ボンゴレ十代目のSAO   作:ロナード

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今回より、新章開幕。その名も『禁断の闇のΔ(デルタ)編』です。話の内容としてはブリガンテス率いるベラドンナ・リリーとの本格的な戦いとなると言っておきます。

今回の話ではその序章となります。そして、あの男が・・・雲の守護者がSAOに来る!


SAO 禁断の闇のΔ(デルタ)編
第37話 謎の三角形と引き込まれし雲の守護者


俺は今、ボンゴレのギルドホームの自室でボンゴレのメンバーで連絡係を務めるリックという男性から様々な情報や報告を聞いている。

 

「以上、報告を終えます。それではリーダー、絶対にその活動方針や他のギルドからの意見を含めた書類を本日中に片付けて下さいね。もし、出来なかったら解っていますよね?」

 

「解っているってば。本日中に仕上げるよ。」

 

「本当に片付けて下さいよ。前回も間に合わなかったんですからね。あなたがサボっていた為ですがね。そして、その書類は私が片付けましたが、今回はそんな事は無い様にして下さいよ。」

 

そう言って、俺の部屋からリックが出ていく。リックは生真面目過ぎて、厳しいんだよな。リックは俺より一つ年上で、少しグレーっぽい色の黒髪で見るからに硬派そうな男だ。さてと、書類を片付けるか。少し多いけどな・・・

 

「すみません、リーダー。この書類も本日中に片付けて下さい。」

 

リックが俺の部屋に再び入ってくると、書類が追加された・・・リックが俺の部屋から出ると、俺は書類の多さから片付けるのに嫌気がさすがサボったら地獄を見そうなので書類の片付けをさっさと終えよう。じゃないと、次からはリックが付きっきりで書類を片付け終わるまで見張る様な事になりそうだしな・・・俺は書類を片付け終えると、部屋を出て外の空気を吸いに行こうと思い、ギルドホームの外に出ると、ホクトとヤヨイが俺の近くに来ると俺にこう伝える。

 

「あ、あのツナ君、大変です!オボロ君が・・・」

 

「ああ・・・何となく予想出来るよ、ヤヨイ。オボロにまた不運が訪れて酷い目に会ったんだろ?」

 

「ツナ、君の言う通りでオボロは先ほど、61層の火山エリアで転んだ弾みでマグマの中に飛び込んでしまった上に、マグマの中から脱出したと思ったら、そんなタイミングで火山が噴火してオボロがマグマと一緒に空中に打ち上げられてしまい、高所落下によるダメージを受けた後に追い討ちで近くに飛んでいたドラゴンに餌と勘違いされて食べられた後に、ドラゴンのお尻から結晶の中に閉じ込められた状態で出てきて、脱出不可能な状態になっていてね・・・それでツナ、君の力でオボロを助けられないかなと思ってね・・・」

 

どれだけ運が悪いんだよ、オボロは・・・そんなに不運が重なったら、さすがに何かしらの悪霊に憑かれているんじゃないかと心配するぞ。オボロの話では現実でも運が悪いらしく、一回500円のくじ引きを10回、つまり5000円分やったら、全て外れで払ったお金が全てポケットティッシュに変わったと聞いた・・・本当に運が悪いにも程が有るだろ、絶対に世界で一番不運な人間じゃないのか、オボロは・・・

 

「それで、ドラゴンに食われたオボロは結晶に閉じ込められた状態でドラゴンのお尻から出た、つまり排泄物の中に閉じ込められたのは解った・・・それで、そんな状態のオボロは今どこに・・・」

 

「ええと、今から案内しますね。着いてきてください。」

 

ヤヨイの後に続いていくと、オボロが本当に黄色い結晶の中に閉じ込められていた・・・これが排泄物って・・・茅場昌彦、お前の性格の悪さに引くぞ・・・結晶からオボロを取り出すには、この結晶を砕くしかないな。俺はハイパー化して、ナッツを呼び出す。

 

「ナッツ、形態変化!攻撃モード!」

 

「ガオオォォッ!!」

 

「I世のガントレット!」

 

「ツナ君、間違ってもオボロ君は死にませんよね・・・」

 

「大丈夫だ。オボロなら簡単には死なない。だから、平気だ!」

 

「ですよね。じゃあ、安心ですね。」

 

(平気じゃないぞ、兄者ぁぁーーー!!?それとヤヨイももう少し粘ってくれぇぇ!!?ビッグバン・アクセルだろうが、バーニング・アクセルのどちらだろうと喰らったら死ぬぞ!!?)

