ガールズ&パンツァー 最後の虎   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第四話 戦車探します!

 

 

 

 

「戦車なんてあるんですかねぇ………?」

 

 

柚奈は愚痴るように呟く。確かに20年前に戦車道を廃止して戦車なんて今もあるのならラッキーだが

 

 

「………なぁ、あいつはどうしてると思うか?」

 

 

「………あぁ………あいつか」

 

 

あいつとはシュローダーと同じ新兵のハートマンの事だ

 

 

『自殺行為だ!全員死ぬ。助かる訳がない!!』

 

 

………その後のあいつは………『DESERTEUR』(敵前逃亡者)のプラカードを首に下げたまま本拠地のゲートに吊るされていた

 

 

いつもあいつの言葉が聞こえる。幻聴じゃない。本当に聞こえるんだ。

 

 

「あいつも俺等と同じ運命を辿っていると良いが………」

 

 

と舞野が言った。すると

 

 

 

「どうも………皆さん」

 

 

「「「!?」」」

 

 

この喋り方………まさか

 

 

「ハートマンか!?」

 

 

「………はい。ハートマンです」

 

 

ハートマン………谷川 美代(たにがわ みよ)が居た

 

 

「ハートマン………!」

 

 

「シュローダー………」

 

 

シュローダーは気まずかった。そりゃ散々『役立たず』のレッテルを貼られているからだ。(シュローダーに)

 

 

「気にしていませんよ。僕は、シュローダーの言うとおり『役立たず』なんです………皆さんは、こんな役立たずな僕を受け入れてくれますか………?」

 

 

「ハートマン………お前は役立たずなんかじゃない。お前が何であろうと受け入れてやる………全て」

 

 

「ミューラー………車長………」

 

 

「勿論俺もだ。なぁシュローダー?」

 

 

「………はい。ハートマン、あの時はすまなかった………」

 

 

「………構いません。皆ここに居るのなら………!」

 

 

この日、ステファン全搭乗員集合した

 

 

 

 

 

「あそこに倉庫があります!行ってみましょう!」

 

 

柚奈が指を指した先は少しボロい倉庫だった。しかもデカい

 

 

「デカっ………そしてボロッ」

 

 

「戦車一両入りそうな倉庫だな。………シャイセ、南京錠か」

 

 

「退いてください」

 

 

柚奈は合鍵を持っていた。何処で持ってきたんだよ

 

 

柚奈は南京錠を開け、扉を開けると

 

 

「うわぁ………暗い………」

 

 

美代が怯えるように言う。暗闇やわやったっけ?

 

 

「ちゃんと電気付くぞ。ほら」

 

 

舞野が倉庫の電気を付けると

 

 

「………おー」

 

 

「………こいつは!」

 

 

倉庫に眠っていたのは

 

 

「ティーガーツヴァイ………!しかもヘンシェル砲塔です!」

 

 

ティーガーⅡ。砲塔はヘンシェル砲塔型である。ポルシェ型よりも防御力が上がったドイツの重戦車だ

 

 

「まさかティーガーⅡとは………Ⅰよりも強そうだ」

 

 

「良い掘り出し物だな。会長に報告するか………」

 

 

「にしてもこのティーガーⅡ、塗装が………!?」

 

 

そう。このティーガーⅡはあの時のⅠの塗装であるジャーマングレー、そして237号車であった。それに砲身にキルマークが描いてあった

 

 

「………"ステファン"………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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