ラーのよく死ぬ竜!inトリコ   作:ラーメンをよく知る竜

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キョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ
数年空いてるし誰も見てないよな…


(´・ω・`)っ⌒●ぽーい


ということで、ほぼエタってました。
私自身もモチベが完全に消えてましたが、最近になって熱が戻ってきたので復帰です。

びっくりしたよね、この話投稿するまでにまる3年かかってんだもん。
しかも下書き段階で「あ」としか書いてないから、完全に0から書いてるっていうね。



ラーの翼神竜 焼鳥形態(チキンモード)

「ボルケトローネ?」

「マグマが極上のミネストローネだと言われている活火山だ」

 

トリコと小松は、ヘリに揺られながらそんなことを話していた。

 

「マグマに生きる生物たちの楽園、別名天然のキッチン」

「天然の…キッチン…」

 

料理人として、なんと心躍るワード。

天然のキッチン、いったいどんな場所なんだと夢を膨らませる。

鼻も膨らんでいるのは言うまでもない。

 

「ま、今回は行かねぇけどな」

え”え”え”!!行かないんですか!?」

「驚きすぎだろ!…噴火の時期が近いからな、また今度な」

「えぇ~~~…」

「えぇーってお前…」

 

トリコたちはそんな会話をしながら、ボルケトローネを後にする。

噴火が起きるのは、そのすぐ後の出来事である。

 

 

ーーーーー

 

 

『グオオオオ…』

 

どうもラーの翼神竜(焼鳥形態)です…

火山の噴火に巻き込まれ、絶賛死にかけ中です。

手羽先の気持ちを身をもって理解したところです。

 

マグマだけならなんとかなる感じがした。

…マグマどうにかなるって、いよいよ化け物やんね。

とにかく、マグマだけであれば火傷で済んだと思うの。

 

問題は、マグマと一緒に色々飛んできたことだ。

酸味の強いマグロに、黄色い甲羅の亀…

挙句の果てにカットキャベツが群れを成して襲ってくる。

 

カットキャベツって群れを成して襲ってくるんだ…

 

凄いねこの世界(ココ)

生態系から食い意地貼ってるんだもんよ。

 

そんなこんなでカットキャベツに体をカットされ、傷口にマグマを塗り込まれました。

トマトの酸味でしみるんだが???

今度会ったら覚悟しとけよアイツら。

 

そして現在は火口付近に腰を下ろしてます。

なんかちょっとだけ温度が下がった感じもする。

噴火したせい?

それとも全身ミネストローネ漬けにされた後だから?

どちらにせよ、ちょっと快適に感じてきた。

体の出身地はエジプトだしね、ちょっとぐらい暑いほうが快適なのかもしれない。

 

でもマグマ風呂は二度と勘弁。

全身焼けるような感覚なんて一回で十分です、ホント。

気分は鍋の中、そして気持ちは雨の中ってね。

涙は見せない。

 

「キュウゥ…」

 

ん?

なんだこのファンタジーでしか聞かないような鳴き声は?

 

「キュウゥン…」

 

鳴き声があざとい。

でも声の出どころが分からない。

あたりを見渡しても、それっぽい生き物はいない。

あるのはミネストローネと我が金ぴかボディだけだ。

 

『グルル…(どこだー?)』

「キュウ!キュウン!」

 

足元からか?

四足歩行だから足元見えないのよ。

 

グググと首を曲げると、なんか小さくて可愛いやつがいた。

ちいかわだ。

 

いや、基準がおかしいだけでそこそこの大きさはあるのか?

血のような赤い翼を羽ばたかせて、キュウキュウと渇いた叫びをあげている。

血渇(ちいかわ)だ。

 

心はいまも人だが、今は同じ翼持ち。

仲良くしておきたい、そろそろ話し相手が恋しい。

さみしいとラーの翼神竜は死んでしまいます。

 

『グルルル?(どうした?)』

「キュキュウン!キュウ!(金ぴかだ!金ぴか!)」

 

おう金ぴかやぞ。

羽の一つ一つから歯の一本一本に至るまで金ぴかのゴールデンボディやぞ。

 

『グルルオオオ…?(何しに来た?)』

「キュウキュウウ?キュウンキュウ(マグマ耐えたってことは仲間か?金ぴかの仲間は初めてだ)」

 

仲間だと申すか可愛いやつめ。

目ぇキラキラさせちゃってまあ、写真とりたい。

誰かカメラくれ、グルメでバートにある良いやつ。

つか、ナチュラルに会話できてるのは本能とか種族的な何かなんだろうか?

 

「キュウン?キュキュウキュ!(ボクにも生えるかな?金ぴかの羽)」

 

ははーん?

このゴールデンなボディがうらやましいとな?

分かるぞ血渇(ちいかわ)よ、男子とは金ぴかに心奪われるもの。

それがドラゴンなら尚更のこと…

 

…ドラゴンか、俺?

 

『グルルル!グオオオオオン!(なれるさ!俺の様にな!)』

 

成長したら金ぴかの翼になる可能性も0では無い。

観測しなきゃわからない、シュレディンガーさんチのにゃんこである。

 

……。

ごめんなさい、将来わかんないから適当言いました。

赤い()()()()が金の翼を持ってたとしても、そこまで違和感はないでしょ?

三幻神(親戚)に赤いドラゴンはいるけど、こっちは『龍』ってよりは『ドラゴン』って感じの奴だ。

シルエットとしては俺に近い感じと言えなくもない。

 

『グオオオ…?(お前、名前は?)』

「キュルルルウ?(ボスじゃないから無いぞ?)」

 

そういうタイプのあれか。

ボス以外は名前が与えられない的な。

 

『グオオオオオン!(お前に名前をやる!)』

「キュキュ?(ボスじゃないのにいいのか?)」

 

いいんだよこういうのは。

いつまでも血渇(ちいかわ)って呼ぶわけにもいかないし。

赤い…ワインレッド…酒…

できればエジプト的な要素…

たしかKONAMIつながりで、エジプトの酒から名前取ってるやつがいたから、それを参考にして…

 

サッカラ

 

『グオオン…(それがお前の名前だ)』

「キュッキュウ!キュッキュウ!(サッカラ!サッカラ!)」

 

……。

良っ……かったぁ~…。

気に入ったようで何より、かなり真面目に考えたから「気に入らない」とか言われたらフツーに球状形態(スフィアモード)になって隠居してたわね。

 

そんなこんなで、今日という一日は過ぎていく…。




本日の食事
キャベッシュ 捕獲レベル30

カットキャベツのような見た目と食感をした魚。
鱗はないが皮が頑丈で、温度変化に強くマグマから極寒の海にまで適応できるほか体当たりした際には鋭い刃にもなる。
身は白身。
一匹での捕獲レベル自体は2~3程度だが、群体を作る生態のため30というレベルを付けられている。
カットキャベツとしても美味だが、煮物にすると絶品だと言われている。


どういうルートたどるのか忘れちゃった…
まぁ実質1から作り直すと考えれば、まぁ…
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