仮面ライダーギーツ アナザーワールドジェネレーションズ   作:Naniro

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めっちゃ遅れました。頭の中では構想はすでに出来上がってるんですが、どうも最近寝落ちとか酷いんです。それと最近フォントの様子がおかしいかもです。


英霊を狙うもの

「どうだ?アスクレピオス、彼女の容態は?」

 

キャッスルドランの一室でコウヘイは医者のサーヴァント、ギリシャ神話の名医、アスクレピオスにララの容態を診てもらっていた。目立った外傷はないとはいえ、念には念をという意味だ。

 

「魔術によって眠っているだけだ。かなり眠りが深い。目覚めるのに時間有するくらいで特に問題はないな。つまらん」

キャスター アスクレピオス

 

「ちょっ…!」

 

アスクレピオスの発言にショータがつまらんはないだろと文句を言おうとするが、コウヘイが制止する。

 

「ショータ、気持ちは分かるがアスクレピオスはそういうやつだ。だが患者を見捨てるようなことは絶対にしないというのは断言できる。性格を除けばだが……」

 

ショータはやや納得がいかない様子だったが大人しく引き下がる。するとゼクトルがアスクレピオスに注射器を差し出した。

 

「アスクレピオス、奴らの1人がこいつを落としていった。例のあの薬品だ。是非役立ててくれ」

 

「ほう、これは貴重なサンプルだ。研究しがいがある」

 

アスクレピオスは注射器を受け取ると試験管に移し替え、研究を始めた。すると、ワタルが入ってくる。

 

「コウヘイさん、客人です」

 

「え?俺に?」

 

コウヘイが疑問に思っているとドアが勢いよく開けられ、そこから1人の女性が飛び出してきた。

 

「ますたぁ~!!」

 

その女性はコウヘイに向かって飛び付こうとしたが、コウヘイはそれを避け、女性は壁に激突する。

 

「ふんぎゃっ!?」

 

「はぁ~……全く、どこにいてもお前は俺の場所を突き止めてくるな、清姫」

 

「うぅ…、避けるなんて酷いです……」

バーサーカー 清姫

 

「この前、お前がコウヘイに飛びついた衝撃でコウヘイが怪我をしたのを忘れたのか?」

 

ソーゴが清姫にかつて彼女が飛びついたことでコウヘイが怪我をしたことを指摘すると、清姫は言葉をつまらせる。

 

「うっ…、こ、今回は怪我をなされないよう、控えめにしてきたので…」

 

「控えめにすればいいってもんじゃねえだろ!!全く毎回ストーカーばかりやって…」

 

「ストーカーだなんて人聞きの悪い、隠密的にすら見える献身的な後方警備です」

 

「それをストーカーっていうんですよ」

 

「隠密的にすら見える献身的な後方警備とか、何言っとんじゃお主は」

 

清姫の隠密的にすら見える献身的な後方警備というパワーワードに信長と沖田が突っ込んだ。するとコウヘイが清姫に話しかける。

 

「なあ、清姫、どうやってここに来たんだ?レジスタンスにいた筈じゃ…」

 

「割れた空間に飛び込んできました」

 

「危ねえことするな!?」

 

「ますたぁの為ならこの清姫、例え火の中、水の中だろうとお供いたします!」

 

唐突にやってきた清姫にソーゴ達は困惑しつつも、作戦に引き入れることにした。

 

 

S.O.N.Gと錬金術協会との共同捜索決行日、場所はキャッスルドラン内にて、ソーゴ達はアダムと弦十郎達に急にやってきた清姫について報告していた。

 

「というわけで、この清姫も加わることになった」

 

「英雄や偉人だけじゃなく妖怪まで…、あなた達は何者なのよ……」

 

了子はフィーネとして生きた時代よりも初めてのことが多すぎて思わず頭を抱える。

 

(今思ったんだが、アルテミスに声似てるような気がするな……)

 

(あの人、シノンと声似てる気がする…)

 

(あの櫻井了子とかという人物、モードレッドと声が似ている気がするのは気のせいだろうか?)