 

オボロを心配するヤヨイに俺はオボロなら簡単には死なないと告げるが、オボロの心の叫びが聞こえた気がするが、さっさとオボロを結晶から出してやる事にしよう。

 

「いくぞ、ビッグバン・アクセル!」

 

俺はビッグバン・アクセルを放つと結晶は粉々に砕けて、オボロは無事に結晶の中から出てきた。

 

「今のは死ぬかと思ったぞ、兄者・・・」

 

「大丈夫に決まっているだろ。ちゃんと、お前に当たらない様に配慮した力加減で放ったんだからな。」

 

「まあ、そうだよな。兄者に限って、俺を間違って消してしまう様な事は無いよな。」

 

「うっうー、オボロ君が無事で何よりです!」

 

「うん。ヤヨイちゃんの言う通りで俺も本当に無事に出られた様で良かったと思うよ。」

 

「あれ?ホクトさん、まだいたんですか?」

 

「ホクト、いつからソコにいたんだ?」

 

「俺、最初からいたんだけどね・・・」

 

おい、酷いぞ。オボロにヤヨイ。ホクトはずっと俺の後ろから着いてきていたぞ・・・まあ、最近ホクトは存在感が薄く、エアーマン化しているのは事実だけどさ・・・いくら何でも、ヤヨイのまだいたは酷いと思うぞ・・・

 

 

 

オボロ救出後、一旦ボンゴレのギルドホームに戻った俺は自室に入ってベッドで仮眠を取ろうとした時だった。

 

「リーダー、キリト副長とアスナが話が有ると言うので至急、会議室に来て下さい!」

 

リックが入って来て、キリトとアスナが話をしたいというので会議室に行く事になった。会議室に入ると、ソコにはキリトとアスナの他にもゴクデラ君にヤマモト、ユウキ、スワロ、そしてフィリアもいた。

 

「ツナ君も来た様だし、話すわね。」

 

アスナが俺が来た事を確認すると、キリトとアスナが伝えたい事を話し出す。

 

「実は俺とアスナが52層のフィールドを捜索していると、二人のオレンジプレイヤーの姿が見えたから、その二人のオレンジプレイヤーと接触したところ、ブリガンテス率いるベラドンナ・リリーのメンバーだと判明したから、俺とアスナは二人のオレンジプレイヤーを捕らえてベラドンナ・リリーの情報を聞き出そうとしたんだが、後少しの所で逃げられてしまったんだ・・・」

 

「逃がしてしまったのかよ!!それが報告か?」

 

「ゴクデラ君、私とキリト君の話はまだ終わっていないわ。ベラドンナ・リリーのメンバーである二人のオレンジプレイヤーは逃がしてしまったけど、その代わりにその二人が持っていたと思われる物を拾ったのよ。」

 

「拾った?何をだ?」

 

「ヤマモト、今からそれを見せるつもりだ。皆、これを見てくれ!」

 

キリトが黒いコートのポケットから三角形の物体を取り出すと、その三角形の物体を俺やこの場にいるフィリアやゴクデラ君達に見せる。三角形の物体は全体的に黒く、面の一つには赤い一つ目の様な模様が刻まれている上に、その一つ目が有る面の後ろの面を見ると小さな穴が空いていた。これは形は違うが、まるで匣だ。

 

「その三角形の匣みたいなのが落ちていたのか・・・つまり、キリトとアスナが逃がした二人のオレンジプレイヤーは只の運び人なのかもな。」

 

「スワロさんの言う通りだと思う。あの二人はまるで戦闘よりも、別の任を優先していたかの様な動きだったからね。」

 

「でも、その運ぶべき物を落としたのね。間抜けね・・・」

 

フィリアの言う通り確かに間抜けだな、その運び人二人は・・・今頃、絶対にブリガンテスからお仕置きを受けているのかもな・・・その二人、生きていればいいんだがな・・・

 

「まあ、その二人が間抜けかどうかは解らないけど、その三角形の匣みたいなのを運んでいたからにはベラドンナ・リリーにとっては重要な物で間違いないんじゃない。」

 

「ああ。ユウキの言う通り、この三角形の匣みたいなのがベラドンナ・リリーにとって重要な代物では有る筈だ。この三角形の匣みたいな物の正体が解ればいいんだが・・・」

 

「それが匣なら、開くんじゃないのか?」

 

「ヤマモト君、私とキリト君もその可能性を考えて私の晴れ属性、キリト君の雲属性と霧属性の炎を注入してみたけど、反応は無かったの。だから、他の属性でも確かめておいた方がよさそうね。」

 

「じゃあ、まずは俺がやるぜ。」

 

ヤマモトが言った様に、この三角形の物体が匣ならばリングの炎で開く筈なので、確かめてみないとな。スワロが雷属性の炎を注入したが、三角形の物体に反応は無い。

 

「雷属性の炎では反応しねえみてえだな・・・」

 

「次は俺がやるぜ!」

 

次はゴクデラ君が嵐属性の炎を注入したが、やっぱり三角形の物体は反応しない。

 

「本当にこれは匣なのか?」

 

「ゴクデラ、難しく考えるのは粗方確かめた後にしようぜ。次は俺の番だな。」

 

続いてヤマモトが雨属性の炎を注入するが、それでも三角形の物体は反応しない。

 

「雨属性でも無いのか・・・でも、ツナの大空属性なら全ての匣が開くから、これが匣ならツナの大空の炎で開く筈だぜ。」

 

「解った。大空の炎を注入するよ・・・」

 

俺は大空の炎を注入すると、三角形の物体は反応するかと思ったが反応しない。

 

「ダメだ。大空の炎でも開かないや・・・」

 

