仮面ライダーギーツ アナザーワールドジェネレーションズ 作:Naniro
BOOST STRIKE
アァー!
仮面ライダーナーゴはノイズとジャマトを倒しながら今の状況を思い返していた。友人の立花響がシンフォギアを纏ったこと。これはスレ民曰く二年前のあのライブで奏のガングニールの欠片が心臓に刺さったままの状態になっており、それによってギアを纏えているとのこと、そして奏を失って、半ば自暴自棄に陥っている翼が響と揉めたこと。
(何にせよ、このままじゃあ足を引っ張り合うだけね…。ビートバックルもないままだし…)
そう思いつつジャマトを倒すとジャマトが箱を落とした。ナーゴはそれを拾い、開けるとゾンビバックルが入っていた。
「やった!大型バックル!ないよりはマシよね!」
◇
234:素晴らしい世界の狸
んで、今からルナさんにデート誘ってきます
235:ヒーロー科のパンクジャック
サラッとカミングアウトしやがったぞこいつ
236:学園都市の梟
ルナって誰だっけ?
237:ハクビマギカ
>>236ギルドの受付嬢だよ
238:学園都市の梟
あーね
239:シンフォギアナーゴ
どうもーゾンビバックル手に入れました
240:名無しのギーツ
ほう、ゾンビか
241:幻想郷の羊
ビートバックルが見つかるまでそれで凌ぐしかないか…
242:素晴らしい世界の狸
『私がどれだけキャベツを集めたと思ってるのよ!』
『それが…アクアさんのはほとんどがレタスでして…』
『なんでレタスが混じってんのよー!!』
アクアが騒いでいました
243:狼はモナドと共に
どおりで変なものが混じってると思った
244:シーカーはISを壊したい
おいタイクーン、その女を黙らせろ。うるさい
245:ペンギン提督:好感度-100
>>244落ち着け
246:シンフォギアナーゴ
緊急事態!
247:女神に追われる犬
どした?鞭持った少女でも襲ってきた?
248:シンフォギアナーゴ
>>247なんで分かったの!?
249:女神に追われる犬
>>248え、マジだったの?
250:素晴らしい世界の狸
おそらくクリスと見て間違いないだろう
◇
風鳴翼と立花響は白い鎧を身に纏い、鞭を装備した少女と対峙していた。
「ネフシュタンの…鎧…!」
「へぇ…?てことはあんた、この鎧の出自を知ってんだ?」
「二年前、私の不始末で奪われた物を忘れるものか!何より、私の不手際で奪われた命を忘れるものか!」
「二年前?」
「奏を失った事件の原因と、奏が残したガングニールのシンフォギア …時を越えて、再び揃って現れるという巡り合わせ…!だがこの残酷は、私にとって心地いい!」
翼は剣を構えるとネフシュタンの少女も構える。すると響が止めに入る。
「やめてください翼さん!相手は人です!同じ人間です!」
「「戦場で何をバカな事を!」」
(ハモった!)
その一部をこっそりと聞いていたナーゴ エントリーフォームは二人の声がハモったことに驚いていた。
「むしろ貴方と気が合いそうね」
「だったら仲良く戯れ合おうかい!」
翼と少女は戦い始めた。しかし翼の方が押され気味だった。
「これが、完全聖遺物のポテンシャル…!」
「ネフシュタンの力だなんて思わないでくれよな!私のテッペンはまだまだこんなもんじゃねーぞ!」
「翼さん!」
「お呼びではないんだよ!コイツらでも相手してな!」
すると少女がノイズを召喚し、響に仕掛けてきた。
「そんな…ノイズが操られている…!」
するとノイズが粘液を発射し、響を拘束する。翼は足にある剣で回し蹴りを放つが少女に足を掴まれ、投げ飛ばされると少女に頭を踏まれる。
「のぼせ上がるな人気者!誰も彼もが構ってくれるなと思うんじゃねぇ!この場の主役と勘違いしてるなら教えてやる。狙いはハナっからコイツを掻っ攫う事だ!」
「!?」
少女は響を指差しながらそう言った。どうやら響が狙いのようだ。
「鎧も仲間も、あんたには過ぎてんじゃないのか?」
「じゃあ私ならどう?」
「何!?」
すると暗闇から猫の仮面ライダーが姿を現し、少女に向かって飛び蹴りを放つ。少女はそれを避け、翼は解放される。
「てめえは…!」
「またお前か…猫人間」
「だから仮面ライダーナーゴだって言ってるでしょうが!この頑固者!」
「な、なんだと!?」
「仮面ライダーナーゴさん!」
ナーゴが来たことに響を目を輝かせる。
「響ちゃん、ちょっと待っててね。この子を何とかしてから助けるから」
ナーゴはそう言いながら少女の方を向く。
「知ってるぜ。仮面ライダーナーゴ、ヒーロー気取りが」
「私はヒーローなんて柄じゃないんだけどね」
ナーゴはゾンビバックルを取り出すとデザイアドライバーにセットする。
SET
ZOMBIE
READY FIGHT!
