ありがとうございます。
前回のあらすじ
頭グルメスパイザーなバトルウルフ
チート能力で父親特定(匂いのみ)
アイ出産 双子喋る
「ヤッバー!! ママ可愛すぎー!!」
人間の子供ってこんなに早く立ったり喋ったりしたっけ?
この子達まだ生後1年も経ってないよね?
歩いてるし喋ってるけどあれ?
これ俺がおかしいのか?
それともこの世界ではこれが一般的なのか?
そんなふうに考えながらご主人がアイドルとしての活動を再開した歌番組をみてはしゃいでいるのは星野
「生放送はリアタイに意味があるってのにどうして起こしてくれないかな! この体無駄に眠いんだからお互いに協力しあおうよ!」
「俺は何度か起こしたぞ」 「え、マジ?」
なんでこんな流暢に喋ってんだ?
念の為に偽
マジでなんなんだこの双子。
俺がこの双子の異常性に気づいたのはご主人が二人を連れて帰ってきて割とすぐだった、夜中にルビーが布団から抜け出す気配を感じて危ない事をしないよう見張っていたら、ご主人のスマホを弄りながら喋り始めたのを見てバトルウルフにあるまじきアホ面をしていると廊下からアクアが歩いてきてルビーの奇行をしばらく眺めてから
「お前、もしかして俺と同じか?」と問いかけるのを聞いて今度こそ俺は宇宙狼となった。
「うーん……モフモフ……」あ、ちなみに俺は今ミヤコさんに枕代わりにされてます。
経験も無いのにベビーシッターやらされて、しかも双子相手だからかなり精神的にキテるみたいだからここは甘んじてモフられよう。
どうやら聞く限りこの双子も俺と同じく前世の記憶があるらしい。
(だとしてもおかしくね?)
俺と違う点は異世界転生でない事、前世も人間だった事くらいか。
とはいえ双子は歴としたご主人の子供だし守る対象である事は変わらない、だが一つ問題がある、それは俺の活動範囲がこの家と散歩道ぐらいしか無い事だ。
その気になれば普通にドアをぶち破るなり 窓をぶち破るなり ベランダから飛び降りるなりすれば簡単に外には出れるんだが、いかんせん目立ちすぎる。
このままでは肝心な時に役に立たないただのグータラ犬になってしまう、それはダメだ。
考えてみてもいい案が浮かばずにいたある日、ミヤコさんが爆発した。
「美少年と仕事できると思ってたのに、犬をモフってるだけだし、与えられた仕事が16歳アイドルの子供の世話? それで父親不明の片親とか、闇すぎだろ!!」
いやもう……まったくもっておっしゃる通りです……!
ちなみに現在のダイヤくんは
・グルメ細胞のある食材を食べてない(細胞のレベルが上がらない)
・そもそも1日の食事量がトリコの世界にいた頃より遥かに少ない
・見た目がバトルウルフっぽいだけの狼犬なので本来よりかなり小さい
・無意識に力を抑えてる
・平和ボケ
などの理由でかなり弱体化してます
(まぁそれでも本気出せば捕獲レベルで1000は超えますが)