リョースケの高校からの知り合い。第3話で事情聴取を受けた人。
side主人公
昨日はB小町のライブに初めて行ったり、アイの闇を見てしまったりとなかなかに濃い1日だったな。アイも苦労したんだな。
「なあ、雨宮、一緒に飯食いに行こうぜ。」
「ああ、いいぜ。」
もう昼か早いな。何食べようか。そう考えながら正面玄関を出るとある人が待っていた。
「あの、雨宮さんですか?」
「はい、そうですが…あ、あのとき事情聴取させてもらった…。」
「はい、白井と言います。今日ちょっとお話ししたいことがあるんですけどいいですか?」
「いいですよ。」
一体何の用だ?
レストランにて
「この前、犯人の知り合いに芸能事務所の社長がいるって話したじゃないですか。あの人のことで話があって今日来ました。」
「なるほど。そういうことでしたか。で、その社長というのは?」
「名前がカミキヒカルです。」
と白井は写真を見せてきた。なんかアクアとルビーに似てるな。
「これがカミキヒカルという人物ですか。」
「あ、俺この人知ってる。確か昔、劇団ララライのすごい役者さんで今は辞めて自分で事務所作ったって聞いてる。」
「そうなんです。最近かなり久しぶりにあって話をしたんですよ。」
「小枝、劇団ララライって何?」
なんかかなり独特な名前だな。もっといいのはなかったんだろうか。
「お前、劇団ララライを知らないのか!?」
なんでそんなに驚いてんだよ。
「知らん。」
「劇団ララライっていうのは一流の役者しかいないって評判の劇団なんだぞ!」
「へえ。」
そんな劇団があったのか。後でアイに聞こ。
「というかなんでお前、劇団ララライのこと知ってんの?お前、芸能関係俺と同じくらい知らないだろ。」
「俺の父さんの知り合いの娘さんがそこに所属してるんだよ。俺はそこから聞いた。」
「まあ、それは置いといて白井さん、そのカミキヒカルさんっていう人はどのような人物なんですか?」
「そうですね。常に笑顔で優しい雰囲気の人ですね。」
「何を話したんですか?」
「事情聴取が2回あったことについてですね。」
なんでカミキヒカルが事情聴取が2回あったことを知っているんだ?
「なぜ、カミキさんが事情聴取が2回あったことを知っているんですか?」
「それがわからないんですよ。あと、彼が『足元にはお気をつけて』と謎のことを言っていたんですよ。それが気味悪くて。」
なるほど。だから相談に来たのか。確かに気味悪いな。
「護衛でもつけましょうか?」
「いや、大丈夫です。僕運動神経いいので。」
そういう問題じゃない気がするんだが。
「ですが…。」
「大丈夫です。ただなんか彼のことを話した方がいいと思って来ただけなので。」
白井はそう言って帰っていった。大丈夫かな…。なんか嫌な予感がする。考えすぎか?
しかしその予感は当たってしまった。