ボンゴレ十代目のSAO   作:ロナード

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今回はデルタ匣の脅威が再びツナ達を襲います。それと、前回の話の最後に登場したナッポーヘアーの彼も登場します。


第38話 デルタ匣の脅威

ヒバリがツナ達と出会った日の夜、六道骸の使用するアバターであるプレイヤー、シックスが謎の三角形の陣の力によって、SAOの第1層の始まりの街に召喚された。

 

「クフフ。ほう、まさかALOからデスゲームとして有名なSAOに飛ばされるとは思いもしませんでしたよ。噂通り、ログアウトは不可能な様ですね。何者かどうかは定かでは有りませんが、僕をSAOに引きずり込んだ力がこのSAOのどこかに有る筈。まあ、その為にもこの世界にいる筈の彼と合流しますか。」

 

シックスは自分をSAOに引きずり込んだ力の元凶を探す為に動きだしたのであった。

 

 

 

 

ヒバリさんに出会った日の次の日、俺は連絡係のリックから報告を聞いた後、書類を片付け、ボンゴレのギルドホームにクラインやディアベルと言った他の攻略組のギルドリーダーを召集させると、ボンゴレのメンバーとギルドリーダー達にデルタ匣の事を話した。デルタ匣の事を話した理由はデルタ匣が再びゴクデラ君の様にプレイヤーをあの三角柱の物体の中に閉じ込める可能性が考えられたからだ。デルタ匣の危険性を説明し、それを聞いたプレイヤー達はデルタ匣の危険性を理解した後、それぞれ解散し、ギルドリーダー達は自分のギルドメンバー達の本へと戻っていた。

 

その後、俺は会議室でキリト達とデルタ匣の事について話をする。

 

「キリト、デルタ匣はあれからどう?」

 

「デルタ匣は今のところ、あれからは反応は無いけど、またあの様にプレイヤーを三角柱の物体の中に閉じ込めるかもしれないから、油断できないな。」

 

「キリト君の言う通りだけど、その前にデルタ匣の力でプレイヤーを閉じ込めるあの三角柱の物体にも一応、名前を付けておかない?三角柱の物体と呼ぶのも少し大変だと思うしね。」

 

「アスナの言う通りっすね。俺は閉じ込められた本人ですから、その三角柱の物体を見た事は有りませんけど、捕らえる三角柱という意味とデルタ匣にちなんで、デルタカテーナって呼んだ方がいいと思います。」

 

「そうだね。あの三角柱の物体にも名前を付けた方が言いやすいしね。じゃあ、そのデルタカテーナという名称で決定しようか。」

 

デルタ匣の力でプレイヤーを閉じ込めるあの三角柱の物体にデルタカテーナという名称を付けた後、デルタ匣についての話をする。

 

「それにしても、あれ以来、デルタ匣が反応しないのはいい事なんだろうけど、このまま反応が無いのも気味悪いな。」

 

「まあ、気味悪い匣なのは解ってる事だろ、ツナ。このままデルタ匣が動かないでいてくれた方がいいだろ。」

 

キリトがデルタ匣が動かないでいてくれた方がいいと言った後だった。デルタ匣があの時の様に再び黒い煙を出し始めたのだ。

 

「なっ!?いきなり、動き出しやがっただと・・・」

 

「まずい!?キリト、デルタ匣から離れて・・・」

 

「うわあぁぁっ!!?」

 

「キャアアァァ!!?」

 

「しまっ・・・」

 

「ヤマモト!?それにアスナにスワロさんまで・・・」

 

デルタ匣が再び動き出すと、デルタ匣を持っていたキリトは無事だったが、ヤマモトとアスナにスワロの三人は黒い煙に包み込まれてしまい、三人の姿が見えなくなると、三人がいた場所に三角柱の物体、そうデルタカテーナが出現したのだ。

 

「十代目・・・これが前に俺を閉じ込めていた、デルタカテーナっすか・・・」

 

「そうだよ・・・このデルタカテーナに閉じ込められた人の偽物が現れると思うんだ。多分、デルタカテーナに閉じ込められた三人を助けるには出現した三人の偽物を倒す必要が有ると思う。」

 

「まさか・・・この三人が閉じ込められるなんてね・・・僕から見ても、この三人は実力が高いから偽物だとしても苦戦は確かだね。」

 

「ユウキの言う通りね。アスナは閃光のアスナと呼ばれる程のスピード、ヤマモトは天性の剣の才能が有って剣メインのSAOでは戦いたくない相手だし、スワロさんは最近ユニークスキルである無限槍というのを習得したから、この三人の偽物と言えども油断出来ないわね・・・ゴクデラの偽物はボムを普通に扱っていたしね、この三人の偽物も本人と同じ戦闘能力を持っている可能性が高そうね。」

 

「フィリアの言う通りだな。ツナ、この三人の偽物が現れ次第、撃破するぞ。」

 

俺達はデルタカテーナに閉じ込められたヤマモトとアスナにスワロを助けようと決意したのだが、会議室にシリカのテイムモンスターであるピナが入ってきた。

 

