倒す!」
「How?面白いじゃねえか。そろそろガキであるお前はスタミナが切れるところだと思うのによぉ、ソコまで無理して戦うってなら俺も遠慮せずにお前を殺す事にするぜ。」
PoHも俺のスタミナが限界だという事に気付いていたか。でも俺はコイツを止める為にも戦わないと・・・
「待てツナ!俺もいるって事を忘れるなよ!俺とお前でコイツを一緒に倒そうぜ!もはや、PoHを殺すにしろ捕縛するにしてもお前のスタミナが限界だというなら俺も加勢するぜ!だから、一緒にPoHを倒そうぜ。」
「スワロフスキー。そうだな。お前の言う通りだ!二人でPoHを倒すぞ!」
「二人がかりか。別に構わないぜ。二人揃って殺してやるよ!」
俺とスワロフスキーは協力してPoHを倒す事にする。先ず、スワロフスキーが槍のソードスキル[ヘリカル・トワイス]を繰り出し、PoHはその攻撃を避けようとしたところを俺が片手剣のソードスキル[ホリゾンタル]で攻撃し、逃げ場を無くしたPoHは二つのソードスキルをまともに喰らいHPをグリーンゾーンのギリギリまで減らした。
「チッ!さすがに二人がかりで掛かって来られると面倒だな。俺も相棒を呼び出しておくとするか!
Camon!エドガー!」
「Gaooooo!」
PoHが匣から俺のナッツと同じ天空ライオンを呼び出した。漆黒の体毛と赤く光る眼がどこか不気味に感じる威圧感を持ったライオンだ。
「お前が天空ライオンなら、コッチも天空ライオンだ!出てこいナッツ!」
「ガオ!」
俺は匣から天空ライオンVer.ボンゴレであるナッツを呼び出した。するとナッツを見たPoHは、
「Haーhaha!!何だ、そのエドガーと比べると随分とミニサイズのチンケなライオン擬きは?
そんなチビなライオン擬きが俺のエドガーに敵うわけねえだろ!」
「見くびるな。ナッツは確かにチビでミニサイズのチンケなどう見てもライオンと言うよりは猫っぽいヤツだ!だが、これでも頼りがいの有る俺の大事な相棒だ!ナッツを見た目で判断する事は許さないぞ!」
「ガ・・ガオ!」
ナッツがなんか一瞬落ち込んだが、気を取り直してPoHの天空ライオンであるエドガーを睨む。
「ほう?そうか。なら見せてみな、そのミニライオンの力をな!」
「行くぞ、ナッツ!」
「グルル、ガオーー!!」
「Year!咆哮には咆哮だ。やりなエドガー!」
「Gaooo!!」
ナッツとエドガーの咆哮の威力は互角だ。互いに威力が相殺され、ナッツとエドガーは同時に咆哮を止めた。
「Wow、Great!見た目と違ってエドガーよりはパワーが高い様だな。お前の大空属性のリングのランクは俺が持つBランクのリングより低いと思うんだが、それでも咆哮の威力が互角なのは誉めてやるぜ!」
今の話が本当なら、リングの質は俺よりPoHの方が二段階上だ。おそらくエドガーは手に入れてまだ使い込んではいない為、咆哮の威力が低かった事も有りナッツの咆哮と互角レベルだったんだろう。
「だがよ、直接対決なら負けるつもりはねえ!やれ、エドガー!そのミニライオンを完封無きまで叩きのめしな!」
「させるか!エドガーの動きは封じさせてもらうぞ!死ぬ気の零地点突破・初代エディション!」
「な、何!?」
俺は死ぬ気スキルの一つである死ぬ気の炎を凍らせる死ぬ気の零地点突破・初代エディションでPoHの匣であるエドガーを凍らせた。
これを見たPoHは驚きを隠せずにいる。PoHの表情はフード越しとはいえ焦りを感じる。
今こそチャンスだ!
