ボンゴレ十代目のSAO   作:ロナード

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今回は第5層での話となります。リボーンのキャラが新たにSAOプレイヤーとして現れます。
タイトルを見れば解ると思いますが・・・

後、早めにあの方が登場します。


第7話 ラン♪ランラン♪ランランランララーン♪ビャクラン♪

俺は今、第5層の宿屋の前に居る。俺以外のギルドメンバー全員が宿屋で寝ている中、俺はあまり寝付けなかったので宿屋を出て気晴らしに散歩でもすれば眠くなるかな、と思って宿屋の前に居る。

 

さて、この村は自然豊かなので散歩するにはもってこいだろう。でも、アスナに見つからない様にしよう。

アスナは俺と第1層のボス戦から別れた後に血盟騎士団、通称KoBというギルドの団長を勤めるヒースクリフというプレイヤーに誘われて血盟騎士団に入団して副団長となった。

 

で、そんなアスナに見つかりたく無い理由は、アスナは攻略の鬼と言う通り名が広まる程に攻略に必死に取り組んでいる。

その為、第4層のボス戦の時に俺のギルド、ボンゴレは第2層に解放された新たなダンジョンに行ったので攻略に参加しなかったのが気に入らなかったらしく、何故攻略に参加しなかったのか聞かれたので、第2層に新たに解放されたダンジョンに行っていたと言ったら、何で既に攻略済みの層に行ったんですか!とキレられた・・・

 

その後に、団長であるヒースクリフが仲裁に入ってくれた事と俺がその新たなダンジョンで手に入れたリングと匣をアスナに渡した事で事なきを得たのだが・・・

 

今の時間ではさすがにアスナでも寝て、攻略を休むと思うが、それでもアスナに会ってしまったら、何で攻略に積極的じゃないのかどうか聞かれてしまうんじゃ無いかと思ってしまう。だって、攻略の鬼だし・・・

 

 

俺が村を散歩していると、どこからか歌声が聞こえた。

 

「ラン♪ランラン♪ランランラーラン♪ビャクラン♪」

 

おい、この歌はまさか・・・

この歌声は今、俺の目の前に有るプレイヤー用のレンタル式の一軒家から聞こえる。どうしよう。確認だけして、さっさと帰るとしよう・・・

俺は一軒家の窓から中の様子を見る。

ソコには、予想通りの奴がいた。後、その仲間二人。

 

「ハハン。ビャクラン様。これが第5層の果樹園の中で作られたフルーツを使ったパフェです。

わざわざ、この為にNPCのレストランに高いコルを私が払いながらも頼んで作ってもらった代物です。

残さずに食べるのは当たり前として、きちんと味わって食べ・・・」

 

「はい、ごちそう様。」

 

「ビャクラン様!ちゃんと味わって食べて下さいと言ってる時に一瞬で食べ終わるのは何なんですか!

私の話を聞く気が有りませんよね・・・」

 

「聞いてたよ。でも、キキョウちゃんが言うのが遅いだけだよ。」

 

「そうだぜ。バーロー!」

 

「何なんですか。ビャクラン様にザクロ。私が悪いと言うんですか。

私の話すスピードは普通ですし、一瞬でパフェをたいらげた事に驚きですよ。」

 

「でも、キキョウちゃん。本当はそんなに気にして無いでしょ?」

 

「ハハン。当然です。この程度の事は日常茶飯事!こんな事ぐらいでイラついていたら、ビャクラン様の部下などやって無いですよ。」

 

「バーロー、当たり前だ。この程度で根を挙げていちゃあ、ビャクラン様の部下なんて止めているぜ。」

 

「ハハハ。確かにその通りだよ。君たちがこんな程度の事で根を挙げていたら、部下になんてしないよ!」

 

 

コイツらは相変わらず、賑やかだな。ってか、お前らは人間離れしているんだから、居たなら居たで攻略に参加しろよ!