「つまり、これは匣じゃないって事か・・・」

 

「いや、キリト。その三角形の物体は匣で間違いないよ・・・俺は何故か、その三角形の物体が匣としか思えないんだ・・・」

 

「どういう事だ、ツナ?」

 

「その三角形の匣は多分、ブリガンテスの属性である夜の属性でしか開かないのかも・・・」

 

「ブリガンテス専用の匣か・・・可能性が高そうだな・・・」

 

この三角形の匣はおそらく夜の属性の匣で有る可能性が高いと思われる。まあ、予測でしかないので本当にこの三角形の物体が匣なのかどうかは不明だが・・・

 

「とりあえず、これが俺とアスナが伝えたかった話だ。この三角形の物体の正体は解らないが、この三角形の物体を調べればベラドンナ・リリーのやろうとしている事が解るかもしれないしな。」

 

「そうだね。じゃあ、その三角形の物体はどう管理しようか・・・」

 

俺が三角形の物体をどう管理すべきか考える事を伝えようとした時だった。今まで反応が無かった三角形の物体は急に反応が出始め、三角形の物体から黒い煙の様なモノが出ると、ゴクデラ君が黒い煙に包まれてしまった。

 

「うわぁぁっっ!!?」

 

「ご、ゴクデラ君!!?」

 

ゴクデラ君を包み込んでいた黒い煙が消えると、ソコにはゴクデラ君の姿が見えず、ゴクデラ君がいた場所には人が入りそうな程の大きさの一つの三角柱の物体が有った。その三角柱の物体は三角形の匣みたいな物体と同じ様な模様で、三角形の真ん中には赤い一つ目が刻まれていた。

 

「ゴクデラ君、一体どこに・・・」

 

「これが三角形の物体の仕業だというのか・・・」

 

「まだ、確信出来ないけど、ゴクデラ君の姿が見えない事が不安ね・・・」

 

「ゴクデラ、無事なのか・・・」

 

「おい!ゴクデラ、いるなら返事しろ!いないなら、いねえと返事しろ!」

 

「スワロさん・・・いないのに、いねえと返事しろってのは無理だと思うよ・・・」

 

皆がゴクデラ君の事を心配して、ゴクデラ君を呼び掛けていると・・・

 

「呼びましたか?」

 

ゴクデラ君の声が聞こえたので、声がした方向を向くとゴクデラ君の姿が見えた。

 

「何だ、ゴクデラ無事だったなら早く返事してくれって・・・」

 

「ああ、すまないな・・・」

 

スワロがゴクデラ君が無事だと思ったのか、ゴクデラ君に近付いていくが・・・どうも、このゴクデラ君には違和感を感じる。まるで誰か別人がゴクデラ君の姿を真似してるかの様に感じる・・・

 

「スワロ!!ソイツはゴクデラ君じゃない!!」

 

「何!?」

 

「チッ!感付きましたか。さすが十代目ってところっすかね。」

 

スワロはゴクデラ君?から離れると、そのゴクデラ君?は自分が本物のゴクデラ君じゃない事が俺によって暴かれたので少し称賛するかの様な拍手をした。

 

「お前はゴクデラじゃないのか?」

 

「ふん。そこの女顔はソコの十代目と違って偽物と本物の区別が出来ないらしいな。まあ、別に構わないんだけどな!」

 

「何だ!?強制的に完全決着デュエルが開始されるだと・・・」

 

ゴクデラ君の偽物がシステムに干渉したのか、この場の皆は強制的にゴクデラ君の偽物の完全決着デュエルの相手にされたらしく、ゴクデラ君の偽物は攻撃を仕掛けてくる。

 

「喰らえ、ロケット・ボム!」

 

「避けろ!皆!」

 

俺はゴクデラ君の偽物がロケット・ボムで攻撃してきたので皆に避ける様に言うと、皆はロケット・ボムを回避し、ゴクデラ君の偽物の回りを囲む。

 

「お前が偽物なら、手加減する必要な無いよな!」

 

「本物のゴクデラ君の居場所を吐きなさい!そうしたら、命は助けてあげるけど?」

 

「バカか、テメエら?俺は偽物、本物の居場所は本物が先ほどまでいた場所だ。その三角柱の中だよ!ついでに親切で言うが、俺は本物の人間では無いし、プレイヤーですら無い。簡単に言えば、ちょっとした幽霊みたいなモノだ!」

 

「ゆ、幽霊・・・」

 

「アスナ、幽霊が本当に苦手なのね・・・」

 

「じゃあ、本物のゴクデラでも無いし、プレイヤーですら無いってなら倒しても平気だな!」

 

スワロがゴクデラ君の偽物に槍を突き刺すと、ゴクデラ君の偽物は黒い煙を出しながら姿を消していく。

 

「ここまでか・・・まあ、悪くなかったぜ。だけど、これは前哨戦だ。俺を作り出した、そのデルタ匣の脅威は始まったばかりだからな!」

 

ゴクデラ君の偽物はそう言った後に黒い煙となり姿を消した。だけど、三角柱の物体は壊れる素振りも無く、本物のゴクデラ君の姿が見えない。

 