「ピナ!?どうしたの?シリカと一緒じゃないのか・・・」

 

「キュルルーーー!!?」

 

「おい、ピナ。まさか、シリカに何か有ったのか!?」

 

「キュル!キュルキュルー!」

 

ピナは俺達に対して付いてきてと言っている様な気がしたので、俺達はピナの後を付いていくと、ボンゴレのギルドホームのロビーにデルタカテーナが一つ有った。そのデルタカテーナの近くにトウマがいたので事情を聞いてみる。

 

「まさか、そのデルタカテーナは・・・」

 

「ツナか!ピナが呼んできてくれた様だな。ああ、この三角柱の物体はデルタカテーナって言うのか・・・このデルタカテーナには、予想通りにシリカが閉じ込められているんだ。いきなり、黒い煙が現れてシリカを包み込んでな、黒い煙が消えた時にはシリカの姿が見えず、シリカがいた場所にこのデルタカテーナっていうのが出現したんだ・・・」

 

「キュル・・・」

 

まさか、デルタ匣の力が少し離れた場所にいたシリカまで巻き込んでいたとは思っていなかった・・・ピナは主人であるシリカが閉じ込められたデルタカテーナを寂しげな顔をしながら見つめていた。ピナの為にも、シリカも会議室のデルタカテーナに閉じ込められた三人同様に早く助けないといけないな・・・その為に、四人の偽物と戦わないといけないというのが少し気が引けるが仕方ないか・・・

 

「十代目!?危ないっす!?避けて下さい!」

 

「えっ?うわっ!!?」

 

ゴクデラ君が俺に向かって危険が近付いていた事を知らせてくれたので、俺は突然背後から来た爆弾による攻撃を回避出来たのだが・・・ゴクデラ君の方を向くと驚いた。何故なら、ゴクデラ君が二人いるからだ・・・

 

「テメエ!?俺に化けるってどういう事だ?ふざけるんじゃねえよ!!」

 

「はん!何を言ってやがるんだ!!偽物はお前だろうが!!」

 

「ツナ、これがお前の言っていたデルタ匣の驚異的な力か・・・」

 

トウマはゴクデラ君が二人いる事に対して、これはデルタ匣の力なのか尋ねてくるが俺は解らない。ゴクデラ君はデルタカテーナに閉じ込められていないから、ゴクデラ君の偽物が出る筈が無いのに・・・どうして、ゴクデラ君の偽物が出現したんだ?それにカーソルまで本物のゴクデラ君と同じで二人の装備も同じで区別が付かない・・・超直感を持ってしても本物と偽物の区別が付かないんだが・・・

 

「十代目!それにキリトにユウキ、フィリア、そしてトウマ!早く一緒に俺の偽物をぶっ飛ばしましょう!」

 

「何を言っているんだ偽物風情が!!十代目、それに皆。コイツこそ偽物だ!だから、俺と一緒にこの偽物を倒しましょう!」

 

「ああ・・・これじゃ、どちらが偽物か本物か解らないよ・・・」

 

「面倒だな・・・いっそのこと、二人まとめて倒した方が早くねえか?」

 

「トウマ・・・その案は当然、却下だよ・・・本物のゴクデラ君まで倒す訳にはいかないしね・・・」

 

「だよな。じゃあ、どうすればいいんだよ・・・」

 

トウマも本物のゴクデラ君と偽物のゴクデラ君の区別が付かない事に戸惑っている様だ。本当にどちらが偽物か本物か解る方法が有れば・・・そうだ。こう言う時には質問してみよう。本物のゴクデラ君にしか答えられない事を質問すればいいんだ!

 

「ゴクデラ君!現実世界でやったモノマネ大会の時、ゴクデラ君って誰の真似したっけ?」

 

「こんな時に何を聞くんっすか十代目・・・まあ、答えますけど、野球バカっす!」

 

「勿論、俺が物真似したのはヤマモトだ。」

 

今の質問だと先に答えた方が本物のゴクデラ君と思えるんだけど、後から答えた方が本物という可能性が有るし、もう一度質問してみようか。

 

「じゃあ、ゴクデラ君。モジャモジャと言えば?」

 

「モップっすね。」

 

「ムカつくアホ牛っす。アイツ、マジでウザイっす!」

 

「モップって答えた方が偽物だ!」

 

「何!?こんな馬鹿げた質問で偽物だとバレるだと・・・」

 

自分でしといてなんだけど、本当に馬鹿げた質問だと思う・・・とりあえず、これで本物と偽物のゴクデラ君の区別が付いたので俺は本物のゴクデラ君に赤い布を渡した。

 

「ゴクデラ君。これを巻いておいて。そうすれば、本物のゴクデラ君だと直ぐに解るから。」

 

「ありがとうございます、十代目。さあ、あの俺の偽物をぶっ飛ばしましょう!」

 

「チッ!しゃあねえな。2倍ボム!」

 

「うわっ!?偽物のゴクデラ君が逃げた!?」

 