 

オリオン、永夢威、アルトリアは了子の声がそれぞれ知っている人の声に似ているという違和感を抱いていた。

 

「……まあ、今回の共同作戦に支障が出ないならまあいいだろう。では気を取り直して、これより、S.O.N.G、錬金術協会、デザイア、平成ジェネレーションズWORLDの共同作戦を開始する。内容はこの地に迷い込んでしまった異界の人々の保護が主な目的だ。各チームに分かれて手分けして異界の人々を保護してほしい。異界の人々は魔力というものを持っており、それを探知できる道具を量産してもらった。*1それで一般人と見分けがつくようになっている。これからそれを配る」

 

S.O.N.G、錬金術協会、デザイア、平ジェネWORLDは複数のチームに小分けし、一部の指揮に優れた人物等がキャッスルドランに残ることになった。

 

「では作戦開始!」

 

こうして、かなり規模が大きい共同作戦が開始された。

 

 

一部抜粋チーム

優斗、ソーゴ、響、大輝、セイジSide

 

「さっきのあのダイレクトメールは一体なんだったんだろうな?」

 

ふと、優斗がそう呟く。実はキャッスルドランに集まる前にエースの元に謎のダイレクトメールが届いたのだ。そのメールはギャングライダーズの情報を提供し、そのおかげでエース達は先手を打つこともできたこともあったのだという。

 

「"偉人系のサーヴァントを1人きりにするな、ダークゴーストが狙っている"…か。確かにダークゴーストは偉人達を 眼魂に変えて凄まじい力を得たこともあったな。でも今回はただ単に本能のままに破壊の限りを尽くすという……。快斗は今どうしてる?蒼汰から聞いた話じゃ、ユーフォーエックスと協力してギャングライダーズのアジトを荒らしていったと聞いてるが…」

 

「彼の過去については知ってるよね?実はギャングライダーズにベロバがいたんだけど、そいつが女性権利団体の首領でさ、IS操縦者達を指揮って街を襲ったらしい。それでギャングライダーズと決別して、ダークゴーストのタガを外していったんだと。多分だが、空間割れはダークゴーストの仕業だろうな…」

 

優斗とソーゴがそんな話をしているよそに響は何の話なのか気になっていたが、大輝とセイジが気にしなくていいと伝えた。すると探知機が反応し、光の帯が前に伸びた。

 

「この先に誰かいる…。いこう」

 

光の帯が指し示す方向を進んでいくと、何やら騒がしくなってきた。金属の音や爆発音、殴ったような鈍い音までしてくる。どうやら戦闘が起きているようだった。ソーゴ達は足を早め、その場所に向かうと複数のシャドウサーヴァントがおり、槍を持った紫髪の女性と大砲を持った男が戦っており、後方では旗を持った女性と杖を持った女性が人々を守っていた。

 

「いた!レジスタンスの人達とサーヴァントだ!加勢するぞ!」

 

「よし、やるか」

 

ジオウ!

 

SET

 

「「「変身!」」」

 

ライダーターイム!

 

仮面ライダージオウ!

 

KAMEN RIDE DECADE

 

NINJA

 

タカ!トラ!バッタ!

 

バ!バ!

 

Balwisyall Nescell gungnir tron

 

ソーゴはジオウに、優斗はディケイドに、大輝はオーズ タトバコンボに、セイジはグルービー ニンジャフォームに変身し、響はガングニールのギアを纏って加勢し、サーヴァントに加勢した。

 

フィニッシュタイム!

 

タイムブレーク!

 

FINAL ATTACK RIDE DE-DE-DE-DECADE

 

NINJA STRIKE

 

スキャニングチャージ!

 

ドォオオオオオオン!!

