真異世界に転生した魔理沙が...   作:アクト(act)

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Ep.0

私の名前は霧雨魔理沙、普通の魔法使いさ。

 

因みに今日は茸採りに行ってた、まあそれで...休憩にアリスん家に寄ったんだ。

そしたらいきなり魔法陣が出現してな、どこかに転移させられたんだ。

 

___________________________________________

 

 

魔理沙

「ここはどこだ?」

 

アリス・マーガトロイド

「さあ?」

 

「犯人は誰だと思う?」

 

「八雲紫摩多羅隠岐奈守矢パチュリー・ノーレッジ等の誰か」

 

「心当たりが多過ぎるな...」

 

「まあ、取り敢えず夜を明かせる場所を探しましょう。」

 

「野宿は構わないが、安全地帯が欲しい。」

 

「あと周辺に毒性のナニかがないか、魔法の森みたいな場所だったら困るわ。」

 

「周辺を空飛んで確認しようぜ」

 

「賛成ね」

 

そうして二名の魔女が空を飛ぼうとする、飛ぶことは出来た...だが浮かび続ける事ができない様だ。

 

「飛べない」

 

「飛べないわね」

 

「魔力が阻害されてる」

 

「分解の方が正しいと思うわ」

 

「大気中の魔素が、魔力で作った魔法式の作用を阻害してくる。

空や自然の魔力も、初めて来る場所だからか扱えな...いや私の知っている魔力はない。

昼月の数は3つ...互いに作用しあって、月の魔力も借り難いな。」

 

「魔法の糸は使えなくはないわね、だけど少し経ったら分解されちゃう。」

 

「あと、何故か随分疲れる。」

 

「魔力の奪われ方が凄いわね、意識しないと際限なく搾り取られるわ。

時期に捨虫と捨食の術も保てなくなるわ、何とかしないと。」

 

「残ってる魔法素材は、魔力タケとチャルガタケが20個ずつ。

未確認種や、食用のはアリスの家だな。」

 

「あかん...」

 

「おい待てキャラ崩壊してるぞ」

 

「してないわよ...それより、私達囲まれたわね。」

 

「...だな」

 

「今の私達は第二種だった、こいつらと争い始めた瞬間から第三種になる...第四種になった場合にはどんな危険があるか分からない。」

 

「後ろに居てもいいんだぜ、魔女さんには少々肩身が狭いかもしれないからな。」

 

「戯け、人間は後ろに隠れてな。」

 

その瞬間、謎の怪異と戦闘に入る。

 

「まずは一匹」

 

そして、魔理沙による殴打が入る。

狼の姿をした怪異は、頭が潰れ息絶えた。

 

「現在第三種化、第四種化の傾向はなし。」

 

「馬鹿げた腕力ね、やっぱ普通の人間じゃないわよ貴女。」

 

アリス・マーガトロイドは軽口を叩きながら二足歩行の怪異を、魔法の糸で切り殺す。

 

「言ってるだろ?普通の魔法使いさ」

 

「なら魔法を使いなさい」

 

「魔力式が分解されるんだ、仕方ないだろ。」

 

「魔力弾を使いなさいよ」

 

「燃費が悪い、月から魔力を借りられるんなら別なんだが。」

 

「流石普通の魔法使い()ね」

 

「含みを持たせるな」

 

そして屍の数は40を超え、更に大きな敵や頑丈な敵も現れた。

 

「多いい硬い大きい、魔法の森でもこうはならないわよ。」

 

「だるい面倒臭い、中の下ぐらいのが出て来始めたな。」

 

「全滅させるか、何処か安全な場所を探すか。」

 

「逃げる一択だな、安地が必要だろう。」

 

「よし決まりね」

 

「第四種接触者になって悪影響を与えられる前に退避したいな...魔法超能力異能力を扱える輩が、この中に紛れている可能性も捨てきれない。」

 

「それよ!!でも私達も相手からしたら同じ筈よね、何故突っ掛かって来るのかしら。」

 

「指揮官が居る?それとも私達が狙われる理由があるのかもしれない、私達の魔力独特だからな...それに引き寄せられてるとか。」

 

「私を巻き込まないで、貴女が少々特殊なだけよ。」

 

「私からしたらお前らの方が特殊だよ」

 

「そうね、そういう事よ。」

 

とその瞬間ナニかの会話が聞こえた...意味は理解できないみたいだが

 

??