「追いかけるぞ、ツナ、それに本物のゴクデラ!」

 

ゴクデラ君の偽物が2倍ボムを使って爆風で目眩ましをした後に逃げたらしく、姿が見えない。だけど、逃げるルートがボンゴレのギルドホームの広場の方だけだったので、俺達は急いで偽物のゴクデラ君を追いかける。すると、ソコにはゴクデラ君の偽物が待ち受けていた。

 

「遅かったっすね。十代目、それに偽物!」

 

「だから、偽物はテメエだっての!」

 

偽物のゴクデラ君が本物のゴクデラ君を偽物と呼ぶが、もう惑わされないぞ。本物のゴクデラ君には目印である赤い布を腕に巻いてもらっているので区別が出来るしね。俺はハイパー化し、本物のゴクデラ君とキリト達と一緒に偽物のゴクデラ君との戦いを開始しようとした時だった。

 

「Wou!面白い事になっているじゃねえか!俺も混ぜさせてもらおうか。」

 

「何!?お前はPoH!バカな・・・お前はツナが倒した事で死んだ筈だ・・・それなのに何故・・・」

 

「キリト!惑わされるんじゃねえ!そのPoHもおそらく、俺の偽物と同じ様に、PoHの偽物に違いねえ!」

 

「How!俺が偽物?まあ、関係ねえな。俺が偽物だろうが本物だろうが関係ねえ!俺は俺で殺しを楽しむぜ!って事で一緒に戦おうぜ。ソコのゴクデラさんよぉ。」

 

「ちょうど良いタイミングだったぜ。さあ、俺と協力して本物ごとコイツらを始末するぞ!」

 

まさか、PoHの偽物というよりコピーと言った方が正しいのか?PoHの偽物まで現れるとは・・・これがデルタ匣の力だと言うなら、デルタ匣の力でデルタカテーナに閉じ込められた者の偽物が出る訳では無いという事か・・・もしかすると、デルタカテーナに閉じ込められた者の偽物か閉じ込められた者の慕う相手や因縁が有る相手のコピーが出現するのか?どちらにしろ、ゴクデラ君とPoHのコピーを倒さないとな。前の時の様に、ゴクデラ君とPoHのコピーによって強制的に完全決着デュエルが開始されているみたいだが、倒さないといけない以上は好都合だ。俺はまず牽制としての攻撃を放つ。

 

「イクスカノン!」

 

「無駄だ!ロケットボム!」

 

「俺の偽物が・・・十代目の技を打ち消しやがって・・・テメエだけは俺がぶっ飛ばす!3倍ボ・・・」

 

「はん、甘いぜ!ファッド・エッジ!」

 

「ぐわぁぁっ!!?」

 

ゴクデラ君は偽物のゴクデラ君が俺の放ったイクスカノンをロケットボムで相殺させて打ち消した事に我慢できなかったのか、3倍ボムで攻撃しようとした様だが、3倍ボムを繰り出す前にPoHの放った短剣のソードスキル[ファッド・エッジ]を受けてしまい、その追加効果で出血状態になってしまった上に、危機的な大ダメージを受けてしまった。

 

「ゴクデラ下がれ!お前の偽物とPoHの相手は俺とツナにユウキがする!」

 

「チッ・・・すまねえな。本当なら俺の偽物は本物である俺がしたかったんだが、この状態じゃ足手まといにしかならねえな・・・キリト、ユウキ。お前らに俺とPoHの偽物の相手を任せたぜ。」

 

「了解!確かに任されたよ。」

 

「Wou!こりゃ、面白いじゃねえか!いいぜ、俺が殺してやるぜ!イッツ・ショ~タイム!」

 

キリトとユウキがゴクデラ君と入れ替わってPoHの相手をしようとしたが、ゴクデラ君の偽物が二人を妨害する。

 

「3倍ボム!」

 

「くっ・・・少し喰らっちまったな・・・ゴクデラが敵に回ると厄介だな。」

 

「キリトの言う通りだね・・・ゴクデラの爆撃スキルが味方なら頼もしいけど、敵になるとここまで厄介だとは思わないよね・・・」

 

ゴクデラ君の偽物が繰り出した3倍ボムを少し喰らってしまったキリトとユウキは、ゴクデラ君が敵に回ると厄介だと思った様だ。俺が偽物のゴクデラ君に注意を向いていたところをPoHが見逃す事は無く、短剣のソードスキル[ファッド・エッジ]を繰り出してきたので、俺は急いで回避する。

 

「Oh・・・避けられたか、チッ。」

 

「何度も同じ技を見れば、避ける方法はいくらでも思い付くぞ。」

 

「そうかよ。だけど、後ろの攻撃には気付いてない様だな。」

 

「何!?ぐわぁぁっ!!?」

 

俺は後ろから偽物のゴクデラ君が繰り出したと思われるロケットボムを喰らってしまい、ダメージを受けてしまった。

 

「ツナ!?援護するわ、手裏剣術のスキル、陽炎!」

 

