俺氏、アイドルと付き合うことになる   作:atacs

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とうとう小西が来てしまった。


第28話

side主人公

 

アイの口からカミキヒカルの名がでた。

 

「アクアたちの父親はカミキヒカルか…」

 

「うん」

 

「どこで出会ったんだ?」

 

「劇団ララライだよ。何年か前にやってたワークショップに参加してきたんだ」

 

「誰に勧められたんだ?」

 

「鏑木プロデューサーだよ」

 

「なるほど、それで参加して出会ったと」

 

「そうだね」

 

「どんな感じでカミキと出会ったんだ?」

 

「ワークショップの時の練習でカミキ君と出会ったんだ。あの時の私は今と比べると全然プロ意識がなくて、それをみかねた当時出演してた番組のプロデューサーの鏑木さんからワークショップを紹介されて行ったんだ。そこでカミキ君の演技を初めて見た。その時の彼はとてもすごかったな。全てを呑み込むような演技だったんだよ。私もそれに魅了されちゃった」

 

「なるほど、カミキは相当な役者だったのか」

 

「そうだね、で彼と話していくうちにいろいろなことがわかって行ったんだ。そのひとつに彼は私と同じ足りない人間だった」

 

「足りない人間?」

 

「普通の人は両親がいて愛情とかを注いでもらって生きていくでしょ?でも私は普通の親はいなかった、いたのはただ私に暴力を振るうだけの人だった。カミキ君も状況は違ったみたいけど何かが足りない人間だったんだ。詳しくは話してくれなかったけど」

 

足りない人間か…。俺もそういう部類に入るのだろうか。俺はまだだいぶマシな方かもしれないが。

 

「ねえ次郎、演技する人ってどういう人が上手いと思う?」

 

「練習をたくさんした人とか?」

 

「それもあるけど何かが足りない人がする演技が1番上手いんだよ。足りない人は足りない部分を埋めるように演技の技術を吸収していくんだ。そうするとものすごい演技が見れるんだって金田一さんが言ってた」

 

「なるほどね」

 

「ごめんね話がそれちゃったね」

 

「大丈夫、いいこと聞けたから」

 

「ならいいけど。それでカミキ君と話していくうちにだんだんと好きになっていったんだ」

 

「なるほどね、似た物同士だったから話が通じてなんやかんやあって付き合って……あんなことやこんなことをしてアクアたちを身籠ったっていうわけか」

 

「そんな感じかな、でもひどいんだよ!私が妊娠したって聞いてから何にも連絡くれなくなったんだよ!入院した病院だって彼には教えたし念願のドームライブの前に住所を教えたのに顔を見せてくれなかったんだよ!ひどくない!?」

 

「待て、アイお前カミキに病院とここの住所教えたのか?何でさっき言わなかった?」

 

「あっ、え、えっとぉ…」

 

「答えなさい」

 

「はい、教えました」

 

「やっぱり隠していたのか、どうりでさっきの新住所を教えていた時なんか隠してる感じがあったのか」

 

「私の嘘が見破るとはさすがだね刑事さん」

 

「まあな」

 

アイはカミキにここと病院の住所を教えた。アイが入院していた時期にカミキは宮崎に行っていた。だがアイには会わなかった。何でだ?さらにここの住所を知ったカミキの動きも不思議だ。どうしてリョースケにここを教えたんだ?そしてリョースケはなぜアイを殺害しようとしたんだ?

カミキがアイが妊娠したからそれを揉み消そうとしてリョースケに殺害するよう命令した?いや、それはない。普通妊娠くらいで殺そうとはしない。リョースケの独断による犯行なのか?その可能性の方が高いだろう。前資料を読んだ時にリョースケは熱狂的なアイのファンだった。子供ができたとカミキから言われ犯行に至ったのだろう。

他にも警部がカミキと繋がっている可能性が高いということだ。俺が内密にカミキの調査をすれば警部にバレて何かしらの妨害をされる恐れがある。

でもどうして警部とカミキは繋がってるんだ?何かカミキに弱みでも握られてるのだろうか。

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

「誰だろう、ちょっと行ってくるね」

 

「ちゃんとチェーンはつけとくんだぞ」

 

「わかってるよ」

 

アイは玄関に向かった。

 

 

sideアイ

 

一体誰なのだろうか。社長かミヤコさんかな?そう思いながら扉を開けると

 

 

 

 

 

 

 

あのメス猫がいた。

 

 

 

「こんにちは、星野アイさん」

 

「…どうしてここを知っているの?」

 

「それは別にいいじゃないですか。それよりそこに先輩がいるんですよね?先輩ー!愛しの後輩ちゃんが来ましたよ〜!」

 

それを聞いた次郎は慌ててでてきた。

 

「何でここに小西が…?」

 

「そんなの決まってるじゃないですかぁ〜愛の力ですよ」

 

「愛の力って…」

 

流石の次郎も引いていた。大丈夫、私が守ってあげるから。

 

「ねぇあなたどうしてここを知ってるの?」

 

「どうしてでしょうかね〜、あとあなた世間に隠してることあるでしょう?」

 

彼女はある写真を出してきた。その写真には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクアとルビーが写っていた。




原作でのカミキの情報が少なすぎる。もっとカミキの情報プリーズ!
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