「時代の継承エフフォーリア」に憧れて今日も走り続けます 作:ブラックマッハ
皆さんは憧れた人物や動物はいるだろうか?俺は競走馬に憧れた。その名はエフフォーリア、あの先頭にたったときの貫禄何もかも凄かった。今でもエフフォーリア以上の馬はいても憧れない。
もう俺はあの走りを忘れられない。特に日本ダービーだ。忘れることも出来ない日本ダービー。二冠がかかった大一番、早めに仕掛けて先頭に立ち、後ろから一気に迫ってくるシャフリヤール!! と熱戦してクビ差で負けた。
負けたがカッコよかった。負けてもカッコよかったのだ。俺は先頭に立ったエフフォーリアが大好きだ。
俺は有馬記念のクロノジェネシスを倒した後に興奮して、俺もあんな感じで強く走りたい。時代を継承する人物になりたかった。だが俺は車椅子生活でどうしようもなかった。
その夜なんど「馬みたいに速く走れる人間になりたいと」願い続けた。
目を開くと、そこは数々の人間がいた。地面を見ると緑色の芝だった。天気が快晴でなにもかも整っていた。
完璧に整っている。ここで走れたらどれだけ幸せだろうか。俺は、走れない。……え嘘。今俺は改めて確認する。俺は車椅子に座っていなかったのだ。そして俺は、立っている。
歩ける。足の調子もいい。走れるのか?何度も何度も走りたかった。そう思って幸せを感じていた。何処だろうか分からない。でも走れるなら走りたい。
そんな時知らない人が近づいて来た。
「おい8番ゲートに入れ」
「ファイ」
と驚いていた。何ゲートて何処なの?走れるの
「俺は走れるんですか?」
当たり前だけど俺にとって当たり前じゃない。走れるって幸せ。何度思ったことだろう。俺は、走りたい。
「何言ってんだ。走りに来たんだろう。この選抜レースに」
「走ります。レース走る。教えてください。何処に入ればいいのか?」
「ハイハイ俺が教えてやる。メンドイけどついて来い」
よく分からないけど、俺は彼に従ってゲートに入った。これって競馬じゃないかよ。
「ゲートが開いたら走れ!!それだけ考えればいい」
「はい」
そう言って彼は立ち去った。直ぐにゲートが開き勝負は始まった。俺は勢いよく飛び出して先頭に立った。そして力を緩めて3番手の位置になった。そこから離されず先頭集団の外にいる状態である。
最初のコーナーを曲がるウマ娘を真似して曲がる。ゆっくりと慎重に曲がるも上手く行かずに更に外に出てしまった。
そして再び第二のコーナーを曲がる途中に600メートルて書かれた看板が見えた。少しペースを上げたら、誰もついてこれず、そのまま引き離して最後の直線に入る。
入って改めて位置どりを確認した。気がついたら奥の方の外側に来てしまった。そのペースをキープするのだが誰もついてこない。前には誰もいなく近くから足音も聞こえてこない。
気がついたらゴールしていて、後ろを振り返ると、何と3馬身も引き離していた。
「ハハハ」
「今日は強い奴いないな。ハハハって笑っているウマ娘が勝ったか。まぁあんなにコーナーを上手く曲がれないで外に行ってしまうウマ娘がいるなんてな。デビュー戦で勝てる訳ない」
そうか俺はまだ戦っていなかったのか強いウマ娘と。そもそもウマ娘って何だよ。娘って女なのかよ。
俺は自分の胸に触ると結構大きかった。じゃなくて痛い。何だよこれ。女じゃないかよ。
出来れば感想が欲しいですね。是非待っているんでお願いします