アイドルのペットはバトルウルフ   作:カシコイン神父

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いつも沢山の感想、評価ありがとうございます!
不定期ですが更新は続けていくのでよろしくお願いします!


10話

駆けつけた警察によって男は逮捕され、斎藤夫妻もご主人と双子の無事を心から喜んでいた。

俺だけ多少怪我をしたがそれ以外に被害は出なかった。

 

 

警察や斎藤夫妻は出血している俺と白目を剥いて倒れている男に動揺していたが……

 

 

トラブルはあったがご主人のドームライブは予定通り行われ、大成功を収めた。

 

 

ご主人は前脚をナイフで刺された俺と事件に巻き込まれた双子の事をかなり心配していて、ドームライブに出るのも躊躇っていたのだが、双子の後押しもあってライブに出る決心がついた様だ。

 

 

俺は怪我したとはいえ前世で受けてきた傷と比べれば大した傷でも無いので、正直そこまで重く考えて無かったが普通ナイフが体に刺さるのは重傷なんだよな。

傷口ペろぺろ舐めてたらご主人が今まで見た事が無いような怖い顔でやめるよう言ってきたし。

でも前脚一本くらい別にいいと思うんだよ。勝手に群れから抜け出して狼王にしばかれた時より大分マシだわ。

 

話が逸れたが俺は大した怪我でもないし双子も転生者なだけあって精神的ダメージはまだ少ない方で済んだ。

ただご主人は俺が刺された事を気にしている様で、抱きしめられ謝られたので先日と同じ様に頬擦りしたら泣き出してしまって大変だった。ルビーもつられて泣き出すし。

 

 

俺は動物病院に行く予定だったが、傷はすぐに治るだろうし明確にご主人の命を狙う輩がいる以上、外敵を排除するまでは警戒を解く事は出来ないと判断して病院に行くのは断固拒否した。

心配してくれるご主人には悪いがやる事があるし、軽く消毒と包帯を巻くだけで済ませた。

 

無理矢理ドームライブにもついて行き異変が無いか警戒していたが特に何の問題も無くライブは終わった。

意識のほとんどは周囲の警戒に割いていたとはいえ、ご主人の晴れ舞台をこうして見れたのは素直に嬉しい。

 

 

 

事件の事はすぐに世に出回ったが、犯人の動機であるご主人の出産と双子の事は報道されていない様だ。どうやらあの男は俺の威嚇で完全に壊れてしまった様で廃人同然の状態らしく、まともに話を聞けなかったそうだ。

 

ご主人はストーカーにも屈せずライブを成功させたアイドルとしてより一層注目を集めた。

そこまではいいのだが何故か俺の事までテレビで大々的に報道されているのはどうすればいいんだろうか。

 

 

そう、ご主人だけでなく不審者を撃退した俺にまで注目が集まっているのだ。

 

 

何だよ「お手柄ワンちゃん」って、取材とか来られても困るんだけど。俺が普通の犬じゃないってバレないかヒヤヒヤしたぜ。

ご主人は一緒に仕事出来るのが嬉しいらしくワクワクしているので断りづらいし。

というか包帯巻いてる前脚(もう治ってる)を名誉の負傷とかそれ俺が言うならまだしも周りが言うなよ。

 

お陰でライブから数日経っているが未だにあの男の情報提供者である双子の父親を捜索できていない。

 

ただあの事件以降、ミヤコさんは俺を拝み倒して来るし社長には何度も「よくやった」と言って撫でられるし、ご主人は思う所があったのか俺や双子とのスキンシップが増えてきた気がする。

しかし飯のグレードが上がったり、テレビで事件を知った人達がドッグフードを事務所に差し入れてくれたり悪いことばかりではない。

 

 

ただまぁ、やるべき事はやらないとな。

 

 

「ダイヤ、アイとルビーは寝たぞ。俺達の父親の居場所は分かりそうか?」

真夜中のリビングに静かに入って来たアクアが俺にそう問いかけた。

 

 

ドームライブが終わった後、アクアには俺が転生者である事、ストーカー男に情報提供者がいる事などを打ち明けた。

かなり悩んだがご主人と双子の安全を考えるなら情報共有はしておくべきと判断しての事だ。

 

