転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記外伝 作:白インゲンモドキ
ーーーーー立ち枯れの森
ギチギチギチ………!!
ズドン!!
「うおぉっ!?」 ズザザザザ……!!
コングとオオムカデの戦闘は続いており、オオムカデの突進をコングは戦斧で受け止めるがコングの方は毒の影響で押されてしまっている
(くっ……駄目だ毒で体の調子が悪い…………なんとか薬草を食わねぇと……だがこのオオムカデの猛攻を受け流して薬草の所にまで向かうのは難しいな)
『毒でツラいだろう? 苦しまナイように一気に終わラセテやる!!』 ドドドドドッッッッ!!!
そう言うとオオムカデはコングを取り囲んで締め付けようとする
(くっこれでは取りに行けずに毒を喰らう…………いや待てよ? 薬草を取りに行けないなら……)
バッ!!
『逃げる気カ!?』 プップッーーーププッ!!
「くっ!?」
バッバババッッッ!!!
コングが離れようとしたのでオオムカデは毒玉を吐き出してコングの逃げ場を減らそうとしコングはそれをかわす
(どれだ…いつ来る……!?)
コングは何かが来るのを待ってなんとか毒で侵された体で逃げ惑う
(来たっ!!) バッバシャ!!
『追いツいタ!!』 シュルル!!
「ぐあっ!?」
『このまま一気に全身ノ骨ヲ砕いテやる!!』 メキミシ……
コングは目的の物が来たので飛びついた、だが到着したその少し後に追いついたオオムカデの長い体で締め付けられる このままでは全身の骨が砕かれてしまうと思われていた時だった。
「ふん それはどうかな?」 ベロッ!!
「なっ!?」(手に付イタ毒ヲ舐めた!? ………勝負を諦メタのか……!?)
だがなんとコングは手に付いた猛毒を舐めたのだ 本来オオムカデの毒は強力で少しでも喰らえばどんな怪獣でも弱ってしまう程の毒で それを舐めるのは自殺行為だ。
「おおおお!!!」
『クッ力が増シタ!? まさか毒を…………毒の中和の組み合わせヲ知ってイタノカ!?』
「まぁ………ご先祖様や口煩く教えてくれた村長のおかげだな」
だがコングの顔色が少し良くなり、体を動かし始めたのだ。
コング達の種族は強さだけではなく賢さなどでも生きてきているので、かつての戦闘した怪獣の事や狩りで毒を使った知識などを子孫であるコング達に伝えていて、コング自身も過去にセグメゲルやムカデンダーなどの毒を使う怪獣とも戦闘をしており、毒を負った場合の解毒や中和など村に帰って薬が用意できるまでの措置なども知っていた。
コングはオオムカデに最初にかけられたのは 猛毒怪獣カブラやの毒に似た代物で先程吐いた毒玉の中にはセグメゲルに似た毒もあり、カブラとセグメゲルの猛毒と合わさると中和させることが出来、コングはかつてセグメゲルと戦闘をして毒の匂いを覚えていたのでそれをわざと舐めることで毒をある程度中和したのだ。
「ぬっ………おおぉぉりゃあぁ!!!」
グアアッ!!
そして毒を体を動かせる程に中和出来たたコングは、オオムカデの拘束を力技で隙間を作り逃げ出す。
『逃げタカ………ならもウ一度毒を喰ラワせてやる……今度は中和出来ない強酸性の猛毒だ!!』ドドドドドッッッッ!!!
「あ〜〜……完全に中和出来てないから怠いな…….さっきは頭を狙ったけど………別に頭を狙わなきゃいけないわけじゃねぇ この戦斧はお前の体に通用するんだ……なら全身を狙う!!」ブォンブォン!!
コングは毒が抜け切れていない体でどうオオムカデに大ダメージを考えた結果ウルトラ戦士達の定番の一つでもある「回ればなんとかなる」を決行し勢いを増した。
ギュルルル!!!
「ぐおらあぁぁぁ!!!」 ザッグンッ!!
『ぐっ!?』
そしてオオムカデのその長い体に狙いを変え回転して勢い増すとオオムカデの体に戦斧を振り下ろして体の半分を切断する
「まだまだ!!」 グガガガガガッッッ!!!
『グおオあぁァぁ!!?』
そしてさらに回転をして一気に体をバラバラにしてしまった。
「ハァ………ハァ…………どうだこれでもまだ再生するか?」
『コレではバラバラにされてしまっては………再生には1ヶ月以上かかる………ワタシの負けだ…………見事ダコングの戦士よ』
「そうか それじゃあ薬草はいただく」 ムシャリ…!!
グオオオッッッ!!! ドンドンドンドン!!!!
オオムカデとの戦いに勝利し解毒の薬草を食べたコングは咆哮とドラミングを上げた。
コングの種族には様々な種族があり 海で漁をする種族、木の実しか食べないので育てる種族 毒を使う種族など存在する