ラーのよく死ぬ竜!inトリコ   作:ラーメンをよく知る竜

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更新長いこと止めてたからね、気が変わらないうちに新しい話を書いとくことにしたんだ。
おまちど〜さまって言う前に、たまごっちがおまちど〜さまって言っちゃったよ。

そんなこんなな感じです。


それでいいのか?本当に?

前回のあらすじ。

火山で大火傷して赤いチビドラゴンと不思議な出会いをした。

そいつにサッカラと名前をつけた。

あと、ナチュラルに動物の言葉がわかってしまった。

以上。

 

流石ラーボディ、全身傷だらけだったのが一晩寝たらすっかり元通りだ。

皆が崇めるシミひとつない金ピカボディが帰ってきた、おかえり。

チビドラゴンことサッカラは、ひと足先に起きてマグマを飲んでいる。

 

やっぱここの生き物の主食マグマ(コレ)なんだ…

めっちゃ栄養偏りそう。

塩分過多とかで結石できたりしないのかしら。

 

それはさておき、今後について考えていこう。

正直、火山はすごい快適ではある。

食料に困ることは無いし、高温なのもこの体なら適温なくらいだ。

ただ、ただなぁ…

 

『グギュアアアア!!(食のレパートリーが少ねぇ!!)』

「キュウ!?」

 

はげ山の火口付近なんか、まともに食えるもんねぇよ!

ミネストローネ以外も食いてぇよそろそろ!!

スープだけじゃなくてそろそろしっかりとした固形物を食べたいのよ!

たまに入ってるベーコンじゃなくてしっかりとした肉を食いたいのよ!!

ワタクシのこの欲が抑えきれない所にまで来てましてよ!!!

 

ということで、そろそろココを旅立とうと思う。

どう思うよサッカラ君?

 

「キュウキュウ?(旅立つってどこに?)」

 

どこかは決まっていない。

が、目的は決まっている。

 

『グオオオオオオン!!(色んなものを食いに!!)』

「キュキュキュウ…(そういうこと聞いてるんじゃなかったけど…)」

 

さしあたって何を食いたいかになるわけだが…

そんなもの決まってる。

全人類が愛してやまない原初の食事。

 

肉だ!!

 

肉食いてぇ!

この世界なら多分あれがあるはず!!

骨付きのでかい肉、通称マンガ肉!!

あれいっぺん食べてみたいんだよ!

フライドチキンとかスペアリブとは違う、ただただデカくてうまそうな肉をワイルドにかぶりついて食べたい。

現実離れしたこの世界なら…オレは夢を一つ叶えられるかもしれない!

 

だってその辺にフランクフルト生えてたり餡かけ焼きそばが沸いてたりする世界よ?

調理済みの骨付き肉が歩いていても違和感は…違和感。

 

いや流石に骨付き肉歩いてたら驚くわ、まだ。

オレが…おかしいのか…?

 

「キュウーン?(どこ行くか決まったの?)」

 

オレの上に乗ってくるサッカラ。

可愛い見た目に依らず結構重いなコイツ。

感覚としては幼稚園児おんぶしてる感じ。

 

あの禿おやじのパンチから逃げ切ったオレからすれば、なんてことは無い。

軽いもんです。

朝5時に起きてかつ丼食べるくらい軽いです。

かつ丼…そういうのもあるのか…

 

行先は…とりあえず西にいってみるか。

BBQといえばウェスタン、つまり西部だ。

つまり西にいけばうまい肉食えんじゃね?

 

 

ということで、出発するから降りてサッカラ。

 

「キュ?(なんで?)」

 

なんでってお前、お前ついてくつもり?

 

「キュキュン?(ついてくぞ?)」

 

皮肉で言ったつもりなんですが、曇りなき眼でカウンターされてしまった…

これが…カウンター罠…!?

 

まぁしゃーない、名前まで付けといてフーゴする*1のもどうかと思うし。

でも危なくない?

世の中にはくそ強い上に出合い頭にぶん殴ってくる禿おやじに、挨拶しただけ*2で切り付けてくる大男とかいるぞ?

 

「キュッキュウン!!(ボクだって戦えるぞ!!)」

 

そういってムンッ!と力こぶを作る。

オレじゃ体の構造的に作れないんだよ、力こぶ。

やろうとすると、『お手』の予備動作みたいな感じになる。

ジーザス四足歩行。

 

まぁそこまで言うなら止めはしまい。

話し相手も欲しいし、自分で戦えるなら歓迎する。

 

そう言ってやると、サッカラは背中の上でぴょんぴょん跳ねて喜ぶ。

へっ、チョロいやつだぜ。

あと、オレの上で跳ねられると苦し…気分はお馬さんごっこしてるお父さん。

お馬さんなんて食べるか賭けるかで十分だよぅ…賭けたことないけど。

 

………

……

 

六つ星レストラン ホテルグルメ

 

トリコはホテルグルメに来ていた。

理由はもちろん食事。

美食渦巻くグルメ時代において、レストランで食事をしない者は存在しない。

だがトリコが足を運んだ理由は、食事()()()()()()

 

「なんですかトリコさん、話って?」

「あぁ、お前コンビニベン島であった金色の猛獣を覚えてるか?」

「火を吐いてきたあの猛獣ですか?」

 

食事を一通り出し終えた小松は、トリコのもとへ駆け寄る。

話題は以前遭遇した、謎の猛獣の話になる。

 

「そいつの再調査を頼まれちまってな」

「再調査…って、マンサム所長が調査に行ったんじゃ?」

「それがベロベロに酔っぱらって逃しちまったんだと」

「えぇ~…それでいいんですか所長ぉ~…」

 

実態はまた違うのだが、トリコたちはそのことを知らない。

トリコ曰く、大まかな行先はわかっているが具体的な場所が分からないとのこと。

そしてその候補地点のひとつが、ボルケトローネ。

以前横を通過した際に、小松が目を輝かせていた場所である。

 

「んで、お前を誘ったってわけだ。来るだろ?」

「はい!もちろんです!楽しみだなぁ~天然のキッチンだなんて」

 

あの時叶えられなかった思いを胸に、トリコたちはホテルグルメを後にする。

 

「「「小松シェフまた休むの!!?」」」

*1
出発する際に、置いていくこと。または自分からその場に残ること。

*2
猛獣が吠えてたらさもありなん




本日の食事
フェニックス・ドラゴン 捕獲レベル49

本作の主人公。遊戯王の三幻神のひとつ、ラーの翼神竜の姿と能力をしている。
精神は雑な導入から体がラーになってたタイプの元人間。
まだまだ体に振り回されてる状態で、ポテンシャルを全く発揮できていない。
基礎スペックでいまはごり押ししてる感じ。
…ラーの基礎スペックってなに???


ということで、パーティーにドラゴンのサッカラ君が加入しました、拍手。
見た目のイメージは『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のドラちゃんみたいな感じで。
名前の由来はエジプトのビールの名前、あとオレカバトルの砂漠の魔王。

なるはや更新できてよかったべ。
内容はほぼ場当たりで決めてるから伏線もくそもほぼ無いべ。
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