「時代の継承エフフォーリア」に憧れて今日も走り続けます   作:ブラックマッハ

1 / 2
先頭を導くウマ娘になりたくて

 皆さんは憧れた人物や動物はいるだろうか?俺は競走馬に憧れた。その名はエフフォーリア、あの先頭にたったときの貫禄何もかも凄かった。今でもエフフォーリア以上の馬はいても憧れない。

 

 もう俺はあの走りを忘れられない。特に日本ダービーだ。忘れることも出来ない日本ダービー。二冠がかかった大一番、早めに仕掛けて先頭に立ち、後ろから一気に迫ってくるシャフリヤール!! と熱戦してクビ差で負けた。

 

 負けたがカッコよかった。負けてもカッコよかったのだ。俺は先頭に立ったエフフォーリアが大好きだ。

 

 俺は有馬記念のクロノジェネシスを倒した後に興奮して、俺もあんな感じで強く走りたい。時代を継承する人物になりたかった。だが俺は車椅子生活でどうしようもなかった。

 

 その夜なんど「馬みたいに速く走れる人間になりたいと」願い続けた。

 

 目を開くと、そこは数々の人間がいた。地面を見ると緑色の芝だった。天気が快晴でなにもかも整っていた。

 

 完璧に整っている。ここで走れたらどれだけ幸せだろうか。俺は、走れない。……え嘘。今俺は改めて確認する。俺は車椅子に座っていなかったのだ。そして俺は、立っている。

 

 歩ける。足の調子もいい。走れるのか?何度も何度も走りたかった。そう思って幸せを感じていた。何処だろうか分からない。でも走れるなら走りたい。

 

 そんな時知らない人が近づいて来た。

 

「おい8番ゲートに入れ」

 

「ファイ」

 

 と驚いていた。何ゲートて何処なの?走れるの

 

「俺は走れるんですか?」

 

 当たり前だけど俺にとって当たり前じゃない。走れるって幸せ。何度思ったことだろう。俺は、走りたい。

 

「何言ってんだ。走りに来たんだろう。この選抜レースに」

 

「走ります。レース走る。教えてください。何処に入ればいいのか?」

 

「ハイハイ俺が教えてやる。メンドイけどついて来い」

 

 よく分からないけど、俺は彼に従ってゲートに入った。これって競馬じゃないかよ。

 

「ゲートが開いたら走れ!!それだけ考えればいい」

 

「はい」

 

 そう言って彼は立ち去った。直ぐにゲートが開き勝負は始まった。俺は勢いよく飛び出して先頭に立った。そして力を緩めて3番手の位置になった。そこから離されず先頭集団の外にいる状態である。

 

 最初のコーナーを曲がるウマ娘を真似して曲がる。ゆっくりと慎重に曲がるも上手く行かずに更に外に出てしまった。

 

そして再び第二のコーナーを曲がる途中に600メートルて書かれた看板が見えた。少しペースを上げたら、誰もついてこれず、そのまま引き離して最後の直線に入る。

 

 入って改めて位置どりを確認した。気がついたら奥の方の外側に来てしまった。そのペースをキープするのだが誰もついてこない。前には誰もいなく近くから足音も聞こえてこない。

 

 気がついたらゴールしていて、後ろを振り返ると、何と3馬身も引き離していた。

 

「ハハハ」

 

「今日は強い奴いないな。ハハハって笑っているウマ娘が勝ったか。まぁあんなにコーナーを上手く曲がれないで外に行ってしまうウマ娘がいるなんてな。デビュー戦で勝てる訳ない」

 

 そうか俺はまだ戦っていなかったのか強いウマ娘と。そもそもウマ娘って何だよ。娘って女なのかよ。

 

俺は自分の胸に触ると結構大きかった。じゃなくて痛い。何だよこれ。女じゃないかよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




出来れば感想が欲しいですね。是非待っているんでお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。