転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記外伝 作:白インゲンモドキ
ーーーーー火山
「えぇ!? ペレのお父さんって…………火山の王だったのか!?」
「あら? 言っていませんでしたか?」
『言ってないよ!?』
ラドン達の住む火山に現火山の王キニチ・カクモが自身の娘を迎えに訪れていた。
「やっと見つけた 数日前に狩りなり出掛けると言ったきり帰ってこないからお父さん心配したんだぞ!?」
「あっそう言えば ラドンさんと番になってから一度も巣に帰っていませんね」
「そうだぞ? 突然帰ってこなくなったから心配した…………おい待て……待て待て待てペレ今なんて言った!? 番!? 番と言ったか!? お父さん聞いてないしそんな何処ぞの馬の骨なんかにお前を渡す気はないぞ!?」
突然の番になった宣言にキニチ・カクモは驚いて、番になる事を反対する
「ですがもう私は最初に番になって欲しいと伝えていて、彼もそれを了承しています」
「お前から言ったのか!? ぐぬぬ………だが何も知らない者に渡す訳にはいかない……ここは弱肉強食の世界弱い者は食い殺されて糧にされる世界だ………おい!!
お前に娘を幸せにする覚悟はあるか!?」
「覚悟は一目惚れをした時からあります!! 」
「きゃっ!」
ラドンはキニチ・カクモの問いかけにしっかりと答え、ペレは顔を赤くする
「ふん口だけならなんとでも言える!?」
「ですがお父様 実際に彼は毎日獲物を狩り私が料理をして番になってから数日は食べています」
「え? お前あれ食ったの? 凄いなお前……あれは俺ですらたまにしか食べないのにここ数日って…………」
「おい!? あんたの娘の事だろ!?」
ペレの発言にこっそりドン引きしているのに ラドンは突っ込む
「まっまあいぃ……ならば強さだ!! 俺と勝負をしろ俺を倒さねば娘はやらんぞ!?」
「まさかの王自身から決闘の申し込み!?」
「いやでも貴方は現火山の王………負けたら王の座を失う事にもなるんですよ?」
「娘が関わっていて王とかなんだとか言ってる場合か!? まだ娘とは一緒に暮らしていたいんだ 全力で捻り潰す!!」
「大人気ねぇなあんた!?」
「うるさいうるさい!! さぁ上がってこい!!」
娘にはまだ離れて欲しくないキニチ・カクモは空を飛んでラドンを迎え撃つ体制に入る
「あなた……勝ってくださいね」
「分かってます 絶対にお父さんを倒して見せます!!」
バサッバサッバサッバサッ!!!
「覚悟はいいな? 小僧」
「はい……!!」
ペレにそう言われるとと一層元気良く声を上げて空を飛びキニチ・カクモの前まで上がる
「我は火山の王キニチ・カクモお相手いたす!!」
「俺はラドン!! お父さん………ペレさんとの番の座は絶対に守らせてもらいます!!!」
「だぁれがお父さんだ!! お前にお父さんと呼ばれる筋合いはないわ!!」
そしてラドンとキニチ・カクモは娘の番としての座と(おまけ)王の座を賭けて大激闘が始まった。