俺氏、アイドルと付き合うことになる   作:atacs

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小西とアイの絡みを書くのめちゃくちゃ大変だった。


第29話

side主人公

 

 

 

小西がアクアたちの写真を見せてきた。

 

 

 

「…何がしたい…小西」

 

 

 

「そんなの決まってるじゃないですか、私と付き合うためにこんなことしたんじゃないですか、さもないとこればら撒きますよ?」

 

 

 

このままここで色々やっていると近所の人にこのことがバレてしまうかもしれない。

 

 

 

「小西、入れ」

 

 

 

「じゃあお言葉に甘えて」

 

 

 

「次郎何言ってんの?」

 

 

 

「このままだと近所の人に変な目で見られるかもしれないから家に入れた方がいい」

 

 

 

「…それもそうだね。本当なら入れたくないけど愛しの次郎が言うんだから仕方ないね」

 

 

 

「愛しの次郎って…あなた先輩に何吹き込んだんですか?」

 

 

 

「別に〜特に私はなんにもしてないよ」

 

 

 

「先輩を誑かして…」

 

 

 

「ハ?」

 

 

 

「ま、まぁまぁあとは中で話そう」

 

 

 

二人を何とかなだめてリビングに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「で、この写真はどうやって撮ったんだ?」

 

 

 

見た感じこれは部屋の中で撮ったようだ。それも寝室のようだ。寝室にはカメラらしき物はなかったが…まさか…

 

 

 

「まさかあのぬいぐるみじゃないよな?」

 

 

 

「さあどうでしょうかね?」

 

 

 

「アイ、あのぬいぐるみを持ってきてくれ」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

数分後

 

 

 

「持ってきたよ」

 

 

 

「ありがとう」

 

 

 

俺はぬいぐるみをくまなく見た。ぱっと見は変ではないが目の部分がカメラのような感じがする。さらに俺はぬいぐるみの中身を調べた。すると何か物体があるような感触がした。俺はそれを無理やり引きちぎってみるとそこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発信機があった。

 

 

 

 

 

 

 

「おい、これはどういうことなんだ?」

 

 

 

「これは発信機ですよ」

 

 

 

「そんなことはわかってる。なんでこんなことした?」

 

 

 

「…先輩が私に振り向いてくれなかったんですもん」

 

 

 

「は?」

 

 

 

「実は私、先輩のことが大好きだったんです!」

 

 

 

へ?初めて聞いたんだが。

 

 

 

「そ、そうだったのか?」

 

 

 

「そうですよ!高校の時に助けてもらったときからずっと好きだったんです!」

 

 

 

「…ならどうしてもっと早く付き合おうとしなかった?」

 

 

 

「高校のときの事件のせいで恋愛に恐怖を覚えちゃって…」

 

 

 

「あの事件か…あれを経験したらそうなるのも無理はないか…。だがこんな犯罪まがいなことはしてはいけない」

 

 

 

「次郎、事件とか言ってるけどこのメス猫と何かあったの?」

 

 

 

「メス猫とはなんですか!?」

 

 

 

「あなたは黙ってて」

 

 

 

「!?……はい」

 

 

 

アイのどす黒い星を添えながら言ってきたのか小西はかなりビビっていた。

 

 

 

「で、どういうことなの?教えてくれる?次郎」

 

 

 

俺悪いことしてないはずなのに小西のときと同じ目で聞いてきた。

 

 

 

「高校のとき、小西は生徒会の役員と付き合っていたんだよ。だけどある時その役員には裏の顔があるかもしれないのがわかったんだ。それで俺と当時の同級生たちと一緒に色々調べたんだよ。そしたら本当にあったんだ。それを小西に伝えたんだが小西はあまり真に受けなかったんだ。まあ普通はそうだ。誠実そうな人がやばいことをしてるなんて思うわけない。それから翌日くらいに小西は役員にさらわれた。そして役員の取り巻きと一緒にイロイロされそうになった直前に俺が何とか助け出したんだ」

 

 

 

「ふ〜ん、そうなんだ」

 

 

 

何とか納得してくれたようだ。

 

 

 

「なんで先輩はこの女と付き合ってるんですか?あ、もしかしてこの女に何か弱みでも握られてるんですか?」

 

 

 

少しだけ合ってるからどう言い訳したらいいかわからねぇ。

 

 

 

「人聞き悪いねこのメス猫は、そんなわけないじゃん、私は次郎に助けてもらったから付き合ってるんだよ?ね、次郎?」

 

 

 

「あ、ああ」

 

 

 