ルビーは転生者とはいえアクアと比べると大人びていないというか純粋だから、わざわざ荒事に巻き込みたく無かったから教えなかった。

できればアクアも巻き込みたくはなかったが、ストーカー男が来てから不安定というか、思い詰めた様子だったのでいっそこちらが打ち明けて色々と吐き出させようと思って巻き込んだ。

ほっといたらなんかやらかしそうだし。

 

アクアは驚いていたが自分も転生者だからかすぐに納得してくれた。

そして自分が前世でご主人の担当をした産科医である事、ご主人が入院していた病院にあのストーカー男が来た事を教えてくれた。

 

意思疎通の方法は色々と考えたが、拾ってきた木片に爪で文字を彫って伝えた。

今はそれを不便に思ったアクアが作ってくれたコックリさん等で使う五十音が書かれた紙の文字を指し示す事で会話を成立させている。

 

情報提供者が自分達の父親である可能性が高い事を伝えるとアクアも同じことを考えていたらしく瞳に黒い星を宿し復讐しようと言い出したがそれは止めた。

 

何故止めるのかと問い詰めるアクアに対し「アレは俺の獲物だ」と答え、父親を見つけるまで俺が外に出てる事をご主人とルビーにバレないよう協力して欲しい旨を伝えた。

 

 

 

 

そうして父親を探すこと数日、アクアの協力もあって父親の居場所を特定した俺は、その日の夜に家を抜け出し獲物を求めて走り出した。

 

 

食運の導きと己の嗅覚に従って夜道を歩いていると、数匹のカラスを従えた少女が現れた。

 

 

 

「こんばんは、怖い狼さん。」

 

 

 

この気配は……いや、それ以前に匂いがしない?

なるほど、人間じゃないらしい。

 

目の前にいる少女の姿をしたナニカからは途轍もない食運を感じる。

まるでこの少女そのものが巨大な食運の様な。

この少女があの男に食運を授けたのだろう。

 

 

 

「そうよ、私が彼に力をあげたの。」

 

 

 

どうやら言葉にしなくても会話も出来るらしい、便利な事だ。

そしてこの少女の正体にもある程度察しがついた。

 

食運とはそもそも、かつて途方もなく巨大だった美食の神々の力が細分化された物。

いってしまえば神の加護の様な物だ。

 

凄まじい食運を持ち、尚且つそれを他者に与えられる人では無い、意思を持ったなにか。

 

 

おそらく、目の前にいるのはこの世界の神なんだろう。

 

 

だかまぁ、どちらにせよコイツも喰らうつもりだったので丁度いい。

食運をコピーしたおかげで此奴の食運の影響も然程受けずに済んでいる。

 

(そちらから出向いてくれるとは、探す手間が省けたな。)

牙を剥き出しにして戦闘態勢に入ると少女はこちらに手を向けて待ったをかけた。

 

 

「その前に幾つか質問に答えてもらえる?貴方、一体何者なの?」

 

 

唐突な質問に思わず訝しげな視線を送ると

少女は真剣な目を向けて話し始めた

 

 

「貴方の様な生物がこの星に生まれてくるなんてあり得ない、あり得たとしてもそれは遠い遠い別の世界での筈。それなのに貴方はどこからともなくこの星に現れた。私ですら気づかない内に。」

 

 

「世界を滅ぼして無いのが不思議なくらいの力を持っている貴方の様な生物が何故、欲望のまま生きとし生けるもの全てを食らい尽くすわけでも無く、あの子達の下にいるのよ。あの子達には面白い運命を用意してあげたのに。」

 

(……ご主人や双子の事か?)

 

「そうよ、魂の無い双子に真の意味で母を得られなかった2人の魂を運んであげたの。そして母親が死ぬ事であの子達の物語が始まる……筈だったのだけど、貴方のせいでご破算ね。」

 

(……神を名乗る輩ってのは全員イカれてるのか?)