「クソ!!あの偽物のゴクデラめ、どうやったら本物のゴクデラを助け出せるのか伝えた後に消えやがれってんだ!!」

 

「スワロさん、気持ちは解るけど落ち着いてよ。僕もゴクデラの事が心配だしね。」

 

「すまねえな、ユウキ。頭に血が昇ってしまった。」

 

ユウキがスワロを落ち着かせるが、俺もゴクデラ君が戻って来ないのに苛立ち始めている。どうしたら、ゴクデラ君が戻って来れるんだ・・・俺はゴクデラ君の偽物が本物のゴクデラ君は先ほどまでいた場所に出現した三角柱の中にいると言っていたので、俺はその三角柱に触れながらゴクデラ君に呼び掛けるかの様に声を発した。

 

「ゴクデラ君!俺は君を絶対に助ける!長い間、その中に閉じ込められる事になるかもしれないけど・・・俺は絶対にゴクデラ君、君をこの中から出す方法を見付けてみせるから!だから、俺を信じていてくれ!」

 

俺がそう発した後だった。三角柱の物体は突如、崩れ始めて黒い煙となり消えると同時にゴクデラ君が姿を見せる。

 

「十代目?何か起きた気がしたんっすけど、俺の気のせいだったみたいっすね!」

 

「ゴクデラ君!無事だったんだね!良かったよ!」

 

「えっ?どういう声っすか、十代目?」

 

 

 

 

ゴクデラ君が無事に戻ってきた後、俺達はゴクデラ君に先ほどの偽物のゴクデラ君と戦った事やゴクデラ君が三角柱の物体の中に閉じ込められていた事を説明した。

 

「つまり、俺はその三角形の匣の力で三角柱の物体の中に閉じ込められてしまった上に、操られてしまい、十代目やキリト達を攻撃してしまった事っすね・・・本当に迷惑を掛けてしまい申し訳ありません!」

 

「いや、謝る必要は無いよ。だって、ゴクデラ君が操られていたというより、あのゴクデラ君は・・・」

 

「姿形を真似ただけの別人だったわ。だから、ゴクデラ君がそこまで気にする必要は無いよ。」

 

「そうか・・・なら、十代目。その三角形の匣がまた俺を閉じ込めるかもしれないし、俺以外に閉じ込められる者が出るかもしれないですし、破壊する事にしませんか?」

 

「この三角形の匣・・・偽物のゴクデラ君曰く、デルタ匣と呼ばれるこの匣をか・・・」

 

俺はゴクデラ君の意見に賛成なんだが、これを簡単に壊せるとは思えない。それにこのデルタ匣はベラドンナ・リリーが関わっている以上、野放しに出来ないけど、破壊は難しそうだな・・・せめて、密閉された空間でないとこのデルタ匣の破壊は無理そうだ。

 

「このデルタ匣の破壊は極めて困難だし、ひとまずはこのデルタ匣は俺達が管理しようか。ベラドンナ・リリーも動くかもしれないしね・・・」

 

「そうだな。ひとまずはデルタ匣は俺が預かっている。とりあえずは人目に付かない場所に保管しとくか。」

 

キリトがデルタ匣を預かる様だが、デルタ匣は危険なのは確かなので本当に人目に付かない場所に保管してもらいたいな。

 

 

 

 

ベラドンナ・リリーのアジトでは二人のオレンジプレイヤーがブリガンテスに頭を下げていた。

 

「デルタ匣はボンゴレの下に渡ったか・・・」

 

「すみません、ブリガンテス様!?」

 

「どうか、デルタ匣を取り戻しに行くチャンスを・・・」

 

「何を勘違いしているのだ?俺は怒ってはいない。只、それも面白いと思ったのでな。デルタ匣は、しばらくはボンゴレの下に置いておいとこう。それに、あのデルタ匣は闇の波動を持つ呪われしパンドラの箱だ。デルタ匣の力は俺のカースリング同様に境界線をねじ曲げ別の場所にも影響を与えるのだ。そう、それこそ俺が求める混沌だ。ふふふ、はははっ!!」

 

ベラドンナ・リリーのアジトはブリガンテスの高笑いが響いていたという。

 

 

 

 

 

一方、ツナ達がデルタ匣から出現した偽物のゴクデラを倒した頃、現実世界の並盛町に有る中学校の屋上では雲雀恭弥がいつも通りの習慣で昼寝をしていた。この男はツナが中学三年生になっても、並中にいるので年齢が解らないので、並盛では雲雀の年齢が不明である事が並盛の七不思議となっているらしい・・・

 

「暇だね・・・群れてる奴らの声が聞こえるね。噛み殺しに行こう。」

 

雲雀恭弥は相変わらず、群れてる相手は容赦無くトンファーで噛み殺している様だ。雲雀は群れてる相手の声がした場所に向かうと、ソコは並盛の校舎裏で並中の校舎にカラースプレーで落書きをする高校生ぐらいの年齢の若者達が5人いた。

 

「へへっ!今日は最高の出来だな!」

 