「甘いな!させるかよ!」

 

フィリアが俺を援護しようとして、相手を盲目状態にする手裏剣術の[陽炎]をPoHに向けて放ったが、ゴクデラ君の偽物がPoHをシールドで守り、[陽炎]を防ぐ。

 

「Nice!こりゃ頼もしいな。どうだ?味方と同じ姿をした奴が、こうして俺を守りながら戦うのを見るのはどういう気分だ?」

 

「少し複雑な心境だが、本物では無い以上、あの偽物のゴクデラはPoHのコピーであるお前ごと倒すだけだ!」

 

「そうかよ。じゃあ、やってみな!それに、お前の味方はそのゴクデラの偽物に苦戦してやがるぜ!」

 

俺は偽物のゴクデラ君と戦っていたキリトとユウキの方を向くと、あの二人が偽物のゴクデラ君によって追い詰められていた。

 

「嵐+晴れ、フレイムランチャー!それに加えての3倍ボム!」

 

「不規則な動きをする弾に、広範囲攻撃の3倍ボムを纏めて繰り出してきたか・・・」

 

「避けるよ、キリト!」

 

「甘いんだよ!その二つはこれの為の布石だ!嵐+雲、フレイムインフレーション!」

 

「しまっ・・・ぐわぁぁっ!!?」

 

「うわぁぁっ!!?」

 

キリトとユウキは偽物のゴクデラ君が放った不規則な動きをする弾を放つフレイムランチャーと広範囲をボムで攻撃する3倍ボムの同時攻撃を避けたが、避けた先を偽物のゴクデラ君が放った増殖する炎の光線を繰り出すフレイムインフレーションを受けてしまい、二人は大ダメージを受けてしまった。

 

「キリト、ユウキ!?私の手裏剣術で偽物のゴクデラの動きを制限するから、その間に回復を・・・」

 

「そんな事を許す訳にはいかねえな!嵐+雷、フレイムサンダー!」

 

「キャアア!!?」

 

「フィリア!?今、助けに・・・」

 

「Bad!俺がいる事も忘れるんじゃねえよ!喰らいな、エターナル・サイクロン!」

 

「ぐわぁぁぁっ!!?」

 

フィリアがキリトとユウキの援護に回ろうとしたが、偽物のゴクデラ君が放ったフレイムサンダーを受けてしまったフィリアは吹き飛ばされてしまい、俺がフィリアとキリトにユウキの援護に回ろうと考えたが、PoHがそれを許す筈も無く、俺はPoHの繰り出した短剣の最上位ソードスキル[エターナル・サイクロン]によって大ダメージを受けてしまった。

 

「十代目!今、回復し終えたので再び出ます!覚悟しやがれ、俺の偽物!」

 

「俺が偽物か・・・今はそうだが、お前を倒したら俺が本物という事でいいだろ?」

 

「テメエ・・・自分がドッペルゲンガーだとでも言いてえのか?俺はドッペルゲンガーが実在したとしても、俺の姿をした奴は根絶やしにしてやるつもりだぜ!喰らえ、本物のフレイムサンダーを!」

 

「なら、こちらもフレイムサンダーだ!」

 

俺を含めた面々が窮地に陥ったタイミングで本物のゴクデラ君は回復し終えたらしく、戦線に復帰し偽物のゴクデラ君にフレイムサンダーを放つと、偽物のゴクデラ君もフレイムサンダーを放ち、互いのフレイムサンダーの威力は互角かと思えたが、本物のゴクデラ君のフレイムサンダーが偽物のゴクデラ君のフレイムサンダーを押し返し、偽物のゴクデラ君は本物のゴクデラ君のフレイムサンダーを喰らい倒れた。

 

「バカな・・・本物より冷静に動ける俺が・・・理性に欠ける本物に負けるだと・・・」

 

「確かにお前は本物である俺より冷静だったが、所詮は俺の姿に技を真似ただけの偽物だったて事だ。テメエには戦いに必要なものが欠けていたのさ。それは覚悟だ!お前は覚悟の心など無く、そんなお前の技が俺の技に勝てる道理が無いって事だ!解ったか、偽物野郎!」

 

「チックソ・・・俺を倒してもまだ終わった訳じゃねえぞ・・・」

 

偽物のゴクデラ君は力尽きて黒い煙となり姿を消した。これで厄介なゴクデラ君の偽物は倒した。後はPoHの姿をしたコイツを倒すだけだ。

 

「Oh・・・これは少しヤバいかもな。ここは一旦、ずらかるぜ!あばよ!」

 

「しまった!待て!」

 

PoHは偽物のゴクデラ君が倒された事で部が悪いと思ったのか、ボンゴレのギルドホームの塀を飛び越えて逃げてしまった。俺は塀を飛び越えてPoHを追い掛けた。俺は逃げたPoHに追い付いたが、PoHはクラインの首と腕を押さえ付けており、どうやらクラインを人質にしている様だ。

 

「見な、コイツは人質だ!コイツの命が惜しかったら、武器を置いて素手で勝負しろ!」

 

