アイの親友の物語   作:黙示録の超電磁砲

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なんかこの主人公物騒なことばっか考えてるような…


診察

 

それから私はアイドルの活動、アイの教育や生活のお世話、カミキヒカルの情報を集めなどめっちゃ忙しい生活を送っていた。この忙しさは私が生まれてから1番大変だったと心の底から断言できる。アイと相談し社長に相談するのは妊娠17週目お腹が大きくなり始める直前に相談すること決めた。早すぎると社長は絶対に中絶させようと何度も説得をしようとするし遅すぎても外見の変化からファンにバレる恐れがあるので少し遅いタイミングで相談を持ち掛けることに決めた。社長は優しいから親身に相談に乗ってくれるだろう。そして2日後、今後の方針やアイの活動休止の発表が終わり、社長の勧めで宮崎の山奥にある病院に行くことになった。

 

「なんで私もついていかないといけないの…」

「ルナ、お前が最近仕事外で忙しなく何かしていたのは分かってんだ、大方アイの身の回りの世話してたんだろ」

 

げっ、バレてる…まぁそっちは別にバレても大丈夫だしいいんだけど…

 

「本当に相手がだれか聞いてないのか?」

「言ったでしょ!このぐ~すか寝てるバカアイは何度聞いても教えてくれなかったって」

「…そっか」

 

私は相手が誰か知らないことにした。知ってると言えば教えろ教えろと言ってくるのは目に見えたし、教えたら相手の事務所に乗り込んでいくのを想像できてしまったからだ…流石にこれ以上の面倒ごとはやめてほしい。そしてもう一つ、アイには社長以外絶対に妊娠のことは口外するなと伝えてある。相手の出方が分からないし、もちろんカミキヒカルにも秘密にさせている。本当は私も活動休止して付きっ切りでお世話したかったが私とアイが同時に活動休止は勘弁してくれと社長に泣かれオフの日は自由に来ていいことを条件に飲んだ。そんなことを話しているうちに病院についていた。ちゃっかり私の太ももを枕にしているアイを起こす。

 

「アイ、着いたよ起きて」

「スヤァ」

「起きて」

「スヤァ」

「起きろ」

「スヤァ」

「起きろゴラァ!!」

 

なかなか起きないアイに切れ頭を引っ叩く。

 

「痛ぁ!!何するのルナ!!」

「病院着いたって言ってんでしょ!!早くいくよ!!」

「ふぁーい!!今行きまふ…」

 

まったく…なんで私のほうが緊張してんの…それがアイらしいと言えばアイらしいんだけど…

受付を済ませ、診察室で待つこと数分、眼鏡をかけて若い先生が入ってきた。そして軽い問診を行いアイが帽子を取るとその表情が凍った。おや…?まさか…?と思い先生をよく観察するとネームプレートにアイ無限恒久永遠推し!!のアクキーがついてるのが一瞬見えた。まずい、これは非常にまずい寄りにもよってアイのファンが勤務している病院に行くとは…激昂して流産させたり週刊誌やネットにリークされるかもしれない…最悪、この先生を殺さなくてはいけないかもしれない…

 

その後、検査をしてアイのお腹にいる子は男の子と女の子の双子だということが判明した。その際にアイと社長とで産む産まないの押し問答があり私がさりげなく先生にどう思うか振ると先生の答えは『最終的な決定権は君にある、よく考えて決めるんだ。医者としてはそれしか言えない』だった。なんとも判断に困る答えだ、どうするか、殺すならリークされる前に殺さないと意味がない、場所、時間、凶器を考えてると社長と押し問答していたアイ面倒臭くなったのか、「夜空を見に行く」と言って屋上に向かった。そういえばさっき先生が屋上に向かっていた。アイと二人きりの状況なら何かアクションを起こすかもしれないと思い二人の話を盗みンンッ…見守ることにした。

 

                           

 

盗み聞き(開き直り)した結果この先生はリークすることはないと判断した。『僕が産ませる、安全に元気な子供を』って言ってたしその言葉に嘘は感じなかった。が、先生の本意を聞きたいと思った。

 

「先生…」

「あなたは…星野さんの付き添いの方でしたか…どうかしましたか?」

 

私は変装を外し先生のほうを見る。

 

「…っ!?星街ルナ!?」

「あ、私のことも知ってるんですね。なら話は早いですね、さっきアイと話してるのを聞いてしまって…先生はアイのファンなんですよね?」

「うん、そうだね」

「正直に聞きます流産させようとか思わないんですか?先生の言うことならアイはなんの疑問を持たないで聞きますよ?」

 

嘘やごまかしは許さないと先生の目を鋭く見つめる。先生は一瞬震えたかと思うと『思わない』と即答で返してきた。

 

「へぇ?」

「これでも医者の端くれだ、命を粗末に扱うことはしない」

 

医者としての模範解答を言ってくる。それはそれで本心なんだろうけど私が聞きたいことは医者としての意見じゃない。

 

「医者としての意見は聞くつもりはないの。ファンとしての意見を聞きたいの」

 

先生をじっと見つめる。すると観念したのか答える。

 

「正直言えば複雑な気持ちはある。けど…」

「けど?」

「アイの幸せがそれだって言うなら従う。だって、アイはどうしようもないほど一番星《アイドル》で僕はどうしようもないほどアイの奴隷《ファン》なんだから」

「そっか…」

 

私の中でこの先生は信用できると判断した。

 

「先生、アイのことお願いします」

 

先生にアイのことをお願いして私はアイの病室に戻る。

 

「ええ、任せてください」

 

屋上のドアが閉まる前そう聞こえてきた。

 




ところで例の人のぼかし系 低位ですかね?

正直一回一回つけるの面倒で…アンケート取ります

例の人の名前のぼかし

  • 消していいよー
  • 消しちゃダメ
  • ちくわ大明神(どっちでも)
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