俺氏、アイドルと付き合うことになる   作:atacs

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第26話

sideアイ

 

 

 

今日はテレビ局で収録があった。最近は女優としての星野アイとして活躍していたから久しぶりにB小町の星野アイとして活動した。

 

 

 

「…あなたのアイドル サインはB! Chu!」

 

 

 

「B小町のみなさんありがとうございました!」

 

 

 

「ありがとうございました!この後はスッ◯ツの皆様の新曲です」

 

 

 

やっぱり体力使うな〜。ああ早く次郎とイチャイチャしたいな〜。

 

その後も様々なアーティストが演奏をした。あれ?さっきまでいたミヤコさんがいない。どうしたんだろう?

 

少ししたら戻ってきたのできっとトイレにでも行ったんだろうな。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「はいカットー!お疲れ様でした!」

 

 

 

収録が終わった。早く帰ってイチャイチャしたくて仕方ない。そう思ってスタジオを出ると騒がしかった。警察官がいたりと中々に物騒だった。何があったんだろう?

 

 

 

「ミヤコさん何かあったの?」

 

 

 

「何か楽屋泥棒があったみたい」

 

 

 

「なんか物騒だね」

 

 

 

と右の方を向いたら次郎がいた。声かけようかなと思っていると次郎の隣に人がいた。一体誰なんだろう?そこには…

 

 

 

 

 

大女優片百合ユラがいた。

 

 

 

 

 

は?何で次郎がそんな大女優といるの?私だけだと物足りないわけ?

 

 

 

え?なんか連絡先交換してなくない?

 

…最低。私がワナワナ震えているとメンバーが話しかけてきた。

 

 

 

「アイ、どうしたの?」

 

 

 

私はすぐにいつも通りの顔に戻して

 

 

 

「うんうん何でもない」

 

 

 

「そう」

 

 

 

とにかく今日は寝かせないから。覚悟しててね?ジロウ♡

 

 

 

 

 

side主人公

 

 

 

アイががっつり俺のことを見ていた。

 

 

 

「どうしたんですか?刑事さん」

 

 

 

「い、いえ何でも」

 

 

 

「そうですか」

 

 

 

「このことは事務所には内緒にしといてくださいよ。特に社長には。バレたら大変なことになる」

 

 

 

「わかってますよ。じゃ今度連絡しますね!」

 

 

 

と片百合さんは行った。

 

はあ、とりあえず報告書書きに本庁に行かなきゃな。そしてアイは俺に何て言うんだろうか。本当のことを言ったら信じてくれるんだろうか。

 

否、無理だろう。きっと

 

 

 

『うんうん、わかった。君を私だけ見てくれるようにすれば全部解決するね☆』

 

 

 

とか言い出して監禁しかねない。これだけは何としてでも回避しなくてはいけない。どうするか…。俺は仕事用とプライベート用の携帯を見た。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「次郎?どうしてあれほど浮気するなって言ったのにするの?」

 

 

 

「これには訳があって…」

 

 

 

俺は事細かく話した。

 

 

 

「なるほどね〜。お礼がしたいってのもあって話していたと、とりあえず携帯見せて。連絡先入れてないか見るから」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

俺はプライベート用の携帯を見せた。

 

ここでは仕事用の携帯を使ったことがないのでアイに見られていないはずだ。もし、プライベート用の携帯に片百合さんの連絡先を入れていたら恐ろしいことが起こるだろう。なので俺はあらかじめ仕事用の携帯に片百合さんの連絡先を入れておいた。これで上手くいくといいが。

 

 

 

「………」

 

 

 

アイは俺のスマホを隅々まで見ていた。めっちゃ怖い。美人の無表情ほど怖いものはない。

 

 

 

「もう一つの携帯見せて」

 

 

 

「へ?」

 

 

 

何?バレているだと?何でだ?

