仮面ライダーギーツ アナザーワールドジェネレーションズ 作:Naniro
「とまあ、この2人はまた別の並行世界の住人というわけだ」
「複雑だな」
エースは快斗に事情を説明し、複雑すぎる世界線に快斗は顔を顰める。
「ところでお前は何しに来たんだよ?」
「お前の様子を見に来たのと亡との情報交換だ」
「あぁ、あのサイボーグ亡か」
【耳や鼻から蒸気を噴射する亡】※イメージです。
「「ブフッ!?w」」
快斗の言ったサイボーグ亡というパワーワードに優斗と蒼汰は思わず吹き出してしまう。
「違います。それは彼が勝手につけたあだ名です」
「うお!?びっくりした!?」
「い、いつの間に…!?」
優斗と蒼汰の後ろからいきなり亡が現れ、2人はびっくりする。
「来てくれましたか。ギーツ」
「あぁ、優斗、蒼汰、俺は少し席を外す。ちょっと待っててくれ」
エースはそう言うと亡と共に移動した。すると蒼汰が快斗に話しかける。
「大角快斗といったね?」
「あぁ」
「話はスレ民から聞かせてもらったよ。過去に酷い仕打ちを受けたそうだね…」
「……(目つきが鋭くなる)」
蒼汰は快斗の過去の事について触れると、快斗は険しい表情になる。
「酷い仕打ち?蒼汰、どういうことだ?」
「移動中にスレ民から聞いたのさ。この世界は、IS*1という次世代型宇宙服、というかパワードスーツだね。そういうものが運用されている。そのISは女性にしか纏えないという欠点があって、そのせいで女尊男卑な世の中になっているのさ。その中でも女性権利団体という過激派があって、今から4年前、そいつらがISを使って1つの町を襲撃し、住民全員が殺害されるという、大規模な事件が起きたんだ。彼はその事件でのたった1人の生き残りでその団体に捕らえられ、3年間拷問を受け、家族を奪ったISと女性という種を敵視するようになってしまったというわけさ…」
「酷え話だな……」
蒼汰の話を聞いた優斗は拳を握り締める。そして快斗の目を見て、出会ったばかりのときの天羽奏の事を思い出し、あの時の彼女によく似ていると思った。
「そして彼はジャマトに対する特効、要するにライダーの力を持っている為、保護という形でほぼ女子高と言っても過言ではないIS学園に預けられている」
「あぁ、毎日毎日居心地が悪くてたまったもんじゃねえ」
快斗は溜息をつきながらそう言う。
「女尊男卑によってもたらされた悲劇…か」
優斗がそう呟き、しばらく黙り込んだ後、快斗が口を開く。
「なあ、こんな世界、守る価値なんかあるか?」
「何?」
「こんなクソッタレな女共が蔓延る世界に未来なんかあるか?ISを盾に威張り散らすクソ共が、いっそのことジャマトに綺麗さっぱり滅ぼされてしまえばいいんじゃないか?いつも思うんだよ。何のためにジャマトを倒してるんだと。あんな女共の為に倒してると考えると、虫唾が走って仕方ない。あんたらはどう思うよ?」
「快斗…」
優斗と蒼汰はしばらく黙り込む。するとそこにエースが戻ってきた。
「少し話を聞かせてもらったぞシーカー。最近ジャマトを倒すことに積極的じゃないと思っていたが、そういうことだったのか」
「報酬が貰えるから仕方なくやってるだけだ。もうほっといてくれ」
「シーカー!1人になろうとするな!俺はあの知り合いのように不幸になって欲しくない!いざとなれば俺があの天災兎を始末する!」
エースはどうやら、いざとなれば篠ノ之束を始末する気でもいるようだ。
「ギーツ、お前の世界はいいよな。ほとんど誰もいないんだから好き勝手できるし」
「…誰もいないのは、それはそれでキツイぞ…」
(エースの世界は人間がほとんどいない世界なのか?だとしたら、快斗を1人にさせたくないのも頷ける…)
(亡国機業は原作にはあったが、女性権利団体なんて組織はなかったはず、やはり何かしらの介入があると僕達の世界のようになるのか…。しかもここの場合は最悪な方向に…)
「快斗ー!快斗ー!?」
快斗は自分を呼ぶ声に振り向くと、簪がこちらに向って走ってきていた。快斗は前に視線を戻すと、そこにはエース、優斗、蒼汰の姿はもうなかった。
「ハァ、ハァ…。快斗、あまり私から離れて行動しないで。織斑先生にもそう言われているんだから…」
「…フン。あのブリュンヒルデめ…」
◇
エース、優斗、蒼汰は少し離れた場所から快斗と簪の様子を見ていた。
「彼女は…」
「彼女は更識簪。日本代表候補生のIS操縦者だね。快斗と知り合いなのかい?」
「あぁ、彼女とシーカーはかつては仲が良かったんだ。だが、シーカーは3年間受けた拷問によって一部の記憶を失くしていた」
「じゃあ彼女の事も…!?」
「あぁ…」
快斗が簪の事を忘れてしまっていることに、優斗と蒼汰は言葉を失う。エースは続ける。
「それでも彼女はあいつの面倒を見てやっている。時々危害を加えられることもあるが、それでも健気にやっている。大したもんだよ。彼女は」
「どんなに拒絶されても決して目を背けず、他人と向き合う…。響みたいだな、彼女は」
優斗は響の事を思い出していた。彼女は例え相手が敵であっても、分かり合おうとし、それを成し遂げてきた。そんな簪の姿を響と重ねていた。
(頑張れよ、更識簪)
◇
123:対魔ライダーゼロワン
そんでその別世界のディケイドとディエンドが来てると?