「武器を持つお前が言うな・・・ってか、何で俺が人質な訳?ここは普通は女か子供がセオリーじゃねえ?」

 

「人質が勝手に喋るんじゃねえ!黙っていな!さもないと、お前の首が直ぐに飛ぶぜ!」

 

「ツナ!俺に構わず、コイツを倒せと言えたら格好いいんだろうけど・・・何とかして助けてくれよ・・・」

 

おい、情けないぞクライン・・・お前の力ならPoHの腕を振りほどけると思うんだが、PoHの力がそんなに強いのか?それともクラインが弱いのか?どちらにしろ、お前が人質になった理由が解らない。まあ、クラインを巻き込んで攻撃しても、クラインもPoHのコピーによって強制的に完全決着デュエルの相手に指定されているので、クラインのHPが無くならない様にさえすればクラインに攻撃が当たっても、俺のカーソルがオレンジになる事は無いので、最悪の場合、クラインごとPoHを攻撃しても構わないんだが・・・

 

「PoH!クラインを離せ!どう考えてもそんな野武士面を人質にしても誰得としか思わない面々が多い筈だ!だから、人質をせめてクラインからもう少し絵になる様な奴を人質にしろ!じゃないと、俺は帰るが・・・」

 

「ツナ、テメエ!!俺が人質になっても絵にならないのは事実だけどよ、いくら何でも言い過ぎじゃねえか?ってか、俺を見捨てて帰る気かよ!!?」

 

「いや、クラインが人質にされてもな・・・どうも、やる気が出ないんだが・・・」

 

「おい!?俺達は友人だろ?友人の危機を救うのが親友って言うものだろ?だから、助けてくれよ・・・」

 

「PoH・・・クラインを離せ。友人なのは確かだが、親友では無いが、クラインは俺の仲間だ。だから、クラインだけは人質に向かないから、クラインを解放しろ!」

 

「何だろ、助けられる立場だと思うんだが嬉しくないのは一体何でだ・・・」

 

嬉しくないのは俺もだ。人質が人質だしな・・・本当に誰得なんだ、この人質は・・・せめて、ディアベルかケイタにしてくれ・・・あの二人の方が助ける気になれるしな。ビジュアル的な意味でな。PoHはクラインの首下に刃を突き付けながら、後ろに下がっていく。

 

「Oh・・・確かにコイツを人質にしたのはおかしいと思うけどよ、コイツは風林火山のリーダーだろ?だから、人質にしたんだが・・・お前、本当にアイツに仲間と思われているのか?」

 

「俺が一番聞きたいぜ・・・ツナ、早く俺を助けてくれよ!後でハンバーガー奢るからよぉ。」

 

「ハンバーガーは要らないから、後で高級NPCレストランのサーロインステーキを奢ってもらおうか。」

 

「止めろ!?金欠になるわ!?」

 

「Oh No・・・コイツら仲が良いのか悪いのか解らねえが、コイツの命が惜しかったら、武器を置きな!さもないとコイツの首が飛ぶぜ!」

 

「クラインを晒し首にさせる気は無い。似合うとかどうかは別としてな。」

 

「おい、どういう意味だツナ!!俺が野武士面だから、晒し首されても違和感が無いって意味か?」

 

「おい!いい加減にしやがれ!テメエら、自分の立場が本当に解っているのか?この野武士面は人質、お前はこの人質を助ける為に武器を置くかどうか悩む立場だろうが!!何で、余裕なんだよお前らは・・・」

 

PoHのコピーよ、本物のPoHならさっさとクラインを殺してどこかに去っていくと思うんだが、それをしないという事は本物よりはマシな思考の持ち主の様だな。でも、本当にそろそろクラインが晒し首にされそうなので俺は武器を地面に置いた。

 

「これでいいか?」

 

「ああ、いいぜ。じゃあ、約束通り人質を・・・解放する訳ねえだろ!コイツは今殺すぜ!その後にお前を殺すぜ!」

 

「約束が違うじゃねえかよ!?」

 

やっぱり、PoHのコピーと言えど、思考は本物と変わらなかったか・・・クラインの首に突き付けられていた友切包丁でPoHがクラインの首を切り落とそうとしたが、友切包丁はクラインの首下に突如現れた鋼鉄の輪によって阻まれた。

 

「何!?これは一体、どういう事だ・・・」

 

「あれは幻覚か?しかも幻覚と言っても、質量を持つ本物に近い幻覚である有幻覚・・・それを生み出せる様な術士がいるとしたら、あの男か・・・どうせ、いるんだろ?」

 

「クフフ・・・ご明察です。そうです。僕ですよ、プレイヤー、ツナ!僕はプレイヤーネームをシックスにしていますので、この世界ではこの名前で呼んで下さいね。」

 

そう名乗りながら出てきたのは、パイナップルの様な独特な髪型をした片目に六の文字が浮かんだオッドアイの男であるボンゴレファミリーの霧の守護者である六道骸、この世界ではシックスという名前らしいのでシックスと呼ばせてもらう。

