大洗連合を追っていたパーシングとT28
すると、門でつっかかっていた
「通れてない……?」
エリカが言った次の瞬間、T28がパージした。
「全車後退!」
みほがそう言い、後退をする。そして橋へと差し掛かった
そこには、ダージリン達のチャーチルが潜んでいた
「あまり優雅とは言えませんけどね………」
「偶にはこんな戦い方も良いものよ?。17ポンド砲さん、準備はできてるかしら?」
『バッチリだ』
ナオミがガムを食べながら答える。そしてT28が目標地点に来た所でファイアフライが発砲し、橋の一部を破壊した。そこはT28の車体下が丸分かりであった
そして、砲がT28の車体下に向き、発砲。エンジンルームを下から撃ち抜かれたT28が耐えれるわけでもなく炎上し、白旗が上がった
「成功ね。アッサムのデータ主義もたまにはいいものね」
「ですがデータによりますとこのあとの生還率が……」
前にはパーシング、後ろにはチャーフィーが姿を現した
「みほさん頑張って。戦いは最後の5分間にあるのよ」
ズドン!!
重装甲とは言え、90mm砲と後ろから撃たれたら意味も無く、チャーチルは撃破された
「チマチマしてるのは性に合わないわね」
「いつも通りの」
「バミューダアタック!!」
副隊長メグミ、アズミ、ルミの3人が集結した。
「『何?連携攻撃だと?』」
「『はい。パーシングの中で、とびきり腕の良い戦車がいると。それにセンチュリオンも遊園地跡に向かっています』」
さっきの情報では、サンダース3両が全滅した。名手であるナオミですら刃が立たなかったのか
「『どんなパーシングなんだ?』」
「『赤色の四角と黄色の菱形、青色の三角のマークをつけたパーシングです。反撃しても当たらなかったみたいです』」
どんな相手だ……少なくとも、今までの人生でそんな経験は無い。
「三郷さん、現場に急行しましょう。結構損害がでかいです」
「そうね。全速力で行きましょう」
と、その時前から現れたのは
「スーパーパーシングッ!!」
「危ない!!」
三郷がスーパーパーシングに気付き、発砲したが向こうも砲撃開始し、両方とも黒煙が上がった。相打ちか………ッ!
「…やられた……ごめんなさい」
「……謝ることは無いです」
ふぅ……と息を吐く。そして指示を出した
「『ケルツ、前進しろ。目標、中央広場』」
「『ヤヴォール!』」
そして三郷のティーガーⅡを撃破されたステファンは1両で殴り込みに行くことになった。
一方、中央広場では
「さて、隊長から例のティーガーⅡの相手を任されたけれど………本当に高校生なのかしらね」
「決勝戦の映像見せられたけど、あれは高校生がやるもんじゃないしなー………」
「それに、プラウダ戦車隊の殿をして全車両無事で済ませたのでしょう?」
3輌のパーシングの車長であるアズミ、ルミ、メグミの三人が、中央広場にて待ち伏せをしていた。
「もしかしたら本職かもしれないな」
「でも、本職でもあの動きって出来るのかしら?」
「それにスーパーパーシングまで撃破された以上、ここで食い止」
すると、向こうからエンジン音が聞こえた。いつの間にか、ティーガーⅡが目の前にいた。
「い、いつの間に………?」
ルミがそう溢した瞬間
ティーガーⅡのライトが光った。それと同時に動き出した
「ホラー映画かよ!」
「アズミ、ルミ!行くわよ!このティーガーⅡはここで食い止める!」
「「了解!」」
「『一両猛スピードで来るぞ!まぁ十中八九もう2両も後ろにいるんだろうが』」
「『ふむ………なら、これはどうだ?』」
ペーターは指示を飛ばす。
「「よし……まだ惹きつけて………発射!』」
「『撃っ!』」
煙幕装置から発射され、当たり一面が煙に包まれた
「っ!煙幕!?」
急に展開された煙幕にメグミは驚いた。
『でも位置は分かってる!発砲!』
ルミのパーシングが砲撃した次の瞬間
ズドン!!
それに反撃するかのようにルミのパーシングが一撃で倒された
『くっそ!煙幕の中でも正確に当ててきた!』
「バミューダアタックは出来ないわね………まさかこの技を封じる為に?」
そして、煙幕が晴れると、ティーガーⅡの砲がメグミの方へ向いていた
「私も忘れないことね!」
アズミのパーシングが横を向いたティーガーⅡの砲塔に向けて砲弾を放つ
「決まった………?」
砲撃煙で包まれ、すぐに晴れたが、いつの間にかティーガーⅡの目標は自分へと向いていた
「え!?今の抜けきれてないの!?」
横にもパンターの増加装甲が貼り付けられている為、敵弾をより弾きやすくなっていた
そのままアズミのパーシングを撃破した。
「…これはまずいわね。せめて一撃だけでも」
一撃を込めた砲弾は、本来弱点である筈の前面砲塔。しかし、そこにもパンターの装甲が貼ってあった
そして、アズミのパーシングも撃破された。
「いやーにしても油断も隙もありゃしないねー。やっぱり本職じゃないの?」
「ちょっと。もう少し頑張りなさいよ」
アズミが少し怒ったような表情を見せた。
「まっさか煙幕の中から正確に撃ってくるなんてねー………将来有望だわ。ホント」
「メグミは?大丈夫?」
「こ、怖かったわ………砲塔がこっちにいつの間にか向いてるのが怖かったわ」
アズミとルミは苦笑した。
「『ふぅ………何とかなったか?損害は?』」
「『砲塔側面から撃たれて被害甚大だ。だが、この程度なら直せる。少し待ってくれ…………』」
ケルツは修理に回ったその時、ガコンと言う音が聞こえた。
「『ハートマン?大丈夫か?』」
「『は、はい………大丈夫………です………』」
ハートマンの手が震えていた。緊張状態だったのだろうか。105mm砲弾から手が滑っていた
「『……少し休め。お前が居ない時、私が装填手をした。大丈夫。よく頑張った』」
「『………は………い………』」
そして、何とか105mm砲弾を持ち上げ、砲閉鎖器へと入れた
「『頼むぞ、シュローダー』」
「『お任せください』」
すると、みほからの通信が入った。
「みほ隊長?どうした?」
『友梨奈さん………ごめんね……撃破されちゃった………』
「……残存車両は?」
『お姉ちゃんが1人で戦ってるけど………』
「分かった。怪我の有無を確認しろ。後は任せておけ」
すると丁度、ケルツが戻ってきた
「『ケルツ、すぐに直行だ。大隊長車がやられた。まほさん1人で戦ってる。相手はセンチュリオン………戦った事もない相手だが、行けるか?』」
「『…あぁ。あたぼうよ。前進開始!』」
そして、遊園地後へと前進を開始した