 

ジオウ達が加勢したことで形成は逆転し、シャドウサーヴァントはあっという間に全滅した。すると人々が騒ぎ出した。

 

「仮面ライダー!仮面ライダーが来てくれたぞ!」

 

「しかもソーゴさんが自ら出向いてくれるとは!」

 

「でも、なんか見慣れないやつもいるぞ?」

 

人々は助けに来てくれた安心感と見慣れない人物達に困惑する。すると杖を持った女性が駆け寄ってきた。

 

「やあ!ソーゴ君じゃないか!わざわざ来てくれてご苦労だね!もしかして、ツナギ君も来てるのかい?」

 

「あぁ、コウヘイも来てるよ、別行動中だけど。レジスタンスの人達は大丈夫か?ダ・ヴィンチちゃん」

 

「今のところは大丈夫だね」

 

「……ん?ダ・ヴィンチ?」

 

優斗はソーゴが言ったダ・ヴィンチという言葉に疑問を持った。

 

「お、おいソーゴ、ダ・ヴィンチって、あのレオナルド・ダ・ヴィンチなのか?どっちかっていうとモナリザじゃないか!?」

 

「ん?見慣れない顔だね、君は誰なのかな?」

 

「待って待って、今から説明するから」

 

ソーゴは事情を話し、優斗達と行動を共にしていたことを説明した。

 

「なるほどね、そういうことだったのか。じゃあ改めて自己紹介といこうか。私はレオナルド・ダ・ヴィンチ。気軽にダ・ヴィンチちゃんと読んでくれたまえ」

キャスター レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

「…俺の知るレオナルド・ダ・ヴィンチは男性だと思ったんだが…」

 

「確かに生前は君達の知るあの姿だったよ。だが私は美の追求者だからね、せっかくだから自分が最も美しいと思う姿になったわけさ」

 

「へ、へぇ…」

 

「「「……」」」(;・∀・)

 

ダ・ヴィンチはドヤ顔をしながら胸を張り、ソーゴ以外の人物達が困惑する。すると他のサーヴァント達も集まってくる。

 

「ふむ、マスターやソーゴから話は聞いていたが多種多様な仮面ライダーがいるな」

 

「えっと…あなた達は?」

 

「む?あぁ、自己紹介が遅れたな。私は影の国よりまかり越した。スカサハだ」

ランサー スカサハ

 

「俺はアーチャー、ナポレオン・ボナパルトだ。よろしくな!」

アーチャー ナポレオン

 

「私はジャンヌ・ダルクです。先程の加勢、感謝します」

ルーラー ジャンヌ・ダルク

 

「フランスの皇帝ナポレオンに英雄ジャンヌ・ダルクかよ…!」

 

「スカサハといえば、ケルト神話の影の国の女王であのクー・フーリンの師匠じゃないか!」

 

「私達だけじゃない。もう2人いるよ」

 

ダ・ヴィンチがそう言うと人々の中から壮年の男と青髪の少年が姿を現した。

 

「アンデルセン!シェイクスピア!君達もいたのか!」

 

「あぁ、単なる作家の俺に戦闘力はないからな。隠れさせてもらっていた」

 

「実に面白いものを見せてもらいましたぞ」

 

優斗は作家とアンデルセンとシェイクスピアという名前にハッとする。

 

「まさか、童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンに劇作家のウィリアム・シェイクスピアなのか!?(というか、なんでアンデルセンは子供?)」

 

「ほう?俺のことを知っているのか」

キャスター ハンス・クリスチャン・アンデルセン

 

「吾輩をご存知でしたか」

キャスター ウィリアム・シェイクスピア

 

すると響が優斗に近づき、耳打ちする。

 

「あの、優斗さん、あのお2人も有名なんですか?」

 

「知らんのか響?シェイクスピアはあのロミオとジュリエットの作者でアンデルセンはマッチ売りの少女や人魚姫の作者だぞ」

 

「えっ!?そうなんですか!?」

 

