ガールズ&パンツァー 最後の虎   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第二十話 取り敢えず逃げましょう!

 

 

 

 

ケイに案内され、ブリーフィングルームに来た。コンビニ店員の服は着っぱなしだけど

 

 

「さあ着いたわナス!結構満席だけど、空いてる所があったら適当に座ってね!」

 

 

「ありがとうケイさん」

 

 

……ふむ、にしてもどこに座ろうか。お、居た。この中でも一番分かりやすいパンチパーマの子、秋山だった。友梨奈は秋山の府に向かう

 

 

「失礼。座っても良いかな?」

 

 

「え!?あっはい…って那須殿!?何故こんな所に!?」

 

 

「心配だったから来た」

 

 

「コンビニ店員の服でですか?」

 

 

「……OKしてくれたんだ。問題はないだろう?」

 

 

「そうですけど……」

 

 

と言っていたら全体ブリーフィングが始まる所だった

 

 

「もうすぐではじまりそうです」

 

 

秋山はカメラを回す。よくバレないなそれ

 

 

「では、一回戦出場車輌を発表する。ファイアフライ一輌、シャーマンA1 76mm砲搭載一輌、75mm砲搭載一輌」

 

 

「容赦ないですね那須殿……」

 

 

「これがアメリカ軍の本気って訳さ」

 

 

「アメリカ軍……あながち間違ってはいませんけど」

 

 

そういうとケイが

 

 

「じゃあフラッグ車を決めるよ!OK?」

 

 

『イエェーイ!!』

 

 

「随分とノリがいいですね。こんな所までアメリカ式です」

 

 

「あのノリには着いていけんな……」

 

 

そんなことをしていたら観客席から歓声が聞こえた

 

 

「フラッグ車が決まったそうです」

 

 

ふむ……M4A1(76)Wか。これもいい情報じゃないか?

 

 

「何か質問は?」

 

 

「はい!小隊編成はどうしますか?」

 

 

ボーイッシュな子が質問をし、秋山は編成について聞くとケイは大笑いし

 

 

「いい質問ね!今回は完全な二個小隊が組めないから3輌で一小隊の一個中隊にするわ!」

 

 

「フラッグ車のディフェンスは?」

 

 

「ナッシング!」

 

 

(何!?フラッグ車の護衛は無し?……物量で押しつぶす気だな)

 

 

「相手は三突やティーガーIIが居ると思うのですが?」

 

 

「問題ないわ!一両でも全滅させられるわ!」

 

 

お?言ったな?後で本気で後悔させてやる

 

 

ケイの言葉に『お〜』と声を上げる観客席だが、ボーイッシュの子とツインテールの子は顔を険しくする

 

 

「……見られない顔ね」

 

 

「え?」

 

 

(シャイせ、ちょっとマズいな。ここでお開きか。残念だ)

 

 

「所属と階級は?ってか、なんでコンビニ店員が居るのよ!?」

 

 

ツインテールの子がツッコむ。まあそうか。1人だけ白い服きたコンビニ店員が居るんだからな

 

 

「え!?あ、あの第六機甲師団オッドボール三等軍曹であります!」

 

 

え?誰だよ?

 

 

「唯のしがないコンビニ店員ナスです!」

 

 

と言うと、ツインテールとボーイッシュな子は驚き、ケイは笑いを堪えている

 

 

「偽物だー……ププっ…」

 

 

ボーイッシュ子笑ったぞ。そんなにウケたか

 

 

「逃げるぞ!」

 

 

「あ、はい!!」

 

 

「逃すなー!!」

 

 

「お、追え……ククッ」

 

 

「いつまで笑ってるのよ!!」

 

 

出口に扉を出て、通路を駆ける

 

 

「じゃあね!ナス!」

 

 

「隊長、さっきのコンビニ店員と知り合いですか?」

 

 

「彼女は私のファンよ」

 

 

「え?」

 

 

そのあとはコンビニ船で逃げる事が出来た。恐らくあのボーイッシュ子は分かってそうだな

 

 

 

 

その頃大洗ではみほ達は下校途中であった

 

 

「秋山さん、今日は練習に来ませんでしたね。那須さんも来ませんでした」

 

 

「メールは返ってきた?」

 

 

「全然。電話かけようにも圏外で出ないし。みほはゆりなんと部屋隣でしょ?何か言ってた?」

 

 

「うーん……何も聞いてないよ。何処に行ってるのかも」

 

 

すると武部は

 

 

「もしかしてあの2人、デートでもしてるんじゃない!?」

 

 

「「「え!?」」」

 

 

「また沙織はそっちに持って行くな」

 

 

「だって怪しいじゃん!女の子同士のデートだってあり得るし!それに今日2人とも学校来てないじゃん!」

 

 

と、沙織のデートうんぬん言っていると、秋山理髪店へと着いた

 

 

 

 

「あれ?秋山さん家床屋さんだったんだ」

 

 

武部がそう言って、みほ達が店の中に入って行く。中に入ると椅子に座って新聞を読む秋山父と側の椅子に座っている秋山母がいた。

 

 

「いらしゃいませ」

 

 

「すみません。あの、優花里さんは居ますか?」

 

 

「あんた達は?」

 

 

「友達です」

 

 

「友達……と、と、友達ぃい!?」

 

 

武部が友達だと言うと父親は、慌てて椅子から立ち上がる。

 

 

「お父さん落ち着いて!」

 

 

「だってお前!優花里の友達だぞ!この前来た那須さんに続いてまた友達が……!」

 

 

とても凄い光景になっていたが、みほ達は2階へと案内され待っていると

 

 

「よいしょ…って皆さん!?」

 

 

「ゆかりん!?」

 

 

「どうしたんですか?」

 

 

「秋山さんこそ・・・」

 

 

「連絡がないので心配して」

 

 

「すみません、電源を切ってました」

 

 

「つか!なんで玄関から入って来ないのよ!」

 

 

「こんな格好だと父が心配すると思って」

 

 

「「「「ああ〜」」」」

 

 

そして窓からもう1人

 

 

「ハア……ハア……って、みほ達が何でここに?」

 

 

「あ友梨奈さん」

 

 

「2人とも学校に来ないでどこ行ってたの!?」

 

 

「秋山、例のブツは?」

 

 

「ちゃんと編集したであります!ではどうぞ!」

 

 

映像視聴中……

 

 

『有力な情報を入手しました!これでレポートを終わります!」

 

 

と言ってエンディングに入った。

 

 

各々の心配する声が聞こえたが、問題はなかった。

 

 

優花里はUSBをみほに渡した。

 

 

「取り敢えずは一回戦突破だな」

 

 

「頑張りましょう!」

 

 

「一番頑張らないといけないのは麻子でしょ?」

 

 

「え?」

 

 

「明日から朝練始まるよ?」

 

 

「え?」

 

 

麻子は目の前が真っ暗になった

 

 

 

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