ボンゴレ十代目のSAO   作:ロナード

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今回はツナ達がギルドを作ります。
さあ、ツナのギルドはどの様な方針なのでしょうか?


第6話 ギルド、ボンゴレ結成!

あのボス戦から早くも10日が経ち、第2層も無事に攻略された。

俺は第3層で、ギルドというプレイヤーが集まったグループを作れると聞いて俺はギルドを作る為に必要なクエストを受けた。

そのクエストを何とかクリアして、ギルドを作れる様になった。

 

俺がギルドを作る様にした理由は、ギルドメンバーの生存はリーダーのメニュー画面から確認出来る様になるのもそうだが、一番の理由は俺がギルドを作る事で攻略組の士気が上がるというゴクデラ君の考えからだった。

それに、ギルドを作れば新たな仲間が増えていくかもしれないと思ったからだった。

ついでに、ギルド名はゴクデラ君に任せてしまったけど、大丈夫かな。まさかとは思うが・・・

俺は第3層の宿屋の中でゴクデラ君が来るのを待ち、しばらくしてゴクデラ君が来た。

 

「十代目。俺達のギルド名はコレしか無いッス!」

 

そう言いながら、ゴクデラ君がSAOの何処で手に入れたのか分からない掛け軸から『ボンゴレ』の文字が出てきた。

 

「ゴクデラ君。まさかとは思ったけどさ・・・」

 

「まあ、いいんじゃねえの?俺達らしいじゃねえか。なあ、ツナ!」

 

「ボンゴレって何だ?アサリのスパゲッティを食いたいって事か?」

 

俺達のギルド名はボンゴレだ。キリトはアサリのスパゲッティが大好物だからなのか?と思ってるらしいが、まさかマフィアのファミリー名だとは思わないだろう。キリトは知らない方が幸せかもしれない・・・

 

「決めてしまった以上は仕方ない。俺達のギルド名はボンゴレだ。ギルド、ボンゴレの結成だ!」

 

俺は開き直り、ギルド、ボンゴレの結成を喜ぶ事にした。

と、言っても今のメンバーは俺とゴクデラ君にヤマモト、キリトの4人だけだが・・・

 

「ついでに十代目。俺達のギルドに入りたいと言った奴を連れて来たッス!」

 

「本当!ゴクデラ君。なら、紹介してよ!」

 

ゴクデラ君が連れて来たのは、情報屋を勤めているβテスターである、鼠のアルゴだった。

 

「アルゴ!あなたが俺達のギルドに入ってくれるのは嬉しいな!」

 

「ふふ!そこまで喜ばれると、俺っちも嬉しいな。宜しく頼むぞ、ボンゴレ十代目。」

 

実はアルゴは現実世界ではボンゴレ門外顧問CEDEFのメンバーの一人だ。第1層で出会った時にこの事を聞いた。

まさか、父さんの部下がSAOにいるとは思いもしなかった。アルゴは有給休暇を貰って日本に戻ってSAOのβテストに当たったところをプレイして、正式SAOもやろうと思って有給休暇をまた貰ってプレイした結果、巻き込まれたので有る。

でも、アルゴはデスゲーム開始にも動じずに全プレイヤーに情報を提供する事でサポートに回った。

門外顧問での仕事も情報収集が主らしく、SAOでも情報収集を主に活動したいらしく、ギルドに入った方がそれもやり易いと思ったらしい。

 

「って事で宜しく頼むぞ、ボンゴレ十代目。」

 

「アルゴ。十代目は止めて欲しい。ゴクデラ君の場合は諦めているけど・・・」

 

「じゃあ、ツッ君と呼ばせて貰うぞ。敬語も堅苦しいから止めるな。宜しくな、ツッ君。」

 

アルゴ。適応早っ!? つうか、敬語も堅苦しいから止めるのかい!

まあ、俺はその方が良いけど。ツッ君は止めて欲しいな。何で、母さんと同じ呼び方なんだよ!!