124:ハクビマギカ
そういうこと。
125:転スラの雇われセイバー
しかもシンフォギアの起こる事件を原作開始前に解決って、ジオウでもいなきゃできない芸当だよ。
126:ハイスクールリバイ
やっぱり世界って広いんだなぁ…。
127:ハイスクールバイス
魔王もびっくりだぜ!
128:SONG所属ディケイド
なんか増えてるんだが…。
129:シンフォギアディエンド
ゼロワン、セイバーにリバイス…。それぞれ対魔忍、転スラ、ハイスクールD×Dだね。
130:素晴らしい世界の狸
早速言い当てちゃったよこの人。
131:トータスガッチャード
ちわー、って誰?新人さん?
132:トータスヴァルバラド
ディケイドとディエンドがいるようだが…。
133:SONG所属ディケイド
今度はガッチャードとヴァルバラドかよ!
134:シンフォギアディエンド
トータス?トータスといえばありふれだが…。
135:ありふれバッファ
俺と同じ世界線だよ。いや待てよ、俺は日本から無理矢理召喚されたわけであの2人は純粋なトータス出身だから厳密には別世界?
136:SONG所属ディケイド
なんかややこしくなってきたぞ…
137:シンフォギアディエンド
ちょっと一旦整理しようか。
189:対魔ライダーゼロワン
190:転スラの雇われセイバー
フレマン・ゲブラー。ソードオブロゴスの剣士だ。
191:ハイスクールリバイ
駒王学園高等部2年、生徒会所属…というか生徒会長のお目付け役。
192:ハイスクールバイス
俺っちはバイス!イケてる悪魔だぜ!
193:トータスガッチャード
解放者の子孫の錬金術師、テューク・リヴェンジャーです。
194:トータスヴァルバラド
同じく解放者の子孫、レンチス・リヴェンジャー。テュークの兄だ。
195:名無しのギーツ
お前ら、来てたのか。
196:対魔ライダーゼロワン
おう、俺達の知らないディケイドが来てるって聞いてな。
197:SONG所属ディケイド
そういえばあんたらの知ってるディケイドってどんな奴なんだ?
198:名無しのギーツ
様々な並行世界を行き来できるオーロラカーテンの使い手だ。ネオディケイドライバーでクウガからジオウまでの平成ライダー20人に変身できる。写真を撮るのが趣味だが撮るのは超下手だ。いいのが撮れるのは100枚に1枚くらいの割合。
199:SONG所属ディケイド
どんだけ下手糞なんだよ。
200:シンフォギアディエンド
まさかのただ単に下手という。
201:ありふれバッファ
…なあ、ギーツ。お前がシーカーに言ってたあれ、本当にあの天災兎を殺す気なのか?
202:名無しのギーツ
いざとなればそういう選択もする。
203:対魔ライダーゼロワン
確かにあの兎はねえ…。
204:転スラの雇われセイバー
自己中を体現したような人間だしな。死人が出るような行為も平気で行うし。
205:ハイスクールバイス
いるもんだな!人の皮を被った悪魔ってのが!