「今からでも私に乗り換えてもいいんですよ?いつかバレる爆弾を持っている人と付き合うより私と付き合った方が気兼ねなくいろんなことできますよ?」

 

 

 

「次郎、このメス猫はこんな犯罪まがいなことをしたんだよ?そんなやつの元に転がり込んだら何されるかわかんないよ?監禁されるかもよ?」

 

 

 

「それお前やっt「何か言った?」いえ何も!」

 

 

 

「私だったら先輩のそばで長いこと一緒にいたんで先輩のことを細かく知っていますよ?先輩を満足させれますよ?」

 

 

 

「具体的には?」

 

 

 

「そりゃ料理とか上手だし、あっちの方も練習したんで」

 

 

 

「練習だけ?未経験ってこと?」

 

 

 

とアイが言った次の瞬間

 

 

 

「…ン…チュ…ハァ…」

 

 

 

舌を絡める濃厚なキスを小西に見せつけるようにした。

 

 

 

「プハッ、あんたこんなことできるの?未経験だともっと下手くそじゃない?」

 

 

 

「それは先輩と練習していけば上手くなるはずです!」

 

 

 

「ふ〜ん、でももう手遅れだね。私でしか満足できないように調教しちゃったから」

 

 

 

「…証拠は?」

 

 

 

「男性向けのそういう本とか次郎全然買ってないよ?そうだよね次郎?」

 

 

 

「確かに、そうだな」

 

 

 

確かにアイと過ごし始めてからはそういう本は買わなくなった。まあそういうことする気力すらわかないからなんだが…。

 

 

 

「というわけでもう次郎は渡せませ〜ん♪」

 

 

 

「…いや、まだ諦めませんよ…。先輩をここから脱出させてあげないと…!」

 

 

 

「無駄なのにな〜」

 

 

 

おい、まだ続くの?勘弁してくれ…

 

その後もアイと小西の言い合いが続いた。

 

 

 

 

 

 

 

♢♢♢

 

 

 

「そろそろ諦めたらどうなの?」

 

 

 

「そっちこそ」

 

 

 

あれから数時間小西とアイの言い合いが続いた。アイの感じから絶対に自分の側から離さないというものすごい強い意志を感じた。

 

 

 

「先輩、早くこの女と別れましょう!もし別れないならこの写真、世にばらまきますよ?」

 

 

 

「そんなので次郎があんたに動くわけないでしょ?次郎、もしあんなメス猫のとこに行ったらこの前のキス写真とか行為の写真とか全部世にだすからね?」

 

 

 

二人ともやばいこと言ってるな。

 

 

 

 

 

 

 

だがもうどっちを選ぶかなんて最初から決まってる。

 

 

 

 

 

 

 

「なあ小西」

 

 

 

「何ですか?」

 

 

 

「俺はなアイのことが大好きなんだ。だから小西とは付き合えない」

 

 

 

それを聞いた小西は今までで1番ショックを受けていた。反対にアイは勝ち誇った顔をしていた。

 

 

 

「…………そんなこと言うならこの写真ばらまきますよ?」

 

 

 

「その前に捕まえるから。もし捕まったらお前の人生終わるぞ?こんなことで人生棒に振りたくないだろ?親御さん悲しむぞ」

 

 

 

「………」

 

 

 

小西は放心状態だった。無理もないだろう。

 

 

 

「その写真もらうね」

 

 

 

アイはアクアたちの写真を小西から取った。

 

 

 

「小西、お前がこの写真を世にばらまなきゃ俺はこの発信機の件はなかったことにする。もうこれ以上俺とアイに踏み込まないでくれ」

 

 

 

 

 

「……はい…」

 

 

 

どうやらわかってくれたようだ。

 

 

 

 

 

side小西

 

あのあと私は先輩の家をあとにした。発信機を使ったのは失敗だった。あの写真で星野アイの弱味を握れると思ったけどそれ以上に星野アイの独占欲が凄まじかった。何としてでも先輩を自分の側から離さないという強い意志を感じた。これではあの写真で先脅しをかけても無駄だろう。それよりも先輩は私のことを恋愛対象として見れないと言っていた。少しそれは感じていたけどやっぱり直接言われるときつい。でも諦められない…。

 

そう考えながら歩道橋の階段に差し掛かった瞬間、なにかに当たって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転落した。

 

 

 

 

 

 

 

罰が当たったのかなと思ったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫ですか?」

 

 

 

金髪の男性がお姫様抱っこで私のことを助けた。




この金髪の男性は誰なんでしょうかね〜

次回、次郎宮崎に行く!お楽しみに〜
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