「流石は兄貴!今日の作品は今までの中でも最高の出来ですね!」

 

「だろ!よっし、このまま・・・」

 

「並中の校舎を汚す愚かな草食動物共は全員、噛み殺す!」

 

『えっ・・・ギャアアァァッッ!!?』

 

雲雀は並中の校舎にカラースプレーで落書きしていた若者達を全員をトンファーで容赦無く噛み殺した後、焼却炉の中にぶちこんだ。

 

「良かったね。これで焼かれた君達が良い作品になると思うよ。題名は『愚かな草食動物共の末路』だね。」

 

雲雀はその様に怖い事を発しているが、焼却炉は火曜日にしか動いていないので若者達は・・・本日がその火曜日なので、焼却炉の中から『熱い!!?ごめんなさい!もう落書きなんてしませんから、助けてくれぇぇ!!』と声が聞こえたが雲雀は無視した。

 

「ふあぁぁっ。眠いね。屋上で寝ようか。」

 

しかも、欠伸して寝る事を考えていた。雲雀はその場から去ると、並中の屋上で昼寝を再開した。一応、自業自得とは言えど、雲雀に焼却炉にぶちこまれた若者達は並中の風紀委員のメンバーが出してくれたので、かろうじて無事だったという・・・ついでに雲雀はその事で逮捕はされない。何故なら、彼は並盛の公務関係者すら手玉にして従えているからだ・・・ついでに、落書きは風紀委員のメンバーが頑張って30分もしない内に跡形も無く消したという。

 

 

 

雲雀は並中の屋上で寝ようと思っていたが、眠気が消えたので別の事をしようと考える。

 

「ALOでもやろうかな。並盛と同じ様にインプ領の秩序を守らないとね。」

 

雲雀は応接室に移動して、アミュスフィアを装着するとALOにログインしようとした。雲雀はALOでのプレイヤーネームはヒバリ。闇妖精インプの頂点であり、インプ領の領主である。だが、ALOの中でも群れている者達をトンファーで噛み殺すので種族がインプのプレイヤー達はインプ領の中では一人ずつ行動するのがお約束になっている。尚、トンファーはALOには本来なら無い武器だったが、ゲームマスターである須郷という男の本に現実の方で出向き、噛み殺して無理矢理トンファーを実用化する様にさせたので、ALOにトンファーがヒバリ専用に実用化されたのだ。それと関係無いが須郷は雲雀に噛み殺された日には、雲雀にそっくりな人形を作ってはぶん殴っていたという。

 

「リンクスタート・・・何!?こ、これは・・・」

 

雲雀はプレイヤー、ヒバリとしてALOにログインした筈だったが突如、ヒバリの目の前に三角形の陣が現れるとヒバリを見知らない場所に飛ばした。そこは思い出の丘と表示された場所で有った。ヒバリはALOの中かと思い、翼を出して飛ぼうとしたが反応せず、飛べない事に気付いた。

 

「ALOでは無い様だね。ログアウトしようと思ったけど、ログアウトの項目が見えないね・・・だとすれば、草食動物達が閉じ込められたSAOの中かな・・・何故、僕が巻き込まれないとならないんだい・・・」

 

ヒバリはデスゲームであるSAOに引き込まれた事に心底ムカついたらしく、不機嫌になったので周りのモンスターを倒しては、群れているプレイヤー達に攻撃する等でムカつきを発散させていたという。

 

 

 

デルタ匣を回収した次の日、俺は昨日の会議室の出来事を知るゴクデラ君達を連れて第50層に有るエギルが開いている店に来ていた。理由はエギルは中層のプレイヤー達に武器を渡しており、渡されたプレイヤー達の中にはお礼代わりに色々な情報をエギルに話すと聞いたので、もしかすると、エギルはデルタ匣の事について心当たりは有るのではないかと思ってきたのだが・・・

 

「すまねえな。そのデルタ匣とやらの事については知らないな。本当にすまねえな、力になれなくてな・・・」

 

「いや、気にしなくていいよエギル。このデルタ匣の存在自体、俺達も知らなかったし無理もないよ。」

 

「そう言われてもな、少しは力に成りたかったんだが・・・待てよ、そう言えば昨日、トンファーを持ったプレイヤーの姿が見えたと聞いたんだ。」

 

「トンファー!?」

 

「十代目、トンファーって事はまさか・・・」

 

「ゴクデラ、さすがにそれは無いだろうぜ。アイツがいたら、とっくにこのゲームの中で有名に成っている筈だぜ・・・」

 

「ツナ達はこのトンファー使いのプレイヤーに心当たりが有るみたいだな。そのプレイヤーはユニークスキルかどうかは知らないが、トンファーを扱っていてな、そのトンファーには鎖分銅とか鉤やトゲといったギミックも有る様でな、実力も高いプレイヤーらしい。だが、そのトンファー使いは複数で行動しているモンスターばっかりを倒しているみたいだが、パーティーを組んで行動していたプレイヤーに攻撃を仕掛けてくるみたいでな・・・かろうじて、攻撃が当たってないからそのトンファー使いのカーソルはオレンジになってはいないみたいだが、もしかすると、ベラドンナ・リリーの刺客かもしれない・・・」