「ニンゲンジャナイゾアイツラ」

 

??

「イツカタオセルゾ!!ゼンセイリョクデゼタイニコロセ!!」

 

??

「マロウヲツレテコイ!!」

 

「人間じゃない?私が?」

 

「マロウって何かしら?」

 

「まあ何でも良いだろ、指揮官を殺せば終わるだろ。」

 

「賛成ね」

 

そして、指揮官と思われるナニかは逃げようとした...だがそれを許す程彼女達は矮小な存在ではなかった。

 

「この日とあるマリオネットが生まれた」

 

「ジュホウ!!ツイセー...!!」

 

「目の前を過ぎ去る小さな閃光」

 

そうしてナニかは魔法の糸に囚われ、一筋の光によって上半身が吹き飛ばされた。

だが敵は置き土産を残した、これまで触れた事のない未知の力を自分を殺した魔女に喰らわせたのだ。

 

「仲間割れを始めたな」

 

「そうね、私は何もされてない...魔理沙は大丈夫かしら。」

 

「第四種化しちまった...」

 

「そう...」

 

「お前は私の事どうする?素材として血や髪でも借りるか?」

 

「そんな私は悪性じゃない、魔理沙も生き残れる可能性は十二分にあるわ。」

 

「その望み薄過ぎるっての...」

 

そうして人間の魔女は血を体から噴き出す、凄まじい熱を発しており...いつ死んでもおかしくはない。

 

「貴方には魔女の血を分けてあげるわ、知ってるだろうけど...一時的に寝食を必要なくする物よ。

まあこれを投与されて死ぬ程の魔法使いならそれまでよね、さあ生と死の瀬戸際で貴女は何を見るのかしら。

んまあ、もし生きてたらこの世界で初めての宴会を私達でしましょう。」

 

___________________________________________

 

 

「ハッ!!性悪悪趣味人形遣い!!」

 

「誰が性悪陰険悪辣悪趣味人形遣いよ!!」

 

「言ってねえよ!!」

 

そうだ、流石にそこまでは言ってない...これまでに全部を言ってはいるが。

 

「肉食べる?」

 

「食う」

 

「美味しい?」

 

「まだ食ってない」

 

「想像するのよ、この肉の味を。」

 

そうして私は立ち上がり肉を貰おうとした、だが自分の身体に異変が起きてる事に気が付く。

 

「あら、随分大きくなったわねぇ。」

 

「それは身長の事か?それとも肉体的な話か?」

 

「だってねぇ...私より大きくなってるもの、一晩でこれだけ成長するだなんて子供の成長は早いわね。」

 

「えっ?これどうなってるんですか?何で私の体がこんなに...ああでもいいか、低身長コンプレックスが解消されたし。」

 

「もっと驚きなさいよ」

 

「いやぁ...まあいいかなって...」

 

「結構適当ね...」

 

___________________________________________

 

 

「何かイラっときた、殴らせなさい。」

 

「理不尽!!」

 

そうして渾身の右ストレートをする、だが衝撃は肉壁に全て吸収された。

 

「おっぱい...ガード?」

 

「ア"?何か遺言として残したい事はあるか?」

 

「ちょっタンマ!!タンマ!!

これはですね、前幻想入りした人がですね、そういう事言ってたからですね?それがつい口に出ちゃっただけなんですよ。

決して今の私と比べて胸の小さいアリスさんの事を煽ってる訳ではないですよ、神に誓って。」

 

「よし死になさい、大丈夫貴女の残す遺産は全て有効活用してあげるわ。」

 

「悪性が過ぎるだろ!!悪性じゃないんじゃなかったのか!!

それに私は第四種接触者だぞ!!この危険な症状が感染しちゃうかもしれないぞぉ!!」

 

「...いやバイキンみたいに言うのやめなさい、それに多分私には効かないわよ。」

 

「あっそうだね...寝るか」

 

「寝ましょう」

 

「おやすみ」

 

「おやすみ」

 

「茸には手を出すなよ」

 

「誰も出さないわよ、そんな物は貴女しか使わないわ。」

 

「食べたじゃん...」

 

「あの時は食用だと思ったのよ...」

 

「知ってる」

 

「寝なさい」

 

「了」

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