「スワロフスキー!一斉攻撃を仕掛けるぞ!」
「ああ!いくぜツナ!」
「メテオ・ブレイク!」
「トリップ・エクスパンド!」
俺とスワロフスキーが今持つ中で最大の威力が有るソードスキルを一斉に放ち、PoHは直感的にそれを避けようとして後退して直撃こそは避けたが、大ダメージである事には変わらなかった。PoHのHPはイエローゾーンに陥り、見た感じではレッドゾーンの手前にまで来ていた。
PoHは自分が追い詰められつつ有る事に、危機感を感じた様子に見える。
(チッ!ガキと腑抜けたスワロフスキーの二人が同時に仕掛けて来ても勝てると思っていた俺が浅はかだったぜ。仕方ねえ、ここは逃げるが勝ちよ!)
PoHが凍ったエドガーを匣に戻すと、俺とスワロフスキーに背を向けて走り出した。
「なっ!?てめえ、逃げる気か!」
「Yes!俺としてもお前ら二人を今この場で殺してやりたいところだがよ、さすがにお前ら二人同時に相手するのは骨が折れるぜ!ゲームの中だから折れる骨なんて無いけどな!まあ、このケリはいずれ果たすぜ!それじゃあ、アディオス!」
「「逃がしてたまるか!」」
俺とスワロフスキーが逃げるPoHを追いかけようとしたが、
「Frash!」
「また目潰しか・・・」
俺とスワロフスキーはPoHの目潰しの光を二度も食らう訳にはいかず目を瞑るが、光が消え目を開けた時にはPoHの姿が見えなくなっていた。
「クソ、逃げられたか・・・」
PoHを止める事が出来なかったのは残念だが、仕方ない。PoHは逃げた時に転移結晶を使った可能性も有る為、追いかけるのも困難だな。しばらくの間は攻略組のプレイヤーと相談でもしてパトロールを行う様にしておくか。
PoHを逃がした事は痛いが、スワロフスキーを死なせずに済んだので当初の目的は果たす事ができた。
俺が超死ぬ気モードを解除すると、スワロフスキーと話す事にした。
「PoHの野郎を逃がしたのは痛いけどよ。それよりもツナ、お前に感謝するぜ。こんなバカな俺を助けに来てくれてありがとな!」
「ううん。そんな事は無いよ。スワロフスキーは仲間を殺された事で受けたショックで精神が不安定だっただけだよ。仲間を失った時の喪失感と悲しみはかなりのモノだと思うよ。SAOの中では無いけど、俺にもそんな事が有ったしね・・・」
未来での戦いで、あの時は仕方無かったとはいえ、ユニとγ(ガンマ)が目の前で命をかけてアルコバレーノを復活させる為に犠牲になった瞬間は辛かった・・・
スワロフスキーの仲間が死んだ瞬間がどのようなモノかは知らないが目の前で大切な仲間を失う喪失感は知っている。スワロフスキーの気持ちは本当に解るつもりだ。
「そうか。お前は年の割には俺よりも相当な人生を生きていた様だな。本当に不思議なヤツだよ、お前は。」
「スワロフスキー。あなたはこれからどうするんだ?」
「俺がこれからどうするかどうかか・・・
そうだな、お前には二度も助けられたしな。このまま恩を返さずに去って行くのも後味が悪いしな。
お前が良かったら、俺をお前のギルドに入れてくれ。お前と一緒に戦っていけば、不思議と死んだ仲間達の分まで俺は生きていけそうな気がするんだ。それに、あの口が悪いヤツが一人いただろ。アイツには俺の印象が最悪だと思うしな、アイツには結構酷い事を言ってしまったと思うしな、アイツに詫びの言葉を言わないとならねえ。だから頼む。俺をお前のギルドに招き入れてくれないか。」
「わかったよ。俺はスワロフスキーが俺のギルドに入ってくれるなら歓迎だよ。」
「そうか!ありがとうな!」
俺はスワロフスキーをギルド、ボンゴレに招き入れた。
「これからよろしく頼むよスワロフスキー!」
「ああ、よろしく頼むぜツナ!でもよ、その、ほら、スワロフスキーって名前が長くて呼ぶのが少し面倒だろ。
だからスワロで構わないぜ!俺が前に立ち上げていたギルドのメンバー達からもスワロって呼ばれていたしよ。それで呼んでくれ。」
「そう言う事ならよろしくね、スワロ!」
「いずれ、またPoHに会う機会が有る筈だ。その時は今度こそはケリをつけようぜ。(例え、お前がPoHの様なオレンジプレイヤーを殺さないといけないって時には俺が引き受けてやる。コイツに汚れ役は似合わねえからな・・・)」
「うん。そうだね。いずれPoHとは決着をつけないと・・・」
PoH。今回は逃がしはしたが、次こそは牢獄に送ってみせる。俺はスワロフスキー・・・いや、スワロと一緒に転移結晶を使って第6層の街に戻った。転移門に第10層が追加されていたので、第10層の街に転移し皆と合流した後に、スワロの事を紹介した。
そして、スワロがゴクデラ君にあの時に拒絶する様な事を言ってしまった事を謝ったので、ゴクデラ君は、
「しょうがねえな。お前がソコまで謝るなら許してやらあ。俺の名前はゴクデラだ。よろしく頼むぜ。」
そう言ってスワロを受け入れてくれた。こうしてギルド、ボンゴレはさらに活気付くだろう。これからもよろしく頼むよスワロ!
