ようこそAクラスの支配者の教室へ   作:ミン君【よう実】

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東堂 誠という人物

【綾小路清隆side】

 

 

オレは常々疑問に思っていたことがある。それはオレの居るホワイトルームが『絶対に敵に回しては行けない人間』として教えている人物のことだ。教えられていることはあまりに荒唐無稽なことだ。この世は勝つことが全て。それなのに何故負ける前提の話をしている?

 

そしてそれを理解出来る日が近づいてきていることをオレはまだ知らない。

 

 

 

 

 

綾小路清隆vs東堂誠の戦いはホワイトルームの職員ほとんど全員が見に来ていた。そして全員が驚いていた。

 

何故ならオレが手も足も出なく惨敗しているのだから。

 

そしてオレは理解した。この人物は敵に回してはいけないのだと。

 

ここで初めてオレは全力を出して尚、届かぬ頂きがあることを知った───敗北したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【坂柳有栖side】

 

私、坂柳有栖は父ととある場所に来ていました。

 

──────ホワイトルーム

 

今日は彼、綾小路清隆くんが1vs1で複数の種目で戦うとお父様は言っていました。その私が時思ったことは、なぜ?でした。それではまるで相手が実力者かのように聞こえます。そこでお父様はこう言いました。

 

 

「この世にはね、絶対に勝てない世界一の実力者というのが存在しているんだよ」

 

 

その言葉の意味を知るのは、意外とすぐのことでした。

 

 

 

 

───第1回戦目 種目 学力テスト───

 

 

はて?これでは綾小路くんの勝ちは決まっているようなものではないでしょうか?

 

何故なら、彼は学力という点において、他を圧倒する実力をつけているのですから。悔しいですが学力では私も勝てそうにありません。

 

ルールは簡単、制限時間内に1番多く問題を解いた方の勝ち。

 

そして勝負が始まり───そして、終わりを迎えた。

 

 

ただいまの結果、綾小路清隆、52問正解。東堂誠、81問正解。勝者、東堂誠

 

 

 

は?これは何かの夢でしょうか。そうとしか思えません。あの綾小路くんが学力テストで負けるとは。ですがルールもルール、解く速さが重要な種目でした。なのでこういう事もありえる、この時の私は現実逃避していたのです。

 

 

2回戦目はシャトルランでした。そこで東堂誠という人物は2倍の記録を出しました。彼の方を見てもまだ余裕があるようです。これはなんの夢でしょうか?あの綾小路くんが膝をついています。

 

 

そこからのことはよく覚えていません。ただ、一つだけ分かるのは、東堂誠という人物は綾小路くんに圧勝し、1度も敗北をしなかったという結果です。

 

それから私は少しの期間、悪夢に魘されることとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【主人公 詳細】

 

 

【名前】東堂 誠 (とうどう まこと)

 

【クラス】1年A組

 

【評価】

学力 A+

知性 A+

判断力 A+

身体能力A+

協調性 C+

 

【学校の評価】

全国模試で満点を取る程の学力、参加する大会では必ず全国優勝する程の身体能力、中学校では1年生から生徒会会長となるカリスマ、どれを取っても完璧と言える生徒である。よってAクラスへの配属を決める。

 

 

【東堂財閥】

世界トップの財閥。一部からはアンタッチャブルと恐れられていて、この世の殆どを支配していると言われている。事実、東堂誠がテロに巻き込まれた時、周辺国から部隊が送り込まれ、テロリストを鎮圧していた。この事から見るに、東堂誠に何かあれば世界が動く可能性が高い。

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