ガールズ&パンツァー 最後の虎   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第七十七話 作戦開始

 

 

 

 

大所帯となった大洗女子学園の作戦会議中である

 

 

「この通り3個中隊に分けます」

 

 

1:あんこうチーム、カモさんチーム、アリクイさんチーム、アヒルさんチーム、レオポンさんチームとグロリアーナと継続とアンツィオの車両。

 

 

2:カバさんチーム、カメさんチーム、王虎さんチームと黒森峰とプラウダの車両。

 

 

3:ウサギさんチームとサンダースと知波単の車両。

 

 

と決まった。

 

 

「オッケー」

 

 

「中隊長は?」

 

 

「それぞれおねえちゃ…西住まほ選手、ケイさん、それから私で」

 

 

「西側ばかりじゃない」

 

 

「ご不満?」

 

 

カチューシャは不満そうだった。

 

 

「隊長やりたいんですか?」

 

 

ノンナまで、そんなことを聞いた。

 

 

「私がやらなくてどうするのよ!」

 

 

結局、カチューシャは副隊長をやることになった。でも、それで満足してたみたいだったが

 

 

その後、みほが大隊長を務める事になり、まほ担当チームはひまわり中隊、ケイ担当チームはあさがお中隊、みほ担当チームがたんぽぽ中隊と決まった。

 

 

「で、ここからが肝心なんだけど……作戦名はどうします?」

 

 

ダージリンは作戦名を考えようと提案した。

 

 

「三方向から攻めるんだから三種のチーズピザ作戦!」

 

 

「ビーフストロガノフ作戦がいいわ。玉ねぎと牛肉とサワークリームの取り合わせは最高よ!」

 

 

「フィッシュ&チップス&ビネガー作戦と名付けましょう」

 

 

「グリューワインとアイスバイン作戦!」

 

 

「フライドチキンステーキ、ウィズ、グレービーソース作戦」

 

 

各校の隊長や副隊長が意見を出すが、よく分からない料理名だった。

 

 

そして、何分か考えても作戦名が誰も思いつかなかったからか

 

 

「埒があかない。大隊長、決めてくれ」

 

 

まほが諦めたようにそう言った。

 

 

「じゃあ、こっつん作戦で。相手を突き出して、えいって攻める作戦なので」

 

 

「何それ。迫力ないわね」

 

 

「こっつんですか。なるほど」

 

 

「いいんじゃない?」

 

 

概ね、みほの作戦名は受け入れられ、こっつん作戦の開始の段取りが話し合われる。

 

 

「では右側面がたんぽぽ、左にあさがお、中央にひまわりでお願いします。こっつん作戦開始します! パンツァー・フォー!」

 

 

 

 

 

 

「ひまわり中隊ですか。黒森峰とプラウダが中心の編成ですね」

 

 

「取り敢えず、我々は中隊長の指示に従うことだ」

 

 

友梨奈は、戦車のキューポラを開ける。とても爽快であった。

 

 

「全く不気味だ………この高地を取ろうと動かない作為的なものを感じる」

 

 

まほが少し不安そうに言う。確かに、今見た限りでは敵戦車はいない

 

 

「M26なんて登るのが遅いし、ここは行くしか無いわよ!」

 

 

「とれば戦術的に優位に立てますね」

 

 

カチューシャとノンナはこのまま登る方が良いという意見だった。

 

 

「確かに優位だが、わざと山頂を空けている可能性も捨てきれない」

 

 

「大丈夫よ。あなた、なんだかんだ言って妹のこと信じてないのね。ノンナなんてどれだけ私のことを信じているか……。私が雪が黒いと言えば黒いというほどよ」

 

 

「はい」

 

 

「信じることと崇拝は違う」

 

 

カチューシャの挑発的な発言に反論するまほ

 

 

「『だってさ、シュローダー?』」

 

 

「『何で自分!?』」

 

 

珍しくハートマンがシュローダーを煽っている。

 

 

そして登っている最中、あさがおとたんぽぽが交戦していると連絡が来た。

 

 

「『早く制圧する必要があるようだな』」

 

 

「『グネグネ道に注意して進め』」

 

 

砲身が長い分、砲身を上げて前進することになっている。

 

 

そして、ひまわり中隊は高地頂上に達した

 

 

「こちらひまわり。高地頂上に達した」

 

 

まほが、大隊長のみほに連絡をする。

 

 

『ひまわりは二手に別れて、上からあさがおとたんぽぽの援護をお願いします』

 

 

「了解、北に敵集団確認、警戒しつつ支援にあたる」

 

 

まほがみほの指示を受け止める。あさがお中隊はピンチだ

 

 

敵集団があさがおを突破してこちらに向かっているという報告が来ているのだ。これを無視はできない

 

 

『あさがおを援護するわよ。蹴り落としてやる! 準備はできた?』

 

 

『準備完了です!』

 

 

『射点についた!』

 

 

カチューシャが確認したとき、全ての方位を取り巻いて攻撃できるようにしていた。

 

 

『……撃てー! うわぁぁぁ!』

 

 

あり得ないほどの爆発音が響き、土煙が舞い上がった。

 

 

「『何だ!?』」

 

 

「『ロケット攻撃………?いや、違う……噴出音も聞こえなかったぞ』」

 

 

これにぶち当たったら一発で戦車はお釈迦になるぞ

 

 

「大隊長!秋山さんに聞いてください!規格外の大きさの砲弾についてを!ロケット弾攻撃でもありません!」

 

 

美代は無線機でみほに報告する。

 

 

『えっ? わかりました。優花里さん――』

 

 

すると、友梨奈が叫んだ

 

 

「二発目来る!だんちゃーく…………今!!」

 

 

その言葉と同時に、二発目が弾着。一両のパンターGが吹き飛ばされ白旗が上がった

 

 

「パンター、怪我人は!?」

 

 

『こちらパンター1号車!怪我人は居ません!ですがやられてしまいました!』

 

 

「前方の敵、砲撃してきました!」

 

 

三郷が叫んだ。パーシングがこちらに接近していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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