 

「どうして、お前がここにいるんだ?答えろ、シックス!」

 

「それについては長くなりそうですので後にしましょうか。その前に、あのフードの男を始末しますがね・・・第四の道、修羅道!」

 

シックスはお得意の六道輪廻の力を使い、第四の道修羅道を使い、高速で手にする槍の刃でPoHを切り崩した。

 

「何だよ、テメエは・・・いきなり現れた上に・・・この俺を簡単に・・・」

 

「クフフ。あなたは本物では無いですしね。本物より弱かったという事でしょう。一応、噂を聞いていましたしね。そこの優男がPoHというこのSAOで多数のプレイヤーを殺した男を殺したという話をね。あなたはその本物に及ばなかっただけですよ。」

 

「クッソが・・・パイナップルの様な髪型してやがる癖に・・・」

 

PoHのコピーは最後にそう言ってから、黒い煙となり姿を消した。だが、PoHを倒した骸、いやシックスの機嫌が少し悪くなっていた。

 

「誰がパイナップルの様な髪型ですか?僕の髪は果実では無い!!オーバーキルしておくべきでしたね・・・」

 

やっぱり髪型の事で機嫌が悪くなっていたのか・・・間違ってもシックスの髪を果実に例えるのは止めた方がいいな。クラインはシックスに助けられたお礼をする。

 

「ええと、シックスだっけ?助けてくれてありがとよ。後でツナとあんたに飯を奢るぜ。で、あんたは何がいいんだ?」

 

「チョコレートパフェでお願いします。尚、具材はメロンにマンゴーと言った高級な果実でお願いします。」

 

「結局、金欠になる運命なのか俺は・・・」

 

この後、クラインの奢りで俺はサーロインステーキを食べ、シックスは贅沢なチョコレートパフェを食べた後にボンゴレのギルドホームで話をする事にした。ボンゴレのギルドホームに向かう為に別れた時のクラインの目には涙が流れていたので、今度は俺がクラインに何か奢ってやる事にしよう。さすがに欲張り過ぎたと思うしな・・・

 

尚、ボンゴレのギルドホームに向かいながら、シックスがSAOにいる理由を聞いてみると、シックスもヒバリさん同様にALOというゲームをやっていたらしく、そのプレイ中に現れた三角形の陣に取り込まれてしまい、気付いたらSAOに来てしまったと言う。シックスはどうもわざと取り込まれたと話しており、三角形の陣を出現させた元凶を探す為だと言っていた。もしかすると、デルタ匣が関係してるかもしれないので、俺はシックスにデルタ匣とデルタカテーナを見せる事にした。

 

 

 

シックスを連れてボンゴレのギルドホームに戻ると、シリカが閉じ込められたデルタカテーナの前に移動した。ソコにはゴクデラ君、キリトにユウキ、フィリア、トウマの五人がいたので五人にシックスを紹介した。ゴクデラ君に俺の話を聞いて骸=シックスの事を知っていたフィリアはシックスがSAOにやって来た事に驚いた様子だったが、今はそれよりもデルタカテーナ閉じ込められたシリカ、アスナ、スワロ、ヤマモトの四人を助ける事が先決だと思い、追及はしなかった。

 

「クフフ。これがデルタカテーナですか。それでデルタカテーナにプレイヤーを閉じ込めたというデルタ匣とやらはどこに有るのですか?」

 

「デルタ匣なら俺が持っている。これがデルタ匣だ。」

 

キリトがデルタ匣をシックスに見せると、シックスはデルタ匣の力を少し見抜いた様だ。

 

「ほう、面白い代物ですね。そのデルタ匣には普通の匣と違って最初から波動が蓄えられている様ですね。しかも、その波動は特殊なモノだ。さしずめ闇の波動とでも言えるモノでしょう。」

 

「闇の波動?」

 

「クフフ。僕もさすがにそれ以上の事が解らないので、例えで闇の波動と言っただけです。ツナ、君は強力なリングを持っている筈です。それを渡してもらいたい。このデルタカテーナを調べる為にも必要ですしね。」

 

「わかった。これはエーテルリングと言って・・・」

 

「説明は不要です。」

 

お前もかよ!?ヒバリさんと同じ様にエーテルリングの事についての説明を聞く気は無いのか・・・まあ、それはさておき、シックスは霧のエーテルリングを填めると霧の炎を出した。シックスの手にはやはり、ボンゴレ匣が有り、シックスはボンゴレ匣に炎を注入した。すると、ボンゴレ匣から霧フクロウ(グーフォ・ディ・ネッピア)のムクロウが姿を見せた。それよりもムクロウの熟練度は低い筈だから、形態変化を使えるのか?