 

「ひど〜い……本題に戻りましょう。貴方は一体、どこから来たの?何が目的なの?」

 

何処から来たと言われてもイマイチ答えに困るが、目的に関しては何の迷いも無く言い切れる。

 

(ご主人達と同じ食卓を囲む事。)

 

「……それだけ?」

 

(それだけ。)

 

「信じられないわ。」

 

(本当の事だ、そもそも俺はこの世界の食材に対して何の魅力も感じない。)

 

贅沢かもしれないがバトルウルフとしての食性とグルメ食材の味を知ってしまったが故だろう。

 

(俺が生きてきた世界はここよりもずっと残酷で、美しくて、美味な食材に溢れた世界だった。)

 

(それでもこの星で美味いと感じるのは、あの子達と共にする食事だけだ。それを壊そうとするのなら誰だろうが許さない、神だろうがなんだろうが食い殺すまでだ。)

 

(俺はもう二度と奪わせない。)

 

「……そのために私やあの子達の父親を殺すつもり?」

 

(他所(よそ)の群れに手を出したんだ、食われても仕方ないだろ。)

 

(ストーカー男の方は人間の(ルール)で裁かれる。だがお前や双子の父親は法ではきっと裁けないだろう。父親は相当に用意周到な様子だし、お前はそもそも人間じゃないからな。)

 

 

(なら俺は野生のルールでお前達を喰らう。)

 

 

「……本気で私を殺せるとでも?」

その瞬間凄まじい殺気が放たれ周りのカラス達の目が不気味に輝く。

 

(そいつらだけで俺の相手が務まると思ってるのか?)

 

「えぇ、もちろん思ってないわ。」

 

瞬間―頭上から急激に近づいてくる気配を察知し後ろに飛び退く。

 

さっきまで俺がいた場所に上空から降ってきた何かが地面を砕きながら降り立った

 

そこには2メートルはあるだろう巨大なカラスがこちらを睨みながら翼を広げて立っていた

 

 

 

ありえない、何故コイツがここにいる。

 

 

 

「驚いた?この子、元は普通のカラスだったのよ?」

目の前にいる存在に驚愕していると少女はまるで自分のオモチャを自慢する様に笑った。

 

「これ、なんだか分かる?」

少女がどこからか取り出したのは見覚えのある血のついたナイフだった。

 

 

 

間違いなく、俺を刺したナイフだ。

 

 

(まさか、俺の細胞を?!)

 

 

「そう、貴方の血液から取った細胞をこの子に入れたの。貴方の力の源はこの細胞でしょう?まさかここまで大きくなるなんて思わなかったけど。」

 

 

(グルメ細胞を移植されたのか!?いや、ただのカラスが俺の細胞を取り込んだからといってここまで強くなるわけが……まさか。)

 

 

 

(お前まさか、複数のカラスに細胞を移植して共食いさせたのか……?)

 

 

 

「よく分かったね、すご〜い。……貴方は強すぎるから、これくらいしないと死んでくれないでしょ?」

 

 

 

目の前のカラス……いや、最早ただのカラスでは無い。

 

 

コイツが取り込んだ俺のグルメ細胞に眠る記憶が起こした偶然なのか、はたまた神の力によるものなのか、コイツは似て非なる生物に進化している。

 

 

八王の一角  空の番長

 

 

 

 

エンペラークロウ

 

 

 

 

(イカれてるな)

「神様だもの」

 

 

 

その言葉を皮切りに殺し合いが始まった。

 

 

 

 

 

エンペラークロウがこちらに突撃して来る

(速いっ!?)

 

紙一重で回避するが予想以上の速度に目を見開く。

 

(単純な身体能力じゃ俺より上かもしれん。一体どれだけ共食いを続けたんだ?)

 

こちらを安全な位置から見下ろす少女は随分と楽しそうに笑っている。

多少距離が離れているとはいえあの少女に攻撃するのに1秒もかからないだろうが、それを許す程目の前の敵は甘くはない。

 

エンペラークロウが羽ばたく度に毒の風が巻き起こり周囲を猛毒で侵食する。

 

前世で遭遇した烏王ほどでは無いにしろ、こちらも前世より弱体化している分油断はできない。長期戦になれば毒の風でこちらが不利だ。

 

状況は不利だが、この程度でやられるほど生ぬるい環境で育っていない。

勝ちを確信しているコイツらに本物の野生のバトルって奴を叩き込んでやろう。

 

 

 

 

 

「おかしいわ……」

 

2匹の化け物が織りなす死の舞踏を観客の様に眺めていた少女は独りごちる。

 

自分が作り出したカラスは単純な性能で言えば確実にあの狼を凌駕している。

そうなる様に作り上げたのだから。

 