響はロミオとジュリエットやマッチ売りの少女は知っていたため、その原作者が目の前にいることに驚いた。ソーゴは弦十郎達に通信でその事を報告する。すると優斗は大輝に近づいた。

 

「大輝、お前から複数の気配がする。もしかして、グリードがいるのか?」

 

優斗の指摘に大輝は驚いた表情をする。そして一息つくと話し出した。

 

「気付きましたか、お察しの通り、グリードはここにいますよ」

 

大輝はそう言うと、タカ、ライオン、クワガタ、シャチ、サイのコアメダルを取り出した。

 

「コアメダルの状態なのか、こいつらは悪巧みとか考えてないのか?」

 

「大丈夫です。こいつらは別に悪さとかしないんで」

 

「そうか、ならいい。あぁ、あともう1つあるんだが…」

 

「なんですか?」

 

「お前、中に紫の恐竜メダル入ってるだろ」

 

「……っ!?」

 

「なんだと!?」

 

報告を終えたソーゴがそれを聞いて大輝に詰め寄る。

 

「何故それを黙ってたんだ!あのメダルはとんでもない代物だって分かってるだろ!?」

 

「い、いや、隠してたわけじゃないんだよ…!恐竜メダルがあまりにも大人しいからつい存在を忘れてて…」

 

「だとしてもだろ!」

 

ソーゴが大輝を問いつめ、優斗は今度はセイジに向き直る。

 

「お前もなんか隠してるな?」

 

「あ、分かっちゃいます?」

 

「あぁ、お前から灰のようなものが漏れ出たからな」

 

「鋭いですね、お察しの通り、俺にはイマジンが憑いてますよ。おい、ちょっと出てこい」

 

セイジがそう言うと、彼の体から灰が漏れ出てそれが実体化し、デフォルメされたブタ型のイマジンが姿を現した。

 

「…なんだこいつ?どっかで見たことあるぞ。確かクレヨンしんちゃんに出てたやつか?全身灰色だが……」

 

「そうですよ、いつの間にか俺に憑いててモモタロスが感知してようやく気付いたんですよ」

 

「モモタロス…電王がいるのか?」

 

「いたみたいなんすけど、ちょっと今はわけありで……」

 

「そうか……。ところでこのイマジンはなんなんだ?」

 

「モモタロス達曰く、伝説のイマジンらしいっすよ」

 

「伝説?こいつが?」

 

するとその伝説のイマジンがカンペを出した。

 

【私はぶりぶりざえもんだ。私の契約者がそう呼んだからそう名乗ることにした】

 

(そうだ、確かそんな名だったな、こいつは)

 

 

蒼汰、コウヘイ、マシュ、マリア、セレナ、ソロモSide

 

「伝説のイマジン?あぁ、そいつは実際に登場したことがあるよ」

 

『……マジか?』

 

優斗は蒼汰と連絡を取り、状況を報告するついでに例の伝説のイマジンことぶりぶりざえもんについて聞いていた。

 

「クレヨンしんちゃんと電王はコラボしたことがあるんだよ。しんちゃんのアニメに電王のキャラ達が登場してその時にぶりぶりざえもんの姿をした伝説のイマジンが登場したのさ。モモタロスによれば、色々と素性が分からないから伝説なんだそうな」

 

『へぇ…』

 

(あいつ、簡単に裏切ったりして!)

 

ぶりぶりざえもんの元の性格上、簡単に裏切るかもしれないと言い出すバイス。すると、コウヘイが足を止めた。

 

「コウヘイさん?どうかしましたか?」

 

セレナが聞くと、コウヘイはある方向をじっと見つめていた。その視線の先には1人の男がニヤニヤしながら薄い本を読んでいた。

 

「あの人は……」

 

「全く、あの野郎は……」

 

コウヘイは男に近づき、声をかける。

 

「こんなところで本読む余裕があるとは、随分とお気楽だな」

 

「む?おぉ!マスター!それにマシュちゃんまで!拙者を迎えにきてくれるとは、嬉しいですぞ!」

 

