ガールズ&パンツァー 最後の虎   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第八十話 包囲網救出作戦

 

 

 

 

「『見事、包囲網が形成されてる……か』」

 

 

「『しかし、どうする?相手にはT28にスーパーパーシングも2両とは言え居る。明らかに全滅は免れないぞ』」

 

 

この戦力で攻撃すれば奇襲にはなる。が、リスクが大きい。それに野外ステージに続く道もパーシングが居るのが現状だ

 

 

すると、別方向から知波単学園のチハがパーシングに突貫していた

 

 

「『おいおい、無茶だぞ』」

 

 

「『あぁ……止まれずに落ちていきましたね』」

 

 

あれがヤマトダマシイって言うやつなのか?

 

 

すると、自分たちより更に後方から砲撃音が聞こえた

 

 

「『何だ?………おっと、こいつは』」

 

 

友梨奈は転がってくる観覧車を発見した。そして離脱するM3の姿も。もしかしたらチャンスかもしれないと思った友梨奈は、大隊長であるみほに無線で伝える

 

 

「大隊長!起死回生の一歩が来た!観覧車の混乱に乗じて攻撃しましょう!」

 

 

「観覧車!?」

 

 

 

 

 

 

転がってきた観覧車。それによって大学選抜の包囲網が崩れた

 

 

「今です!」

 

 

大隊長の号令で雪崩れ込むように突撃する。まずはスーパーパーシングを潰す。側面を向いている今がチャンスだ

 

 

「『フォイヤー!!』」

 

 

ズドォォォン!!

 

 

狙い放たれたシュローダーの砲撃を逃れる者は居ない。エンジンルームに命中し、白旗を上げさせた

 

 

その後もIS-2やKW–2がパーシングを撃破したが、IS-2がスーパーパーシングにやられたのだ。

 

 

『ぐっ……カチューシャ、申し訳ありません。パーシングにやられました』

 

 

「ノンナ!?くっ、よくもやってくれたわね!」

 

 

カチューシャがパーシングを狙うも、頑丈な装甲に弾かれたが、今は味方の包囲網救出が最優先だ

 

 

「『T28、硬そうですね』」

 

 

「『やれるか?』」

 

 

「『一応撃っておきます』」

 

 

シュローダーが撃つも、あっさりと防御された。やはり105mmでも厳しいのか

 

 

カァン!!

 

 

「『ぐっ……損害は?』」

 

 

「『損害軽微!ただ、ちょっと不安になってきそうだがな』」

 

 

今まで碌に修理していなかったのか、少し変な音も聞こえていた

 

 

「『このまま付いて行け。機会を伺って修理せよ』」

 

 

「『ヤヴォール』」

 

 

そして、仲間の窮地を救った観覧車も、力尽きそうであった。観覧車先輩とでも言っておこうか

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今は三郷と一緒にいた

 

 

「援護は任せたって………本当に私で良かったのかしら?」

 

 

「えぇ。信用してますので」

 

 

「……そう」

 

 

そう言った途端、黙ってしまった。なぜだ?

 

 

「よーし、修理は終わらせた。恐らく全開で行っても壊れないぞ」

 

 

「この後はどうするか。……とその前に、パーシングが来たようだ」

 

 

パーシング2両が現れた

 

 

「ちっ、タイミングが悪いですね」

 

 

「ティーガーⅡなら問題なく処理できる。撃て!」

 

 

ズドォン!!

 

 

いくらパーシングでもドイツの105mm砲は耐えれない。正面装甲も容易く貫通することが可能だ。

 

 

着弾し、黒煙を吹かせることができた

 

 

『しまった!』

 

 

『愛里寿隊長の言っていたティーガーⅡってあれ!?一撃でやられた!』

 

 

一瞬でやられたパーシング。残り一両となった。

 

 

「甘いわ。私も忘れない事ね」

 

 

三郷が一瞬で側面に回り込み、撃破した

 

 

「おー、すごい」

 

 

「当然よ」

 

 

まぁ、実際三郷は強かった。副隊長の座に就いている意味が分かる

 

 

 

 

 

 

「まるでボコみたいね。何度ボコボコにされても立ち上がってくる。本当にそっくり」

 

 

愛里寿はセンチュリオンのキューポラに身を乗り出して、ボコの人形を出していた。友梨奈が譲ってくれたボコの人形を

 

 

「やってやる、やってやる、やーってやるぜ! いーやな、あーいつをボーコボコにー」

 

 

「喧嘩は売るもの堂々とー、肩で風切り啖呵きるー」

 

 

愛里寿が歌うのと同時に、センチュリオンも前進した。

 

 

島田流最強の戦力が動き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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