206:ハイスクールリバイ
こう言うのはあれだけど、科学者ってヤバい思考の人が多いよな。すべてがそうではないとは分かってるけど…
207:ハイラル跡地の雀科学者
確かに、こういう輩がいるから風評被害を受けるし、迷惑極まりない。ちょっと頭いいからって調子に乗るなと言いたい。
208:シンフォギアナーゴ
ところでギーツニキの世界でどんなのなの?人がいないってシーカーニキが言ってたけど…。
209:名無しのギーツ
正確には俺を含めて3人しかいないということだ。かつて人間はたくさんいたが戦争によって人類は滅亡。いや、正確には俺だけがコールドスリープに入らされて地下深くに数百年眠らされたんだ。そして俺が目覚めたときは1人の少女と5体のアンドロイドしかいなかった。
210:シローは元シャドウガーデン
マジかよ。眠ってたら人類滅んでたとか最悪過ぎだろ…。
211:素晴らしい世界の狸
……?
212:転スラの雇われセイバー
そして少女は残っていた受精卵から誕生した人間でギーツの心の支えとなってたんだよな。そして敵側のAIから襲撃されたりして、少女がISによく似たパワードスーツを身に纏ったりとかしたっけな。
213:対魔ライダーゼロワン
あぁ、敵側も対抗する為に人間作ったりとかしてたし、今はその2人と世界を飛び回って生き残ってる人間がいないか探しているんだったよな。
214:ハイスクールリバイ
彼女達がゲームにハマり過ぎた時は無理矢理取り上げて説教してて、まるでオカンみたいになってたなwギーツは。
215:SONG所属ディケイド
エースも色々と苦労したんだな…。
216:名無しのギーツ
まあ、過去はともかく、今でも楽しくやってるよ。
217:シンフォギアディエンド
人間ってのは意外としぶといからね。きっとどこかの地下で生活してると思うよ。
218:素晴らしい世界の狸
ねえギーツニキ、そのアンドロイドってカーマ三賢者とか呼ばれてない?
219:名無しのギーツ
!!!!何故それを……!?
220:素晴らしい世界の狸
確信した。ギーツニキの世界は遊戯王OCG STORIES 閃刀姫の世界だ。
221:転スラの雇われセイバー
閃刀……、そうだ、彼女たちが纏っていたパワードスーツ、確かそういう名だった。
222:学園都市の梟
あれ?ゼロワンニキ達、その作品知らんかったの?
223:対魔ライダーゼロワン
知らんかった。
224:転スラの雇われセイバー
知らんかった。
225:ハイスクールリバイ
知らんかった。
226:ハイスクールバイス
俺っちも。
227:トータスガッチャード
_( ┐ノε:)ノズコー
228:輝きのレジェンド
お取込み中失礼する。
229:ペンギン提督:好感度-100
なんかすごい派手なコテハンの人が来たぞ…。
230:名無しのギーツ
レジェンド!レジェンドじゃないか!
231:輝きのレジェンド
お初にお目にかかるここのスレ民達。我が名はジャスティン・クォーツ。またの名を仮面ライダーレジェンド!
232:SONG所属ディケイド
…蒼汰、なんかこいつに俺のお株を持っていかれそうな気がする。
233:シンフォギアディエンド
奇遇だね、僕もそう思ったところだ。
234:素晴らしい世界の狸
まあレジェンドって、ディケイドとディエンドのいいとこ取りみたいなライダーだし…。
235:輝きのレジェンド
ギーツ、緊急事態だ。君の世界のカーマの街がギャングライダーズの襲撃を受けている。
【● LIVE】
236:対魔ライダーゼロワン
王蛇にアーク、コーカサスにブラーリだと!?あとなんかデザイアドライバーを装備したトラとクロヒョウ、ハリネズミのライダーがいる…!
237:名無しのギーツ
ガルン、ランサー、トゲッチだ…!レイ…!ロゼ…!レジェンド!
238:輝きのレジェンド
オーロラカーテンシステム、起動!
To be continued...
コテハン紹介
輝きのレジェンド
本名:ジャスティン・クォーツ
転生先:不明
仮面ライダーレジェンドに変身する派手な男。何故かこいつだけコテハンまで派手である。オーロラカーテンシステムを管理しており、ギーツニキ達を必要状況に応じて様々な並行世界へ飛ばすが、そのシステムは複数人で転移すると一人一人がランダムな場所に降り立つという欠点がある。好きな言葉は"磨けば光る"
遂に判明しました。ギーツニキの世界、そしてシーカーニキの破滅願望、さらにギャングライダーズの襲撃…!盛りすぎましたねえ(汗)。次回でゲスト登場編は最終回の予定です。ちなみにギーツニキの世界に関しては結構迷いました。リーダーですから辛いことを乗り越えてる感を出すためにハードな世界にしようとしてたんですが、過去のアイデア募集を見て、一度使われなかったアイデアを掘り返して、ギーツに置き換える形で採用しました。もしそれがなかったらSCPの世界にしようとしてました(苦笑)。では次回をお楽しみに!