俺氏、アイドルと付き合うことになる   作:atacs

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この小説を読んでくれている人ってちゃんと第1話から読んでくれているのだろうかって時々考えてしまうことがある。


第14話

side主人公

 

アイからの恐怖のラインがきてから俺は生きた心地がしなかった。とりあえずごめんと送った。絶対に違う気がするけど仕方ない。詳しいことは後で話そう。今は小西から離れることが大事だ。

 

俺たちは買い物後荷物を詰め終わらせ出発した。

 

どうすればアイの機嫌をもとに戻せるだろうか…。

そう考えながら本庁に戻るのであった。

 

「今日は早退きですか?」

 

「ああ、昨日の逮捕が上にかなり評価されたからな。だからとっとと帰りなさい」

 

「わかりました」

 

いつもならめちゃくちゃ喜ぶが今は別だ。あれから俺はスマホを見ていない。だって怖いんだもん。とりあえずアイに会った方がいいから連絡でも入れとかないと…んん!?何だこの着信の数は!?何々…

 

『どうして何も連絡くれないの?』

 

『それって本当に浮気してましたってこと?』

 

『許さない』

 

『許さない』

 

『女タラシだね君は』

 

『許さない』

 

『許さない』

 

とラインが来ていた。このほかにも電話なども来ていた。これ相当まずいな…。とにかく電話しよう。

 

プルルルル…

 

「もしもし?俺だけど」

 

『ようやく出たね』

 

「ごめん!あれは仕事で…『ねえ家にきなよ』え?」

 

『そこで君の言い訳聞いてあげるから』

 

ぎょえええええええええ!?想像以上に怒ってる!?ヤバいかなりまずいぞ…何されるかわからないから対策をしていこう。

 

 

アイの家にて

 

「何であんなことしてたの?私がいるのに?」

 

圧がやべえよ。尋問だよこりゃ。

 

「あれは張り込みの一環で…」

 

張り込みって言ってもあそこまでする必要ないよね?」

 

「犯人に疑われるのを避けるために仕方なく小西がやってきたんだ…俺は断ったんだよ」

 

「ふ〜ん」

 

あ、これ全然信じてない。

 

「とりあえず飲みなよ」

 

と茶を出してきたが何が入ってるかわからないので

 

「大丈夫」

 

「…そっか」

 

何残念がってんだ?やっぱりこいつ睡眠薬でも入れてたんだな。もう騙されないぞ。

 

「ねえ次郎、こっち来て?」

 

「どうした?」

 

チュッ

 

キスか。何でこんな時に?と思っていると何かを俺の中に入れた。

 

「!?プハッお前何入れた?」

 

「え?ただ睡眠薬入れただけだよ?」

 

俺の対策がおじゃんになってしまった。

 

「帰る」

 

「いいの帰って?っていうかどうやって帰るの?」

 

こんなの反則だろ。うぅすごい眠くなってき…t…バタッ

 

「フフフフもう絶対にニガサナイヨ?」

 

「ママ何か怖いねアクア」

 

「あ、ああ」

 

数時間後俺は目を覚ました。今回は拘束されてない。何でだ?そう思い周りを見るとドアが前回と違うことに気づいた。ドアは内側に鍵がかかっていた。俺、監禁されてるってこと!?

アイが入ってきた。

 

「よく寝た?」

 

「アイ俺の話をもう一回聞いてくれ頼む」

 

「無理」

 

駄目か。どうすりゃ良いんだよ!?もう万策尽きたぞ。

 

「ま、とりあえずシよっか?」

 

と言ってアイは裸になりキスをした。

 

あとは前回よりもすごかったとしか言えない。

 

 

事後

 

前回もすごかったが今回もかなりやばかった。もう完全に逃がさないという強い意志を感じた。

監禁されているのでどうしようもできないが俺は部屋を見て回った。ここは前回と同じアイたちの寝室でちょっとしたクローゼットと小さな本棚があった。本棚にはアイたちが読まないであろう小説が置かれていたのが不思議に感じた。その本は兄さんが昔読んでいた本と同じものであった。なぜか懐かしさを感じた。

足音がする。これはアイだな?

 

「あれもう起きてたんだ」

 

「アイ、そこをどいてくれ」

 

とアイの肩に手を置いてどかそうとすると…すごい勢いで手を握ってきた。

 

「だめだよ?」

 

その目は俺が見てきた目の中で一ニを争う中で怖かった。

 

「…で、でも…」

 

「2度はないよ?」

 

コエエエエエ!

 

「朝ご飯一緒に食べよ?ここで」

 

「あ、ああ」

 

俺は寝室でアイと朝食をとった。

 

「はい、アーン」

 

「は、恥ずかしいよ」

 

「私の言うこと聞けないの?」

 

怖い怖いア〜ンしていい顔じゃない。

 

「わかったよ」

 

パクッと食べた。

 

「美味しい?」

 

「美味い」

 

「でしょ?もっと食べて」

 

その後もア〜ンをされ続けながら朝食は終わった。

 

「変なことしないでよ?」

 

とアイは言って部屋を出て行った。俺はすぐにさっきの探索を再開した。とりあえず鍵がかけられているから何かしらの方法で開けなくてはいけない。俺は部屋の中をくまなく探した。しかし当たり前だが鍵らしきものは見つからなかった。

万策尽きた…。もう疲れたよ。もうアイの言いなりでも良いかな。そんなことを考え始めてしまった。いや待て。このままだと俺が失踪して警察が動き出してしまう。そうなるとアイが俺を監禁してたってことがバレるだろう。そうなったら全てが終わってしまう。そうなる前に脱出しなくては。

そういえばこのクローゼットの中を調べてないな。俺はクローゼットを開けた。ま、こんなとこに何か脱出できるものなんて…あったわ。

そこにはピッキングするにはちょうどいいクリップがいくつかあった。何でこんなとこにクリップが?誰が何のために?アイはあの感じからしておくとは思えないし…。まさかアクアかルビー?まさか、まだ幼稚園児だぞ。とりあえずこれを使って鍵を開けよう。俺はクリップを棒にして鍵穴に刺した。

 

ピッキングをすること数分後

 

カチャ

 

開いた!確かに鍵が開いた音がした。俺は急いでドアを開けてリビングに向かった。

 

「アイ!」

 

「え?どうして出てきたの?」

 

「どうにかして出てきた。それよりもう一回俺の話を聞いてくれ!頼む!」

 

と土下座をした。これでどうこうできる気がしないが…

 

「…。わかった」

 

よっしゃ!

その後俺は何で小西とあんな感じだったかしっかりと話した。

 

「というわけなんだ。本当にごめん!」

 

「…わかった。もう良いよ」

 

「本当?」

 

「うん、でも約束して。今後あの女と恋人まがいのことはしない。もししたらどうなるかわかるよね?」

 

「ああ」

 

「あと」

 

「あと?」

 

「同棲して」

 

へ?




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