 

「俺っちは、現実に帰ったら家光に謝って、その後に家光と共にバジルの奴に日本の(誤った)知識を教えたいしな。

それじゃ、これから宜しくな。ツッ君。」

 

アルゴ。お前もバジル君に誤った日本の知識を吹き込んだ奴の一人だったのか・・・

 

「ではツッ君。ゴクちゃん。ヤマモっちゃん、キー坊。俺っちは情報収集に出るから、何か用事が有ったりしたらメッセージを飛ばしてくれよ。

ついでに同じギルドメンバーと言えど、情報に寄っては代金を頂くからな!じゃあ、俺っちは行くからな。」

 

アルゴはそう言って情報収集に出掛けた。ゴクデラ君がしばらくして、

 

「十代目。アルゴの奴は女の癖に女とは思えませんよね。一人称は『俺っち』だし、人に変なあだ名を付けるわでガサツな奴ッスよね。

だから、彼氏が出来ないんだと思うんッスよ!」

 

「ゴクデラ君・・・」

 

ゴクデラ君がアルゴが離れた事をいい事にアルゴの悪口を言ったが、そんなゴクデラ君にメッセージが飛ばされてきた。

差出人はアルゴらしい。

 

「ええと、何なんだ、アルゴの奴は?・・・ゲッ!?

『悪かったな。どうせ、俺っちはガサツで彼氏がいませんよーだ!帰ったら、二人きりでお話をするか、ゴクちゃん!!』

何処かで聞いてやがるのか・・・」

 

アルゴは地獄耳らしい。ゴクデラ君がアルゴからのメッセージを見て怯えている。

アルゴを怒らせると、怒らせた相手の恥ずかしい秘密をばら蒔かれるだろう。ゴクデラ君、自業自得だよ。

 

 

 

 

 

ゴクデラ君が震えているけど、スルーするとしてこれからギルドの方針を言う。

 

「俺達のギルドの方針は護る為の戦いだ!これは目の前でピンチになったプレイヤーを見かけたら、助けに入るのは当然とした上に自分の命も無駄にしない様に戦って自分を含めたプレイヤーの命を護るんだ!」

 

方針を聞いたキリトは、

 

「護る為の戦いか・・・ 前の俺だったら出来ない事だったが、今は違う!

俺はツナ達と一緒に戦うと決めたんだ。だから、ギルドの方針に従って動いてみせる!」

 

キリトの覚悟を聞いたヤマモトは、

 

「そうか。キリト、お前が護る為の戦いを行ったら、絶対に今までよりは強くなると思うぜ!

何かを護る為に戦えば、人は強くなれるんだぜ。だから、キリト。お前の事は頼りにしてるんだぜ!」

 

ヤマモトが言う様に人は護るモノが有るからこそ、強くなれる。

だからこそ、キリトに護るモノの為に戦う事をやってほしいと、俺は思う。

 

 

ゴクデラ君がまだ震えているが、無視してアルゴにギルドの方針をメッセージを飛ばして伝えた。

しばらくすると、アルゴからメッセージが返ってきた。

 

『ツッ君。そんな事は俺っちには言われなくても分かってるよ!(^O^)

それにゴクちゃんの恥ずかしい秘密を第1層の始まりの街の掲示板に張り付けて置いたよぉ!(^.^)』

 

流石はボンゴレ門外顧問の一人だなと思う。俺の考えは大体、分かるか。

そしてゴクデラ君。ドンマイ、もう恥ずかしい秘密は暴露されていますよ。

でも、ゴクデラ君の恥ずかしい秘密か。き、気になるな・・・ 後で、こっそりと見に行こうと。

そう考えていた時に声を掛けられた。

 

「あ、ツナ君。こんにちは!」

 

「君はハルカ!」

 

「えへへ、ここに居るってアルゴさんから聞いたから挨拶しに来たんだ。」

 