 

「クフフ。ムクロウの形態変化の一つは戦闘向きでは無いので熟練度が少ない状態でも可能ですよ。ムクロウ、形態変化!」

 

シックスが俺の心の中の疑問に答えるかの様に説明をした後に、シックスはムクロウを形態変化させると、ムクロウはレンズとなりシックスの右目に付く。

 

「D(デイモン)・スペードの魔レンズ!このレンズは写ったモノの情報を分析し、どんな物質だろうと正体やメカニズムを見抜く事が可能です。それではデルタカテーナとやらの情報を分析しましょう。」

 

便利だな、そのレンズ。戦闘向きでは無いけど、見ただけでどんな物質の情報も知り得る事が出来るんだから本当に便利だよな。シックスはデルタカテーナの分析をし終えたのか、話し出す。

 

「デルタカテーナ・・・これは破壊不可能の様です。だから、破壊してデルタカテーナに閉じ込められた者を助ける事は不可能です。しかし、デルタカテーナに閉じ込められた者を助ける条件はちゃんと有ります。まずはこのデルタカテーナに閉じ込められた者の思念を媒体として闇の波動が形となり出現する思念体を倒す事が条件です。」

 

「思念体?それって、さっきのゴクデラ君の偽物とPoHのコピーの事?」

 

「そうです。思念体は必ずもデルタカテーナに閉じ込められた者と同じ姿であるという事では無い。思念体は云わば、閉じ込められた者の思念を具現化したモノ。その具現化されるモノは自分自身の他には、慕う者や因縁が有る者など自身の心に残った者への思念が媒体となり姿を現すのです。今回の思念体はゴクデラとPoHという男でしたが、この二人に関連した人物がデルタカテーナに閉じ込められている筈です。」

 

「ゴクデラ君の思念体はおそらく、シリカが出現させたのかも・・・だって、ゴクデラ君はシリカと一緒に冒険した事が有るしね。」

 

「ったく。何で、俺の思念体なんか作り出しやがったんだ、シリカの奴は・・・」

 

「PoHの思念体はスワロかな。スワロの仲間はPoHに殺されたし、PoHが死んだ今でも心のどこかでPoHに対する割り切れない思いが有ったんだと思う。」

 

「なるほど、ならその二人で間違いないでしょう。思念体を倒した事で二人を閉じ込めたデルタカテーナは闇の波動が薄まっています。闇の波動が薄まっている間に二人が閉じ込められたデルタカテーナに外から思いをぶつける事でデルタカテーナは崩れて二人は解放される筈です。」

 

シックスの話のお陰でデルタカテーナに閉じ込められた者の救出方法を詳しく知る事が出来た。ゴクデラ君はシリカが閉じ込められたデルタカテーナに近付くと手を当てながら、こう言う。

 

「おい、シリカ!さっさと出てこい!何、俺の姿をした思念体を勝手に作り出してやがるんだ!!さっさと出てこい!さもねえと、少し荒っぽい方法を実行するからな!」

 

「ちょっと、ゴクデラ君!!?そんなに荒っぽくしなくても・・・」

 

俺はゴクデラ君が荒っぽい態度で言葉をぶつけていたので、そんな言動でシリカが解放されるのか心配したが、デルタカテーナは崩れていき、シリカは姿を見せた。

 

「あれ?私、何をしてたの?急に意識が無くなった感じがしたんだけど・・・」

 

「キュルーー!!」

 

「ぴ、ピナ!?どうしたの?そんなにくっ付いてくるなんて・・・」

 

「仕方無いな。今回は特別に許してやらぁ。」

 

シリカは今までデルタカテーナに閉じ込められていたとは知らず、ピナはシリカが解放された事でシリカの下に急スピードでくっ付いて離れようとはしないので、ゴクデラ君はその様子を見てシリカに叱り飛ばす事はしない事にした様だ。

 

「トウマ、一応シリカの身に何か異常が無いか確認しておいてほしいんだけど構わないかな?」

 

「ああ、構わない。俺はシリカに異常が無いか確認しておくから、お前達はスワロの解放に向かいな。」

 

俺達はトウマにシリカの身に何か異常が無いか確認する様に任せる事にして、会議室に向かっていく。俺達は会議室に入るとスワロが閉じ込められたデルタカテーナに近付き、俺はデルタカテーナに手を置いた。

 

「スワロ、俺はあなたを大切な仲間だと思っている。あなたはこの世界で出会った頼れる兄貴みたいな人なんだ。だから頼む。戻ってきてほしい!俺達にはスワロの力が必要なんだ!」

 

俺はデルタカテーナに閉じ込められたスワロに俺の思いをぶつけると、デルタカテーナは崩れていき、スワロが姿を見せた。

 

「んな事は解っているつもりだぜ、ツナ!お前の声はデルタカテーナに閉じ込められていた俺にもちゃんと届いていたぜ!」

 

「スワロ、無事に助けられた様で良かったよ。」

 

これでシリカとスワロは助ける事が出来た訳だが、アスナとヤマモトは未だにデルタカテーナに囚われたままだった。

 

「アスナとヤマモトの二人のデルタカテーナからは何故、思念体が出現しなかったんだ・・・」

 