仮面ライダーナーゴ ゾンビフォームとなり、チェーンソー型の剣であるゾンビブレイカーを構える。
「悪いがこっちも一人じゃねえんだよな」
「何?」
「どういうこと?」
ENTRY
デザイアドライバー音声と共にもう一人のライダーが翼とナーゴの前に立ちはだかった。そのライダーは頭部が鼠を思わせる形をしていた。
「嘘…!?ライダーがもう一人!?」
「猫人間の次は鼠人間か!」
翼の言った鼠人間という言葉に鼠のライダーが反応する。
「おいアンタ、俺には“仮面ライダーチュータ”っていう名があんだよ」
「仮面ライダー…チュータ…!?」
◇
301:素晴らしい世界の狸
仮面ライダーチュータ!?ライダーは今いるメンバーで全員だったんじゃ!?
302:名無しのギーツ
あのライダーは…なんでだ…!?
303:ありふれバッファ
>>302どうした?あのライダーとなんか関係あるのか?
304:グレア司令官
あのライダーは、我々と敵対する者だ!
305:弦巻家の山羊さんメイド
敵対…?どういうことですか?
306:名無しのギーツ
悪いが説明は後だ!グレアニキ!
307:グレア司令官
うむ
308:ハイラル跡地の雀科学者
これは…大ごとになりそうな感じだね
◇
「遅えよチュータ、ちゃんと埋め合わせしろよ?」
「分かってるっちゅーの」
仮面ライダーチュータはナーゴと対峙する。
「貴方は…何者!?」
「何者…ねえ…。それよりも、お前の探し物はこれか?」
チュータは一つのレイズバックルを取り出し、ナーゴに見せた。
「…!ビートバックル!」
チュータが持っていたのは、ナーゴがずっと探していたビートバックルだった。チュータはビートバックルの鍵盤を押すとデザイアドライバーにセットする。
SET
BEAT
READY FIGHT!
「仮面ライダーチュータ ビートフォーム…参上…!いくぜ!」
ビートフォームとなったチュータがビートアックスを手にナーゴに斬りかかろうとする。
「オラァ!」
「うぐ…!?」
ナーゴはゾンビブレイカーで受け止め、鍔迫り合いとなるが、チュータに押され気味だった。
「待ってください!チュータさん…でしたっけ…?ナーゴさんと同じ仮面ライダーなんでしょう!?仲間の筈なのにどうして攻撃するんですか!?」
「黙れっちゅーの!同じ仮面ライダーだからって仲間とは限らねえっちゅーの!良い子ぶってるんじゃねえよ!バカ女!!」
響がチュータに抗議するがチュータは聞く耳を持たない。
「これでも喰らえっちゅーの!!」
ROCK FIRE
ビートアックスが火を纏って必殺技の準備をしだした。
「ならこっちも!」
POISON CHARGE
TACTICAL FIRE
TACTICAL BLAKE
ドォオオオオオオン!!
ビートアックスとゾンビブレイカーの必殺技がぶつかり合い、大爆発が起きた。その光景を一つのスパイダーフォンがじっと眺めていた。
◇
「あれが聖遺物及び、シンフォギアさ。あれらは女性にしか扱えない。実に不公平だと思わないかい?」
「……」
仮面ライダーブッチーがシーカーにスパイダーフォンから送られた映像を見せていた。シーカーは黙り込んだまま映像を見ていた。
◇
「オラァ!鼠だからってバカにしてんじゃねえぞ!」
「う…!強い…!」
ナーゴはゾンビバックルを使うのが初めてのこともあってチュータに押されていた。再び鍔迫り合いになるとチュータが口を開いた。
「一つ真実を教えてやる。あいつが纏っているネフシュタンの鎧…、あれは二年前のツヴァイウイングのライブで機動実験をしていたんだよ」
「な、なんですって…!?」
チュータから発した言葉にナーゴは衝撃を受ける。するとそれに翼が反応した。
「な…何故お前がそれを…!?どこで知った!?」
「よそ見してる場合かよおぉぉぉ!!」
翼はチュータがどこでそれを知ったのか聞こうとしたが少女に阻まれる。チュータは構わず続ける。
「つまり、二課は人々を守るとか言いつつ、人々を実験に巻き込み、大勢の死者を出したということだ。矛盾しているよなぁ!?」
BEAT STRIKE
チュータはスクラッチを操作し、ビートアックスでゾンビブレイカーを弾き飛ばすと、その場でライダーキックを喰らわせた。
ドォオオオオオオン!!
「ああああああああ!!」
ナーゴは吹き飛ばされ、その衝撃でゾンビバックルが外れ、エントリーフォームに戻ってしまう。そしてそのゾンビバックルチュータが拾い上げる。
「こいつは貰った…!」
SET
DUAL ON
BEAT ZOMBIE
READY FIGHT!
チュータはゾンビバックルをセットし、仮面ライダーチュータ ビートゾンビフォームとなり、ナーゴにジリジリと近づく。
「Gatrandis babel ziggurat edenal …」
「なんだぁ?」
突然聞こえてきた歌にチュータは後ろを振り向く。そこには少女にゆっくりと歩み寄る翼の姿があった。
「Emustolronzen fine el baral zizzl Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl...」
ドォオオオオオオン!!