 

「いや、エギル・・・そのトンファー使いは絶対にベラドンナ・リリーのメンバーでは無いよ。多分、いや確実に俺の知り合いだと思う・・・」

 

「十代目の言う通り、その行動傾向やギミック搭載のトンファーの話を聞けば聞くほど、アイツしか思い浮かばないっす・・・」

 

「まさか、途中参加したのかアイツ・・・こりゃ、有る意味事件だな・・・」

 

ヤマモトの言う通り、本当に事件だよ・・・あの人がSAOに来たとしたら、戦力としては頼もしいが・・・性格に難有りだから、いたらそれは困るんだけど・・・SAOのプレイヤーが噛み殺されそうで・・・

 

「とにかく、そのトンファー使いとは会わないといけないね。SAOの安全を確保する意味でも有るしね・・・」

 

「何でSAOに来やがったんだ、アイツは・・・多人数での戦闘中心のSAOに群れるのを嫌うくせに何故来たんだ・・・」

 

「まあ、それはアイツに会って聞こうぜ。早くしないと犠牲者が出そうだぜ・・・」

 

「お前達三人はトンファー使いとは知り合いみたいだな。なら、話が早い。そのトンファー使いは今は思い出の丘にいる可能性が高いそうだ。行ってきな!」

 

「簡単に言うな、エギル!?」

 

「アイツを簡単に説得出来たら、俺達はここまで苦労するとは考えねえんだよ!!」

 

「ツナ、それにゴクデラ。落ち着けって!エギルは知らないし、八つ当たりしてもダメだろ。とにかく、アイツに会って説得しようぜ。」

 

「そうだね。ヤマモトの言う通り、説得しに行こうか。話を聞いてくれるかどうかが不安なんだけどね・・・」

 

「俺もっすよ、十代目・・・」

 

「ええと、ツナ君達がそんなに苦労すると考える程の人なの、その人は?」

 

「多分、ベラドンナ・リリーと比べてもいいレベルの危険度だと思うわよ。私はツナから、現実での知り合いの話を聞いた事が有るけど、そのトンファー使いはおそらく、群れる人を嫌う人の事だと思うわ。何でも群れている人達がいれば、容赦無くトンファーで殴り倒す様な人みたい・・・」

 

「おい、現実でトンファーで殴り倒す様な人だとしたら、何故警察はソイツを逮捕しないんだよ!?」

 

「ツナから聞いた話だとツナの住んでる町の秩序みたいな者らしいから、公務関係者も服従してるみたいよ・・・病院の院長も患者を生け贄としてその人に捧げるみたいだし・・・」

 

「ツナ、お前達の住んでる町、物騒じゃないか・・・」

 

フィリアは現実での俺の話を聞いていたので、俺達が困惑する理由がすぐ解ったらしく、アスナ達に説明すると、スワロが何で警察は動かないだとか、キリトは俺達が住んでる町を物騒だと言った。物騒では無いと思いたいが、並盛の町にはマフィア関係者が多いので物騒と言えば物騒なので反論できない・・・

 

 

 

エギルの店を出て直ぐ、俺はゴクデラ君とヤマモトだけで行くとキリト達に伝えた後、俺達はトンファー使いがいると思われる思い出の丘と呼ばれる場所にゴクデラ君の案内も有って移動した。

 

「少し前だってのに懐かしいな。ここでシリカの相棒であるピナを蘇生する為のアイテムを探しに来た事が有るんっすよ。」

 

「へえ、ここでシリカと一緒に冒険していたんだねゴクデラ君。」

 

「そうっす。でも、この思い出の丘にいるモンスターは植物系のみで全て色んな意味で危ないヤツが多いから、弱いとはいえ手を抜かない方がいいっすよ。」

 

思い出の丘を進んでいるとゴクデラ君の言う通り、色んな意味で危ない植物モンスターがどんどん俺達に襲い掛かってくる・・・主に性的というか破廉恥な意味でな・・・色んな意味で危ない植物モンスターを一撃で葬っていきながら進んでいくと、一人のプレイヤーが俺達の目の前に姿を見せた。そのプレイヤーは鉄製のトンファーを両手に構えており、その顔はやっぱり俺とゴクデラ君にヤマモトが知ってる者の顔であった。

 

「ワオ、久しぶりだね。沢田綱吉に獄寺隼人、そして山本武。だけど、群れてるみたいだから、君達を噛み殺す!」

 

「やっぱり、雲雀さんだったんだ・・・でも、相変わらず危険な人だった!!?」

 

「久しぶりに会えたんだ。僕を楽しませてほしいね。」

 

エギルの話で聞いたプレイヤーはやっぱり、雲雀さんだったんだけれど、相変わらず群れているところを見ると噛み殺しにくるのは変わらない様だ・・・

 

「と言いたいところだけど、君がいるという事はここはSAOというゲームの中の様だね。君達が来たお陰で確信に変わったよ。噛み殺すのは後にするから、どこか落ち着く場所に案内してほしいね。ここの動く植物を噛み殺すのも飽きてきたところだしね。」