だというのに未だ相手に致命傷どころか大した手傷も与えられていない。

それどころかこちらの方がジリジリとダメージを負い始めている。

 

 

それは圧倒的な経験の差

時には遥か格上の相手とも戦わなければならない野生の世界で培われた生き残るための、食うための技術。

 

この星で最も上位の存在である少女は気付けない。

 

自分達が手を出したのがただの化け物では無い事を。

 

数百年もの間グルメ界という魔境で戦い続けた百戦錬磨の王者の一族である事を。

 

 

 

 

 

純白の狼の牙が、爪が、エンペラークロウの体を削り取っていく。

 

神の忠実な僕であり、感情というものもほとんど持たないはずのエンペラークロウは生まれて初めて、不思議な高揚感を感じていた。

 

それまでの敵意、悪意なんてものは微塵も無く、ただ純粋な殺意を向けてくる目の前の敵との戦いが楽しくて仕方が無かった。

それは野生のバトル。生きるための、食うための戦い。

 

「何をしているの!早くそいつを片付けなさい!」

 

しかし、主人からの命令を完遂するべく、湧き上がる歓喜を捩じ伏せ、全力の一撃の構えを取る。

 

 

 

 

 

焦ったような少女の声を耳にして力をためるエンペラークロウを前にして、ダイヤもまたこの一撃で終わらせるべく自身のグルメ細胞内のエネルギーを集める。

 

(食うか食われるか、恨みっこ無しの野生の勝負……!勝った方が紛れもない、捕食者だ……!)

 

同じ獣どうし、互いに言葉は無くともこの一撃で決着がつく事を確信していた。

 

エンペラークロウの口から膨大な熱量を持った光の球が放たれる。

それは擬似的な太陽となって、あたり一体に死の影を撒き散らした。

 

烏王の影(エンペラーシャドウ)

 

エンペラークロウの影に入ったものは思考が抜け落ち音もなく砕け散る。

 

 

しかしここにはもう一つ太陽の如きエネルギーの塊があった。

 

 

それは食欲のエネルギーそのもの。

あらゆる食材をなぎ倒し全てを食い尽くす力。

相手を食いその旨みで大きく成長するエネルギー

 

 

その時、エンペラークロウは自分が食材として皿の上に乗った姿を幻視した。

 

 

 

(この世の……)

 

 

(すべての食材に感謝を込めて……)

 

 

(いただきます。)

 

 

 

 

 

王食晩餐(おうしょくばんさん)

 

 

 

 

 

放たれた王食晩餐はエンペラークロウの作り出した太陽を食い破り、エンペラークロウに食らいつくとそのまま身体を貪り始めた。

 

なんとか逃れようとするがどこまでも追尾する王食晩餐から逃れる事も打ち消す事もできない。

 

(その攻撃は食材を食らい尽くすまで終わらない。)

 

自身の身体を食われながらエンペラークロウは悟る。

 

(気がついたか?これは闘いじゃない、食事なんだよ。この技が発動した時点で、闘いは終わっていた。)

 

(食うか食われるか、恨みっこ無しの野生の勝負。俺が、捕食者だ……!)

 

 

全力を賭して闘い、敗れたというのに、不思議な満足感を感じながらエンペラークロウは消滅した。

 

 

 

 

 

食い尽くされた自分の僕を見て少女は呆然と呟いた。

 

「ありえない……こんな、一方的に……」

 

その直後、エンペラークロウを食い尽くした王食晩餐が少女の方を向いた。

 

「ひっ……!?ま、まさか……本気で私を食べる気……!?」

 

(言った筈だぞ、王食晩餐。その攻撃は()()()()()()()()()()()()()()()()。)

 

少女の顔が恐怖に歪む

 

(安心しな、お前の死は決して無駄にはならない。お前の命……その血も……その肉も……すべて俺が食い尽くす。骨身の一滴も残さずな……)

 

(だから……お前の命にも……感謝するのさ。)

 

「やっ、やめっ……!」

 

 

 

 

(ごちそうさまでした)

 

 

 

 

(……ようやく終わったな。いや、まだ本来の目的を達成してないか。)

 

獲物の肉を食い尽くし、本来の目的を果たすべくその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、コイツが双子の父親か。

 

