転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記外伝 作:白インゲンモドキ
第8話
ーーーーー火山
バサッ……バサッ……
「げぷっ 随分食い過ぎたな体が重いぜ」
ゴジラ達が住む森から平原を挟んだ場所にある火山にラドンが一体住んでいた。
「よぉソドム今日もいい天気だなぁ〜〜♪」
「そうだねぇ こういった天気のいい日に食べる変成岩は格別だよ」 バリボリ!!
火山の火口近くでラドンとソドムが翼の手入れや変成岩を食べたりしながらのんびりと会話をしていた。
「そういえば前に来たゴジラ君が新しく氷床の王スキュラを倒したって聞くよ?」
「は!? 森の王ベヒモスを倒したばっかだよな!?」
本来王になって直ぐは縄張りを住みやすい場所に変えたり 他の王の座を狙った怪獣の襲来などで忙しく別の王の所に喧嘩を売る事はない、だからこそゴジラがスキュラを短期間で倒したのは異例な事なのだ。
「まぁ実際はスキュラが侵略行為をして喧嘩を売ったみたいだけどね」
「だけど王を2体倒しているのは事実だ………俺はコングとも王を取ろうかって話してたし 俺もうかうかしてられねぇな!!」
「しかしラドンお前ゴジラ以外の王の事知ってるのか?」
「いやベヒモスや前にマザーブルトンの時のバホメットやメトシェラぐらいだな 他は知らねぇ!!」
「ならボルカーンの所に行ったらどうだ? 彼女は前に王に挑んだみたいだからね 何処にどんな王がいるかも知ってる筈だ」
「まじか それじゃあ行って来るぜ!!」 バサバサ!!
「気を付けてね」
ーーーーーバードン達の巣
「王か……あ奴らはそう簡単に倒せるもんじゃないぞ? 奴らは絶対的な強者じゃからのぅ この群れで1番強い妾も命からがら逃げ出したような存在じゃからのぅ」
「分かってんよ それより他の王の事教えてくれ!!」
「ふむ……この辺りにいるのは前に変わった元森の王ベヒモスぐらいじゃ 少し離れた山脈の王メトシェラや密林の王アムルック、そして蠱の王オオムカデなどがおるが 王は基本的に能力もあるがそれ以上に全ての王が力が強いお主とは相性が悪いじゃろうな………」
「ボルカーンはどんな王と戦ったわんだ?」
「妾は昔蠱の王オオムカデに挑んだが 毒に耐性があるはずなのに毒を喰らい圧倒的パワーで圧倒され全く歯が立たんかった 」
「そうか……じゃそいつらをぶん投げたり吹き飛ばしたり出来るぐらいに強くなるしかないな!! ありがとなボルカーン早速特訓するぜ!!!」
「あっおい!? 駄目じゃこの脳筋………早くなんとかせねば………」
呆れているバードンを他所にラドンはさっさと火山の上空へと向かって行った。
ーーーーー火山の上空
「よしそれじゃあ行く前に空を更に飛ぶ練習するか!!」 ギュンギュン!!
バッバババ!!!
そうして更に技術を磨く為に空を縦横無尽に動き回っていると、遠くから何かが来る姿が見え始めていた。
バサッ…
「ん?」
(あれは……俺の同族か? 久しぶりに見たな、それにしても…………)
バサッ…………バサッ…………!!
「きっ綺麗だ………!!!」
ラドンはこの惑星モンスターでもかなりの珍種でその数はかなり少なく、同族の雌に出会えることなどは滅多になくラドン自身も同族をみたのは生まれてから2回程度だ。そんな中美しい炎を纏ったラドンが現れたのだ一目惚れをしないわけがない
これがラドンにとって初めての初恋であった。