俺氏、アイドルと付き合うことになる   作:atacs

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小西真由
雨宮次郎の高校、大学時代の後輩。まあまあお調子者だがやることはきちっとやる優秀なキャラである。高校一年の時に恋愛に関する問題を起こして雨宮に助けられたことがある。それ以降、次郎のそばにいることが増えた。何回か次郎に告白しようとしたがさきの問題で中々できずにいた。


雨宮次郎
高校、大学時代、小西とよくいた。次郎は小西のことを気の良い後輩と思っており、あまり小西に恋愛感情を抱いていない。


第8話

side主人公

 

俺は明日来る新人の情報を見ていた。名前は小西真由、年齢は25歳、俺より一個年下か。で出身は宮崎か。俺と同じ県出身か。なんかこの顔どこかで見たことあるんだよな。

 

翌日

 

「本日より配属されました小西真由です。よろしくお願いします!」

 

俺は小西を見たとき、思い出した。こいつは俺が高校、大学の時の後輩だ。部活が同じだったこともあり、よく一緒にいた。小西は高校一年の時に起きたあることが原因でよく俺のそばにいた。

 

「小西君、君の教育係は雨宮だ」

 

警部がそういうと小西は俺の方を向いて驚いた顔をしていた。そりゃそうだよな。まさかこんなところで俺に会うんだもんな。

 

「久しぶりですね。先輩」

 

小西は馴れ馴れしく俺のとこにやってきた。

 

「新人にしてはめちゃくちゃ馴れ馴れしいな。教育係変えてもらおうかな」

 

「そんなこと言わないでくださいよ〜」

 

まあこいつでよかった。変に気を使わなくて済む。

 

「小西、早速だがこの資料一緒に資料室まで運ぶぞ」

 

「え〜、最初の刑事の仕事が資料運びですか?刑事の最初の仕事は事件を解決して悪人を逮捕するっていう展開じゃないんですか?」

 

「バカ言うな。この仕事も立派な刑事の仕事の1つだ」

 

「ああ、今バカって言った!」

 

「仕方ねえだろ。そんなこと言うんだから。さっさと運ぶぞ」

 

「は〜い…」

 

こうして研修は始まった。こんな緊張感ないけど大丈夫なのか?そして色々やって昼になった。

 

「先輩、お昼行きましょう♪」

 

「えぇ嫌だ」

 

「何で!?」

 

「お前と行くとうるさくて昼ご飯に集中できん。それに俺は調べたいことがあるんだ。1人で行ってくれ」

 

「嫌です!」

 

「いいよ別に。お前の評価落とすだけだから」

 

「はい、わかりました。1人で行きますよ〜だ」

 

と小西はふてくされて1人で昼ご飯を食べに行った。

 

「あいつ、全然緊張感ないな。この先やっていけるのか?」

 

「お前、中々すごい新人来たな。なんか後輩かなんかか?」

 

「小西は高校、大学の後輩だ」

 

「ふ〜ん、俺もあんな元気な後輩が欲しいもんだ」

 

「そうか?疲れるだけだぞ」

 

 

小西の研修が始まって数日が経った。俺の前だとあんな感じだがやることはきちっとやっており、かなり優秀だった。しかも先輩刑事達にも可愛がられていた。

そんな彼女だったが一つ欠点があった。

 

射撃場にて

 

俺たちは拳銃の訓練をしていた。

 

「先輩って銃の腕かなりあるんですね。全弾的の中心に命中しているし、めちゃくちゃ羨ましいです。私とか的に当てるぐらいしかできないのに…」

 

いつも元気な小西が珍しく気を落としていた。

 

「もう一回撃ってみ」

 

小西は体勢を整え銃を撃った。さっきよりも的に近くなったがまだ的の中心には当たっていなかった。

 

「もっと右手の力を抜いて」

 

「はい」

 

「腰を落としてボクサーみたいな姿勢にしてみて」

 

「はい」

 

「その体勢で撃ってみて」

 

ダンッ 

 

小西が撃った銃は的の中心に命中した。

 

「やった!すごいです!先輩!」

 

「やるじゃん」

 

「先輩、私的の中心に命中したんですよ。もっと褒めてくださいよ〜」

 

「面倒くさい」

 

「いいから早くしてください」

 

「ったく、偉い偉い」

 

「なんか適当すぎません?もっとちゃんと褒めてください」

 

「わかったよ」

 

その後、俺は小西のOKがでるまで褒め続けた。

 

数日後

 

「先輩、昼ご飯買いにいきましょ!」

 

「えぇ、お前1人で行けよ」

 

「いやです!」

 

「なぜそうなる!?」

 

「だってこの前も調べ物があるからって昼ご飯抜きで何か調べていたじゃないですか。あれは健康に良くないですよ」

 

「お二人さん、仲良いね」

 

「聞いてくださいよ小枝先輩、雨宮先輩をお昼に誘っているのに全然来てくれないんですよ」

 

「それはいけないぞ雨宮。たまには後輩と飯食いに行けよ」

 

「だってよ、こいつと行くと絶対奢れとか言ってきそうで嫌」

 

「私、そんなことしませんよ」

 

「嘘つけ。前、昼ご飯食べに行ったとき、全額奢れって言ってきたじゃねえか」

 

「あれはたまたま持ち合わせがなかっただけですぅ」

 

「本当か?」

 

「本当です!この目を見てください」

 

「嘘くさい」

 

「ひどっ」

 

「お二人さん、早く昼ご飯買いにいけよ〜」

 

「ほら、小枝先輩もそう言ってるから行きましょ」

 

「お、おい待って」

 

小西は俺の腕を引っ張って行った。

 

 

コンビニにて

 

「先輩、この弁当美味しそうですよ?」

 

小西が指差したのは有名なラーメン屋が監修したラーメンだった。

 

「これ意外と美味そうだな」

 

「でしょでしょ、あ、この飲み物も美味しそうですよ」

 

「いや、俺は水でいいかな」

 

「えぇ、絶対これの方がいいですよ」

 

「これ高いからいい。それよりも早くしないと昼休憩終わるぞ」

 

その後、俺たちはお会計をしてコンビニを出た。

 

「先輩、これ飲みます?飲みかけですけど」

 

「え、いらない」

 

「いいじゃないですか。ほらほら」

 

小西は強引にその飲み物を渡した。

 

「はいはい」

 

と俺はそのスムージーを飲んだ。

 

「あ、意外と上手い」

 

「でしょ!先輩も買えばよかったのに」

 

「今度買ってみようかな」

 

こんなところ、他の人に見られなきゃ良いんだが…。

 

 

だがこの場面はアイに見られていた。




次回、星野アイ出します。
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