仮面ライダーギーツ アナザーワールドジェネレーションズ 作:Naniro
羊介は持っていたブーストバックルでブーストライカーを召喚し、守矢神社へと急ぐ。途中で鴉天狗の記者に話しかけられたが、軽くスルー。すると神社の方から爆発と弾幕が飛び交う。
「誰か戦ってるのか?少なくともあれは早苗じゃない…」
◇
「邪魔するなあああああ!!」
「これでも喰らいなさい!」
「弾幕はパワーだぜ!」
守矢神社の前では霊夢と魔理沙、ターボンが戦っていた。早苗と神奈子、諏訪子はこの光景をただ見ていることしかできない。すると、ブーストライカーに乗った羊介が戻ってきた。
「早苗!」
「羊介君!」
「戻ってきたか」
羊介は早苗が無事なのを確認すると一息をつきたいところだが、今目の前で起きている状況がそれを許さない。すると神奈子が口を開く。
「羊介、あの不届き者は早苗を狙っていた。もしかしたらあの者は…」
「まさか…」
羊介はターボンの正体が誰か分かってしまった。そう、前世でかつて自分を殺した奴だった。
◇
400:幻想郷の羊
……
401:名無しのギーツ
メリー、大丈夫か?
402:グレア司令官
無理もない。かつて自分を殺した相手だからな…
403:幻想郷の羊
でも僕がやらなきゃ誰がやるんだ
404:女神に追われる犬
メリーニキ…
◇
「
羊介がそう叫ぶとターボンは振り向く。
「お前は…!田森ィィィィィィ!!」
ターボンは羊介を見ると、怒りの声を上げる。
「なんでいつも早苗の側にお前がいるんだよおおおおお!!」
「悪いね猪川、僕と早苗はもう男女の関係なんだ。今なら見逃してやるからとっととこの場を去れ!」
羊介はターボンに警告するが、ターボンはまたブツブツとうわ言を言い始めた。
「そうだ…。早苗は本当は俺の方が好きだけど田森に操られているんだ…。なんて可哀想ななんだ早苗…。でも大丈夫、俺が救ってやるからなぁ…! 」
「何言ってるんだ…?」
羊介はターボンの呪詛のような支離滅裂な言葉に思わず引いてしまう。
「田森ィィィィィィ!!お前を倒して早苗を解放する!覚悟しろぉぉぉぉ!!」
「なんで僕が悪役みたいな感じになってるんだ!」
羊介は困惑しつつもデザイアドライバー右側ににブーストバックルをセットする。
SET
「変身!」
BOOST
READY FIGHT!
仮面ライダーメリー ブーストフォームとなりターボンに向かっていく。
「え!?あいつが妖怪羊男だったの!?」
「てか妖怪ですらなかったのかよ!」
霊夢と魔理沙が何か言っているがメリーはそんなことを気にしている暇はない。
「うおおおおおおおお!!」
「うおおおおおおおお!!」
ブーストフォームのパンチとモンスターフォームのパンチがぶつかり、衝撃波が発生し、周囲の鳥は飛び立ち、山の妖怪達は何事かと騒ぎ出す。
「田森ぃ…、あの時みたいに殺してやるぅ…!」
「生憎、そう何度も殺されるわけにはいかないんでな!」
メリーとターボンの殴り合いに周りはただ見ているだけしかできない。すると早苗はハッと何かを思い出し、部屋に入り、押し入れの中を探り始める。
「どうしたの?早苗」
諏訪子が聞いてくるが早苗は探すのに夢中なのか返事がない。
「あ!あった…!」
早苗が見つけたのは金色の大型バックルだった。それを持ってメリーの元に戻る。
「羊介君!」
「早苗!?」
「これを使って!!」
早苗はその大型バックルを投げ、メリーはそれをキャッチするとリボルブオンをしセットする。
REVOLVE ON
SET FEVER
419:名無しのギーツ
フィーバースロット!?いつの間にそんな物を持ってたんだ
420:幻想郷の羊
普通にジャマト討伐で手に入れました
421:素晴らしい世界の狸
でもこれはかなり運が絡む癖の強いバックルだ。ハズレがあるしね
422:幻想郷の羊
大丈夫、なぜか外れる気がしない!
???
GOLDEN FEVER
JACK POT HIT GOLDEN FEVER
よし来た!
423:素晴らしい世界の狸
ファ!?フィーバーブーストフォーム!?
424:幻想郷の羊
僕だけじゃない、早苗と一緒に引き当てたのだ
425:ヒーロー科のパンクジャック
奇跡の力ってスゲー…
426:グレア司令官
メリー!まずは大ダメージを与えて変身を解除させるんだ!そしたらコアIDを抜き取ってそれを破壊しろ!そうすれば無力化できる!あとは私の仕事だ!
427:幻想郷の羊
了解!