場合によってはストーカー男の様に威嚇するだけで済まそうかとも思ったがやっぱり駄目だな、下衆の匂いがプンプンするぜ。

おそらく誰かの命を狙ったのもコレが初めてでは無いのだろう。

 

生きるためでも、食うためでもなく

 

自らが手を汚す事もせず

 

ただ自分のために命を奪う

 

 

 

お前の様な奴は、犬の餌がお似合いだ。

 

 

 

 

 

 

 次の日

 

家に戻るとアクアが心配そうな顔をしながら待っていた。

どうやら一晩中待っていたらしい。

 

俺が帰ってきたのを確認するとホッとした様に座り込んだ。

 

「ダイヤ……終わったんだな……?もう、全部、終わったんだよな……?」

 

その問いかけに頷くと、アクアは安心した様に笑い、そのまま眠ってしまった。

転生者で精神的年齢が高くとも母親を狙う輩がいて、いつまた襲われるか分からないという状況はかなり精神的に負担だったのだろう。

これでアクアも色々抱え込まずに済むはずだ。

 

腹一杯食って体力は満タンとはいえ今日は予想外の出来事が多かったから疲れたし、俺も寝よう。

 

ご主人達はもうすぐ起きて来るだろうけど、今日ぐらいは昼過ぎまで寝てもいいだろ。

眠っているアクアに毛布を掛けてやり、これから先もこの子達と食卓を囲めるよう願って、眠りについた。




もうちょっとだけ続くんじゃよ。
多分次でいったん最終話です。
番外編とかで色々書くかもしれませんけど。


ダイヤ
ストーカーを撃退した事でテレビデビューした。
コレを機にアイがダイヤの事をSNSとかで遠慮なく自慢しまくるようになる。
人を食ったり殺したりは基本しないがいざとなったら躊躇しない。
アイ達と暮らしてるから分かりにくいけど何百年もバトルウルフとして生きてたから価値観はしっかり獣というかトリコ世界のそれ。
(生きるため、食うためだったらぶっコロしてOKみたいな。)
今世では初めて思いっきり運動した
アイ達を狙ってる輩を一気に仕留められたのとカラスの肉とはいえ久々にグルメ細胞入りの食材が腹一杯食べられてご機嫌。
今回出てきたエンペラークロウに対しては闘ってる最中に相手も楽しんでるのに気づいて印象は悪くなかった。
出会い方が違えば同じ食卓を囲んでたかもね。


アクア
ダイヤが転生者だった事を知らされた。
同じ家で過ごしてきた分感覚が麻痺してたけど考えてみれば色々おかしかったよな……と割とあっさり納得した。
星野家で唯一の人間の男だったのでオスのダイヤが話し相手になってくれてちょっと嬉しい。
ダイヤのヤバさに薄々勘付いてはいるけど不安には思ってない。
むしろ家にクソ強い番犬がいて安心してる。


某父親 K.H
特に見せ場も無く雑に食われた
血も骨も何も残って無いから行方不明として扱われる。


エンペラークロウ
元々ただのカラスだったのがダイヤの細胞移植+めちゃくちゃ共食いした結果、超進化してエンペラークロウになった。
基礎スペックだけならダイヤより上の化け物になったが圧倒的 経験値不足で敗北。
レベルだけ上げてもスキルツリーがまるで育って無いので総合的に見たらダイヤのが格上。
生まれて初めての野生の勝負に不思議な満足感を感じながら食われる。
死後グルメ界にエンペラークロウとして転生して野生のバトルを愛する戦闘狂になる。
普通のカラスじゃグルメ細胞に適合出来ずに死にそうだけど飼い主が食運お化けだったのもあってギリギリ耐えた。
ほぼ初の実戦でエンペラーシャドウ使えるくらいポテンシャルは高かった。
ちゃんと鍛えたらダイヤには勝てずとも重傷程度は負わせてた。


某神様
1番扱いに困った。
本当にいい加減にしろよお前。
和解するルートも考えたけど原作でやってる事が畜生すぎて和解ルート消えた。
「ダイヤの細胞を使ってカラス達を強化したけどイマイチやな……せや!コイツら共食いさせて蠱毒作ったろ!」
結果「最強の化け物が出来たぞ!」と悪の科学者みたいな死亡フラグを立ててカラスのついでに食われた。
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