 

 

 

「良いから見せて」

 

 

 

「何を言ってるんだい?俺はこの携帯しかないぞ」

 

 

 

「嘘つき」

 

 

 

嘘つきに嘘つきと言われてしまった。

 

 

 

「次郎携帯2つあるよね?1つはスマホ、これはプライベート用だね。もう一つは仕事用の携帯だよね。そっちを見せてよ」

 

 

 

「………」

 

 

 

だめだ。見られるとやばい。何としても隠し通さねば。

 

 

 

「…ここにはない」

 

 

 

「嘘」

 

 

 

「本当にないんだって」

 

 

 

絶対に隠しとおすからな…!

 

 

 

「良いよ別にまた監禁させるだけだから」

 

 

 

「どうぞ」

 

 

 

「よろしい」

 

 

 

アイは連絡先を確認していた。

 

 

 

「…やっぱり、片百合さんの連絡先を入れてるね」

 

 

 

「し、仕方ないだr「黙ってて」はい…」

 

 

 

「ごめん…」

 

 

 

「なんで方百合さんの連絡先交換したの?」

 

 

 

「ちょっと調べたいことがあって」

 

 

 

方百合さんと近づければカミキのことを知れるからだ。うまく行けばカミキとアクたちの血が繋がっているかどうか調べられる。

 

 

 

「ふ〜ん…何を調べたいの?」

 

 

 

「あそこの社長が気になっているから」

 

 

 

「あっそ」

 

 

 

「ま、とりあえず嘘ついた次郎にはお仕置きが必要だね」

 

 

 

「え?まさか…」

 

 

 

「そうそのま・さ・か♡覚悟してね次郎♡」

 

 

 

その後俺はいつもの如くわからされた。

 

 

 

 

 

sideアイ

 

 

 

今日は次郎が事件で疲れていたので明け方までだけ搾った。優しいね私。

 

 

 

「今日はこれで勘弁してあげる」

 

 

 

「こ、これで勘弁って…」

 

 

 

次郎はミイラみたいな感じになっていた。そんな次郎も可愛い❤️もっとシちゃいたい。でも流石に可哀想だからキスだけにしてあげよう。私は次郎の首元や頬、唇など色々なところをキスした。

 

 

 

「な、なあアイ、もし今後片百合さんからお礼がしたいって連絡きたらどうすれば良い?」

 

 

 

「まだそんなこと言う余裕あるんだ。もっとわからせないとダメ?」

 

 

 

「い、いやただ気になっただけ」

 

 

 

「まあ今のは冗談だけど」

 

 

 

次郎が冗談じゃないだろみたいな顔をしていた。冗談も通じないなんて困っちゃう。

 

 

 

「その時考えるかな」

 

 

 

他にも気になることがある。ここにある最近ルビーが買った覚えのないぬいぐるみをベッドのそばに持ってきて寝ているのだ。聞くところによると次郎から貰ったようだ。一体誰から貰ったんだろう。

 

 

 

「次郎、あの人形って次郎の?」

 

 

 

「そうだけど」

 

 

 

「誰から貰ったの?」

 

 

 

「…言わなきゃダメ?」

 

 

 

「ダメ」

 

 

 

「…後輩から…」

 

 

 

「プレゼントもらう関係だったの?」

 

 

 

「この前怪我したろ?あのときあいつを庇って怪我しちゃったからそのお詫びの品だって」

 

 

 

「ふ〜ん」

 

 

 

私はぬいぐるみを触った。普通のぬいぐるみにしては少し重いような気がするし目のところも何か透けているような気がする。まるでカメラが入っているような……

 

 

 

 

 

side小西

 

 

 

大好きな先輩に渡したぬいぐるみはカメラ、発信機にマイクが仕込まれている。逐一データは私のスマホに送られる。そのデータによると先輩は都内の高層マンションにいることがわかった。先輩は普通のマンションに住んでいたはずなのに。この時点で何かおかしいと感じた。

 

さらに監視を続けるととんでもないことが発覚した。

 

先輩が言っていた彼女は大人気アイドルB小町の星野アイだったのだ。しかも星野アイには隠し子がいるようだ。会話が妙に大人びていたのはびっくりしたけど。

 

これを上手く使えば先輩と付き合えるかもしれない。

 

 

 

待っててくださいね先輩♡

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