今まで、何処に居たんだコイツら・・・

確認するモノは確認したし、そろそろ帰るか。俺が宿屋に戻ろうとすると、

 

「ねえ、何処に行く気だい?窓から覗き見していた事はバレバレだよ!」

 

さすがに気付かれていたか・・・

 

 

 

 

 

俺は一軒家の中に入り、白蘭達に話を聞く事にする。

 

「久しぶりだね。綱吉君!いや、ここでは現実の名前で呼ぶのはマナー違反だね。

僕達の名前はカタカナにしただけなんだけどね。」

 

「そうか、ビャクラン。俺のプレイヤーとしての名前はツナだ。獄寺君はゴクデラ、山本はヤマモトとしてプレイヤーをやっている。」

 

「へえ。ツナ君以外にも二人がSAOをやっているんだ。ところでツナ君はギルドを作った様だね。

噂で聞いてるよ。と言う事で率直に頼むとするよ。僕達もツナ君のギルドに入れてくれない?」

 

「ビャクラン。俺はてっきり、お前がギルドを作っていると思ったぞ・・・」

 

もちろん、ギルド名がミルフィオーレで。

 

「ギルドを作るにもクエストをやらないといけないじゃん。だから、めんどくさかったんだも~ん。」

 

「だも~ん、じゃねえよ! お前がギルドを作っていようがいなかろうが、俺のギルドに入ろうが別に構わないけどさ・・・

ビャクラン達は今まで何処に居たんだ。お前達の強さは俺が一番知ってるんだからさ、何でボス攻略の時にも姿を見せずにいたんだ!」

 

「それについては私が話しましょう。」

 

「じゃあ、キキョウ。今までどうしていたか話してほしい。」

 

「実はビャクラン様の禁断症状を抑えるのに必死だったのです!」

 

「き、禁断症状って?」

 

ビャクランがどんな禁断症状を出していたんだ・・・

 

「ビャクラン様は甘い物が大好物です。その甘い物がSAOの中で探しても見つからずにいた為、ビャクラン様の甘い物が食べたいが為に暴走をするのです。私とザクロが今まで、それを抑える為に様々なクエストをこなして甘い果物や菓子を集めてビャクラン様に渡す事でビャクラン様が暴走しない様に抑えていたのです。」

 

「それは災難だったね・・・」

 

「ああ!全くだ、バーロー!茅場の奴をぶっ倒してやりたくて仕方ねえ!」

 

「ええ。本当ですよ!茅場昌彦にはSAOの中に甘い物をもっと作ってもらいたかったですね!」

 

本当に大変だったんだな。キキョウとザクロ。本当は二人供、ビャクランに対して不満が有るんだと思う・・・

ビャクランがそんな事は関係無い様に口を開く。

 

「でも、それも今日までだよ。ツナ君のギルドに入れば、甘い物も食べられるだろうしね!

ああ、楽しみだな・・・」

 

ビャクラン。お前はそれが目的で俺のギルドに入ろうという懇談か。

キキョウとザクロも今まで、大変だっただろうし、俺が救いの船でも出すとしよう。

 

「そうだね。俺がギルドメンバーの中にいる料理スキルを持った子に頼んでみるよ。

だから、俺のギルドに入れてもいいよ。」

 

「ありがとうツナ君!これで甘い物がたらふく食べられるよ。」

 

「ハハン。感謝しますよ、ボンゴレ十代目。」

 

「本当に今回は心から感謝するぜ!」

 

この三人をギルドに入れたのはいいが、もう少し話しておくか。

 

「ビャクラン達は何でSAOをやったの?後、他の真6弔花は?」

 

「ああ。僕達がSAOをやったのは唯の暇潰しでプレイしたんだけど、それが原因で巻き込まれちゃった訳。

他の真6弔花はブルーベルとデイジーはナーブギアの対象年齢から大分離れているからプレイさせずにしたんだ。

トリカブトは仮面が本体だから、ナーブギアを被れないから無理だったんだ~。」

 

ブルーベルとデイジーは解るが、トリカブトのは何なんだ?仮面が本体って・・・

気になるんだけど、聞かない方がいいのかもしれないな・・・

 

「実は俺はゴクデラ君とヤマモトと一緒に茅場からボンゴレ匣や特別なスキルを与えられたりしたんだけど、

ビャクラン達はそんな事は無かったの?」

 

「ああ。僕達のところにも茅場昌彦は現れたよ。僕達の事はヴェルデからオマケで教えてもらったから、知ってたみたい。

それで僕だけがリングと白龍の匣を貰って、キキョウちゃんとザクロには何も渡さなかったよ。」

 

えっ!? ビャクランには渡したのに、他の二人は何故?

