転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記外伝 作:白インゲンモドキ
ーーーーー火山
「よかった目を覚ましたんですね!!」
「あれから結構気絶してたんだぞ?」
ラドンが目を覚ますと心配をして来たペレとソドムが寄ってきた。
「俺は…………負けたのか………待てよ? ならなんでペレさんがここに?」
「それなんですが実は…………」
そう言うペレは少し前の事を話し始めた。
ーーーーー決闘後
「ラドンさん!!」 バサッバサッバサッ!!!
ズシン!
「大丈夫だ気絶しただけみたいだ」
火口から引き上げたラドンに駆け寄り安否を確認するペレの元にキニチ・カクモが寄ってくる
「…………俺は今もお前とそいつの番になるのは反対だ」
「………はい」
少しの沈黙があったがキニチ・カクモが口を開く
「本来なら何処ぞの馬の骨如きに お前と番にならせる気は全くと言っていいほど無かった………だがこれ程の飛行技術 それに……火炎纏まで使えるむかつくが一目惚れをしているなりにいい番生活をしようとしていた辺り、こいつをこのまま腐らせてしまうと言うのはというのは惜しい………」
火炎纏を扱え娘の手料理を文句言わずに食べ、自身に挑む覚悟も持ち合わせている
キニチ・カクモは興奮状態で最初はよく見ていなかったが過保護のキニチ・カクモからしてもラドンを見て悪くは無いと思ったのだ
「それでは……!!」
「だからこそ1ヶ月 1ヶ月後もう一度チャンスを与える これで負けたらこいつとの番は破棄してくれ もしこいつが勝ったら何も文句は言わない」
「…………私も文句ありません ですが次はそうはいかないと思います なんせ私の一目惚れした方ですから」
「………そうか……!!」
そう言うと血涙を流しそうなほど嘴を食いしばりながらキニチ・カクモは近くの火山に向かった。
ーーーーー火山
「そうだったんですね………」
「えぇ なので次は絶対に勝ちましょう!! 」
「はい!! しかしあの溶岩でも平気な俺達が熱いと感じる程の火炎纏……あれをなんとかしないといけないがどうすれば」
「そんな時の為の私達だよ」
「ソドム?」
そう言っていると後ろからソドムが声を掛けて来たので振り向いてみると ソドムの他にアーストロン兄弟にグランゴンやデマーガ、そしてボルテックファイヤーが背後にいた
「知り合いの怪獣達の元に駆け込んで協力をしてもらったんだ 彼等はキニチ・カクモには敵わないが高熱や火炎を扱う怪獣だキニチ・カクモとの戦闘の為の練習相手には丁度いい筈だ」
「俺達を呼び出やがって 後で美味い肉を寄越せよ??」
「ソドムさんの頼みで来ました」
「美味い鉱石があるって聞いて」
「ソドムの珍しい頼みだからな」
「だな」
「そう言う訳だペレちゃん含む我々全員で攻撃を仕掛けるからそれを受けて反撃し熱に更なる耐性を持ち 火炎纏を強化するんだ!!」
「ありがとう………それじゃあ特訓だ!! 絶対に次は勝って認めてもらうんだ!!!」
おお〜〜〜!!!
ラドンの声と共にキニチ・カクモに勝つ為の特訓が始まった。
ボルテックファイヤー漫画『戦え!セブンガー』に登場する全身が燃え上がる溶岩のようになっている翼を持つドラゴンのような姿の オリジナル怪獣である