 

「ははっ・・・思ったより話は聞いてくれる様にはなってくれたんですね・・・でも、結局は後で噛み殺す気なんですね・・・」

 

「うるさい。早く案内しなよ。じゃないと、今すぐに噛み殺すよ。」

 

「はい!案内します!」

 

 

 

 

 

俺とゴクデラ君にヤマモトは雲雀さんを人気の無い場所に有る宿に連れて行くと、その宿の室内で話をした。

 

「じゃあ、雲雀さんは昨日からSAOの中に来たんですか!?」

 

「そうだよ。僕はナーブギアは被ってないよ。後継機のアミュスフィアでALOにログインしようとしたら、SAOに飛ばされたと言っておくよ。」

 

「それじゃ、雲雀はどうやってSAOに来たかどうか解らないのか!?」

 

「ったく、デルタ匣だけでも厄介なのに、ALOというゲームにログインしようとした雲雀が飛ばされてくるとは面倒事が増えてきたな。」

 

「それよりも雲雀さん。このSAOではプレイヤーのHPが0になったら死にますから、間違っても他のプレイヤーを主にグリーンのカーソルの者は噛み殺さないで下さい。」

 

「仕方ないね、噛み殺す事を我慢するのが癪だけど、この世界に来た以上はそうしないといけない様だね。」

 

俺は雲雀さんにプレイヤーネームを尋ねた。プレイヤーネームはヒバリ・・・まんまだね。俺とゴクデラ君にヤマモトが言える事じゃないけどね・・・

 

「それでヒバリさんのレベルは?」

 

「85だよ。」

 

「何で昨日来たばかりのお前のレベルが85なんだよ!?理不尽だろうが!?」

 

「でも、事実だからね。ゴクデラ。」

 

「ヒバリの適応力も凄いな・・・ゴクデラの事をフルネームで呼ばないのが新鮮に思えてくるぜ・・・多分、ALOでのステータスを引き継いでいるんじゃないか。ユウキの様にな。」

 

「レベルがどうとかどうでもいいよ。後、僕のアイテム欄にこれが入っていたよ。ボンゴレ匣。」

 

「ALOから来たヒバリさんにもボンゴレ匣が入っていたんだ。茅場が入れたのかな?ヒバリさん、これはエーテルリングと言ってこの世界での・・・」

 

「説明要らない。さっさと寄越しなよ!」

 

「はいっ!!?」

 

ヒバリさんは雲のエーテルリングを受け取るとボンゴレ匣にリングの炎を注入すると、雲ハリネズミ(ポルコスピーノ・ヌーヴォラ)のロールが出てきた。

 

「キュウ。」

 

「ロール、戻っていいよ。」

 

「キュウ!!?」(えっ、早くない!戻すの・・・とロールは思ったという。)

 

ヒバリさんはロールを素早く匣に戻すと、立ち上がってどこかに行こうとしたので呼び止める。

 

「ちょっと、ヒバリさん。どこに行く気ですか!?」

 

「やっぱり、群れていると気分が悪くなるよ・・・だから、群れているモンスターを噛み殺す!プレイヤーは狙わないよ。カーソルがオレンジのプレイヤーは犯罪プレイヤーとも呼ばれているそうだから、オレンジプレイヤーは噛み殺すけどね・・・」

 

本当にこの人はどれだけ群れるのが嫌いなんだろう・・・ってか、その迫力だと群れているモンスターも群れを崩して逃げると思います。ALOではソロプレイヤーなのかな・・・そんな事を考えている内にヒバリさんはどこかに去っていたけど、多分大丈夫かな。他のプレイヤーを噛み殺す可能性は無いよね。一応、承諾したからにはグリーンのカーソルの者を噛み殺す事だけはしない筈だよね・・・

 

「十代目、帰りましょ・・・ヒバリはゲームの中だろうとヒバリだと思いますし、アイツがヤられる事は滅多に無いと思いますので大丈夫かと思います。」

 

「ゴクデラの言う通りだな。ヒバリに限って、負けたりする事は無い筈だぜ。」

 

「いや、俺が心配しているのはヒバリさんが本当に他のプレイヤーに危害を加えないかどうかだよ・・・」

 

『ああ。確かに・・・』

 

俺達はヒバリさんが他のプレイヤーに危害を加えないかどうかが少し不安だが、ボンゴレのギルドホームに戻る事にした。

 

 

 

 

ボンゴレのギルドホームに戻ると、俺達はキリト達にヒバリさんの情報を教えた。

 

「ヒバリさんか。僕と同じように、違うゲームからSAOに引き込まれたんだね。同じ様に引き込まれた者同士で仲良くなれそうかな?」

 

「まあ、ユウキの言う通りにはなるんだけど・・・間違っても、ヒバリさんと仲良くなるのは無理だと思う・・・あの人、群れるのが嫌いだからさ・・・現実ではじんましんが出た程だったしね・・・」

 

「ツナ君・・・そのヒバリって人、どれだけ群れるのが嫌いなの・・・」

 

悪いがアスナの質問にだけは答えられない。ヒバリさんがどれだけ群れるのが嫌いなのかどうかは未知過ぎて解らないからな・・・

 

「群れるのが嫌いって、コミュニケーション障害か?」

 

「おい、スワロ。キリトじゃ有るまいし、ヒバリがコミュ障な訳が無いだろ!」

 

「ゴクデラ、テメエ・・・」

 

おい、ゴクデラ君・・・何故、ソコでキリトの名前を挙げたんだ・・・キリトの機嫌が悪くなったじゃないか!?