ハルカ。トウマ達、ジュピターの3人達を助けた時にいた765プロのアイドルの一人だ。

今日はわざわざ俺に挨拶しに来てくれたらしい。

 

「そうか。わざわざ俺に挨拶しに来てくれるなんて嬉しいよ。」

 

「そんな事を言わないで下さいよ。あの時にツナ君とヤマモト君と、そこの只今、第1層で話題のゴクデラ君のお陰で助かりましたから、むしろ私からお礼を言いたいです。ありがとうございます。」

 

「うん。どういたしまして!」

 

「おうよ。当たり前の事をしただけだぜ!」

 

「ぬぉぉぉぉ!! クソォォォ! とっくに広まっていやがるのかよぉぉぉ・・・」

 

俺とヤマモトはハルカからの感謝に返事を返して、ゴクデラ君は別の意味で返事を返した。

ハルカがキリトの事に気付いたらしく、挨拶する。

 

「はじめまして、私はハルカです。現実ではアイドルをやっていました。

あなたはツナ君の友達かな?」

 

「ああ、はじめまして。俺はキリトだ。ツナ達とは友達で、ツナ達のギルド、ボンゴレのメンバーでも有る。」

 

キリトとハルカの挨拶が終わると、

 

「ツナ君はギルドを作ったんだ。そうだ、私で良かったら入れて貰ってもいいかな?

私が他の765プロのメンバーに連絡をするから、765プロのみんなも入れてくれたら嬉しいんだけど・・・」

 

このハルカの頼みを俺は、

 

「わかった。ハルカ達も俺のギルドに加入させるよ。でも、まずはハルカの仲間に相談してからだね。」

 

「そうですね。私はみんなに話をしてきますので、また、後で申請しにきますね!」

 

ハルカが一旦仲間と相談する為に去った後に、新たに俺に話しかけるプレイヤーがいた。

 

「よお、ツナ。ギルドを作ったんだってな!」

 

「と、トウマにショウタ、ホクト。」

 

ジュピターの三人だった。この三人はボス攻略に参加していたし、ギルドに加入してくれると頼もしい。

 

「ねえ、トウマ達でよければ、俺のギルドであるボンゴレに入ってくれない?」

 

トウマ達は、直ぐに返事を返した。

 

「ああ、いいぞ。俺としてはあの時の借りを返そうにも返せそうに無いからな、アンタのギルドに加入してアンタの力に成れるんなら、喜んで入らせて貰うぜ!」

 

「トウマ君。素直じゃないよねぇ。本当は借りを返そうとか関係ない癖に!」

 

「まあ、それがトウマらしくていいんじゃないのかい?」

 

「うるせえよ、全く。ツナ、アンタのギルド、モンゴルに入ってやるぜ!」

 

ジュピターの三人は俺のギルドに加入してくれる様だ。でも、トウマ。ギルドの名前を間違っているんだけど・・・

 

「おい、トウマ。ボンゴレな、ボ・ン・ゴ・レ!モンゴルじゃないぞ。」

 

「キリト君の言う通りだよ、トウマ君。モンゴルじゃないよ、ボンゴレだよ!」

 

「わかった。モンゴルじゃなくてボンゴレな!

つうか、キリトにショウタ。お前らは二人揃って喋るんじゃねえ!似ているから、ややこしいんだよ!」

 

まあ、トウマの言う通りだ。キリトとショウタの声は何故か似ているから、ややこしい・・・

俺はジュピターの三人をギルドに加入させた。

しばらくして、ハルカが自分の仲間を連れて戻ってきた。

 

俺は、ハルカ、チハヤ、ミキ、ユキホ、マコト、アミ、マミ、ヤヨイ、アズサ、リツコ、イオリ、タカネ、ヒビキ、アカバネの計14人をギルドに加入させた。

 

 

ギルドを作って1日目で俺を含めてギルド、ボンゴレのメンバー数は22名か。

これだけ集まれば順当な方だろう。ここで、俺は改めてギルドの方針を伝える事にする。

 

「いいか。みんな、聞いてくれ!このギルド、ボンゴレの方針は護る為の戦いだ。

これは目の前でピンチになったプレイヤーを助けるのもそうだけど、自分の命を護りながら他の人を護るという事を心掛けてほしい!