「なんだその姿はぁ!?」
「奇跡の姿ってやつさ!これでも喰らえ!」
ドォオオオオオオン
「がああああああああ!?」
428:名無しのギーツ
さすがフィーバーブーストフォーム。凄まじい威力だ
◇
フィーバーブーストフォームになったメリーにターボンは圧倒されグロッキー状態になる。メリーはフィーバースロットをもう一度回した。
GOLDEN FEVER VICTORY
「ドララララララララララララララララララァァァ!!」
どこぞの奇妙な冒険のように拳のラッシュをターボンに叩き込み、ぶっ飛ばす。
「これで終わりだ!猪川!」
そしてトドメのライダーキックを放とうした瞬間、ターボンの前に1人のライダーが立ち塞がる。そのライダーはシーカーとちょっと似たデザインをしており、何やら変わったフォームをしていた。そのライダーは装備されているバックルを操作する。
FANTASY STRIKE
「!?」
そのライダーはクロー型の武器(?)を出し、メリーのライダーキックとぶつかり爆発する。
「な、なんだ!?シーカーニキ!?いや違う!誰だ!」
「……」
ライダーは何も喋らない。メリーはその無口さが不気味だった。すると、ターボンが起き上がる。
「うぅ…?助けてくれたのか?ギャーゴ」
「……」
(なるほど、あいつはギャーゴっていうのか…)
仮面ライダーギャーゴは無言のまま、メリーをじっと見ていた。するとギャーゴとターボンの後ろから二つの人影が現れる。
「全く手を煩わせないで欲しいよ」
「ライダーの力の得た瞬間、すぐに飛び出しやがって、こっちの身にもなれっちゅーの!」
人影の正体はギャングライダーズのブッチーとチュータだった。
「とりあえず今は引くよ」
「待ってくれ!俺には早苗を救う使命が!」
「そんなもん後でいくらでもできるから早よ来いっちゅーの!」
「ほら、ギャーゴもいくよ」
「……」
ギャングライダーズ達はターボンを引きずりながらオーロラカーテンをくぐり、撤退していった。
「今のは…」
メリーは今の光景に唖然としているとブーストバックルから煙が出る。
「あ…!」
そしてブーストバックルは火を吹きながらどこかに飛んでいった。メリーはフィーバースロットを外し、変身を解除する。すると早苗が心配して駆け寄ってきた。
「羊介君!大丈夫ですか!?」
「うん、なんともないよ」
羊介がなんともないことに早苗は安心する。
「ちょっと早苗、聞きたいことがあるんだけど?」
「れ、霊夢さん?」
「あぁ、神社の巫女があの妖怪羊男匿っている件とかな」
「魔理沙さん…?」
笑っているのに笑っていない顔をしながら早苗に詰め寄る霊夢と魔理沙。すると羊介が何かの気配を察知する。
「ん?誰かいる?」
「わ!見つかっちゃった!」
そこには帽子を被り、閉じた瞳を持った少女がいた。
「えっと…君は?見かけない顔だけど…」
「私は古明地こいし!ここの神社の神様に用があるんだ」
こいしと名乗る少女はどうやら守矢神社に用があるらしい。すると、神奈子と諏訪子が出てくる。
「私達に何の用だ?」
「あ!神様!実はね、私のペットが山の神様に強化してもらったから、私も強化してもらいたいなーって」
するとそれに霊夢が反応する。
「やっぱりあんた達の仕業だったのね!あんた達があの鳥頭馬鹿に余計な力与えたせいで危うく地上が灼熱地獄にされるところだったのよ!?」
「灼熱地獄!?神奈子様!?」
羊介は自分の知らないところでとんでもないことが起ころうとしていたことで驚きを隠せなかった。
◇
451:幻想郷の羊
疲れた…
452:ハクビマギカ
乙
453:女神に追われる犬
後始末がギャングライダーズより大変ってどういうことよ?
454:狼はモナドと共に
しかし、仮面ライダーギャーゴという奴も現れるとは…
455:名無しのギーツ
あいつもつい最近確認されたギャングライダーズだ
456:乙女ゲーはパンダにも厳しい
ところでさ、シーカーニキはどうなったんだ?
457:素晴らしい世界の狸
あ、忘れてた(汗)
458:シローは元シャドウガーデン
>>457おいおい…
459:グレア司令官
それに関しては私が説明しよう
460:学園都市の梟
グレアニキ!グレアニキじゃないか!
461:グレア司令官
簡単に言うならば…
簪がシーカーにしつこく問い詰める
↓
シーカーが怒って簪の首を掴んで締める
↓
楯無乱入。シーカーと激戦になる
↓
千冬に止められる
↓
シーカーが簪と同室になる(簪本人がそうした)
ちなみにシーカーは今、スタンガンで行動不能状態になっている
462:シローは元シャドウガーデン
楯無乱入は予想していたがスタンガンはちょっとやり過ぎだろ。てかやたら詳しいな
463:グレア司令官
腕のいい情報屋がいてね。紹介しよう
464:情報屋亡
初めまして、シーカーと同じISにいる亡です。情報屋をやってます
465:素晴らしい世界の狸
えぇぇええ!?