「クフフ。ツナ、デルタカテーナから思念体が出現するタイミングはどうやら、それぞれ違う様です。デルタカテーナに閉じ込めて直ぐに出現する思念体もいれば、閉じ込められてから時間が経ってから出現する思念体もいます。残りのデルタカテーナに閉じ込められた二人を助けるチャンスはいずれ現れる思念体を倒す必要が有るので気長に待った方がいいでしょう。後、二人を助け出したいのなら、デルタ匣を隔離するのは止めた方がいいですよ。デルタ匣がデルタカテーナの近くにないと思念体は出現しない様です。二人を助け出した後にデルタ匣を隔離した方がいいでしょう。それがデルタ匣によって、囚われる者が出ない為の手段です。」

 

シックスはデルタカテーナに閉じ込められた二人を助けるのは今は無理だと告げた後、ボンゴレのギルドホームから去ろうとしている。

 

「シックス、お前どこに行く気だ!!」

 

「クフフ。残念ですが、僕は君達のギルドに入る訳では有りませんし、僕がデルタ匣の情報が魔レンズを通しても得る事が出来たのが僅かでしたしね。だから、僕は僕で動いてデルタ匣の正体を探す事にします。それに、あの三角形の陣を出現させた力の出所を探さねばなりませんしね。デルタ匣の可能性も有りますが、それ以外の可能性も有りますのでね。僕はデルタ匣の正体を探る為に動きますので、ここで別れるとしましょう。」

 

シックスはデルタ匣の正体を探る為に動く事にし、ボンゴレのギルドホームから出ていった。

 

 

 

シックスが去っていた後、会議室でそのまま皆と話をする。

 

「アスナとヤマモトの二人は未だにデルタカテーナに囚われたままだ。この二人を助けるにはいずれ出現する二人が呼び出した思念体を倒す必要が有る。だから、アスナとヤマモトを助ける為にもデルタカテーナの近くにはいた方がいいな。問題は二人を助け出す前にデルタ匣が再び他のプレイヤーをデルタカテーナに閉じ込めないかどうかが心配だな。」

 

「キリトの言う通りね。デルタ匣を預かる者は有る程度の日数が経ったら交代した方がいいんじゃない。」

 

「フィリアの言う通りっすね。じゃあ、デルタ匣は今のところはキリトに預かっていてもらって、二日後に別の者に預ける様にしましょうか。」

 

「そうだね。じゃあ、二日後にデルタ匣をキリトから別の誰かに預ける事にするけど誰がいいかな・・・」

 

「ツナ、俺が預かる事にするぜ。さすがに二回もデルタカテーナに閉じ込められる事は無い筈だしな。」

 

「うーん、スワロ。油断大敵だと思うよ。僕とキリトも今回の戦いでゴクデラの思念体に苦戦しちゃったからね。だから、二回もデルタカテーナに閉じ込められる事は無いって思わない方がいいよ。」

 

「おい、ユウキ・・・俺の思念体だから油断していたって事か?それはつまり、俺が弱いとでも思っていたのか?」

 

「いや、そういう訳じゃないよ。只、ゴクデラの技も見慣れているから平気かなと思っただけで・・・後、前にゴクデラがデルタカテーナに閉じ込められた時も思念体のゴクデラが相手だったから、それでね・・・だから油断大敵だと思っただけなんだ。」

 

「その言葉き嘘偽りは無いと信じてやるが、次にも俺の思念体が出た時には間違っても油断するんじゃねえぞ!」

 

デルタカテーナに閉じ込められたアスナとヤマモトの二人を絶対に助けると誓った俺達は解散して、今日は休む事にした。デルタ匣にデルタカテーナ・・・これらの脅威を対処するのが大変な中、更に問題が起こるとは思いもしなかった。いや、気付けた筈だったんだ・・・ALOというゲームからヒバリさんとシックスが飛ばされてSAOに来た事によって、もう気付けた筈だったんだ・・・SAOの外の者をも巻き込む事態になる事に・・・




今回はデルタ匣によって、アスナとヤマモトにスワロ、シリカの四人がデルタカテーナに閉じ込められました。デルタカテーナに閉じ込められたスワロとシリカの二人の思念を媒体とし生まれたゴクデラとPoHの思念体を何とか撃破し、スワロとシリカの二人を助ける事は出来ましたが、アスナとヤマモトの二人は未だにデルタカテーナに囚われたままです。

シックスこと六道骸はデルタ匣の情報を探る為にもツナ達とは離れて動きました。シックスはデルタ匣の情報を探る為に様々な手段を取る事でしょう。それがツナ達と相対的な行動で有ったとしても・・・ヒバリと出会った時が面倒になるとは思いますけど・・・

次回はデルタカテーナに囚われたアスナとヤマモトの二人を助ける為に、二人の思念を媒体とした思念体が出現しますが・・・それだけでは無い問題が起こります。ALOから飛ばされて来たシルフの少女、空から降って来た一人の少女、昔の日本の文化を未だに有ると勘違いしている少年が登場する事になるからと言っておきます。それでは更新スピードが下がってきましたが、次回を気長にお待ちください。
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