自分の命を護れない者が他人を護る事は出来ない。だから、一番伝えたい事は誰一人欠けずにSAOをクリアして現実世界に帰るんだ!」

 

俺の言葉を聞いてギルド、この場には居ないアルゴを覗くボンゴレのメンバー全員が頷いた。

ここでミキがこんな質問をしてくる。

 

「ねえ?ツナ君がボンゴレのリーダーだって事は分かるの。でも、副リーダーって誰なの?」

 

このミキの言葉にゴクデラ君が、

 

「何を言ってるんだ!副リーダーは十代目の右腕であるこの俺しかいないだろ!」

 

ゴクデラ君のこの言葉を聞いて、アミとマミは、

 

「ええ!?ゴクゴクってさ、どっちかて言うと自称右腕だよねー!」

 

「そうそう。マミ達からすれば、ツナっちの右腕はヤマモっちゃんの方でしょ!」

 

「ははっ!だってよ、ゴクデラ!どうするか?」

 

ヤマモトがゴクデラに尋ねると、

 

「コイツらに俺が本当に右腕だというところを見せて、俺こそが副リーダーだと思い知らせてやる。

見やがれ、これが俺の取って置きだ!その名も爆撃スキルだ!」

 

ゴクデラ君は宿屋で思い切り爆撃スキル[2倍ボム]を繰り出す。

宿屋のロビーでボムが爆発して砂煙が舞った。

今の爆撃スキルを見たキリトとジュピターの3人はゴクデラ君も力を隠していたのかと思った様だった。

でも、ゴクデラ君。宿屋のテーブルや椅子が破壊不可能だからって、それはダメかと・・・

宿屋のNPC店主とは言え、今のは見逃してくれはしなかった。

 

「お客様!他のお客様に迷惑です!宿屋の中で暴れるなら出て行って貰いますから!

それが嫌なら、責任を取って掃除してください!」

 

「す、すいません。以後、気をつけます・・・」

 

ゴクデラ君がNPCの店主に怒られて、掃除をさせられる嵌めになった。ゴクデラ君、自業自得だよ。(本日二度目)

 

 

 

 

 

ゴクデラ君が宿屋の掃除をしている中で俺が副リーダーを決めた。

 

「副リーダーはキリトにしたいんだけど、いいかな?」

 

「俺なんかでいいのか?俺は人と話すのが苦手だと知ってるだろ。それでも、良いのか?」

 

「もちろんだよ。俺はキリトに副リーダーをやって貰いたい。キリトはβテスターであるとかじゃなくて、俺自身がキリトの事を信用して任せたいんだ!だから、頼まれてくれないかな?」

 

「わかった!ツナ、俺がボンゴレの副リーダーを上手く出来ないかもしれないが勤めるぜ。」

 

こうしてギルド、ボンゴレのリーダーはこの俺ツナ、副リーダーはキリトとなった。

これからはギルドを率いてSAOを攻略する事になるが、俺は絶対にギルドの仲間を護ってみせる!

 

 

 

 

 

 

「十代目・・・

まずは俺を助けて欲しいんッスけどーーーー!!」




今回はギルドを作りまして、ボンゴレが結成されました。
リーダーは当然ツナで、副リーダーはキリトです。獄寺は自称右腕です。(笑)
後、この作品では情報屋、鼠のアルゴはボンゴレ門外顧問のメンバーと成っております。
ってか、今回はよく考えると獄寺にとっては災難な1日でしたね。自業自得ですが・・・

次回は第5層での話で、オリジナルの話になります。
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