466:情報屋亡
ギャングライダーズについての情報を手に入れたら報告いたします。では私は忙しいのでこれで
467:女神に追われる犬
あ、もういっちゃった
468:グレア司令官
ちなみに亡は性別不明である為、彼とも彼女とも言えない
469:ヒーロー科のパンクジャック
性別不明ってなんだよ!
470:名無しのギーツ
なんとも怪しい奴が来たな
◇
ハイラルの跡地にて何やらドライバーのような物を作っているナッジスパロウことクタラー。すると彼のスパイダーフォンが鳴り出す。
「もしもし?」
『あ、クタラー?プルアだけど今時間空いてる?紹介したい子がいるんだけど』
「…今?」
『うん、今』
クタラーは開発中のドライバーをチラッと見る。
(まあ今はデータインストール中だからいいか…)
「いけますよ」
『そう?ならよかった。ならカカリコ村に集合ね。よろしく〜』
電話が切れ、クタラーはデザイアドライバーにプロペラバックルをセットする
SET
「変身」
ARMED PROPELLER
READY FIGHT!
仮面ライダーナッジスパロウ アームドプロペラに変身してレイズプロペラを真上に掲げて空を舞い、カカリコ村に向かった。
「…ん?」
ナッジスパロウはカカリコ村向かう途中に遠くに何か飛んでいるのを見つける。
「白い…龍…?」
その白い龍と目が合ってしまったが、龍はナッジスパロウのことは興味ないのか、ただ単に飛んでいるだけだった。
「…敵意はないみたいだな」
そんなことを思っているとカカリコ村が見えて、ナッジスパロウは村の入り口に着陸する。
「おーい!クタラー!こっちこっち!」
声のした方を向くと手を振っているプルアと長老のインパ、その孫娘であるパーヤ、そして見知らぬ女性のシーカー族がいた。見た感じはパーヤと歳が同じくらいでクタラーをじっと見ていた。
「プルアさん、紹介したい人って…」
「えぇ、彼女よ」
プルアはそういい、紹介を始める。
「彼女はロンメ、シーカー族の特殊な戦士よ」
「ちょっとプルアさん、味の探究者ってのを忘れちゃ困るんだけど!」
「あー、なんかそんなこと言ってたねー」
(味の探究者?ト◯コ?)
すると紹介されたシーカー族の女性、ロンメはクタラーに近づく。
「初めまして、私はロンメ。シーカー族の戦士兼、味の探究者よ」
「これはご丁寧に。僕はクタラー、ハイラル王国の科学者であり、仮面ライダーナッジスパロウだ」
互い自己紹介した2人は握手をする。
「早速ちょっと悪いけど…私と手合わせしてくれない?」
「へ?」
するとロンメは懐から何かを取り出し、前にかざした。それは白いカードデッキで白鳥を思わせる紋様があった。
「それは…!!」
クタラーは驚き、ロンメはふふんと笑うと彼女の腰にVバックルが巻かれる。
「変身!」
カードデッキをVバックルにセットするとロンメは仮面ライダーファムへと姿を変えた。すると地面が水面のようになり、そこから白鳥型ミラーモンスターのブランウイングが現れ、ファムの側で止まる。
「彼女は魔物を使役できる特殊な戦士、またの名を仮面ライダーファム。君と同じ仮面ライダーだからどうかなと思ってね?」
クタラーは仮面ライダーファムの登場に目を見開き、プルアの話が耳に入ってこなかった。
どうも作者です。今回掲示板に登場した亡は魔弾の射手様からいただきました。ありがとうございました。まだまだ候補はありますのでどれが出るかはお楽しみに。
コテハン紹介
情報屋亡
本名:亡
転生先:インフィニット・ストラトス
シーカーと同じIS世界に転生した性別不明の謎の人物で仮面ライダー亡に変身する。ヒューマギア並みのラーニング能力とハッキング等のシステムエンジニアの能力をもち、ギーツ達に情報提供する。シーカーニキからは微妙な態度を取られている(性別不明の為)。更識家とも面識がある。言っておくがヒューマギアではなく、純粋な人間である。
仮面ライダーギャーゴ
メリーニキとターボンの戦いに現れたギャングライダーズの1人。無口で全く喋らない為、メリーにからは不気味がられている。文字通り捉え所がない。
ターボン
メリーニキにより、猪川という名前が判明した。頭がだいぶイっており、早苗の状況をなんでも自分の都合いいように解釈する危険人物。
早苗
奇跡の力でフィーバーブーストを当てた。
シーカーニキ
簪にちょっかい出したことにより、楯無と喧嘩した。簪と同室になる。スタンガンで現在行動不能中(楯無のせい)。
簪
楯無を脅しt…ゲフンゲフン、頼み込んでシーカーニキと同室にしてもらった。ご満悦。
短編集を始めました。
https://syosetu.org/novel/327315/
さて、次はどれにしようかな?
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