男はコウヘイを見て、大喜びする。すると今度は近くにいるマリアとセレナを見据える。

 

「う……美しい!なんという美しさ!あまりの美しさに拙者どうにかなっちゃいそう!!」

 

「なんなのこの人…」

 

「……(汗)」

 

男の振る舞いにはマリアは引き、セレナは苦笑いをする。

 

「おぉっと!自己紹介が遅れましたな、拙者はエドワード・ティーチ!人は拙者を黒髭と恐れる!」

ライダー エドワード・ティーチ(黒髭)

 

「黒髭…!あの海賊の黒髭なの…!?」

 

「黒髭…、あぁ、あの有名な玩具ですね」

 

「なんで拙者ってあの玩具と一緒にされるのかいまいち納得いかないんですけど……」

 

黒髭は玩具の方の黒髭が有名なことに不満に思っていた。すると今度は2人の女性の声がした。

 

「あ!マスターだ!」

 

「本当ですわ!」

 

その声に振り向くと、マスケット銃を持った背の高い女性とカトラスを持った小柄な女性がいた。

 

「アンさん!メアリーさんも!」

 

「今度は誰なの?」

 

「アンとメアリー、伝説の2人組女海賊、アン・ボニーとメアリー・リードだね」

 

2人組の女海賊、アンとメアリーは黒髭がいることに気付く。

 

「あ、黒髭だ」

 

「あら、周囲の様子を見てくると言っておきながら、こんな所で油売ってましたの?」

ライダー アン・ボニー&メアリー・リード

 

アンがそう指摘するとコウヘイが説明する。

 

「こいつは俺達が見つけた時は呑気に薄い本なんか読んでたからな。まさかのサボりか」

 

「ちょっとマスター!?拙者も最初はちゃんとやってたんですぞ!?でも途中にあった駿○屋でいいもの見つけちゃったんでちょっと休憩してたらマスターが来たという感じになっちゃったんですぞ!」

 

「本当かどうか怪しいね」

 

「そうですわね、取り敢えずナイチンゲールさんに伝えておきましょうか」

 

「ちょっとちょっとアンちゃんにメアリーちゃん!?あの看護婦長だけは勘弁して!お願い!靴舐めてあげるからさあ!」

 

黒髭は上目遣いで目を麗せながらアンとメアリーにお願いするが、当の本人達は顔をしかめてドン引きしていた。コウヘイはそんな黒髭を退かしてアンとメアリーに話しかける。

 

「アン、メアリー、ナイチンゲールがどうとか言ったな?他のサーヴァントやレジスタンスの人々もいるのか?」

 

「うん、ナイチンゲールは傷ついた兵士を手当てしてる。ブーディカと忍者の小太郎と段蔵が周囲を探索してる」

 

「もしかして、ナイチンゲールは今1人で患者の手当てをしているのか?」

 

「そうなりますわね、なにか問題でも?」

 

「……早く合流するぞ。単独はヤツの格好の的になるらしいからな」

 

 

レジスタンスの人々が見守る中、1人の女性が傷ついた兵士の応急措置をしていた。彼女の名はフローレンス・ナイチンゲール。クリミア戦争で清潔な衛生と正しい看護を徹底し、多くの兵士を救った看護師で、クリミアの天使と呼ばれた人物である。

 

「うぐぅ……看護婦長…すまない…」

 

「目の前の患者を救う、それが私の使命です。大人しくしなさい、出血が悪化します」

バーサーカー ナイチンゲール

 

(応急措置は施しましたが、場所が悪い。どこか安静にできる場所があれば……)

 

ナイチンゲールはそう思っていると、突如空間が割れ、中から禍々しい腕が出てきてナイチンゲールを捕らえようとする。

 

「治療の邪魔をしないでください」

 

ナイチンゲールは即座に銃を抜くと腕に向かって発砲する。禍々しい腕は撃たれて一瞬怯むが、ナイチンゲールを捕らえよう伸ばしてくる。

 