 

「はいはい、喧嘩しないの。喧嘩するなら、これでも飲んで大人しくしてなさい!」

 

「フィリア・・・何だ、コレ・・・オェェッ!!?」(気分を害しそうなのでお見せ出来ません。)

 

「何だよ、コレは・・・毒か・・・ブオオェェッ!!?」(上記の人同様にお見せ出来ません。)

 

ああ。キリトにゴクデラ君。それはメトナ特性の防御力が一定時間倍になる液薬だな。見た目は普通の薬だが、味に風味や匂いは強烈な激物としか言えないモノだ。きちんと飲みきらないと効果が出ないので、この二人は今のを見た時点で戦闘での使用は無理そうだな。ついでに言うが俺も飲んだ事が有る。しかも二人と違って俺は吐かずに最後まで飲みきったぞ。メトナが目の前にいたからだけどね・・・戦闘の最中に飲むのはさすがに無理だ。フィリア、二人が喧嘩しない様にする為に飲ませたのか、只単にイタズラで飲ませたのか知らないが・・・二人は撃沈しているぞ。

 

 

 

 

ヒバリさんがSAOに飛ばされてきたのは驚いたが、忘れてはいけない。俺達はデルタ匣による被害を出さない為にも、デルタ匣を管理しないとな。本当は処分したいところだが、ブリガンテス率いるベラドンナ・リリーの行動が読めない以上はデルタ匣をエサとして誘き寄せる事を考えておくべきだな。ブリガンテス、この男が率いるベラドンナ・リリーを壊滅させない限り、PoHがいない今でもオレンジプレイヤーの脅威は拡大していくばかりだ。だからこそ、ブリガンテス率いるベラドンナ・リリーは倒さないといけないんだ!

 

 

 

 

その頃、現実世界の黒曜ランドでは六道骸がアミュスフィアを装着してALOをプレイしていた。ALOでの骸のプレイヤーネームはシックス。幻妖精スプリガンの中でも最強のプレイヤーで、スプリガン領の領主でもある。彼の武器は槍で、スプリガン特有の幻術魔法で相手を惑わす戦い方は不人気だったスプリガンの価値観を変えた程であり、スプリガンのプレイヤー達からすればプレイヤー、シックスは憧れの対象である。

 

「クフフ、やっぱり気分が良いですね。こうして見ず知らずの他人である者達が僕を勝手に崇拝して崇める光景はいつ見ても清々しい気分になりますね。」

 

六道骸・・・いや、ALOのプレイヤーであるシックスは少し質の悪い性格もゲームの中でも健在だった。シックスはスプリガン領の近くのフィールドの空を飛び回っていたが、シックスの目の前に突如、三角形の陣が出現するよシックスを取り込んでいく。

 

「コレは・・・まあ、いいでしょう。何者かの仕業かどうかは知りませんが、抵抗せずにいてあげましょう。どこに飛ばす気なのでしょうね・・・」

 

シックスはこの三角形の陣からは特殊な力を感じており、その正体を探る為に敢えて抵抗せずにわざと三角形の陣に取り込まれたのであった。




どうでしたか?今回は『禁断の闇のΔ(デルタ)編』の序章でしたが、いかがでしたか?

オボロの運が非常に悪いという設定は続いていきます。ホクトの存在感が薄い・・・トウマとショウタばかり喋るからでしょうね。すまない、ホクト。ホクト以外のアイドルマスターのキャラ達もすまない。全て私が出すタイミングを掴めずにいるから、トウマとショウタ以外は実質出番が少ない・・・ホクトが空気というのはネタにします。ホクトが遊戯王GXの三沢大地の様な扱いになるのでご了承ください。

デルタ匣によって、三角柱の物体に閉じ込められたゴクデラでしたが無事に助ける事ができました。デルタ匣の力は相手を三角柱の物体に閉じ込め、閉じ込めた相手の思念を媒体としたエネルギー体を作り出すモノだと言っておきます。

雲雀がSAOに参戦しました。プレイヤーネームはヒバリで、ALOでは種族をインプにしており、インプ領の領主をやっています。まあ、ヒバリは群れるのを嫌うのでボス攻略に参加するかどうかは定かでは有りません。今更ながらベルも50層のボス以降は姿を見せていないので、彼もですけど・・・


そして、最後にナッポーネタで同じみの六道骸が登場しました。プレイヤーネームはシックスです。シックスはスプリガン領の領主であり、スプリガンの不人気を消した程の実力者です。



次回は言わなくても解るかな?SAOの世界にヒバリに続いて新たなプレイヤーが参戦します。
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