その瞬間、凄まじい衝撃波が起こり、ノイズやあたり一体を吹き飛ばした。翼は絶唱を使ったのだ。
「うおおおおおおおおお!?」
「ああああああ〜!!なんかデジャヴゥゥゥ〜!!」
ナーゴは絶唱で吹き飛ばされ、既視感を感じていた。(2スレ目参照)チュータも飛ばされそうになるがビートアックスを地面に突き刺し、必死に耐えていた。
「なんちゅうことしやがる…」
ネフシュタンの少女は撤退し、チュータは翼の方を見た。翼は全身から血が吹き出しており、まさしく酷い状態だった。それを見たチュータは仮面の下でニヤリと笑う。
「チャンスだ!風鳴翼!打ち取ったりだっちゅーの!!」
TACTICAL FIRE
チュータはビートアックスを翼に向けて振り下ろした次の瞬間、チュータの顔に強力なストレートパンチが入り、チュータを吹き飛ばした。
「フン!」
ドゴォ!!
「ぶべら!?」
そこには二課の司令官であり、翼の叔父でもある風鳴弦十郎がいた。弦十郎は翼に駆け寄る。
「翼!大丈夫か!」
「私とて…人類守護の務めを果たす防人…。こんな所で…折れる剣じゃありません…!」
その直後、翼が倒れる。
「翼さああああああああああん!!!」
響の叫び声が、夜空に響き、ナーゴはその光景を黙って見ていた。
「余計なことしてくれたな、おっさん」
弦十郎が振り向くとチュータがあからさまにイラついている様子で立っていた。
「翼には指一本触れさせん。俺が相手なってやろう。翼を頼む!」
二課の職員達がすぐさま翼を回収し、弦十郎は構える。
「俺とやるっちゅうんか?上等だっちゅーの!!」
チュータはビートアックスを弦十郎目掛けて振り下ろした。すると弦十郎は片手だけでビートアックスを受け止めた。
ガシッ!
「な!?」
「え…?」
チュータだけでなく、ナーゴやスレ民達、そしてスパイダーフォンを通して見ていたシーカーとブッチーも(゚д゚)←この表情である。弦十郎はもう片方の腕でチュータのボディーに強烈な一撃叩き込んだ。
「ぐほぉ…!?」
怯んだ一瞬の間を弦十郎は見逃さない。そのままチュータの顎にアッパーを喰らわせた。
「ぐべらぁぁ!!」
チュータはフラフラになりながらも立ち上がる。
「な…なんだお前…!どこにそんな力が…!?」
「飯食って映画観て寝る!男の鍛錬はそいつで十分よ!」
「わけわかんねえっちゅーの!!」
REVOLVE ON
チュータはデザイアドライバーを半回転させ、リボルブオンを発動した。すると上下のアーマーが入れ替わり、ゾンビビートフォームとなりゾンビブレイカーを構える。
POISON CHARGE
「これでも喰らえっちゅーの!!」
TACTICAL BLAKE
ゾンビブレイカーから斬撃を飛ばし、弦十郎に当たろうした瞬間、弦十郎の姿が消える。
「ファ!?」
チュータは弦十郎がどこにいったのか辺りを見渡していると…。
「どこを見ている?」
後ろから声が聞こえて振り向くと、目の前に拳が迫っていた。
「早っ…ぶへぇ!?」
「うおおおおおおおおお!!」
弦十郎の目にも止まらぬ拳のラッシュがチュータに炸裂し、トドメに強烈な一撃叩き込んだ。
「ちゅべらああああああああ!!」
チュータは吹き飛び、その衝撃でデザイアドライバーからビートバックルが外れた。
「どうする?まだやるか?」
「や…野郎…!」
TACTICAL BLAKE
チュータは地面にタクティカルブレイクを放ち、煙幕を発生させ、煙が晴れるといなくなっていた。
「…逃げたか」
弦十郎はチュータが落としていったビートバックルを拾うとナーゴに近づき、差し出した。
「これは元々君のだろう?」
「……」
ナーゴは無言のまま、弦十郎からビートバックルを受け取った。
「…言いたいことがたくさんあるけど、風鳴翼が目を覚ましてから言うことにするわ」
ナーゴはそう言うとビートバックルを手にその場を立ち去った。
どうも作者です。ピ◯ミン4ハマって投稿が遅れました。溜まってる話もあるので早急に書かねば…。感想などをお待ちしています。特に感想は作者のやる気スイッチになります!
タイクーンニキ
ルナさんが好き。それなりに仲良い様子
ルナさん
ついに私にもチャンスが来たと胸を躍らせている
ナーゴネキ
二年前の事件と防人の人類守護や二課に不満を抱くようになる。またもや絶唱に巻き込まれる。ビートバックルを取り戻した。
仮面ライダーチュータ
謎の鼠ライダー。どうやら味方ではないようだ。何気にこの作品で初めてリボルブオンをしたライダーでもある。
OTONA
強靭!無敵!最強!
スレ民達
OTONA強すぎ