冬季無限軌道杯一回戦のBC自由学園との対決では大洗女子学園の勝利で終わった。
まぁ今は他校が二回戦に行く為に試合をしているのだろう
強豪校のサンダースやプラウダ、黒森峰、聖グロリアーナは確実に二回戦に行くだろうと思っている
「『ふぅ……整備も楽しいものだ』」
ティーガーⅡ操縦手兼修理担当の西川舞野…もといケルツはティーガーⅡを弄っていた。
やる事が無いのも一つの理由ではあったが、今日は頼んでいた物が来るのを待っていた
「お、西川さんだ」
「ナカジマさん。どうもです」
自動車部のナカジマがやってきた。
いつもの整備服を着てるところ見ると整備なのだろうか
「西川さんって、整備の腕も良いんですね」
「まぁ、色々学んだ甲斐がありましたよ。こうして役に立ってますから」
戦中で学んだ最強修理術はティーガーⅠの時もよく役に立ったと思っていた。
シャーマン軍団に囲まれ、M4シャーマンの75mmとカリオペのM8ミサイルに耐える為に何回も修理しまくって何とか耐えることが出来た
ただあの頃のシュローダーは………本当に狂気に呑まれてたんだろうな…今は結構マシな性格になってるが
「そういえば、西川さん達のティーガーⅡ、エンジン音結構良いよねぇ」
「こっちの世界の自動車部が規定ギリギリに改造してくれたものだよ」
「西川さん達の世界の自動車部も変わってないんだねぇ」
ナカジマはふむふむという風にしながら言った。
すると、外からトラックの音が聞こえた
「大洗運輸でーす。西川舞野宛の荷物が来てまーす」
「はいはーい………はい、これで良いですか」
「はい確認しました。ありがとうございまーす」
「……よしよし、結構貴重品なんだよなこれ」
段ボールに入っていた物、それはかつてドイツ軍、いや世界で最初の実用型夜間暗視装置
「ZG1221夜間暗視装置だ。金を貯めてた甲斐があったよ」
「わーお……よく自費で買えるね」
ケルツの不思議な資金力である。
本人はバイトで稼いでるのだとか……
「うっし、俺は作業に移るか……」
ケルツは夜間暗視装置を搭載する為に工具を持った。
するとナカジマが
「私も手伝って良いかな?弄るの楽しいし!」
「あ、あぁ。別に良いが」
と言っていたら、他の自動車部の各々がやって来た
「おーいナカジマー。何してるのさ」
「ホシノ、西川さんの作業の手伝いをしようと思ってたんだよ」
「へぇ、これは楽しそうだね……あっ、そうだ。西川さん、これを取り付けるのは自動車部に任せてくれない?」
「え?良いんですか?」
「ただし条件として、ティーガーⅡを弄ってもいいかな?」
「その事なら、全然問題ないですよ」
自動車部なら、問題は無い……と思っている。
整備の腕は確実なものがあるしな。
そして、他校の試合では、それぞれ二回戦に進出した
黒森峰はマジノ女学院を撃破、知波単学園はコアラの森学園を撃破、サンダースは青師団高校を撃破、アンツィオ高校はボンプル学園を撃破、聖グロリアーナはワッフル学院を撃破、プラウダはヴァイキング水産高校を撃破、継続高校はヨーグルト学園を撃破と、二回戦進出校が決まって行った。
「と言うことは次私たちが戦うのは………」
「知波単学園だねぇ」
大洗が次に戦う相手は知波単学園だった。
「(大学選抜戦でも活躍してたな………M26相手によくやったよ)」
ペーターは次に戦う知波単学園に少し思いを馳せていた。
だが、今思っている知波単学園とは少し違うだろうと感じている。
少し楽しみだ。どのような戦いになるか