 

「私とザクロの修羅開匣は性能上の問題でゲームでの再現は不可能だと判断した様です。

第一にグロテスク、第二に強力過ぎる上に却下され、私とザクロはこのSAO内ではソードスキルで戦う事が前提となりました。

その為、私とザクロは現時点ではリングと匣を持ち合わせていません。」

 

「そういう事だ。全く面倒くさくて、ああ、ダリィ・・・」

 

成る程ね、修羅開匣は強力過ぎる事となんかグロテスクなところが有り、茅場が却下したので採用されなかった様だ。

 

「ハハン。別に私とザクロはソードスキルだけでも十分に戦えますが、もし、雲属性と嵐属性のリングと匣が余分に有った場合の時で構いませんので、私とザクロに渡してくださると嬉しいです。」

 

「わかった。雲属性と嵐属性のリングと匣が手に入ったら、キキョウとザクロに渡す事にするよ。」

 

この二人は修羅開匣など無くとも、十分に強いだろうし、二人の戦闘能力は上げた方が絶対に効率がいい筈だ。

さて、もうこれ以上は聞く事が無いし、宿屋に戻るとしよう。

 

「俺はもう宿屋に戻るけど、明日にはギルドメンバーの皆にビャクラン達の事を紹介したいから、この村の宿屋のロビーに来てほしいんだ。」

 

「うん。わかったよ、ツナ君。明日の宿屋のロビーだね。」

 

「ハハン。それでは明日、宿屋のロビーに参りますよ。」

 

「明日か。まあ、いいか。わかった、宿屋のロビーな。」

 

俺は宿屋に戻って、部屋に入ると直ぐにベッドの上に横たわり熟睡した。

 

 

 

 

 

 

 

次の日、俺はボンゴレのメンバーにビャクラン達を紹介した。

ゴクデラ君とヤマモトはさすがにビャクラン達がSAOに居た事に驚いたが、ビャクラン達の強さを知ってるのでギルドに入ってくれた事は嬉しかったらしい。

 

俺は料理スキルを持つハルカとヤヨイにヒビキの三人にビャクランの為に甘い物を作ってほしいと頼んだ。

三人供、引き受けてくれた。だけど、ほぼ毎日と聞いたら、どう反応するかが問題だが・・・

 

 

 

さて、本日は第5層のボス攻略の日だ。

俺はヒースクリフにビャクラン達が攻略のパーティーに入る事を伝えた。

 

「ほう。ツナ君のギルドに新たなメンバーが入ったのかね?いきなり今回の攻略に参加するパーティーの新たな組として追加とは、いきなり過ぎるね。でも、君が進める程のプレイヤーだ。その三人には期待するとしよう。」

 

ヒースクリフがビャクラン達の実力が気になって仕方ないらしい。

ビャクランがアスナに挨拶するが、アスナからの返事は

 

「そう。いきなり攻略に参加するのは驚きだけど、私としては攻略が早まるから参加しくださるのは嬉しいわね。」

 

と、こんな感じである。第1層以来、ツンツンした態度がもっと、ツンツンする様になった気がする。

 

 

第5層のボス攻略はビャクラン達との共闘となる。ビャクラン達の強さが有れば、SAOクリアも夢では無い筈だ。




今回はなんと、未来編でのラスボス白蘭と、その部下である真6弔花の桔梗とザクロが登場致しました。
後、早めにヒースクリフが登場しました。アスナも早めに血盟騎士団に加入しております。

次回はそのまま続き、第5層のボス攻略編に入ります。完全にオリジナルの話となります。
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