ATTACK RIDE BLAST

 

腕は再び銃撃され、腕は大きく怯んだ。ナイチンゲールは振り向くと、そこにはネオディケイド、ディエンド、リバイ、バイス、ギアを纏ったマリアとセレナ、アンとメアリー、黒髭がいた。

 

「あなたは、マスター!」

 

「ナイチンゲール!話は後だ!こいつは規格外のヤバい奴だ!」

 

すると禍々しい腕は不利と見たのか空間割れの中に退去すると、穴を塞いだ。

 

「逃げたか…!」

 

腕が退去したと同時に3人のサーヴァントがやってきた。2人は男女の忍者でもう1人は剣と盾を持った女性だった。

 

「ナイチンゲール殿!あ、主殿!?来てくれましたか!」

アサシン 風魔小太郎

 

「マスター、騒ぎがあって戻ったのですが、今のはいったい……」

アサシン 加藤段蔵

 

「一瞬しか見えなかったけど、レジスタンスで見たあの空間割れから腕が伸びてた…。何が起きてるの…?」

ライダー ブーディカ

 

騒ぎを聞きつけて探索から戻った小太郎、段蔵、ブーディカは先程の光景を一瞬しか見ていないため、よくわからなかった。ネオディケイドはすぐさま通信で他のメンバー達に先程起きたことを伝え、気をつけるよう忠告した。

 

 

一方、ネオディケイドからの通信を聞いたソーゴ達はレジスタンスの人々に状況を伝えていた。すると、先程の禍々しい腕が忍び寄り、一番近くにいるシェイクスピアの足を掴んだ。

 

「ぐわあああああああ!?」

 

シェイクスピアは驚きの声を上げ、全員が振り向くと、禍々しい腕に足を掴まれたシェイクスピアが空間割れの中に引きずり込まれようとしていた。

 

「シェイクスピア!」

 

咄嗟にソーゴと優斗がジカンギレードとライドブッカーで銃撃し、シェイクスピアは腕から逃れた。

 

「大丈夫か!?」

 

「おぉ、感謝しますぞ!」

 

すると空間割れから黒い煙のようなものが吹き出て、徐々に人の形を作っていく。

 

アーイ!

 

バッチリミナー!

 

カイガン!ダークライダー!

 

闇の力!悪い奴ら!

 

「早速現れたか!ダークゴースト!」

 

空間割れから現れたのは仮面ライダーダークゴースト。ダークゴーストはナポレオン、ジャンヌ、ダ・ヴィンチ、アンデルセン、シェイクスピアを見据えるとガンガンセイバーを取り出す。

 

「英霊達には指1本触れさせるか!」

 

鎧武!

 

アーマーターイム!

 

ソイヤ!鎧武!

 

ソーゴはジオウ 鎧武アーマーとなり、大橙丸の二刀流で斬りかかる。ダークゴーストは赤いアイコンを取り出すと、ゴーストドライバーに装填する。

 

アーイ!

 

バッチリミナー!

 

カイガン!ムサシ!

 

決闘!ズバッと!超剣豪!

 

ダークゴーストはムサシゴーストアイコンでムサシ魂となり、ガンガンセイバーを二刀流モードにしてジオウの剣とぶつかる。

 

「ムサシ魂ということは…、まさかとは思うが…」

 

「あぁ、()()はアイコンにされている可能性が高いだろうな」

 

(ん?彼女?)

 

ジオウの言葉に違和感を感じる優斗だったが、それは後回しにすることにして、デザイアドライバーを装着する。

 

「今からXギーツになるから勘違いしないでくれよ!」

 

「もう分かってるから!」

 

SET

 

「変身!」

 

BOOST MarkX

 

優斗はXギーツ ブーストマークXとなってダークゴーストに拳を叩き込む。

 

ドゴォ!

 

カイガン!ベンケイ!

 

アニキ!ムキムキ!仁王立ち!