一方、ツナとスワロフスキーことスワロがPoHと戦いを繰り広げた洞窟に暗色な赤色のミディアムヘアの髪である青年が立って一人言を呟いていた。
「先ほどの戦いを気付かれずに見ていたが、あのPoHという男。使えるかもしれないな。これは楽しみだ。待っていろよ、ボンゴレ十代目、沢田綱吉!お前にはこの俺がマフィア界、いや全ての頂点に立つ為の引き立て役になってもらう!このブリガンテス率いるベラドンナ・リリーのな!」
一人言を終えた後、謎多き青年ブリガンテスはその場から姿を消すのだった。ブリガンテスが言っていたイタリア語で黒百合と言う意味であるベラドンナ・リリーとは一体?
今回はツナは無事にスワロフスキーを助ける事ができましたが、PoHを取り逃がしてしまいました。
そして、最後に出てきたブリガンテスという青年の事は知ってる人は知ってますよね?
ブリガンテスはリボーンDSフェイト・オブ・ヒートIIのキャラクターです。この作品ではゲーム版とは若干違う設定です。
そして、これからもメインキャラクターの一人になる事になるのでスワロフスキーの詳しいデータを記入しておきます。
プレイヤーネーム;スワロフスキー
本名;十六夜 宝摩(いざよい ほうま)
年齢;22才(SAO開始時)
誕生日;2月14日
性別;男
身長;178cm
体重;62Kg
趣味;アクセサリー作り 料理
好きなモノ;魚介類を使った料理 豆腐 酒
嫌いなモノ;蜘蛛 辛い食べ物
外見;テイルズオブエクシリア2のルドガーの髪をSAOの中では赤くした感じで、現実では茶髪。
SAOでの装備は戦国武将が来ている様な戦装束で、現実では宝石商をやっている理由で基本は白のスーツ。
その他;現実では中学3年生の時に交通事故で両親を失い、そのショックが原因で一時期は心を閉ざしていたが自分と同じく事故から生き残った唯一の肉親である妹の手で心を開きだし立ち上がった過去を持つ。
しかし、その唯一の肉親である妹もSAOの中で自分が立ち上げたギルドであるジュエル・ウォリアズのメンバーと共にPohに殺害され、そのショックで精神錯乱状態に陥り、モンスターの群れに囲まれたところをツナに助けられ、ツナと接する内に精神が少しずつ落ち着きを取り戻すと。Pohに復讐を誓う。Pohに仲間と妹の仇討ちを果たす為に戦うが押されてしまい、この時に自分は心の中では生きたいと願っていた事を自覚し始めたところをツナに助けてもらった。
そして、ツナと共闘してPohを逃がしはしたモノの撃退する事ができた。その後に、ツナのギルドであるボンゴレに加入し、助けに入ってくれたのに冷たくあしらったゴクデラに謝罪した。
ボンゴレに加入した今では、ボンゴレのメンバーをジュエル・ウォリアズの二の舞だけはさせないと誓っている。後、ツナや他のボンゴレメンバーに代わって、自分がオレンジプレイヤーを殺害して汚れ役を引き受ける覚悟もしている。