 

「なんだと!?」

 

「まさか弁慶まで…!」

 

なんとダークゴーストはベンケイ魂にフォームチェンジし、Xギーツのブーストを乗せたパンチを正面から受けてもびくともしなかったのだ。それと同時にダークゴーストから不穏なオーラを感じとる。

 

「なんだこれは…、これは…恨み?これほどまでの恨みは見たことがない…!規格外過ぎる…!」

 

ダークゴーストのオーラに不快になるXギーツ。するとダークゴーストはガンガンセイバーをハンマーモードに変えて、Xギーツに向かって振り回す。

 

ドゴン!

 

「ぐっ…!」

 

「優斗さん!」

 

Xギーツはガードを取ったが、思っていたよりも威力が高く、吹っ飛ばされてしまう。

 

「どうやら行方不明になった英霊達はこいつにアイコンに変えられているようだな……」

 

ジオウがふとダークゴーストのゴーストドライバーの横を見ると、そこにはロビンフッド、ビリー・ザ・キッド、リョウマのゴーストアイコンがあった。

 

(ん?エジソンがない?)

 

行方不明になっていたサーヴァント、武蔵、エジソン、弁慶、ロビンフッド、ビリー、龍馬*2の内、エジソンだけがないことに気付く。何故エジソンだけがないのか気になっていると、ダークゴーストに光線が当たる。

 

ドォオオオオン!

 

「な、なんだ?」

 

突然のことにジオウが困惑しているとダークゴーストの後ろから、何者かがハンマーを振り下ろそうとしていた。

 

「オラァ!!」

 

GIGANT HAMMER

 

「あれは…!!」

 

「シーカー!!」

 

現れたのは仮面ライダーシーカー。ジオウ達には目もくれず、ダークゴーストに攻撃する。

 

「グゥウウウウウ…!!」

 

ダークゴーストは不気味な呻き声を上げると、再び空間を割って撤退していった。シーカーはその場から去ろうとすると、グルービーが声をかける。

 

「おーい!シーカー!俺だ!」

 

シーカーはグルービーの声に振り向いたが、すぐにその場を去ろうとする。

 

「おい快斗、ちょっと待て。おっと、攻撃するなよ?俺はギャングライダーズのXギーツじゃない。神風優斗だ。覚えているか?」

 

「……」(頷く)

 

シーカーを呼び止めたのは優斗が変身したXギーツだった。シーカーは静かに頷き、覚えていると伝えた。

 

「お前のことはエースから聞いた。先ずは1発殴らせろ!!」

 

ドゴォ!

 

「……っ!!」

 

Xギーツはシーカーに拳を叩き込んだ。シーカーは咄嗟に身構えたが、少し後ろに飛ばされた。

 

「今のを受けてそれで済むとはな……」

 

「ちょっ…!優斗さん!いきなり何してんすか!?」

 

「少し黙ってろセイジ。……お前、何を思ってあのような行動をした?」

 

「……」

 

Xギーツはシーカーに何故ギャングライダーズのところにいったのか問い詰めるがシーカーは無言のままだった。すると、ゲートが出現し、中からエースが現れる。*3

 

「ようやく会えたなシーカー。ほら、帰るぞ」

 

「……」

 

エースはシーカーをデザイアに戻そうとするが、シーカーは微動だにしない。

 

「シーカー、1ついいか?」

 

「……?」

 

「お前なんだろ?ギャングライダーズの情報を送っていたのは」

 

「「「!?」」」

 

エースの言葉に一同が驚く。それはシーカー本人もそうだった。

*1
ウィザードニキ「コピーリングに無駄に魔力を消費しちゃったよ…」

*2
それとお竜さん

*3
※ワープテラの能力です




グルービーニキこと、セイジに憑いてる伝説のイマジン、ぶりぶりざえもんが喋らないのはしんちゃんと電王コラボでそうだったからです。また、姿は実体化していますが、全身が灰色をしています。
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